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ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 あなたの好きなことは何ですか? ゲーム、サッカー、野球…… 考えれば考えるほど、沢山思いついてしまう。 でも、これだけは絶対外せない。 それは、本を読むこと。

2017-10-13 10:23:31
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 杉山琥珀が入学した学校には、文芸部なるものが存在していた。 他の部活動のポスターに紛れ、地味にそれは貼られている。 これまで運動部しか入ったことがなかったので、思い切って高校では文化部にしてみようかと考えるくらいに、文芸部は琥珀にとって魅力的なものだった。

2017-10-14 21:08:39
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 上級生達による部活動紹介も行われたが、どれも運動部ばかりで文化系クラブは吹奏楽部くらいしか紹介されなかった。 ポスターを見るまで文芸部の存在すら知らなかった。 一度、部室に行ってみようかなと思いつつ、掲示板の前から離れようとしたとき、ふと近くのゴミ箱が目に入った。

2017-10-15 16:23:37
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 ノートが一冊、捨てられている。 至って普通の大学ノート。 少し年季が入っているようだ。 使い古して捨てるにしても、こんな所で捨てるだろうか。 琥珀は疑問に思いながら、それを手に取った。 そして、無意識のうちにページをめくった。

2017-10-16 13:19:34
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 中を見て、琥珀は驚いた。 どうせ数学とかの授業用ノートだろうと思っていたのが、びっしりと文字が羅列されていたからだ。 その手書きの文字の美しさに目を奪われるが、何よりも琥珀の興味をひきつけられたのは、その書かれた内容だった。

2017-10-17 22:16:40
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 それは、授業についてではなく、一つの物語だった。 じっくり読むことはしなかったが、ファンタジーなのは読み取れた。 琥珀は周囲を見渡し、他に誰もいないことが確認できると、鞄の中にそのノートをしまって走り出した。 早く、このノートに書かれた物語を読んでみたかった。

2017-10-18 22:24:32
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 琥珀には気になるクラスメイトがいる。 と言うと、好きな人でもいるかのように聞こえるが違う。 その人物は琥珀と同じく男子である。 入学式のときからずっと、彼は周囲のことなど目にもくれず本を読み続けていた。 気が合いそうな気がして、琥珀は彼に話しかけようとしたのだが。

2017-10-19 22:16:39
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 いや、実際話しかけた。 名前の順で彼は琥珀の次だったし、ぜひとも友達になりたかった。 しかし。 入学式の日、暇を持て余していた琥珀が「何の本読んでんの?」と、後ろの席を振り返って言ったが、見事なまでに無視された。

2017-10-20 23:45:43
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 もしかすると本に集中しすぎて聞こえなかったのかもしれない。自分もよくある。うん、そうだ。きっとそうだ。 琥珀はそう自分に言い聞かせた。 しかし、それ以降琥珀が彼に話しかけることはなかった。 彼、名を瀬川碧というのだが、まず彼は女子から注目を集めていた。

2017-10-22 00:25:08
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 女子から注目を集めていた、つまり、瀬川碧は女子好み満載の容姿をしていたということだ。 そして静かに一人本を読む様は、更に彼女たちの興味を惹きつけることとなった。 そんな人物とお近づきになろうなんて、凡人の琥珀にはハードルが高いというわけである。

2017-10-22 21:33:42
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 さらに追い討ちをかけるように、彼は運動神経も良かった。 それも注目の的になってしまい余計に話しかけづらくなってしまった次第である。 琥珀も運動神経に関しては負けていないのだが、女子から注目を浴びることは悲しいことになかった。

2017-10-23 22:09:18
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 一方で琥珀は運動部に入った男子達からスカウトをやたらと受けるようになった。 体育の50m走でクラス内で1、2を争うほどの好タイムを出したからだ。 昔から体を動かすことが好きで、落ち着きがないと定評のある琥珀が、まさか趣味が読書だなんて誰が想像するだろうか。

2017-10-24 23:12:16
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 周りの友人達は静かに琥珀が本を読んでいると、皆目を丸くするほどギャップがあるそうだ。 そんな琥珀には、さらに趣味があった。 誰にも秘密で、友人は勿論家族も知らない。 それは、物語の執筆である。 読書好きが高じて、中学生のときから書き始めた。

