MIU404最終回の感想をまとめました。考察ではなく解釈です。
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旻(akizora) @akizoracosmos

違う志摩の態度で、伊吹もそれを察している。[伊吹は、志摩が自分(志摩)を責めてる事を知ってる]。ここの志摩、目の下のクマ凄いしね…。 次。ガマさん面会拒否からの陣場さんの病室前で九重と喋る伊吹。ここで伊吹が「刑事の自分を捨てても俺は許さない」の台詞を発するのを、九重が聞いてる。

2020-09-07 23:16:40
旻(akizora) @akizoracosmos

九重はこれを伊吹の言葉だと思ってる(ガマさんの台詞だと知っていたとしたなら尚更伊吹が影響を受けたのだと考える)。伊吹本人はどうかと言えば、この台詞を、ガマさんの心を考え続けているだけで、決して"意思表明"ではない。しかしこの発言を受けて、九重は桔梗さんへ相談し、桔梗さんから志摩へ、

2020-09-07 23:21:05
旻(akizora) @akizoracosmos

「伊吹は久住を殺しかねない」という話が伝わってしまう。 次。RECこと児島にコンタクトを取る志摩。「助けられましたね、大嫌いな警察に」「今まで貴方が曝してきた人達もそうだったのかもしれません、ね」(この「ね」の言い方好きすぎる)まー煽る煽る。忘れがちだけど志摩って人の神経逆撫でするの

2020-09-07 23:25:24
旻(akizora) @akizoracosmos

天才的に上手いんですよね、謂わば煽りの天才。(しかしこれで煽り耐性の無い伊吹が大してキレずに組んでる理由も察せられるんだけど)(話がずれるので割愛)これは明らかに児島を利用する為に煽ってる。同時に、 志摩「警察官やってる限り、あいつに勝てる気がしない」 ここでも「刑事の自分を捨てる」話

2020-09-07 23:29:01
旻(akizora) @akizoracosmos

が出てくる。「やめたいのかもしれない。強くて清くて正しい警察官でいることに、もう疲れたわ」とすら溢す。これも刑事ではない児島の前で違法捜査ギリギリのところに手を出してる状況だから出たし気付けた本音だろう。 次。ニセ似顔絵の拡散が発覚。もうこのページ見た時点でこれが志摩の仕掛けだと

2020-09-07 23:33:11
旻(akizora) @akizoracosmos

気付いてる伊吹。[志摩の考えそうなこと大体わかってる伊吹]。なので既に糸巻に盗聴器頼んでる。 「一人で何やっちゃってんの~ヘタな似顔絵とか描いたりしてさ~バレバレ❤️」(ここに❤️が見えたの私だけじゃない筈だって信じてる)これ伊吹の下手な煽りで勿論志摩には通用してない。でも直後のパンチ

2020-09-07 23:37:08
旻(akizora) @akizoracosmos

も半分はブラフで、糸巻に盗聴器仕掛けて貰う為の囮。じゃあ残りの半分は何かっていうと、「お前を奥多摩に返す」の真意を確かめる為の拳だろうと。「じゃあ殴り返せば」も勿論そう。 1話で志摩が伊吹を殴ったのは、伊吹が犯人を撃つかと思わせたから。つまり「刑事にあるまじき行動」をするかのように

2020-09-07 23:42:05
旻(akizora) @akizoracosmos

見せかけたから。もし志摩が今も尚刑事として正しくあろうとしているのならば、その信条の下に動いているのであれば、ニセ似顔絵の件も伊吹を移動させようとしてることも、伊吹に殴られる謂れは無いので、殴り返せるだろう、と。しかし志摩は殴り返さなかった。「刑事としてあるまじき行動」をしている

2020-09-07 23:45:11
旻(akizora) @akizoracosmos

自覚があるからだ。その上で、伊吹が、[志摩の考えそうなこと大体わかってる伊吹]が、何に辿り着いたかと言えば「あっ、コイツまじで全部一人でやる気だわ、本当に俺を『関係ない』人間にするつもりだ、その上で一人で責任負って『刑事を捨てても』やる気なんだ」という志摩の本気にだと思うんだよな。

2020-09-07 23:49:11
旻(akizora) @akizoracosmos

次。警察町内での志摩と九重と、盗聴中の伊吹。 志摩「(九重のことを『刑事局長の息子』って)心の中では思ってたよ」この義悪的な言い種よ…九重とも距離を置こうとしてる。 「相棒なんて一時的な仕事相手にすぎない」「考え方も違うしやる事なす事相談なんてやってられるか」バディ制の刑事のあり方を

