思いついたとこだけ書いたから、凄まじい所で止まってる上に、続き書く気持ちがこれっぽっちもないから供養したいフェルマイSS(絶望寄り)ぶん投げてもいーい? いーよー! pic.twitter.com/fYE9XwOhL6
2018-08-18 17:58:24@drop 酷いところで終わっているこのSSに対して、色々な方が続きのお話を考えてくださいました✨ そのほとんどは元ツイートのリプ欄(※)に書かれておりますが、その中でお話の形にして下さった方のツイートを以降に繋げます。 (※リプ欄には突然のエロネタ、絶望ネタもありますので閲覧ご注意下さい)
2018-08-18 21:29:33twitter.com/yuoru7/status/… の続きを書いてみました。絶望系なのでご注意下さい。 続き privatter.net/p/3712642
2018-08-18 20:38:35回線直ったら、ゆおるさんのお話の続きが出来てる!!素敵!! ちなみに、私のは行方不明のフェル様を見つけるのはダンケル男子。フェル様、頑張って隠遁してたからどうなってるか知らなくて、向かう奴片っ端から倒してたら、何かとんでもない事情になっていて、見つかったが最後、わらわら敵が増えて
2018-08-18 20:58:46止めさせるには、やっぱり根元からじゃなきゃで、連勝しつつ、調べていったらアレキサンドリア主催のディッターになっていて、しかも知らない間にトーナメント制になっていてフェル様は順調に勝ち進んでいるという。 大会を中止しないと止まらないので、途中ユッスーとかエックとか仲間増やしつ
2018-08-18 20:58:46出た道を戻っている感じで、正直頭痛いです。名捧げも返したのに、またする羽目になってるし、周囲が盛り上がりまくりなので、ドンドン退路が塞がれてる感じです。別に君の元に戻るためにしている訳じゃないとか、いってるんだよ。そもそも、相手が弱すぎるとかケチ付け始めたりしてそうな感じ。
2018-08-18 20:58:47最終決戦はロゼマさんでいいや。んで、フェル様生け捕っても、フェル様勝っても、どのみちロゼマさんのお婿のだというのは変らないという。それに、余命ネタもぶっ込んで、余命僅かだから、婿取りディッターするとかでもいいね!次期アウブになれるチャンスだとかいって、ハルハル噂流してくれるよ!!
2018-08-18 20:58:47@yuoru7 余命ネタもぶっ込むので、最初はロゼマさんの心配もあって、隠遁どうしようか考えてて、見に行こうと腰上げたら、ダンケル男子に見つかって、いきなりディッターですよ。そして、ロゼマさんに近づこうとすればどんどんディッター!!途中でユッスーとかエックに出会って、婿取りディッターを知るという
2018-08-18 21:06:09@yuoru7 わざと負けることは出来ない正確ですし、しかもディッターですし、ちなみに他の方はフェル様を生け捕っても婿のなれるので、フェル様はボーナスステージみたいな?そんなんでレス兄も参戦してそうです。金粉とかも出て来るし、懐かしい面々が揃い踏みですよwww わたくしの為に争って下さいませです
2018-08-18 21:15:14@yuoru7 私が考えると、フェル様は魔術でマジに自分の記憶を皆から奪っちゃって、翌朝にはロゼマさんも側近たちもフェル様のこと忘れてしまう、となってしまって…。色々都合良く記憶の捏造もあって、アレキは普通に日々を送ってしまう。そしてロゼマさんは別の人と政略結婚で結ばれる。幸せで、退屈な日々。
2018-08-18 22:45:51@yuoru7 子どもはできなかった。レティーツィアを養子に迎えてアレキを託して、ロゼマは長寿を全うする。高みに昇る直前に、ようやくフェル様のことを思い出す。彼と別れてからの長い時間が、彼との別れと引き替えにもたらされたものだと悟って。でももう叫ぶこともできない。彼を詰りたいのに。
2018-08-18 22:49:46@yuoru7 幸せだった。領地は平和で、緩やかな発展をして、大きな図書館都市になった。読む本はたくさんあって、下町も神殿も穏やかで望んだ通りだと思っていた。だけど、物足りない日々。寂しいのはアウブだからだと思っていた。だけどそうじゃなかった。ひどい。ひどいじゃないですか。幸せにしたいと言った私
2018-08-18 22:54:11@yuoru7 の気持ちをなかったことにして。何十年分もの寂しさの責任をとって欲しい。 ああ、でも彼はきっと神の御許にいる。待ってくれているから…今度こそ捕まえるから、離さないから、この文句をぶつけて何十年分ものぎゅーをしてもらわないといけないから…。 そうしてロゼマさんは、高みへ。 こんな感じ?