2017-10-25 19:58:49
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 もちろん他の人に読んでもらったこともない。 どこかに公開したこともない。 最初は書くだけで満足感を得られていたが、次第に誰かに見せたい欲求も出始めた。 だからこそ、文芸部を見て心揺らいだわけである。 決心は固まらず、誰にも相談できぬままただ日だけが過ぎていった。

2017-10-26 22:46:16
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「杉山ー! 陸上部入ろうぜ!」 放課後になり、友人の松島朝緋がここぞとばかりに勧誘してきた。 ここ数日、彼は熱心に琥珀を勧誘してくる。 陸上部の彼は、琥珀の足の速さに惚れ込んでいた。 「ごめん。俺、陸上部は……」 最早お決まりのやりとりである。

2017-10-30 21:44:51
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「はぁー。お前が入ってくれたら、全国だって夢じゃないのになー」 「過大評価しすぎだろ……もっと速いやついくらでもいるって」 そうだなぁ。と、朝緋はつぶやく。 「瀬川にも断られたしなぁ……」 「……瀬川?」 思いもよらない名前が出てきて思わず聞き返した。

2017-10-30 23:05:46
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「瀬川って……あの瀬川?」 「どの瀬川だよ。一人しかいねぇだろ」 朝緋は鼻で笑う。 「話しかけたのか?」 「当たり前だろ。すげぇ素っ気なかったけど」 琥珀なんて無視されたというのに。 「す……すごいな……お前……」 「え? 何が?」

2017-10-30 23:12:15
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 朝緋はなぜ褒められたのかわからないという顔をする。 「なんかよくわかんねぇけど、すごいだろ! もっと敬え! そして陸上部に入れ!」 「それは断る」 「何でだ!」 胸を張っていた朝緋は、ずっこける。 「俺、運動よりやりたいことがあるんだ」

2017-10-30 23:58:35
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 琥珀は引き止めようとしてくる朝緋の手を振り払い、教室を飛び出した。 相変わらず、文芸部を覗く勇気は出てこない。 だからと言ってこのまま帰るのも何だかさみしい。 琥珀と足は気が付けば階段を駆け上がっていた。

2017-10-31 21:36:20
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 行き着いた先は、屋上。 転落防止でネットが張り巡らされているが、見晴らしが良く心地良い。 たまに昼寝をしている生徒を見かけたりするが、基本的にあまり人がいないのはすでに確認済みである。 琥珀はポツンと置いてあるベンチに座り、鞄からノートとシャーペンを取り出した。

2017-11-01 22:22:45
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 そして今制作中物語の続きを書き始めた。 気の弱い主人公が、勇者になるべく旅に出る王道ファンタジーだ。 空想の世界や国を一から考えるのは楽しい。 書いていてとてもワクワクする。 しかし、現実は楽しいことばかりではない。

2017-11-03 23:58:55
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 自分が想像している動きや感情を上手く文章に表せない。 語彙力が足りないことを痛感する。 それに比べて…… 琥珀は鞄を少し開いて、中に入っている、もう一冊のノートをチラッと見た。 この間、ゴミ箱で拾ったノートだ。

2017-11-05 00:38:08
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 琥珀はあの後すぐに家に帰り、誰が書いたかわからない小説を読みふけった。 端正なのは字だけではなく、その文章もだった。 ストーリーは、一国の姫が宇宙海賊に攫われるという、SFちっくなものである。 視点は常に攫われた姫に置かれており、琥珀にはそれが何だか新鮮に感じた。

2017-11-05 22:23:15
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 そして、人質となっている間姫が何を思い何を考え、自分をさらった海賊達とどう接するかというのが事細かく描かれていた。 学校のゴミ箱に捨ててあったということは、この物語の作者はきっと自分と同じ高校生なのだろう。 沢山言葉を知っている。すごい。

2017-11-06 22:16:56
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 琥珀は終始感心しっぱなしだった。 ただ、読み進めていくうちに ページをめくる手が止まった。 というか、めくれなかった。 先がなかったからだ。 物語は途中で止まっており、次に綴ろうとした言葉が思いつかなかったのか、何度も消しゴムで消した跡だけが残っていた。

