歪曲したモルゲンロート

とりき／川合志苑 @soudasaku

悪食。 通常時空クリギ ゾンの家で座ったまま寝こけてるギがいる。近付いて揺り起こそうとすると、ゴトッ…と首が落ちた。 ク「うわーー？！」 ギ「お、壊した？」 ク「何してんだ人の家で！」 ギ「俺の分身」 ク「ガラガラ崩れてくんだが！？原材料何だこれ？」 ギ「石膏。食べる？」 ク「食べん💢」

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ギ「俺は食べるのに（主食：粘土と石膏）」 ク「お前の悪癖と一緒にするな( ꐦ 'ヮ' )」 片付けてるゾンの手の間から、ひょいっと欠片を取って口に運ぶ。 ギ「俺の形食べるのって、なんか取り込む感じで良くない？ｶﾞﾘｯ」 ク「要らん（真顔）」 ギ「拒否が早いんだよこの野郎( ꐦ 'ヮ' )」

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ぐらぎが ギ「ほら、あーん」 一応口を開けるぐらさんの歯に当たるか当たらないかの所で止めて、引っ込めて唇に当てる。 ギ「…冗談じゃん。食えないクセに」 その手を掴み、ぐらが自分の口の中に入れるとｶﾞﾘｯと少しだけ齧る。噛み砕きにくいのか、すぐ飲み込んだ。 呆気に取られてるギ「………

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美味しい？」 ぐら「不味い。お前の肉の方がいい」 ギ「そっちは高いんだよなぁ」 そう茶化しながらぐらに抱き寄せられると、外気よりも首の皮膚が火照っているのを感じた。

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ぐらぎが。 ギ「香水あげるけど、お前何がいい？」 ぐ「付けないが」 ギ「予想はしてたけど、頑張って引き出せ。好きな香りとかないの」 ぐ「血の匂い以外でか？」 ギ「度し難い要求だった」 ぐ「じゃあ、お前が付けている物でいい」 ギ「ん～香水贈る意味って"独占"とか"自分の好きな香りを付けてほし

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い"っていうのあるけど、結局お前の要求が一周回ってるんだよな～～」 ぐ「間違っていたか？」 ギ「合ってるけど～～」

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ぐらぎが。 ギは何か躓いたか不貞腐れる出来事があると、相手の家に（勝手に）入り込んで、無視されるのも嫌なので困る場所に陣取る。例えば、ワンルームならベッドの上とか毛布とか、夏場は冷蔵庫の前。 今回は体操座りで、ベッド占領してるギに、買い物帰りのぐらがため息。 毛布でくるんで、そのま

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ま持ち上げて、テレビの前に陣取るソファーに置く。意外と簡単に持ち上げられたのも、カム着火インフェルノ( `ᾥ´ ) ギ「……」 ぐ「映画観るか」 ギ「……」 ガラでは無いが、下手に慰めるよりは時間経過が必要なのが分かってる。 映画見てると、膝に移動されて画面が見えないので、ソファー下りて

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二人羽織のような形でテレビに向かう。ネッフリみたいな物で選択して観てる。 ホラー映画：ギ「…（無反応）」 スプラッタ：ギ「…（無反応）」 純愛映画：ギ「ﾌﾞﾙｯ」 青春映画：ギ「やめろ！！！」 ぐらに抱きついて、自分は画面見なくする ぐ「その反応は、ホラーかスプラッタじゃないのか」

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ギ「性欲抜いて無駄に美化した恋愛映画ほど、虚無と形骸と残穢の塊が怖い！！！」 ぐ「独特な感性だな。分かったやめる。やめるから抱きつく力を緩めろ」 ギ「🥺」 ぐ「別にそこまで興味はない」 ギ「良かった…お前がこういうの好きだったら、付き合い考えてた…(*´･ω･`)=3」 ぐ「普通は逆だが」

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ぐらぎが。 ギがまたふてくされている。 ギ「…腹減った」 ぐ「何も無いぞ」 ギ「なんか目に付くもん買ってこいよ。スーパーやコンビニあるだろ」 ぐ「目に付かない」 ギ「目に付かない…？」 視界が違う。

