乃木坂署庶務二課事件簿その4

シャーロット@妄想 @Charlotte_nogi

78 病院前 〇「全員、セーフティとか確認したか」 山・阪「はい」 〇「よし、行くぞ」 病院に突入しようと思った矢先だった ｳｨｰﾝ 病院の正面玄関の扉が開く音がし、そこに人が現れこちらに向かってきた ？「若月さんのお仲間の方々ですね。ご案内しますので、どうぞこちらへ」

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79 と俺らに話しかけてきた 〇「罠だと思うか」 山「罠かもしれないですが、どっちみち若月さんを助けるのと真相確かめるために行かないといけません」 阪「たまみは、どーんと行きますよ」 〇「わかった、罠かもしれないが行くぞ」 〇「警戒だけは怠るなよ」 山、阪「はい！」

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80 ？「話はまとまりまししたか」 〇「あー、連れてってくれ」 ？「では、ご案内いたします」 俺らは、病院内へ進んでいった 別棟にまで案内さて、銀色の大き目の扉の前で案内役の女性は立ち止まった ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ 「暗証番号を認証いたしました」 ｳｨｰﾝ 扉が開き、中へ入る

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81 ？「院長、若月さんのお仲間の方々をご案内いたしました」 白「ありがとー、例の準備よろしくね」 ？「かしこまりました」 そういい、その女性は消えていった 白「さて、ようこそ乃木坂署庶務二課のみなさん」 〇「あんたが、黒幕か白石院長」 〇「いや、白石麻衣！」

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82 ｽﾁｬ 3人は同時に銃を向けた 白「いやーん、怖ーい」 衛「まいやん、それ天丼だから」 白「ﾃﾍﾍﾟﾛ」 衛「その銃を降ろしてもらいましょうか」 そう言った彼女は、右手に持ったものを足元にいる若月の首に当てていた 〇「ｸﾞｯ、みんな降ろせ」 3人とも銃を降ろした

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83 白「一応、手荷物検査しましょうか、梅ちゃーん」 梅「ハイ、マスター」 〇「梅澤！」 山「みなみん！」 阪「梅澤さん」 白「彼女は、私たちの仲間なのヨ・ロ・シ・ク」 若「みんな、美波は操られてるだけだ元に戻せる！」 衛「あら、ネタ晴らしははよくないんじゃない若月さん！」

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84 ﾊﾞｼﾝ 若月の頬へビンタが飛んだ 若「ｸﾞｯ」 〇「若月！」 俺は、叫んだが若月と俺の間に梅澤が立つ 梅「それでは、手荷物検査をさせていただきます」 〇「わかった」 〇〇、山下、阪口は梅澤に身体検査をされる 銃やトランシーバー、携帯、録音機器など押収された

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85 白「後で、一部は返してあげるわ」 〇「やさしいな」 白「ﾌﾌﾌ、簡単に終わるのはあまり好きじゃないの」 白「さて、庶務二課のみなさん」 白「私たちとゲームをしましょう」 阪「ゲーム？」 白「ルールは簡単、梅ちゃんと美彩と戦って勝って突破して若月さんを救出するゲームよ」

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86 山「そっちは人数少ないけどいいわけ？」 白「さっきも言ったわよね簡単に終わるのは嫌って」 白「ラスボスは、私に決まってるじゃない」 〇「あんた自らも戦うのか」 白「あら、ボスだって戦うわよ」 衛「まあ、まいやんが一番強いわよこの中じゃ」 衛「さて、死合いましょう」 梅「来い」

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87 〇「どうする」 山「私がみなみんと戦います」 阪「え、一人で大丈夫ですか」 山「正直本気のみなみんと戦ったことはないけど、誰かがやらないといけない」 〇「わかった、山下。梅澤と取り戻してこい！」 〇〇と山下は、拳を突き合わせた

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88 〇「俺と阪口で、あの女医さんを突破してラスボスさんを退治して若月を助けるぞ」 山・阪「はい！」 白「準備はいいかしら？」 〇「ああ、いいぞ」 衛藤、梅澤、〇〇、阪口、山下は対峙した 山「みなみん、初めての大喧嘩しましょ！」 梅「来な」 衛「ﾌﾌ、2対1とかゾクゾクしちゃう」

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89 〇「ふん、退いてもらうぞ」 阪「たまみがド玉を勝ち割ってあげます」 白「それでは、ガンダムファイト～レディ～ゴー」 白「あ、違うか」 若「みんな、頼む」 梅澤対山下、衛藤対〇〇＆阪口の戦いの火ぶたが切って落とされた

