アイドルたちの人狼アフターアフターストーリー（役職決め編）

ちかね @i7_chikane

大和「予約の時間まで少しあるな」 環「ひーまー」 壮五「いつもしているゲームは？」 環「イベントないしデイリーは終わってる」 悠「あ。オレやってなかった」 陸「はい！オレ、みんなでやりたい事あります！」 龍之介「やりたい事って？」 百「何なにー？」 陸「16人で人狼したいです！」

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楽「いいじゃねえか」 天「安易に同意しないで。陸、みんな疲れてるんだから。無茶振りしないの」 陸「ごめんなさい……。そうだよね。天にぃとまた人狼したかったな……」 天「やろう」 楽「やるのかよ！」

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一織「九条さん、止めるなら最後まで止めてください」 天「じゃあキミが止めれば」 一織「七瀬陸という暴走機関車は走り出したら簡単には止まらないんですよ」 天「自分が出来ない事を人にさせるんだ」 一織「あなたって人は 大和・龍之介「「喧嘩しないの(で)！」」 一織・天「してません(してない)」

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悠「四葉ー。ライフ送って」 環「りょ」 巳波「人狼、するんですか？しないんですか？」 陸「します！」 トウマ「あいつらゲームやってるけど」 陸「スマホは没収します！」 悠「ええー！？デイリーだけやらせて」 陸「デイリーだけオッケーです」 壮五「陸くん、優しいね」 虎於「優しいか……？」

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陸「人狼が終わったらオレもライフあげます」 大和「優しい」 トウマ「優しい！」 巳波「よかったですね、亥清さん」 悠「ありがとう。本当は今欲しいけど、まあいっか」 千「誰か進行して」 百「はーい。じゃあまず役を決めようか。カードはないし、アプリを使おう」

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壮五「スマホは没収じゃないの？陸くん」 陸「うーん……。許可します！」 百「あはは。ありがとう。優しい！」 三月「最初から没収しなければいい話なのに」 ナギ「優しい世界です」

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環「はあ……。出来たらそーちゃんと同じ陣営がいいな」 壮五「どうして？」 環「揉めたくない」 壮五「離れても揉めないよ」 環「もし俺がまた人狼になって、そーちゃんのこと吊ることになっても？」 壮五「……。うん」 環「今、間あった！やっぱキレんじゃん！」 壮五「キレないキレない」

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環「何しても恨みっこなしな」 壮五「うん。もし仮に僕が人狼になって君を噛みにいっても泣かないでね」 環「泣かねーし！」 壮五「よかった。時が来たら遠慮なく捕食出来るよ」 環「ほしょく……」 ナギ「MEZZO"は今日も仲良しです」 三月「うんうん」 巳波「捕食関係のある仲良しなんて、面白い」

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百「よし、準備完了。『確認する』を押して、自分の役職と、人狼だったら仲間の名前を覚えて。『OK』を押したら画面に映った名前の人に渡して。OK押さずに渡しちゃうと役職がバレちゃうから気をつけてね」 全員「はーい」 百「みんな良い返事！最初はオレから。ダーリンの敵じゃありませんように！」

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百「ほうほう。じゃあ次はユキ」 千「モモの敵じゃありませんように」 百「お願い神様！オレたちを引き裂かないで、オレたちの愛を確かめないで！ 千「そうね。『確認』と……。……なるほどね」 百「……」 千「はい、次は楽くん」

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楽「よっしゃあ！行くぜ！」 大和「声でかっ」 天「腕まくりまでして気合い入れることないのに」 楽「勝負は始まりが肝心だ。このくじで勝負が決まるくらいの気概で挑まねえとな！」 壮五「かっこいい……！」 龍之介「楽はいつも全力でかっこいいなあ」 楽「サンキュー！」

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楽「…………」 天「何。その顔」 楽「何でもねえよ」 天「人狼だった？」 楽「違う。俺は」 ナギ「この時点での話し合いはいけませんよ。議論の場が整ってからにしましょう」 天「そうだね。ごめん」 ナギ「ノープロブレム。メンバーの役職が気になるのは当然です」 楽「次は天だ」 天「了解」

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陸「オレ天にぃと人狼になりたいなあ」 環「人狼なりたいの？マジ？」 陸「人狼側って村人側よりも、一緒に戦ってる！って感じするから」 環「俺、人狼苦手。ちょー疲れる」 陸「じゃあ天にぃが人狼で環も人狼だったらオレと交代して！」 環「おっけー」 一織「OKじゃありませんよ。交代は出来ません」