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ぐらぎが。不貞腐れが続いている。家にたまたまあった、ギの好きでない食べ物（ブロッコリー茹でたの）出された。 ギ「ﾐ゜ーーーーーｯ!!!」 ぐ「初めて聞いた声だな。どこから出してるんだ」 ギ「俺のcvなら出せるもんこのくらいの高音！」 ぐ「cv…？」 ギ「てか、なんで茹でブロッコリーはあるの

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」 ぐ「ああ。身体を作るのに効率が良い食材と聞いた。それと扱いが簡単だし」 ギ（コイツまさか、茹で以外の調理をしていない…！？(；･`д･´)ｺﾞｸﾘ）

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ぐらぎが。不貞腐れネタが続きます。 ギ「…」ぐ「泊まるか？」 ギ「泊まる」 ぐ「即答なのか」 ギ「…でも朝には帰るから」 ぐ「気が済むまで泊まれば」 ギ「いい。この部屋は何もないだろ」 ぐ「物を置くのは好きじゃない」 ギ「…俺と同じだから」 ぐ「？じゃあいればいいだろ、迷惑でもないぞ」

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ギ「いい。ここは居心地が良すぎる」 ぐらの首に縋り付く。 ギ「ここから出られなくなる。だから、居心地が悪い所に行かないと」 ぐ「……分からんな。その居心地の悪さに傷付いたんだろ」 ギ「いいの。朝方なら外に出られる」 まるで避難所だ。

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急に頭の中でdiscom略が流れて来たから、天啓は唐突にぐらぎがを軌道に乗せようとしている？

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ぐらぎがはそのまま堕落してても居心地良いままどんどん転がり落ちるけど、クリギって絶対どっちが正気になって引っ張り上げるからそこの違い。

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ぐらぎが。 爆睡してるギにベッドが占領されてる。何をしても起きないので、急に思い立って何か買ってくる。ホイップクリーム（絞るだけ）。頬に勝手に乗せて、舐め取る。別に甘いものが普段から好きでもないが。 ぐ（…あまい） 起きたギ「なんかケーキの匂いしない？( ¯ ¯ )ᐝ」 ぐ「気の所為だ」

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ぐらぎが。冬の日。 ギ「寒い冬眠する」 ぐ「気温にバイタリズムが左右され過ぎじゃないのか」 ギ「フツーはそうだけど。逆になんでお前はそんな薄着（真冬に秋くらいの装備）なの！？」 ぐ「あまり寒い暑いは感じにくい体質だ」 ギ「なん…だと…！？」 ぐ「薄着だと奇怪な目で見られるから着ている

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」 ギ「そんな他人目線の理由だとは」 ぐ「お前こそ人造人間っぽいんだから、暑さ寒さに強くないのはおかしいだろ」 ギ「誰がだ。俺はただ箱入りなだけなの」 ぐ「自分で言うのか…」

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ぐらぎが。粘土もちゃもちゃ食べてるギ。 ぐ「(´◉ω◉)」 ギ「なに（アクリル絵の具ブシューとスプレー式クリームみたいに乗せてる）」 ぐ「(´◉ω◉)……味付けなのか？」 ギ「変化球付けないと飽きるだろ？米に梅干し乗せるみたいな」 ぐ「分かるような分からんような」 ギ「食べる？」

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ぐ「………。」近付いて横に座ると、大口開けて粘土へ。 噛み付く直前で唇のあいだに何か挟まれたので、咄嗟に動きを止めた。ギの指が歯の向こう、舌の上に乗ってる。少し擽ってきた。 ギ「よく寸止め出来たな(｡-ω-ヾ(>᎑<`*)」 ぐ「食おうとした事を褒めてくれ」 ギ「それも偉い偉い」

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ぐらぎが。粘土を過食してるギ。真夜中にベッドから抜け出して、冷蔵庫の前でガツガツ一心不乱に食べている。獣のように。そういう時に手を出すと、暴れるのでマグカップにお湯だけ入れておく。 ある程度食べ終わると、気が抜けたのか荒く息をしていた肩が落ちる。それを見て、マグカップを差し出した