2020-09-08 00:04:47
旻(akizora) @akizoracosmos

真っ向から否定しにかかってる。 「信じなきゃ良かった」「俺としたことがどうして」「いつの間に相棒なんてものに頼るようになってしまったのか」「あいつを信じるべきじゃなかった」ここまで聴いて、伊吹は単独行動に移る。しかしこの台詞は、伊吹を責めてるように見えてその実、志摩自身の自虐だ。

2020-09-08 00:08:05
旻(akizora) @akizoracosmos

伊吹は決して「志摩の台詞の後半を聞き逃したことで誤解してキレて暴走した」訳ではない。 伊吹は、[志摩が自分(志摩)を責めてる事]を、[志摩が刑事である自分を捨てようとしている事]を、[伊吹を自分とは『関係ない』者にしようとしている事]を、知ってる。志摩が九重にすらそれを露呈した時点で、

2020-09-08 00:15:36
旻(akizora) @akizoracosmos

伊吹は確信したのだろう、洞察力と勘働きの鋭い伊吹ならここまでの情報で充分な筈だ。そして何より、志摩が至った結論を、志摩が伊吹自身に、面と向かって言ってはくれない、ガマさんの時のように膝を付き合わせて話をしてはくれない、その事実が伊吹を動かしている。全てを総合するならば、冒頭の志摩

2020-09-08 00:19:16
旻(akizora) @akizoracosmos

に言われ、ここまで手段を選ばずに全力で志摩に突きつけられた「お前には関係ない」に、伊吹はキレている。 一方、(面と向かって話しているので)話を最後まで聞いてくれる九重には真っ向から「関係ないなんて今更言われたくない」と言われてしまう志摩なんだよな… 「やろうと思えば他の仕事も

2020-09-08 00:23:33
旻(akizora) @akizoracosmos

やれんじゃないの」とか、これも結局「自分(志摩)は」であって、伊吹はそうじゃない、伊吹には刑事でいてほしい、それは偽らざる本音。 盗聴器を発見して連絡した糸巻に対しても「隊長も糸巻さんも関係ない」…また「関係ない」なんだよな志摩は。 その上で、志摩が電話した伊吹が言うには、

2020-09-08 00:27:33
旻(akizora) @akizoracosmos

「お互いさ、自由にやろうぜ、相棒なんて一時的なもんで、解散したら終わり、もうどうでも良いよな」。と言いつつ伊吹は何をしてるかって、志摩がやろうとしていたことを先取りしている。巻き込まれに行ってる。つまり「関係ない」と言えないようにしてるんだよな。ここで伊吹が電話に出たことでも明白

2020-09-08 00:30:26
旻(akizora) @akizoracosmos

で「相棒からの電話に出ない」なんて事は志摩相手に絶対やっちゃいけない事だけど、「もうどうでも良い」なら、本当に伊吹が単独行動を選んだのなら、電話には出なくて良い筈だ。電話に出たのは紛れもなく「お前が何と言おうと俺はまだお前の相棒だからなコラ」という意趣返しだし、同時に「好き勝手に

2020-09-08 00:37:49
旻(akizora) @akizoracosmos

自由にやってる事がお前とおんなじ事なんだよ」という主張にもなる。志摩が伊吹を遠ざけようとも、伊吹の自由意思で、志摩と同じ仕事を選んだ以上は、もう志摩だけの責任とは言えない。 汽笛が鳴ったのは偶然であり、伊吹が志摩のマネをして盗聴器を仕掛けたように、

2020-09-08 00:41:25
旻(akizora) @akizoracosmos

伊吹の特技のように志摩が電話向こうの音で相手が何処に居るかを察知してみせる演出だけど。でももし汽笛がならなくても、志摩は港に来る。だってそもそも志摩はその場所を知りに九重に会いに来たのだから。つまり伊吹の「自由にやろうぜ」はブラフでもある。志摩が「じゃあ好きにしろ」とでも言って、