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陸「残念」 大和「偶然一緒になるかもしれないだろ。リクも百さんみたいに手合わせて神頼みしてみたら？」 陸「いいですね。大和さんも力を貸してください」 大和「俺も？」 陸「メンバーみんなで！」 環「神様。りっくんをてんてんと人狼にしてください」 ナギ「プリーズ」 三月「頼むぜ、神様」

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大和「うちのセンター、いつも頑張ってるんで可愛いわがまま叶えてあげてください」 壮五「僕は無宗教なんですがどの神様に祈るのがいいでしょうか」 一織「ここは日本、八百万の神がいる国ですから。人狼の神様もいるかもしれません」 壮五「なるほど。さすが一織くん。お願いします、人狼の神様」

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天「はい、龍の番」 龍之介「……」 天「龍の、番」 龍之介「え！もうボタン押しちゃったの！？お祈りしてたのに……」 天「どうして龍までお祈りに参加してるの」 龍之介「彼らの知らない沖縄の神様に祈ったらさらに効果が高まるかなって」 天「優しいね龍は。でももうボクの番は終わったよ」

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陸「終わっちゃったの！？オレ、まだ祈ってない！」 天「結果は自分の番が来るまでのお楽しみ」 陸「うん……」 天「陸。袂を別つことになっても、それぞれの場所で精一杯頑張ろう」 陸「天にぃ……。うん、オレ頑張るよ」 天「いい子」

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龍之介「……確認しました。次は、悠くんだ。ゲーム終わった？」 悠「終わりました。あ〜、また普通の村人がいいなあ」 トウマ「んな事言ってると逆に村人じゃないのが来るぜ？」 虎於「悠が人狼だったらわかりやすそだ」 巳波「妖狐になった亥清さん、とても興味があります」 悠「ビビらすなよ！」

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環「いすみんも人狼やったことあるじゃん。俺たちとやったとき」 悠「すぐ吊られたけどな。和泉に。あ、弟の方」 一織「亥清さん、少しつついただけでたくさん襤褸が出て可愛……面白かったです」 悠「少し！？あれが少し！？」 環「つつく、っていうか無数の斬撃って感じだった」

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悠「普通の村人来い、普通の村人来い……。………」 環「ふつーの来た？」 悠「言わない。顔見るなよ」 トウマ・巳波・虎於「…………」 悠「見るなってば！はい！次、トウマ！」 トウマ「おう。こういうのはサクッと押しちまった方が…………」 悠・巳波・虎於「…………」 トウマ「見るな頼むから」

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陸「……」 トウマ「陸も見ーるーな」 陸「へへっ。はーい」 トウマ「次、ミナの番」 巳波「はい。私はポーカーフェイスが得意ですから。思う存分見てください」 トウマ「おおー」 虎於「余裕を感じる」 悠「巳波、かっこいい！」 巳波「ふふ。褒めるならボタンを押したあとに褒めて下さい」

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龍之介「巳波くんの表情、しっかり観察させてもらうよ！」 巳波「……やめて下さい」 龍之介「やっぱりメンバーじゃないとダメかあ」 ナギ「この後の戦い。カメラはありませんし、十氏の観察眼いえ推しの目でポーカーフェイス崩せるかもしれません」 巳波「<はっ倒しますよ>」 ナギ「<ごめんなさい>」

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巳波「フェアプレイでゲームを楽しみましょう。では、ボタンえい。…………」 悠「ポーカーフェイスっていうか……」 トウマ「キレてね？」 虎於「やりたくない役だったのか？」 巳波「さてどうでしょう。御堂さん、どうぞ」 虎於「ありがとう。俺は何が来ても構わないが、役職がある方が燃えるな」

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虎於「…………え……」 巳波「ご希望は叶いましたか？」 虎於「いや……ああ、どうだろうな。………。次は、和泉一織か。どうぞ」 一織「ありがとうございます」 陸「一織、何がいい？お祈りしてあげるよ」 一織「結構です。画面見ないでください。……離れて」 陸「はーい。何かなー。また狼かな」

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一織「……。残念でした、ただの村人です。次は二階堂さん、よろしくお願いします」 大和「はーい。はあ……ただの村人でありますように」 陸「オレ、大和さんが村人になれるようにお祈りします！」 環「おー。じゃあ俺もやる」 大和「ははっ。じゃあお願いしようかな」