2018-08-18 22:59:16@yuoru7 話しかけるのお久しぶりな気がしますいきなり失礼します!! 素敵なSSすぎてうっかり妄想捗ってしまったので捧げます!! うっかりハピエンにしてしまいましたすみません! ゆおるさんのつづき privatter.net/p/3714341 ご不快でしたら消しますのでおっしゃっってください!! 失礼しました!!
2018-08-19 02:46:17@yuoru7 これです お目汚し失礼しましたー─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ逃走 ゆおるさんのSS続き privatter.net/p/3714864
2018-08-19 12:04:41朝、ゆおるさんの絶望フェルマイSSのつづきをベッターにあげました。 それが↓ ゆおるさんの絶望のつづき privatter.net/p/3714638 @rara_honzukiより さらにその続きを書いてしまったのが↓ ゆおるさんの絶望の続きの続き privatter.net/p/3715324 @rara_honzukiより twitter.com/yuoru7/status/…
2018-08-19 16:30:22ゆおるさんの絶望の続きの続きのそのつづき privatter.net/p/3722093 @rara_honzukiさんから まだ続いてたのです_(:3」∠︎)_ でも最終話です (フェル様がロゼマを忘れたところから星結びまで)
2018-08-22 18:16:57「フェルディナンド……どなたですか?」 周囲の側近達が息をのんで黙り込んだ。 「誰だか思い出せないのですが、重要な役職についていらっしゃる方でしたか?」 「……役職には付かれていらっしゃいませんでした」 それを聞いてほっとした。 「では問題ありませんね。今日の執務
2018-08-19 06:50:31を開始いたしましょう」 アレキサンドリアの領主一族は私とレティーツィアしかいない。仕事は山のようにある。次々舞い込んでくる書類をこなすうちに、朝の一件は忘れてしまった。 「今日は何だか仕事が多かったですね」 夕食後に居間で愚痴をこぼしながら、何を読もうか考える。
2018-08-19 06:50:31「ローゼマイン様、今日はお疲れのようですのでもうお休みになられたら…」 ―――側近たちの声をよく聞いて過ごすこと――― 一冊だけ読みたかったけれど、仕方なく早めに休むことにした。 「今日は体調がすぐれないようですから、このお薬をお飲み下さい」
2018-08-19 06:50:32このところ仕事に追われている。私の健康状態は下り坂だ。 「ハルトムートが新しく研究したお薬ですね。わかりました。飲んでみます」 新しい素材が入手できたということで、最近ハルトムートは薬の研究にいそしんでいる。まるで―――様みたいだよね。 ―――誰だっけ?