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90 山（遊びでたまに柔道場で柔道したことあるけど、本来のみなみんの戦闘スタイルって知らないな） 山下は、そう考えながら一定の距離を保ちながら梅澤の出方を伺った 対する梅澤は、先程の若月との戦いと比べて冷静に一歩ずつ詰めながら獲物を仕留めるように山下に近づいていた

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91 山（みなみんも私の戦闘スタイル知らないはずだから、奇襲でもしかけますか） 山下は、突如半身になり息を吐き小刻みに前後に揺れ始めた 梅澤も何かくると思い、構える 山（みなみん、パワー系の戦いなら私のスピードで乱してみようかな） 山下は、地を蹴り一気に梅澤との距離を詰めて空を舞った

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92 山「せいやー」 山下が繰り出したのは、「ティオヨプチャギ」というテコンドーの飛び横蹴りだった 梅澤は、山下の奇襲の飛び横蹴りが顔面に飛んできたのを両腕でガードをした 梅「ｸﾞｯ」 山下は、後ずさった梅澤をみて華麗なテコンドーの足技を次々に繰り出していく 山「ハイ、ハイ」

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93 高速で上段、中段、下段と蹴りをちりばめていく 山「みなみん、ガードしてるだけじゃ勝てないよ」 梅澤は、プロレスの受けの精神でまともに後ろ回し蹴りを受ける 梅「ｸﾞｯ」 ダメージを負う代償に山下の足を捕らえる 山「な！？」 梅「捕まえたぞ」 梅澤の反撃がついに始まる

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94 一方の衛藤対〇〇と阪口は 先程の若月との戦いと同様にメスを駆使した素早い攻撃で二人に襲い掛かる衛藤 その攻撃を避ける〇〇と阪口 〇（懐に飛び込めば投げれるんだが…） 〇〇は、警察関係者でも有名な一本背負いの鬼と呼ばれる有段者 阪（私が崩して〇〇さんに決めてもらうのが勝ち筋）

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95 阪（私がしっかりしなきゃ） 阪口は、一つ呼吸を整え衛藤のメス攻撃を両手で受け流し始める 衛「あら、貴方合気道とかそっち系かしら」 阪「教えません！」 衛藤のメス攻撃をいなしながら機会を伺う 衛「どうよ」 阪口は、右手のメス攻撃を取り勢いを利用し投げる 阪「はっ」 衛「なっ」

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96 そして、右手からメスを落とす 衛「めんどうね」 即座に立ち上がるが、そこに〇〇が詰める 〇「この時を待っていた」 衛「ちぃ」 もう一方の左手のメスで突く衛藤 その腕を取る〇〇 〇「もらった」 相手の勢いを利用し、綺麗な一本背負いを決める ドーン

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97 と大きな音をたて、衛藤は地面に投げられる 衛「ｶﾞﾊｯ」 〇「先に進ませてもらうぞ」 〇「阪口、いくぞ」 阪「はい！」 衛藤を倒し、白石に向かう2人 衛「あーあ、今日はいいとこないな～」 ？「衛藤先生、大丈夫ですか」 衛「あら、まいちゅん」

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98 衛「悪いんだけど、私のこと運んでくれない？」 新「わかりました」 〇「さて、ラスボスさん」 白「あら、美彩倒したのね」 阪「若月さんを返してもらいます！」 白「ﾌﾌ、戦いましょう」 そういい、呼吸を整え構える白石 阪「なんか凄いオーラ的なのが見えませんか、〇〇さん」

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99 〇「見えないが、そういう雰囲気は出てるな」 〇「一番強いっていうのは、あながち間違いじゃなそうだ」 異様な雰囲気を纏う白石と対峙する〇〇と阪口 もう1つの戦いも決着がつきそうだった 梅澤が片足を取ってから、そのまま首を掴み壁に叩きつける 山「ｶﾞﾊｯ」 梅「いくぞ」

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100 そのままチョークスリーパーを決め、持ち上げる 山（く、苦しい） 梅「うらあああ」 チョークスリーパーからのチョークスラムで地面に再度叩きつける 山「ｶﾞﾊｯ」 梅「うらあああ」 ボディプレスを決め、山下の髪を掴み持ち上げる 梅「もう終わりだ」

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101 梅澤が最後の止めの一撃を決めようと振りかぶった瞬間、山下は梅澤の目を見つめた 山「みなみん、この仕事終わったらまたあそこの美味しいお店でご飯食べる約束したじゃん」 そういい、山下は梅澤に笑みを浮かべる 梅「う、うがあああああ」 突如苦しみだす梅澤 山「みなみん！」

