みなみ推しのF(妄ツイ)
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1 千葉魂の中で1番目つきが鋭く威圧的なメンバーがいる。 ？？「おい。見てんじゃねーよ。」 男1「ひぃ…。」 周囲を寄せ付けない独特の雰囲気が彼女にはある。
2023-11-20 17:00:36
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2 中西アルノ。千葉魂の幹部補佐。 超攻撃的でとにかく喧嘩っ早い。鋭い目つきで敵も多く作るが、どんな売られた喧嘩も買うのが彼女の流儀だ。
2023-11-20 17:00:51
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3 アルノは札付きのワル。 中学時代から地元では有名なヤンキーで悪さばっかりしてきていた。 中学時代から夜遊びなんて当たり前。夜の街に繰り出しては…。 中西「ねぇ、お兄さん。私、JCだよ？楽しいことしない？」 男1「え？中学生！？」 中西「あんまり大きい声出さないで。」
2023-11-20 17:01:05
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4 偽りの猫撫で声で相手を油断させると…。 男1「ホントにいいの？」 中西「うん。」 男1「じゃあ…。」 中西「あ、でもその前に、シャワー浴びてきて？」 男1「うん。分かった。」 男を浴室に追いやり…。
2023-11-20 17:01:15
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5 中西「意外と持ってるじゃん。毎度あり。」 男の財布からお金を抜き取ってホテルを出る。これが彼女の常套手段だった。 悪名が立つ頃にはアルノは別の街に繰り出し、なかなかシッポを掴ませないずる賢さもあった。
2023-11-20 17:01:25
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6 しかし、大人たちが許すはずもなく…。 男1「アルノちゃ〜ん。」 中西「あ？」 男1「この前はどうも。」 中西「……。」 男1「…お金、返してもらおうか。」 中西「は？もう使ったよ。」 男1「ふーん。そっか。じゃあ、体で払ってもらおうかなー。」
2023-11-20 17:01:35
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7 中西「触んじゃねーよ。」 男1「おー、怖っ。でも楽しみだな〜。これだけ反抗的な子が堕ちる瞬間が見れるなんて。」 中西「マジでうっせ…。👊」 男1「…ガキがほざいてんじゃねぇぞ。来い。」 さっきとは比べ物にならない力の強さで連れられていくアルノ。
2023-11-20 17:01:48
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8 ホテルまで連れられるとその後は…。 男1「あぁ、きもちぃ…。」 中西「や、やめろ…。」 男1「やめるわけねぇだろ。JCとヤレるなんて最高だわ〜。」 中西「や、やめて…。😢」 男1「泣いて逃げれるならここまでのことやらねぇよ。」
2023-11-20 17:02:04
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9 男は犯し続けた後、アルノを捨ててホテルを出ていった。 その後、アルノは人目を憚らず泣いた。アルノは物心ついてから初めて人前で涙を見せた。 そんな時だった。 ？？「大丈夫？」 聞こえたのは男の声だった。怖くて逃げたくても足が動かない。
2023-11-20 17:02:17
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10 中西「ごめんなさい！もうしません！ごめんなさい…。」 ？？「ちょ、ちょっと！？別に僕怒ってないよ？」 中西「えっ…？」 顔を上げると同年代の少年が自分の顔を見ていた。これが〇〇との初対面だった。その時の優しそうな顔をアルノは今でも覚えている。
2023-11-20 17:02:30
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11 〇〇「どうしたの？」 アルノは正直に何があったかを話した。〇〇は驚きながらも最後まで話を聞いてくれた。 〇〇「そんなことが…。」 中西「全部私が悪いんだよ。」 〇〇「そんなことないよ。」 中西「え？」 〇〇「もちろんお金を取ったりしたことは悪い。自分がされたら怒るでしょ？」
2023-11-20 17:02:45
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12 中西「うん…。」 〇〇「でも今日君が怖い思いをしたことについては、同い年の僕からしても怖いことだと思うから。責められないよ。」 中西「…ありがとう。」 〇〇「怖かったね。」 〇〇はアルノを抱きしめた。アルノは〇〇の胸の中で思いっきり泣いた。
2023-11-20 17:02:57
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13 アルノも落ち着いたところでおとなしく家に帰ることにした。 中西「〇〇、優しいんだな。」 〇〇「優しいっていうか、泣いてたから単純に心配で。」 中西「はぁ、泣いてんの見られちゃったか。だせぇな。」 〇〇「ま、アルノがここまでやってきた悪行には驚いたけど。」
2023-11-20 17:03:13
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14 中西「それは…ごめん。」 〇〇「フフ。可愛いところもあるじゃん。」 中西「えっ？」 〇〇「あ、照れた？」 中西「て、てめぇ！あんまり舐めてると…。」 〇〇「ん？」 中西「な、なんでもねぇよ。」 〇〇「そっか。」
2023-11-20 17:03:23
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15 以来アルノは密かに〇〇に思いを寄せ、会った時に〇〇が話していた志望校に必死になって合格したのだった。 入学式の日。アルノは必死に〇〇を探した。すると…。 女1「あれ？中西じゃね？」 中西「ん？」 女2「うわ、ホントだ。」 中学時代に喧嘩したことのある2人に声をかけられた。
2023-11-20 17:03:36
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16 高校からは真っ当に生きて〇〇に見てもらえる女性になろうと思った矢先だった。 女1「入学式の日から悪いけどさ、目障りだから消えてくんない？」 女2「あれ？言い返してこないの？」 中西「喧嘩はもうしねぇからよ。」 女1「え？まさか高校デビュー的な？お前には無理だよ。」
2023-11-20 17:03:48
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17 女2「お前が来ないなら遠慮なくやっちゃう？」 女1「だな。」 ？？「見苦しいなぁ。」 女1「あ？誰だお前。」 ？？「お前、千葉魂を知らずにこの高校に入ってきたのか。」 女2「何この服。ダサ。」 ？？「2対1でいじめてる方がダサくないか？」
2023-11-20 17:04:00
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18 女1「うるせぇ。てめぇ！！👊」 ？？「こんな弱々しいパンチ、うちらには通用しないよ。」 千葉魂を名乗った女性はあっという間に2人を蹴散らした。 女1「てめぇ、覚えてろよ…。」 ？？「いつでも相手してやるよ。」
2023-11-20 17:04:09
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19 今は卒業した千葉魂の先輩の影響もあり、結局ヤンキーのままになったアルノ。ただ〇〇への思いはあの日以来変わっていない。 〇〇「お、アルノちゃんじゃん。」 中西「お、おう…。」 好きな人の前での不器用さは相変わらずだが…。 つづく…。
2023-11-20 17:04:22