なむなむとマッハくんがボロボロになって戦ったこと「ではなく」子供たちの声援がトリガーになるの、悪くはない、悪くはないんだけどやっぱちょっとずれてるよね…
2021-07-25 08:32:00最後の一押しってなら分かるんだけど、トップは自分のためになむなむとマッハくんがボロボロになっても戦っているのを「理解できない」と言ったし、それが解決される描写って(少なくとも9話では)ないし、これですっぱりダークとの縁を切るわけでもなく、まだスパイとして動こうとするのよね
2021-07-25 08:34:30ありがちなシナリオとしては、 実はスパイ→スパイしてるうちにシルキャスが好きになる→でもダークに命を握られてる→なむを殺そうする→自分を助けようとするなむを殺すことに葛藤→子供たちの声援→なむなむを助ける→真のシルキャスの仲間になる だと思うんだけど、9話ちょっとずれてんのよね
2021-07-25 08:39:48シルキャスがある程度好きになったのも事実、なむとマッハくんにある程度心を動かされたのも事実ではあるんだけど、それってあくまで「ある程度」なのよね 別にシルキャスを裏切っていること自体に葛藤を抱いているわけではないのよ
2021-07-25 08:42:23ボロボロになりながら自分を助けようとしたなむとマッハくんを見てもダークを完全に裏切るわけじゃなく、その一件があった後もあくまでスパイのままでいようとするし、別にそこに葛藤があるわけでもない
2021-07-25 08:44:09「ダークに例のシステム(名前忘れた)仕込まれていて従わざるを得ない」という制約はアクセントの要素としてはあるけど、「それさえなければトップはシルキャスに寝返る」ほどの要素かというと、少なくとも9話の描写ではかなり微妙だと思うんよ
2021-07-25 08:46:03しかも、ダークにしてみればなむなむを破壊する千載一遇の好機を邪魔されたわけで、これってかなり明白な背反行為だから、普通ならもうダークには戻れないと考えるところを、そこもトップは理解してない
2021-07-25 08:48:44シルキャスがラフプレーに怒るのも分からない、ダークが一生懸命がんばる自分を怒るのも分からない、これが登場時から感じていたトップへの違和感の源だったのか…
2021-07-25 08:49:57トップの怖いところは、8話でリュウケとオーナーの絆に涙したのも、なんなら工場を止めようとしたのも、子供たちと仲良くしてるのも、全部本心なところなんだよな…そういう優しい心根とシルキャスへの裏切り行為がナチュラルに並立してるんだよ…
2021-07-25 08:55:03リュウケのことを傷つけたことについても多分トップは自責の念みたいなのはなくて、でも8話のラストには涙してて、いやお前が原因やろ!というツッコミどころな訳ですが、あれがトップの本質なんだよな…
2021-07-25 08:58:41ダークに激詰めされてるトップ、まあダークは悪い奴等なんですが、でもダークがトップに苛立つ理由は皆分かるじゃないですか。ちゃんと仕事しろ!っていう でもトップはそれも分からないんですよね
2021-07-25 09:00:258話の一件も結果オーライだったのでよかったけど、やっぱリュウケファンとしてはリュウケを傷つけたこと自体は許せない訳で…でもトップ、たぶんあの件のこと悪かったとは思ってないし、「結果オーライ」とトップ自身が本気で思ってるし、それを多分口に出してしまうと思うんだよ…
2021-07-25 15:42:49リュウケ自身やシルキャスの面々はまじで仏もびっくりの徳の高さなのでそれでOKにしてしまうけど、それをやっぱり許せねぇ!て人はやっぱいると思うのよ…純粋にバスケをただただ楽しみたかっただけのトップが追いやられてしまうのを見るのは本当に辛いんだが、
2021-07-25 15:47:24だからこそ、7話の衝撃って地味に強くて、シルキャスって本当にすごいなって思ったんだよね…自分には絶対に真似できない器の大きさというか…あのシーンで何の裏表もなく「しょうがねーだろ」と言えるシルキャス、人間できすぎてるよ……
2021-07-25 15:50:36だからこそ、だからこそ、9話が余計辛い所もあるわけだけど…トップは単にダークから命じられたら「内部からの攪乱」を試合で実行するわけだけど、トップ自身は別に「ダークから命じられたから」やってるわけじゃない訳で…それでシルキャスの皆が怒る理由がトップには分からないんだよ…
2021-07-25 15:53:33つまり「スパイとしてのトップ」じゃなくて、トップ自身の存在がシルキャスの一番大切にしているものを傷つけてしまうってわけで…オウンゴールで決勝点になってしまっても笑って済ませたシルキャスも、その点だけはどうしても受け入れられなかったわけじゃん…
2021-07-25 15:55:52もちろん、だからといって放り出すことをしないのがシルキャスだし、そこで「あなたが好き」と明確に言い切れるオーナーさすがオーナーだし、なむとマッハくんはボロボロになっても助けに行ったわけで…いやほんとあそこで助けに行きますって言ってくれたなむとマッハ、本当にありがとう…という気持ち
2021-07-25 15:57:52自分がトップを追放した側に(おそらく)なってしまうだろうというキツさと、逆に自分自身がトップみたいな側面があるだろうなというキツさで 僕も人の心が分からない 生きていくって難しいね…
2021-07-25 16:02:02あれ…なんで私IL観て大ダメージ喰らってるんだろう…でも今現在進行形で職場で起こってる問題と8話からあまりにもオーバーラップしすぎてるし9話はまじで自分のトラウマ抉られてます え、なんなのアニメスタッフなむなむなの
2021-07-25 16:07:36「トップジョ」という名前もさあ…前にロボットの名前は与えられた(期待された)使命や役割からたぶん付けられるんだろうなという話に戻るんだけど…つまりはトップは「楽しませる、喜ばせる」ことを命題として生み出されたわけじゃん…
2021-07-25 16:11:38そういったニンゲンのトップに込めた思いで純粋に、ただただ純粋に、楽しんでいこう、周囲、そして自分の負った使命に忠実に応えた結果が今のトップなのだとしたら、本当にもう世界滅ぼすしかないでしょ
2021-07-25 16:14:51「みんなを喜ばせる」ことを使命として生まれてきたトップにとって、それほど辛いことって無いわけじゃん…まあトップ自信は別に使命感で動いてる訳じゃないからそれは第三者の杞憂っちゃ杞憂なんたけど…でも「皆が笑顔だと嬉しい」ように彼はプログラムされてるわけじゃん…でもそれはトップがトップ
2021-07-25 16:26:47何か特定の目的があるコミュニティにとって、その目的に反する行動を取るモノって必然的に排除されるのよね スポーツチームであれば「試合に勝つこと」が至上命題としてあるわけで、それに貢献できない人はそのコミュニティにはいられない
2021-07-25 16:39:24シルキャスの場合は勝つことよりも大切なことがあるので命題がちょっとずれるんだけど、でもシルキャスにはシルキャスの命題があるから、それが理解できない、あるいはそれに耐えられないヒトは所属できない場所でもある(そのことの是非を語らないのがまたILの別のいいところだけど)
2021-07-25 16:42:35あとは集団(社会)の本質として、コミュニティの安定・維持そのものをどうしても目的化してしまうところがあって(ニンゲンは集団でないと生きられない生き物だから、それに基づいてプログラムされたロボットともある程度同じだと思う)コミュニティを破戒する恐れのある要素を排除しようとする
2021-07-25 16:45:06