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ギ「………。」 ぐ「お湯だ」 ガーッと飲み込むと、ようやく焦点が合った。辺りに散乱してるのは粘土の袋だけで全部食べ切ったようだ。 ギ「…腹いっぱい」 ぐ「だろうな」 当然のように両腕を伸ばしたギを、背から抱えるようにして持ち上げる。とりあえず冷蔵庫の灯りが、扉が閉まる瞬間に消えた

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ぐらぎが。粘土過食したその日の朝。いつも起きる時間が遅いのに、朝焼けが顔を出す時間帯にゴソゴソと音がする。 ぐ（朝4時…） 時計を確認して起き上がると、エアコン使って適温にした部屋で一心不乱にオブジェを作ってるギ。髪をひっつめにしてる。 ギ「おはよ」 目はオブジェから離さない。 ぐ「…

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早すぎるな。どうした」 ギ「昨日食った分、作らないと」 確かに、周囲には粘土細工ばかりがある。食べた物をそうやって排泄する？排泄なのか排出なのかと考えていると。 ギ「お前の朝飯なら作ってあるから。俺は今日、飯要らない」 ぐ「…根詰めるなよ」 多分寝室に戻った音がして、ギが顔を上げた

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ギ「ふつー、アトリエにすんなって怒るだろ。変なヤツ( -ω- `)ﾌｯ」 人の事を言えた義理はないが、よく文句言わないものだと感心して、粘土まみれが終わったら、アイツの望むままにしてやってもいいかなと思う。 山ではなくビルを照らす、歪曲されたモルゲンロートの中で。

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久しぶりに聞きたくなった、ぐらぎ曲のPV置いときますね youtu.be/3i9aRZ0173k

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不動のぐらぎイメージも置いとくねyoutu.be/6H3bsLanbB0

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あとこちらは綺麗だけど挟まれる慟哭がぐらぎにちょっと通じるyoutu.be/PvBOkMisD3Y

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ぐらぎが。このシリーズ、歪んだモルゲンロートにしようかな（メモ） 朝方の過ごし方。①ぐらが先に起きた時：起こさないよう二度寝。遅くてもそれなりにギに怒られる（理不尽） ②ギが先に起きた時：自撮り（ぐも入ってる） シャッター音で起きるぐ「何してる…」 ギ「ん？顔撮った」 ぐ「何故……」

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ギ「いやぁ、顔『は』いいなって思って？」 ぐ「もう一回泣かせるぞ」 ギ「涙腺とっくに枯れたわ」 少ないけど寝顔撮った写真はスマホに入ってる。 パスワード、指紋認証のロック付きフォルダに入っているので他人は見られない

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歪曲されたモルゲンロートだが正しいけど、歪んだモルゲンロートの方が響きはいいな

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モルゲンロート、シリーズ化するとして当毒もなんか似たネタで出来るなと思ったけど、よくよく考えたらぐらぎと同じ🟥🟪やんけぇ……

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イメージカラーと髪色だから違うといえば違うけど、業を感じる。赤紫組は朝焼けがよく似合う( ´ཫ`)

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歪んだモルゲンロート。 朝4時からやってるサンドイッチ屋（キッチンカー）が近所にあるので、たまにぐはギに叩き起されて行く。ギは必ずBLTサンド、ぐはメンチカツ、コロッケ、チーズハンバーグサンド（それぞれ2つか3つ） キッチンカーの前に食べられるテーブルが数卓ある。 ギ「朝からよくいけるよ

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な、しかも起き抜けでその量」 ぐ「( '༥' )ﾓｯﾓｯﾓｯﾓｯ」 ギ「聞いてないし」 ドリンクはホットティーにしたので、飲むと白い息を吐く。ぐは寒くても氷入りのコーラ。寒くても飲み干す。 見てるだけで引く時もあるが、夢中で食べてソースや食べカスを舌で舐めとる瞬間は、なんとなく見ていられる

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ギ（俺も食われたらこーなるのか、もしかしたら） 余すことなく胃袋に。その目線にふと気付いたらしい。 ぐ「…欲しいのか？」 ギ「いらない(ｷｯﾊﾟﾘ)」

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歪んだモルゲンロート。 朝は寒いらしい。ただでさえ狭いベッドでベッタリくっついて来る。元々一つだったのかと思うほど、型に嵌るようにくっつく時が。 ぐ（…暑い） 個人的に寒さはあまり感じないが、片割れが寒がりだから仕方ない。甘えてくるだとか、そういう次元を超えて来た触れ合いなのか。