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102 若「美月、梅澤は完全に支配されてない！今なら戻せるはずだ」 若「お前らコンビだろ！」 山「みなみん、私たちはバディよ」 山「戻ってきなさいよ、このデカ物が～」 山下は、梅澤の頭を持ち頭突きをする 梅「ｶﾞﾊｯ」 山「痛っ～い」 山「どうよ」 梅「誰が、デカ物よ」

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103 山「誰のことかしらね、みなみん」 山「とりあえず、おかえり」 梅「ただいま、迷惑かけた」 山「いいのいいの、今度昼奢ってね」 梅「しょうがないか」 山「さあ、若月さん助けるよ」 梅「ああ」 二人は、固く握手をし白石と若月の元に向かう 白「あら、梅ちゃん戻っちゃった」

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104 梅「白石麻衣、よくも私を操ってくれたわね！」 山「若月さんを返してもらうわよ！」 阪「梅澤さん、おかえりなさいです」 梅「たまちゃん、ただいま」 〇「さて、ラスボスさんよ～どうする4対1だぜ」 白「う～ん、帰ろうかな家に」 〇「は？」 白「飽きちゃった」 山「自由すぎる」

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105 白「後、貴方たち逮捕状ないでしょ？」 阪「あ」 白「それと証拠もないから私を逮捕出来ない」 梅「な」 白「じゃあ、帰るわね」 そういい、白石は飛ぶ 阪「え、どんな身体能力してるんですかあの人」 白「普通の人よ」 白「それでは、皆さんごきげんよう」 山・梅「待ちなさい」

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106 〇「いや、2人とも待て若月を救出してこちらも帰るぞ」 山「ですが」 〇「あいつが言ってるのは合ってる」 二階の出口にいる白石を見やる庶務二課メンバー 白「ばい、ばい、き～ん」 そう言い残し消えていった 〇「若月、すまん遅れた」 若「いえ、必ず来てくれると思ってましたよ」

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107 梅「あの、若月さんすいません」 若「美波、大丈夫気にしないで」 山「若月さ～ん」 号泣しながら抱きつく 若「お～、よしよし美月もお疲れ様」 阪「大丈夫ですか、若月さん」 若「たまちゃんもありがとね」 〇「よし、帰るぞ」 3人「はい」 そして、夜が明け朝になった ｶﾞﾁｬ

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108 阪「おはようございます！」 山「あ、たまちゃんおはよう」 〇・梅・若「おはよ～」 山「あー、報告書書くの怠いよ～」 梅「早く書かないと昼ごはん奢らないよ」 山「はい！やります！」 〇（梅澤、山下の扱い慣れてきたな） 若「〇〇さん、ちょっといいですか」 〇「ん、いいぞ」

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109 二人は、会議室に入った 〇「なんだ、若月」 若「今回、私の不注意で皆に迷惑をかけてしまいました」 〇「いや、俺も悪かった」 若「私、警官をやめようかなって」 〇「そうか」 沈黙する2人 〇「若月、俺からも話がある」 若「なんですか」 〇「少し待っててくれ」

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110 会議室を出て、袋を持って戻ってくる〇〇 その袋から小さい箱を取り出す そして、それを若月に向けて開く 〇「若月、タイミングおかしいかもしれないが俺と結婚してくれないか」 突然のプロポーズに驚く若月 若「私でいいんですか」

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111 〇「ずっと仕事のパートナーだったし、まともなデートをしてやれてないけど」 若「いえ、一緒にいつもいて楽しかったですよ、不器用だなっておもいますけどね〇〇さん」 〇「ふん、しょうがないだろ」 若「まあ、私が辞めて家で旦那を待ってるのも悪くないかも」

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112 若「そのプロポーズお受けします」 〇「ありがとう、若月」 ｶﾞﾁｬﾝ 突然扉が開く 山「おめでとーございまーす」 〇・若「な、山下」 梅・阪「おめでとうございます」 〇「いつから覗いてたんだよ」 山「え、袋取って戻った時からです」

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113 山「それでは、〇〇さんと若月さんあれやりましょう」 〇「あれとはなんだ」 山「それは、キスに決まってるじゃないですか～」 若「な、やるわけないだろ」 梅「私も見たいかも」 〇「梅澤まで」 阪「たまみもみたいです」 若「たまちゃんまで（呆」 〇「若月、やるしかなさそうだな」