2020-09-08 00:44:43
旻(akizora) @akizoracosmos

志摩が本来の予定通りに一人で港に来れば、先に久住を見つけている伊吹と合流できるという寸法だ。結果、二人一組制に戻り、志摩は刑事をやめずに捜査が出来る。少なくとも先に単独行動の暴走をしたのは伊吹の方で、志摩はそれを追った形になる。 ……ここまでは伊吹の描いた図面通りになってるし、

2020-09-08 00:48:54
旻(akizora) @akizoracosmos

伊吹から見れば納得ずくだ。しかし、ここまでを志摩の視点から見るとどうだろうか。 自分が刑事を辞めても責任を負えばいいので、刑事を続けてほしい相棒を遠ざけようとした。反発を受けるのは覚悟していたが、どうやら伊吹は相当キレている。隊長にも「伊吹は久住を殺しかねない」と言われた。折よく

2020-09-08 00:52:11
旻(akizora) @akizoracosmos

盗聴までして久住の居場所を知った伊吹が暴走し、単独で久住を探しに行った。何の為に? …志摩はここで「伊吹が何の為にここまでして一人で久住を探しに行ったのか」を考えただろう。少ない情報で辿り着く答えは容易だ。だって伊吹は説明ができない男だから。志摩が面と向かって話を聞かない限りは。

2020-09-08 00:58:24
旻(akizora) @akizoracosmos

そしてこの電話が、バッドトリップ以前に、志摩と伊吹が交わした最後の会話でもある。 (さてそろそろANNなので続きはまた後で。)

2020-09-08 00:59:28
旻(akizora) @akizoracosmos

志摩は[伊吹は久住を殺すつもりで盗聴したし単独行動取ってる]と思っている、じゃあ伊吹本人はどういうつもりかというと[志摩の単独行動を結果的に無かったことにする為に先んじて行動している]に過ぎない、という所までだったので、次。 伊吹と久住の対話。

2020-09-08 23:44:21
旻(akizora) @akizoracosmos

「俺はさ、お前と一対一で話がしたいねん」これ勿論伊吹が久住と話がしたいのは確かで、志摩と一緒に来てたらそれは叶わなかっただろう。時折伊吹にダブらせるガマさんは、伊吹の思考がガマさんに寄っているようなミスリードで、実際は話すら聞けずに一線を越えてしまったガマさんと同じ轍は踏むまいと

2020-09-08 23:49:58
旻(akizora) @akizoracosmos

確信している、その上で「自分は一人で来た」と告げる事は相手を油断させる事にも繋がる。そして久住は勿論それを丸っと信じたりしない。刑事である伊吹に見つかっているにも関わらず逃げ出す様子も無くブラブラと港を歩き、一度道路側まで上がって瓶を捨てたりバケツを拾ったり。明らかに周囲を警戒し

2020-09-08 23:57:47
旻(akizora) @akizoracosmos

ている。周囲を警察が張っているなら逃げるルートを選ぶべきだし、張っていないにしても伊吹が一人な訳がないので複数人と戦うのは厄介だ…しかしどうやらコイツは本当に今は一人らしい、じゃあどうするか。一人ならどうにでも出来る、こちらは二人だ、と久住は踏んだ。結果の拉致。故にあの対話の意義

2020-09-09 00:02:41
旻(akizora) @akizoracosmos

は「伊吹のブラフを生かす為」であり「伊吹が(今は)一人であることを久住が確認する為」のものであったと言える。

2020-09-09 00:06:12
旻(akizora) @akizoracosmos

次。志摩が船上で伊吹を見つけたのが10/15の13:30。 久住「やっぱりもう一匹おった~」の言葉通り、久住は後から志摩が来ることを読んでいて待ち受けていた。船室の扉が僅かに開いて伊吹が見えるようにしていたのも勿論その為。「ドーナツEPよりも気持ちよくなれるドラッグ~❤️」(このドラッグの言い方

2020-09-09 00:17:38
旻(akizora) @akizoracosmos

狂おしいほど好きなんだが)「目的なんか無い」「高いところから見るのが楽しいだけ」と言われ(煽られ)、少なくとも煽り耐性は伊吹ある筈の志摩でさえ、実際に面と向かっての久住との初対話がコレだ、笑わなくては耐えられない程だったのだろう、伊吹を見つけた安堵もあったかもしれない。久住に仲間が