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陸「大和さんは何もしない人〜何もする事がない人〜」 環「ヤマさんは何にも仕事ない人〜何の役目もない人〜」 大和「全力で祈ってくれてるところ悪いけど、人じゃなくて村人って言って。あと村人に『なって』、まで言って。お兄さんがグータラの人だって紹介してるみたいになってるから」

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三月「隙あらばグータラしてんじゃん」 一織「適切なメンバー紹介です」 大和「いやいや、お兄さんには別のがあるから！ずるい色……、何でもない。俺はグータラな何もしない人です」 三月「わかったから早くボタン押せって、ずるい色気のお兄さん」 一織「後が閊えてますよ、ずるい色気のお兄さん」

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陸「村人引けますように！ずるい色気のお兄さん！」 環「がんばれ、ずるい色気のヤマさん！」 大和「からかうな！まったくおまえらは」 千「いけいけーずるい色気の大和くーん」 大和「ああ？」 悠「ヒッ」 千「凄まないで。君の顔を見て悠くんがビビっちゃったよ」

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悠「別にビビってないし！……です」 トウマ「嘘つけ」 虎於「トウマもビビってただろ」 トウマ「ビビってねえよ。ただ、今やってるドラマの二階堂さん、思い出して」 大和「見てくれてんの？ありがとう」 三月「いつものサイコキラーの」 大和「いつもじゃないから。割とくらいだから」

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環「ヤマさん、まだー？」 大和「もう押してあるよ。ミツ、次どうぞ」 三月「え！？」 虎於「気づかなかった……」 龍之介「俺も……。前に人狼したとき、百さんが、役が決まる時の表情もヒントになるって聞いてたから見逃さないようにしてたのに」 ナギ「ワタシはヤマトを見ていましたよ」

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大和「へえ。感想は？」 ナギ「それは朝の会議でお話します」 大和「俺は村人だった。ナギが味方であることを願うよ」 ナギ「ヤマトはワタシが味方であってもワタシを疑います。疑い過ぎないで」 大和「それってナギが人狼になった時の保険？」 ナギ「今の発言こそワタシに疑いの目を向ける作戦では」

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三月「おまえら！まだ始まってねえっつーの！」 大和・ナギ「「いてっ」」 三月「愛のチョップだ」 陸「あはは！」 環「ウケる」 悠「ウケるんだ……」 トウマ「喧嘩始まったのかと思ったぜ」 壮五「IDOLiSH7にはいつもの光景です」 一織「割とくらいです」

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悠「IDOLiSH7て仲良しこよしのグループじゃん。割と疑ったりギスギスすんの？」 陸「違うよ。大和さん、疲れてたり体調悪くても上手に隠そうとするから。ナギや三月が気づいて怒ってくれるんだよ」 大和「おまえらだって疲れてるのに心配かけたくないんだよ」 楽「そういうとこあるよな、二階堂」

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龍之介「天もあるよね。素直に頼ってくれるとメンバーは嬉しいものだよ」 天「ボクだって二階堂大和と同じ。二人に負担をかけたくない」 楽「負担じゃない。支えになりたいんだ」 龍之介「ステージやカメラの前で弱さを見せない天はすごくかっこいいけど、俺たちの前くらい素直に甘えてほしい」

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天「……出来るように努力はする」 楽「おう！」 龍之介「うん」 百「美しいメンバー愛！」 千「いいもの見せてもらったね。僕らのメンバー愛も見せつけとく？」 百「やめとこ。Re:vale愛の劇場は上映時間2時間だから」 千「映画かい」

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三月「はい、環ボタン押して」 環「うす。はあ……。村人来い村人来い村人来いったらこい！」 壮五「環くんリアクションは控えめにね」 環「俺、ポーカーフェイスとか無理なんだけど」 陸「歌歌ったら？箱の中身はなんだろなコーナーみたいに」 ナギ「一緒にここな歌いましょう！」 陸「オレも歌うよ」

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龍之介「俺も歌おうか？」 環「うん！」 壮五「ちょっと環くん」 楽「俺も歌うぜ！ここな！」 天「ボクも歌うよ。キミがもし役職持ちだったら頑張って反応を隠してもらいたいから」 環「ありがとうみんな！」 悠「みんな？」 トウマ「これ全員歌う流れ？」 環「歌わねえの？もしかして歌えない？」