2017-11-07 23:40:03
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 物語は未完。 しかもゴミ箱に捨てられていたのだから、もう書くつもりもないのだろう。 続きを読めないのが非常に残念だと思う一方で、自身のやる気もみなぎってきた。 「書くぞー!」 と、声に出して琥珀はノートともう一度向き合った。 ……が。

2017-11-08 23:32:29
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「駄目だー!」 すぐにノートを投げ出した。 文章が思いつかない。 もっともっと言葉を勉強しなければいけない。 課題は多い。 琥珀は流れゆく雲を見上げてため息をついた。 言葉が思いつかないといえども無理やり捻り出すしかない。 諦めて放り投げたノートを拾おうと後ろを振り向いた。

2017-11-09 23:53:30
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 一瞬、何が起きているのかわからなかった。 琥珀が投げ出したノートをあの、あの瀬川碧が手に取って読んでいたからだ。 琥珀の渾身の挨拶を無視した、あの瀬川だ。 「……ここの文章だけど、前と後ろを入れ替えたほうがいいんじゃないか」 どういうわけか指摘までしてきた。

2017-11-11 23:18:25
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 家族も友達も知らない、秘密の趣味。 それを入学したばかりの高校で出席番号が後ろのやつに知られてしまった。 「これ、お前が書いたのか?」 指摘をしてきたわりには今更な質問だった。 「き……」 すっかり血の気を失ってしまった琥珀は 「きゃー……」 か細い声で女子のように叫んだ。

2017-11-12 22:08:49
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「お前ふざけてんのか。こんな文章で許されると思うな。書くならきちんと書け。ここはこうした方が……」 そう言って、彼は琥珀の小説ノートに勝手に書き込みをする。 琥珀が抵抗する間もなく、次々と校正されていく。 「……これで少しはまともになっただろう」

2017-11-13 20:50:32
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載  そうしていつの間にか、琥珀の書いた小説は直すに直された。 「お……おぉ……!」 入学当初の無視されたことはすっかり忘れ、琥珀は感嘆の声を漏らした。 あれだけ頭を抱えていたのに、今やすっかり綺麗になっている。 「すげぇな!お前!もしかして、お前も書いたりするのか!?」

2017-11-15 00:09:07
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「俺は……」 一瞬の間があく。 「読む方が好きだ。書かない」 「そっかぁ」 残念。と、琥珀は小さく呟いた。 「瀬川っていつも本読んでるよな。どんな本が好きなんだ?」 初めてまともに話すことができたので、その勢いで琥珀は前々から聞きたかったことを尋ねた。

2017-11-16 07:50:55
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載  「特にこれというのはねぇけど……最近は文学作品を読むのにハマっている」 「文学……」 「教科書に載っているような。漱石とか」 「へ、へぇ……」 国語の授業は好きだし、そこに載っている文学作品は嫌いじゃない。 だが、それを授業以外で読むのには抵抗があった。

2017-11-16 23:34:01
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載  その理由を一言で言うのならば、「難しいから」。 授業だと、先生という名の解説者がいるので読むことができる。 そのことを瀬川に言うと、 「はぁ?難しいから苦手?難しいから読むんだろーが」 呆れた顔で言われてしまった。 「お前、自分で書くんだろ。だった尚更読むべきだ」

2017-11-18 21:15:06
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「そ、そっすね……」 説教をされ、つい縮こまってしまう。 「わかりやすい文章と言葉を知らないのはまた別だ。言葉を知っているからわかりやすい文章が書けるってことをわかってるのか?お前がどういうジャンルのものが好きなのかは知らねぇが、もっと勉強しろ」 「はい……」

2017-11-18 21:24:10
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 今まで人に読んでもらったことがなかった分、指摘されたときのダメージがかなり大きかった。 「けど、題材は悪くない。ちゃんと仕上げれば面白くなるはずだ」 「……!」 最後の最後に誉められ、一気にモチベーションが上がった。 「わかった!ちゃんと書くから、また読んでくれるか !?」

2017-11-19 21:45:46
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 自分の小説を読んでくれる希少な人物だと思い、琥珀は逃がすまいと彼の服をつかんだ。 「……別に……いいけど」 「本当か!やったぁ!」 万歳をする琥珀に、瀬川は大げさだなと小さく言った。 「そういやお前はどんな本を読むんだ」 瀬川からそう問われ、頭の中で作品を並べる。