2020-09-09 00:22:40
旻(akizora) @akizoracosmos

いる可能性を失念した志摩も船室へ引きずり込まれる。意識の無い伊吹に、志摩が大声で「伊吹、起きろ!」と呼び掛けているのがバッドトリップ以前の現実としてのラスト。 …長くなりましたがここまで全部を伏線にして、①の夢が伊吹の見ているもの、②の夢が志摩の見ているもの、という解釈をしたい。

2020-09-09 00:26:16
旻(akizora) @akizoracosmos

①の夢。(伊吹の見ている夢=伊吹の知っていることしか登場しない。伊吹の「最悪」が具現化している) まず目覚めた志摩が叫ぶ「伊吹起きろ!」これは現実で志摩が伊吹を呼んでいる声とシンクロしているが、『相棒が呼んでいるのに応じられない』=志摩に対して伊吹が絶対に味わわせてはいけないこと。

2020-09-09 00:38:30
旻(akizora) @akizoracosmos

久住「エトリは色狂いのアホウやったけど志摩ちゃんとは仲良くなれそうや」これは久住がエトリを仲間扱いしてない事を解っていないと出てこない台詞でもある。 志摩「俺達が居なくなったことは警察に伝わってる」久住を脅すなら、本当の志摩はこんな単純な、すぐバレそうな台詞回しをするだろうか。

2020-09-09 00:44:18
旻(akizora) @akizoracosmos

久住「別々に来るなんておかしいやん」これは②の夢と比較した時により明確だけど、伊吹が仕掛けた「一対一」というブラフが意味を成していない恐怖は伊吹のもの。 志摩「俺は他人の事なんかどうだっていいんだ本当は」「心配なふりして善人なふりして人間らしく見えるように振る舞ってるだけ」この

2020-09-09 00:47:58
旻(akizora) @akizoracosmos

[志摩による人前での自虐]は、志摩にとっては通常運転だ。これを自覚することも、人前で口にすることも、志摩にとっては恐怖でも最悪でも何でもない。しかし伊吹にとっては、ついさっき九重に対しても同じような自虐を披露していた志摩に対して、今も『何も言ってやれない』辛さがある。何故なら

2020-09-09 00:51:43
旻(akizora) @akizoracosmos

志摩が面と向かって話してくれないからだ。「関係ない」と突き放されてしまったからだ。「関係ないなんて言わせねぇ」と志摩に言いたいばかりに先行して港へ来たのに、いざ志摩が来たら自分は既に捕まっているし相棒の呼び掛けにも応じないし、相棒の自虐に、6話のラストのように声をかけてやる事すら

2020-09-09 00:54:57
旻(akizora) @akizoracosmos

出来ないでいる。 久住「俺と同じやん」にも、『てめーと一緒にすんな』と言ってやりたいのに言えない。 志摩「だから簡単に引き金を引ける」にも、『警察やめねぇよな』『刑事は銃撃たねぇって言ったろ』くらいの事は言ってやりたいのに言えない。 目の前で相棒が「刑事を捨て」ようとしている"最悪"

2020-09-09 00:59:01
旻(akizora) @akizoracosmos

がここにある。 久住「皆悲しむで~皆困るで~」久住は「他人が困る」という言いぶりをするが、もし伊吹なら、7話の404のように『俺が嫌だから絶対やめて』とでも言うだろうか。だがそれも言えない。 志摩「銃声を聞けば伊吹は起きる」それでは遅い、「目が覚めて俺が死んでたら」それでは意味がない、

2020-09-10 01:24:01
旻(akizora) @akizoracosmos

それでも伊吹は目覚めることが出来ない"最悪"。そして、「相棒は、伊吹はお前を絶対に許さない」。そう言いつつ久住を"撃たない"志摩。これは最後の最期に残された伊吹の願望の具現化だと思ってる。「人間の本性は死に際に現れる」、その「本性」の部分で、『刑事を捨てないで』『俺を信じて』ほしい、

2020-09-10 01:30:32
旻(akizora) @akizoracosmos

「信じるんじゃなかった」が志摩の自虐だと解っていても、相棒として信じているのだと言って欲しい、そして伊吹の為であっても発砲するという選択肢は取らないで欲しい、例えそれで『志摩が死ぬことになっても』。ここの志摩の抗いは、そのまま伊吹の葛藤に直結する。伊吹の理想を志摩が叶えた結果、