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114 若「そうですね」 そして、二人は向き合いキスをした 山・梅・阪「ヒューヒュー」 〇「ちゃかすな」 若「だー、もう終わり解散」 阪「でも、若月さんが抜けるとなると潜入役は誰がするんですか」 山「そりゃ、私がｒｙ」 梅「いや、ないから」 山「みなみん、突っ込み早すぎ」

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115 若「それは心配ないよ」 若「私の後釜は、見つけてあるから」 〇「前から若月には、事前に話をもらってたからな」 〇「彼女だ」 と、一枚の書類を3人に見せる 山「堀未央奈」 梅「誰ですか」 阪「あ、聞いたことあります」

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116 阪「アメリカで飛び級で色々受かって、確かFBI捜査官になった日本人女性がいるって話でそれが堀さんだった気がします」 山「え、FBI捜査官がこんなちっぽけなとこに来るわけないじゃない」 ？「来ちゃ悪いわけ」 山・梅・阪「え」 後ろを振り返ると写真の女性が立っていた

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117 堀「〇〇さんと若月さんに救われたご恩を返しに来ました」 〇「大げさだな」 若「未央奈、来てくれてありがとう」 堀「いえ、恩人二人に呼ばれたのは嬉しかったです」 堀「これから、お世話になります」 山・梅・阪「よろしく」 若「じゃあ、お昼行くけど未央奈も行く？」

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118 堀「はい、久々に日本食食べたかったんです」 〇「よ～し、昼ごはん行くぞ」 そして、6人で昼ごはんを食べに向かった 山「堀さん、年あまり変わらないんですね」 梅「私の一つ上」 堀「あんまり年変わらないし、呼び捨てとかでもいいよ美月、美波」 山「じゃあ、未央奈さんって呼びます」

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119 梅「私も未央奈さんって呼びます」 阪「私は、堀さんのままで」 前で仲良くなりながら歩く4人を見守る〇〇と若月 〇「未央奈が溶け込めそうでよかった」 若「そうですね、未央奈なら私が抜けても皆と上手くやっていけると思う」 二人の横に黒い高級車が止まり、窓が開く

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120 白「あら、偶然ねお二人さん」 〇「な、お前」 若「白石麻衣」 白「身構えないで、お祝いにきたのよ」 〇「何を祝うんだ」 白「それは、お二人の結婚よ」 若「な、お前がなんで知ってる」 白「なんででしょうね～」 白「あ、美彩もなんか一言言う？」 衛「あ、若月さんおめでとう」

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121 白石の後ろから衛藤も現れる 若「衛藤先生」 衛「後、病院で働かない？私専属のナースでさ」 若「それは、お断りします」 白「あ、結婚式呼んでくれたら嬉しいな～」 衛「あ、私も～」 〇「なぜ、お前らを呼ばないといけない」 衛「いいじゃんか」

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122 白「それじゃあ、御機嫌よう庶務二課の皆さんと堀未央奈さん」 いつの間にか二人の後ろに先を歩いていた4人がいた ｳｨｰﾝ 車の窓が閉まり、車は去っていった 〇「読めない人間だな」 堀「あれが、噂の白石麻衣ですか」 若「そうよ、私のある意味因縁の相手」

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123 山「てか、なんであいつら普通にいるんですか」 梅「証拠がないから逮捕できてないから」 阪「でも、次は捕まえましょう」 〇「そうだな、帰るぞ署に」

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124 衛「ねー、まいやん」 白「ん、な～に美彩」 衛「梅澤さん以外に誰か味方につけてるのいるの？」 白「内緒～」 衛「え～、私には教えてよ」 西「二人とも仲よくて、妬けるわ～」 白「あら、なーちゃんも色々ありがとね」 西「まあ、私も楽しませてもらいましたしええですけど」

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125 衛「なーちゃんは、この後どうするの？」 西「私は別拠点でまた開発の続きをして、また提供しますよ」 白「ありがと、なーちゃん」 純「もうすぐ目的の場所に到着します」 白「ﾌﾌ、庶務二課の皆さんとはまた遊びたいな」 そう言いながら、白石は不敵に微笑むのだった

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126 〇「よし、今日の業務は終わりだ」 山「やったー」 梅「お疲れ様でした」 阪「疲れましたね」 若「今日は、私の奢りで未央奈の歓迎会とお疲れ会を併せてやるわよ」 堀「若月さん、なんかすいません」 若「いいの、いいの」 〇「よ～し、行くぞー」

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127 庶務二課面々は、この事件は完全に解決出来ていないが再び「白石麻衣」という存在との対決は避けられないと思いながらも、新しい仲間と再び前へ進むのであった 白石麻衣との2回目の対決は、また別の話 To be continue?