シナリオ「教会の妖姫」に登場する異端審問官バルドゥア。 彼はどのような人物であったのか、あの事件はどのように進んでいたのか。
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ある日、バルドゥアは聖北教徒としてどの様な男なのかという話題が起きる。
粗暴な狂信者だったのか。それとも教会の肩書を利用した悪党だったのか。それとも‥‥

風切快夢 (:3)刀乙 @Caim_Kzkr

@cw_now バルドゥアは恩赦の条件を達成できなかったので、教会の判断は「あいつは嘘つき。主はそう申された」となるのかな。

2018-12-12 21:11:25

↓↓~以下、私見~↓↓

バルドゥアは馬鹿ではない。強請れる相手、脅す相手をちゃんと選んでいる。
悪評や司教への脅迫は全て人聞きである点からも、かなり狡猾であると思われる。
彼はおそらく、エルンスト司教の秘密を推測するに至ったものの、確認までは取れていなかった。
その最後の一手を司教に叩きつける為に、聖庭をうろついていた所で冒険者たちと出会う。
仮に、あそこで冒険者たちが庭に来なかったら、バルドゥアは何か手がかりを掴んでいたのだろうか。

バルドゥアがリアーネの存在を知ったのが昨年末。
エルンスト司教がヴィルヘルム卿に助けを求めたのが一ヶ月前。
司教が数日前に外出。
アルバートがリアーネ失踪に気づいたのが二日前。

司教殺害事件が起きる直前、エルンストに対してバルドゥアが「謀ったな!」と叫んだらしい。
冒険者たちを礼拝堂へ誘導したのは、バルドゥアが暴れた時を見越して目撃者を残すためでもあったのか。
おそらく、当初の予定ではリアーネを保護して小屋の生活跡も全て隠蔽するのがヴィルヘルム卿の思惑だった。
だが、司教殺害とその騒動で教会とその周辺に人が集まってきたため、任務遂行を断念する。
このため、バルドゥアの証言に真実味が重なる。
そこから先は冒険者たちが見た通り。登場人物の誰もが、あと一歩届かず事件は踊る。

改めて見返すと、1~3レベルの冒険者が背負うには中々重い醜聞である。

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まとめたひと
風切快夢 (:3)刀乙 @Caim_Kzkr

真に受けたらダメだよ。 素材おきば→ https://caim-kzkr-cw.tumblr.com/