2017-11-21 07:43:04
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「えーっと……ファンタジーが好きかな……冒険ものとか……あと俺、好きな作家がいるんだ!」 「ふぅん。誰」 「川中翡翠!」 「……」 今話題の現役大学生作家である。 しかもイケメンということで、女性ファンも多いのだが、彼の書く物語が精密かつ面白く、色んな年代から支持を得ている

2017-11-21 23:04:46
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 彼の作品は主に純文学と呼ばれるものになるのだが、先程文学は……と、弱腰になっていた琥珀でも読みやすいものが多い。 「俺さ、超憧れてるんだよなぁ。瀬川は?読んだことある?」 「ある」 「やっぱり?すげぇ面白いよな!」 「嫌い」 「え?」 「俺は嫌いだ」

2017-11-23 00:14:40
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 きっぱりとそう言い、彼は立ち上がった。 自分の好きなものがここまで否定されるとは思わず、琥珀は言葉に詰まってしまった。 「あ……おい、どこ行くんだよ」 「帰る」 引き止める間もなく、瀬川はスタスタと屋上から出て行ってしまった。 態度が一変したような気がする。

2017-11-24 01:04:02
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 一体何がいけなかったのか。 好きな作家の話をしただけなのに。 琥珀はもやもやを抱えたまま、一人屋上に取り残されたのだった。

2017-11-25 00:11:28
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 翌朝。いつも通りに教室へ向かうと、彼は既に席に着いており黙々と本を読んでいた。 クラスメイトたちへの挨拶もそこそこに、琥珀は目的地を目指す。 「よう、瀬川」 そして、彼に声をかける。 「続き、書いてきた。昨日指摘された分も直してみた。読んでくれ」 すると、彼はニヤリと笑った

2017-11-26 21:59:05
ナナシ @darkmoon_souji

↑3話 ↓2話 って感じかな。 というわけで土曜日さぼった分もやります。

2017-11-26 22:05:06
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 瀬川碧という良きパートナーと出会った琥珀は、毎日のように彼と今作り上げようとしている作品について問答しあった。 場所はいつも屋上か、学校の近くのファストフード店。 ひたすらダメ出しをされ、書き直す。時々面白かった小説の話をする。 琥珀の脳からは文芸部のことなど消えていた

2017-11-26 22:48:20
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 他の友達から誘われても、断って執筆に時間を費やすくらいには新しい環境に熱中していた。 そんなある日、いつも通り屋上で添削してもらっていたが、ふと将来の夢の話になった。 というのも、琥珀は瀬川から小説家になりたいのかという質問を受けたのだった。

2017-11-27 23:53:40
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「小説家かぁ。考えたこともなかったな。今まで書くことに満足してきたし、こうやって誰かに読んでもらうのも初めてだし……うーん、わかんないや」 「一生懸命書いたんだから、誰かに見せたいって気持ちはないのか」 「……この間まではなかった。でも、今はあるかもしれない」

2017-11-28 22:30:04
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 「……目指す?」 何を、の部分はあえて彼は言わなかった。 「うううーん……やれるとこまでやりたい」 なりたい、なりたくないではなくて、挑戦したいというのが今琥珀が言える回答だった。 「……なら、もっと言葉を覚えないとな」 「うっ……」

2017-11-30 00:16:29
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 琥珀はつい胸をおさえた。 「ひとまず今はこの物語を完成させるぞ。完結させないことには次には進めねぇからな」 「おう!」 ノートを握りしめ、琥珀は大きく頷いた。 「この先の展開は考えてあるのか?」 「何となく……書きながら都度……」 「プロットは?」 「プロット……?」

2017-12-02 00:12:41
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 何それ?美味しいの?と言いたいところだったが、とても冗談を言えるような空気ではなかった。 「いやまぁ……ちゃんとしなきゃいけないっていうのはわかってるんだけど、プロットって何をどうしたらいいのかわからなくて……悩んでいるんだったら書いた方が早いかなって……」

2017-12-03 00:10:43
ナナシ @darkmoon_souji

#140字連載 琥珀の声はだんだん小さくなっていき、やがて消えた。 瀬川の目が怖い。 「やり方は人それぞれだからそこに口を出すつもりはない。けど、成り行きに身を任せて結末を見失うくらいなら、最初から大体のことは決めてメモしておくべきだ」

2017-12-04 21:13:02