2020-09-10 01:39:16
旻(akizora) @akizoracosmos

志摩が死ぬ。夢の中の伊吹が目覚めればそうはならなかった。つまり『(香坂に対して志摩がやったように)志摩が呼んでいるのに伊吹が応じられなかった』から、『(ガマさんのように)志摩は刑事を捨てなかった』けれど、『(志摩に対する香坂のように)伊吹に対する志摩は死んだ』。要するに伊吹のエゴだけが

2020-09-10 01:45:53
旻(akizora) @akizoracosmos

救われているが、志摩に味わわせてはいけない要素としては役満という形になる。 久住が"現実"で言った「気持ちよくなれる」がもし真実で、あの薬に願望を具現化する要素があるのだとすれば、『最悪』のトリップでありながら「己のエゴは都合良く通されてしまう」のではないか。

2020-09-10 01:52:35
旻(akizora) @akizoracosmos

「命と正義を天秤にかけた時、志摩には"正義"を選んで欲しい」という自分勝手な願いだけが叶う。しかも「死後を信頼する相棒に預ける」という"理想的"な死に方で。これは、「この夢を自分が観ていた」と自覚した時に、伊吹にとっては紛れもなく『最低』の下を行く『最悪』だ。

2020-09-10 01:58:35
旻(akizora) @akizoracosmos

①の夢を伊吹のものとした場合、結論としては、伊吹の「志摩への信頼が揺るぎないからこそ、全て一人で背負おうとする志摩への憤りと、志摩に信じて欲しい・志摩に刑事を捨てないで欲しいという願望」が元になって形作られた『最悪』の夢、という見方が出来る。

2020-09-10 02:01:29
旻(akizora) @akizoracosmos

②の夢。(志摩の見ている夢=志摩の知っていることしか登場しない。志摩の「最悪」が具現化している) 伊吹が目覚めるも、相棒が既に瀕死であることに"気付いていない"。蒲郡夫妻がはねられていた=取り返しのつかない事になっていたことに"気付けなかった"伊吹には絶対に味わわせてはいけないはずの事。

2020-09-11 01:11:02
旻(akizora) @akizoracosmos

久住「志摩って誰?」伊吹「俺の相棒だ、居んだろ」志摩としては志摩が来ることを信じている伊吹でいてほしい。しかし、 久住「アンタはここへ一人で来てずーっと一人」と言われる。 『伊吹は久住に一人で会いに来て以降も一人』を久住に肯定されることで恐怖を覚えるのは、意図的に「一対一で」と

2020-09-11 01:14:42
旻(akizora) @akizoracosmos

言い放った伊吹ではない。久住が平然としている状況であれば、ブラフが生きていることは伊吹にとっては安心すべき事だ(何しろ"現実"の伊吹は志摩が来たことを実際には知らない)。 これを聞いて恐怖するのは「伊吹の元へ駆けつけた」のにそれが無かったことにされている志摩の方だ。

2020-09-11 01:17:23
旻(akizora) @akizoracosmos

久住「俺と組まへん?」この時の久住のポージングは伊吹を彷彿とさせる。久住が「利用しようとする相手に『似た者同士』感を抱かせる」手を採っている事を志摩は充分に理解している。 久住「アンタ刑事向いてないで」「クズはクズのまんま」この辺りは①の夢と表裏一体で、①の場合は「志摩の自虐に

2020-09-11 01:25:34
旻(akizora) @akizoracosmos

文句言ってやりたいのに言えない伊吹」の辛さだが、②の場合は「他人に侮辱される伊吹を看過したくないのに何も出来ない志摩」の辛さがある。志摩はこれまでずっと、自分が伊吹をバカ呼ばわりするくせに他人に伊吹を無能扱いされる事は許せずに必ずつっかかってきた。九重に対しても刈谷に対しても。

2020-09-11 01:29:16
旻(akizora) @akizoracosmos

志摩は伊吹を知っているので的確な煽り文句が久住の台詞として繰り出せてしまう。それに対して伊吹に「俺の何知ってんだよ」と言わせることは出来るが、志摩が割って入って「お前が伊吹の何を知ってんだ」と言ってやることが出来ない辛さがある。 久住「どーしても許されへんかったらどーするん、

2020-09-11 01:36:57
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まとめたひと
旻(akizora) @akizoracosmos

主に腐っているまるでだめなおたく。リバ主義。Love!→銀魂/つり球/WA/蟲師/ガチャクラ/スペ☆ダン/上遠野浩平/ラー麺ズ NowHot!→みう四○四 ※成人済