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ギ「( ˘꒳˘ )ｽﾔﾋﾟ...」 ぐ「気のせいか」 そこまで考えてくっ付いて来てるとも思えないが、それでも多分ここまで近付いて来るのは居ないだろうと、寝起きの頭で少し自惚れた。

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歪んだモルゲンロート。 雪。 朝食を部屋で食べてるぐ「今日は夜から雪だな」 ギ「今日はかえらない」 ぐ「勝手にしてくれていいが、そろそろ迎えが来るんじゃないのか」（龍が探しに来る） ギ「かえらない_(-ω-_[▓▓]」 ぐ（まさか、孵化の意味で言っている…？） 今日は孵らない

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歪んだモルゲンロート。 ギ「足がクソ寒い」 ぐ「靴下を履けばいいだろう」 ギ「これ以上履けない（もっこもこ）」 ぐ「圧迫していないか？」 ギ「血流の圧迫より、外気との温度差に耐えられない！！！( ◎ὢ◎ )ｸﾜｯ」 ぐ「それで内から冷めてる訳だが」 ギ「( `-ω-)ぷい」 ぐ「不貞腐れた」

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ギ「ﾌﾞﾙ:(・-・):ﾌﾞﾙ」 ぐ「寒いんなら動け。血流を良くすれば、筋肉から熱が」 ギ「い や だ [▓▓]'ω')」 ぐ「根本的解決にならんぞ」 ギ「知ってても動きたくない。それが冬の早朝」 ぐ「…仕事の邪魔なんだが」 ギ「∑( °口° )!?」 ぐ「なんだその顔」 ギ「仕事してたんだ…」 ぐ「するが」

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歪んだモルゲンロート。 ギ「雪、絶許」 ぐ「雨が変わっただけだろ」 ギ「寒くて眠れない((((꒪꒫꒪ ))))ｶﾞﾀｶﾞﾀ……お前は何してんのこの深夜に」 ぐ「仕事だが」 ギ「帝国潰れてから何してんの？？？」 ぐ「お前はいいな、好きな事が出来る環境も、立場もある」 ギ「………」

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ギ「嫌味？」 ぐ「少し」 ギ「ふーん。お前にはサンタが来ねぇな」 ぐ「仕返しか？」 ギ「まぁね。それなりに苦労は、してる」 ぐ「……」 ギ「ホットミルク作ろ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ ｺﾄ ギ「あげる」 ぐ「人の家の牛乳だが」 ギ「はちみつ入り」 ぐ「聞いてないな」 ギ「一度も来なかった」 ぐ「？」

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ギ「サンタクロースが、一度も」 ぐ「……俺だって来ていない」 ギ「へぇ。苦労してんじゃん」 ぐ「お互い様だ」 少し眠気を誘うが、ホットミルクが胃に熱いまま流れ込む感覚がすこし心地良かった。

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死んでた時に考察してたんですが、モルゲンロートシリーズ当毒とぐらぎがで、右の🟪は🟥に対して （どうせ自分に向けるのは、愛情では無いくせに） と思ってるという共通点があった。それが好奇心が惰性か何かでも、それを追及しないでいるのは早朝の眠気故か。

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過ぎてもうたけども、1月1日分。ぐらぎ。 一通り終わって、たまたま肘を曲げているとその部分に心臓を乗せるように上に乗ってくる。潰れそうな肉の感覚に肘を抜いて、手のひらでぺたりと当てると少しだけにやっと笑った。 ギ「…始めるのってさ。31日と1日の間の夜にすんの？それとも1日と2日の間？」

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ぐ「…俺が知ってると思うか？」 ギ「大事じゃん。お前はともかく、今年初を捧げる側としては」 ぐ「…どちらも所望する」 ギ「うわ、ぜーたく」 心臓の音が手にぺたりと付いて、自分の手が消え失せて鼓動しか感じられなくなる。己が消え失せているような。 ギ「じゃあ二日連続な」 丸ごと、だ。

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初夢も毎回悩む。どっちやねん問題