2018-08-19 06:50:32頭に靄がかかる。薬を渡されて飲んでみた。 「!」 すごい効果だ。一発で身体が軽くなる。 「素晴らしいですね!よっぽど素材がいいのですね!」 部屋の警護をしていたコルネリウス兄様に聞いてみると、領都から離れた場所で、素材が豊富な森が見つかったらしい。
2018-08-19 06:50:32「それは―――様がよろこびそうですね!」 ?……まただ。 「ローゼマイン様…」 なぜか側近たちが慌てている。心配をかけてしまったようだ。 「ちょっと思い出せないことがあるのですが、大丈夫です。支障はありません」 それを聞いて、リーゼレータが泣きそうな顔になった。
2018-08-19 06:50:33「私は元気ですから心配しなくて大丈夫ですよ!」 無理に笑顔を作る。私がしっかりしなければ、アレキサンドリアは立ち行かない。 無理に無理を重ねて、薬で体調を立て直す。幸い、薬の精度はどんどん上がる。なんとか遣り繰りできている。
2018-08-19 06:50:33本が読みたい。読む時間がない。身体は健康になったけれど、どんどん心が疲れていく。 そんな時だった。領都にやってきた地方在住のギーベから、本を献上された。いやっふー新しい本だよ! 早速読もうとして、側近達に止められた。 「ローゼマイン様、あらゆる調査が終わらなければ、
2018-08-19 06:50:34読むことはできません」 毒とか魔術がかかっていないかとか、内容にも調べをつけなければ、私が読むことはできない。本が読みたい。自由に本が読みたい。好きな本を読みたい。もう耐えられない――― 「隠し部屋にこもります」 長椅子にもたれかかり、両手で身体を抱きしめる。 誰かの温もりが欲しい。
2018-08-19 06:50:34私には誰もいない…… いや、誰かにいつもぎゅーしてもらっていた。アレキサンドリアに来てからもだ。でも、婚約者のいない私が誰にぎゅーしてもらっていたのだろう。コルネリウス兄様は、兄としての態度を崩さない。誰だっけ…… 考え事をしていたら、そのまま眠り込んでしまった。
2018-08-19 06:50:35「・・・マイン・・・ローゼマイン・・・」 「う・・・ん・・・まだ眠い・・・」 「起きなければ風邪をひいてしまう。体をいたわり無茶をしないと約束しただろう?」 「しました。でもそれは、―――様がいなければ、できないですよ」 「・・・私がいなくても、君は約束を違えてはならない」
2018-08-19 06:50:35「ひどい!ひどいです―――様!お詫びにぎゅーして下さいませ」 「・・・それはできない。さあ起きなさい・・・」 目を開けると、通信の魔術具が光っていた。 「ローゼマイン様!いかがされましたか!?」 「・・・今出ます」 夢の中で、懐かしい声がした。誰だったのだろう……
2018-08-19 06:50:35薬で体調を立て直す。本も読めない。読もうとしても頭に入ってこない。疲れを癒すこともできず、ただ黙々と仕事をする。側近達の憔悴が辛い。自分でもどうしようもできないのだ。何をすればいいのかわからない。
2018-08-19 06:50:36「いかがされましたか?ローゼマイン様」 この頃ある方角が気になっている。気が付くとそちらを見つめている。城からみると北東にあたる方角だ。何かあるのかな? 「以前お話しした素材が豊富な森がある方角です」 コルネリウス兄様が教えてくれた。 「魔力が豊富なので、魔木の森と名前をつけました」
2018-08-19 06:50:36「魔木の森・・・行ってみたいですね」 周囲がシーンと静まり返る。 「行ってみたいですか?」 「そうですね・・・アウブとして、気になります。領内のことはきちんと知っておきたいですし」
2018-08-19 06:50:37早速視察の予定が組まれる。同行するのは何故かエーレンフェストからの側近だけだった。 「なぜ、最近登用したアーレンスバッハ出身者はいないのですか?」 「魔木のことは秘密にしたいので」 ハルトムートの答えは不自然だった。ただの森ではないのだろうか。
2018-08-19 06:50:37うっそうと茂る森の中に、その館はひっそりと建っていた。私の感覚はそこが謎の中心だと告げる。近づくにつれて、圧倒的な感覚が私を支配する。この感覚を、魔力を、私は知っている。 私がその館に近づくのを側近達は止めるような、勧めるような、妙な雰囲気で見守っていた。
2018-08-19 06:50:38大きな扉の前に立つと、自然に中から扉が開いた。 「お待ちしておりました、ローゼマイン様」 「ユストクス!」 ずっと、城にいなかった。すっかり忘れていた。 「何故、ここにいるのですか?」 驚く私に彼は無言で室内を示した。 「こちらにフェルディナンド様がいらっしゃいます」
