2020年12月2日
物語の様式論的なめも。(ネバークラウドTRPGってサイバーっぽいけどサイバーではないかもしれない、むしろ「中学生パンク」かもね、という2020-12-01あたりの @haruwosumi さんとの会話の直後から切り出し)

自分の感想とはるをさんの感想、そしてはるをさんの感想を読んだ自分の感想とを順に合成すると、「悩みを通じて世界の汚辱と崇高とに出会える近未来ジュブナイルパンクTRPG」とか言えるかもしれないな、ネバークラウド。(そしてそこからcyberpunkからまずcyberが脱落する)
2020-12-01 21:28:53
かつてShadowrun Japan Fanzine コミュニティの武藤潤さんは、(誰かの薫陶でもあり、自己の文責としての言葉で)シャドウランの魅力を「闇と暴力の美学」と括ってみせた(1990年代よりあるWebサイトより」。
2020-12-01 21:57:30
Jun Muto's Shadowrun Page::Shadowrunの魅力 より

けど、punkをもし「いかなる立場からも(たとえその時代背景における底辺層からでも)始められる、汚辱と崇高とを臨む旅」と見るなら、実は1980sC刻印組の達成にのっからずとも、punkものではありうるのかもな、と今回思える何かがあったな。そしてそれは、「若者たちから始まる」であっても構わない。
2020-12-01 21:59:33
とまで書いて恐ろしいことに気づいた。「子供たち」では通じない人に対しては「オジサンたち」で、「オジサンたち」で通じない人には「お姉さん」で、以下オバサンオジイサンオバアサンでやっても、punkの「どんな窮境からでも汚辱と崇高とは共に眺められる」は別に可能なのでは、ということを……。
2020-12-01 22:10:56
「どんな背景世界であっても、その世界ナラデハの汚辱と崇高とを共に紀行させ(ついでに課題を与え探索させ)る」が、物語様式としてのX-punkのパラフレーズされた定義だと仮にするならば、ガジェット以外の要素で色々考えやすくなりますね。もちろんガジェットは汚辱と崇高とをamplifyするから強い。
2020-12-01 22:14:12