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巳波「歌えない、というわけでは……」 虎於「全国ツアー中さんざん聞いたからな……」 百「じゃあみんなで大合唱しちゃおう！今日はゴスペル練習中のお隣さんもいないし」 千「ŹOOĻも歌って。嫌なら先輩命令されたことにして」 トウマ「嫌じゃないです」 悠「歌うけど、四葉のためじゃないからな」

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環「わかった。でもありがと」 悠「お礼とかいらないし。さっき九条さんが言ってたやつ。不利になるかもしれないからってだけ」 環「うん。ありがとなー」 悠「……うん」 ナギ「みんなでここな歌いましょうー！最高にハッピーでーす！」 陸「大和さん、せーのって言ってください」

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大和「タマ、準備はいいか？」 環「OK！」 大和「せーの」 全員「♪まーじーかーるここな♪(中略)……力になーるーのー♪」 環「おりゃあ！……わーーーまじか！！」 15人「…………」 環「あ、わり……。次、そーちゃんよろしく」 壮五「相方が失礼をいたしました。配役、確認します」

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陸「環、ちゃんと『OK』ボタン押してから渡した？」 環「渡した。連打しそうになって焦った」 一織「安心しました。押さずに渡していたら始めからやり直しでした」 環「セーフ！」 三月「さっきのリアクションは完全にアウトー！」 壮五「確認しました。はい、ナギくん」

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ナギ「イェス！ワタシのターン！！」 15人「……」 ナギ「オー。視線が熱いです」 天「キミが味方であれば心強いし、敵であれば恐ろしいから」 一織「今どちらの陣営もあなたを自陣に迎えいれることを熱望していますから」 環「ナギっちが敵なの、マジでちょーこえーもん」

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ナギ「ワタシを求める熱い視線……。女性であれば大歓迎でしたが」 三月「男でも喜べよ〜」 陸「そうだよナギ。オレ、ナギに村人側になってほしいよ」 百「ナギ様助けてお願ーい！」 ナギ「悪くはない心地です。では、行きますよ」 15人「……」 ナギ「まだです」 三月・大和「「早くしろ！」」

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ナギ「ワタシのために争わないで。では今度こそ行きます！……ふう」 環「どうだった？」 ナギ「何の役職もない美しい村人でした」 陸「美しい村人って普通の村人とは違う？」 ナギ「村人をワタシの顔で癒します」 陸「役職はないけど大事な役だね」 ナギ「イェス。ではリク。トリはアナタです」

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陸「ドキドキするー！オレも歌ってもらおうかな」 一織「やめてください。さあ早く」 陸「急かすなよー。押せばいいんだろ、押せば」 トウマ「頑張れ陸。俺は村側だし陸も村側だといいな」 陸「ありがとうトウマさん！よーし。えいっ」

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一織「リアクション、気をつけてくださいね」 陸「…………」 一織「……何ですかその塩辛い梅干しを食べたような顔は」 陸「寝起きの一織の真似」 環「アハハ！りっくん変な顔！」 悠「和泉こんな顔してんの？ウケる」 一織「してません」 壮五「口を窄ませなければもう少し似ると思うよ」

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陸「こうですか？」 壮五「眉をハの字に下げて……そうそう、似てる似てる」 一織「似てません！」 千「眠いと目を開けるのも億劫だよね。目を瞑ったまま仕事出来たらいいのにって思うことある」 大和「ちょっと分かるかも。俺は寒い時、布団被ったままスタジオ行きたいって思う」

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陸「百さん、ゲームスタート画面出ました」 一織「その顔やめてください」 陸「はーい」 百「キュートな物真似ありがとう、陸。ではゲームを始める……その前に！今回は人狼たちも同室だから『リモートモード』を使って、チャットで会話してもらいます」

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百「URLをグループラビチャに送るからアクセスしてね。このアプリ持ってなかったらダウンロードお願いします。 役職があるプレーヤーは役職の仕事をして、終わったら他の村人のプレーヤーと一緒にメモ帳で気づいたことや推理をまとめておいてね」 巳波「了解です」 大和「時間、大丈夫ですかね」

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百「終わらなかったら飲み会会場で続きやっちゃおう」 大和「嫌すぎる……」 龍之介「お酒飲みながら人狼、出来るかなあ」 楽「せっかく役決めるとかまで行ったんだ。やれるとこまでやろうぜ！」 壮五「頑張ります！」