2018-08-19 06:50:38誰だっけ?不思議に思ったけれど、疑問を口にできない。皆、押し黙り、静かに廊下を進む。 突き当りの大きな部屋にたどり着いた。居心地の良さそうな長椅子が置かれている。そしてその奥に、寝台が置かれていた。天蓋のカーテンが邪魔をして中が見れない。
2018-08-19 07:00:54「ここは何ですか?そしてそこにいらっしゃるのは誰ですか?」 「それを私がお教えすることはできません」 不思議なことが起こっている。何かあったのだ。そこにいるのは私が忘れてしまった誰か。 天蓋の薄布をめくる。胸がドキドキする。魔力が私を包み込む。
2018-08-19 07:00:55そこには、水色の髪を肩のあたりで切りそろえた男性が眠っていた。彫刻のような顔立ちが、生身の人間であることを忘れさせる。顔色が透き通るほど白い。 「きれい・・・」 思わず声が漏れた。この人を・・・私は知っている。覚えていないけれど、感覚がそれを伝えてくれる。胸の前で組まれた手に、
2018-08-19 07:00:55そっと手を触れる。あっと思ったら、魔力が私に伝わってきた。温かい・・・どこかから声がする・・・ 「懸想ではありません」 その言葉を聞くと、心が冷える。 「好きなのは、家族としてですから」 家族としてでもいいから受け入れて欲しいと願ったけれど、それでは足りなくなってしまった。
2018-08-19 07:00:56君からの愛が欲しい・・・ 「私が一番大切なのは本です!その次に家族です」 その家族の中に私は入るのだろうか。いや、きっと入らない。私は家族同然なだけであって、家族そのものではない・・・私の入る隙間はどこにもない・・・
2018-08-19 07:00:56涙が溢れてきた。この人は、どこまで後ろ向きなのだろう。私はこの人に、ひどい言葉をぶつけてきた…… 「ずっとここで眠っていらっしゃいます」 いつの間にか横に来たユストクスが話しかけてきた。 「もしかして、魔木はその影響で?」 「はい。館から溢れ出す魔力で魔木が育ち、
2018-08-19 07:00:57いい素材が取れます。それでローゼマイン様のお薬が作られています」 「何故こんなことに・・・」 ユストクスの説明によると、神々の干渉があったようだ。どうすれば目覚めるのか、いろいろ試してみたけれどだめだった。本人は知っていたようだけれど、答えてはくれなかったそうだ。
2018-08-19 07:00:57決して叶えられない方法でしか起すことはできない、と眠りにつく前に言っていたという。 「何故一人で無茶しちゃうのですか、―――様」 ベッドの脇に跪き、手を握りしめて私は必死に話しかける。 「いつも私に報告、連絡、相談ってうるさかったじゃないですか。―――様こそ足りませんよ」
2018-08-19 07:00:57何も覚えていないのに、言葉が勝手に溢れてくる。 「―――様がいなかったら私は生きてゆけませんよ、目覚めてぎゅーして下さいませ・・・」 涙が止まらない。この人は私にとって唯一なのに、なぜ私を置いてゆくようなことをしたのだろう。そして私は、何故、この人に何も伝えなかったのだろう。
2018-08-19 07:00:58私は一生、眠り続けるこの人を眺めながら生きてゆくのだろうか。 そんなのいや! 一緒に生きてゆくと誓った。どうやってでも目覚めさせる! 立ち上がり顔を覗き込む。整った顔立ちが、人形のように見える。 そっと頭の側に両手をついて、顔を近づける。唇と唇が近づいてゆく。柔らかい感触がした。
2018-08-19 07:00:58柔らかい感触がした。少し冷たい唇。顔を離して覗き込むと、瞼がピクリと動いた気がした。 もう一度口づける。今度は唇に舌を当てて、魔力を流す。 起きて、私の魔力をあげるから・・・ 少しずつ舌を口内に忍ばせて、流れ込む魔力を増やしてゆく。 起きて!
2018-08-19 07:00:59舌先に何かが触れた。最初はそっと確かめるように。そして、私の舌にからみつく。 気が付くと背中に手が回り、ぎゅっと抱きしめられていた。唇から甘い感触が広がってゆく・・・そのまま光の激流に飲み込まれて、意識を失った。 「マイン・・・ローゼマイン!」
2018-08-19 07:00:59目を開くと、私はよく知っている男の人に抱かれていた。 「…フェルディナンド様!」 そうだ。思い出した。彼は私の……大切な人…… 「フェルディナンド様…愛しています……」 なぜこの言葉が言えなかったのだろう。想いは言わなければ伝わらない。
2018-08-19 07:00:59フェルディナンドの視線が私の瞳を捉える。フェルディナンドの瞳に、涙の粒が浮かんでいた…… 「私も愛している…ローゼマイン…」 神々の干渉は、悪戯のようなものだったらしい。私がいつまでも懸想を否定するから、フェルディナンドを眠らせて、私からの目覚めのキスをさせるようにという
2018-08-19 07:01:00