『ダンジョン&ASFR』４

ASFRモンジ @eromonji

出てきたのは泥の塊だ。根気よく周囲の泥を取り除いていくと、二人の姿が見えてきた。そしてどうにか姫達を掘り返す。だが、そこに居たのはどろどろになった二人の姿だった。少女は四つん這いの姿勢で姫に手を伸ばして泥の塊になっており、姫も下半身が埋もれた状態で少女に手を伸ばしていた。

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「ぉ・・・ぁ・・・」 ギシギシと固まった体が軋む音と、パキパキと体が金に変わっていく音が混ざって鳴り響く。だが、それもパキパキという音だけなり、最後にはその音さえもしなくなる。 「・・・ぁ・・・」 最後にぶしゃりと文字通りの黄金水を吹き出して、アムの全身は完全な金と成り果てた

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その瞬間、騎士は黄金の塊となり果てる。それは勿論、背負った姫も、どうにか持っていた荷物も同じだ。姫を背負って、走っている姿勢のまま全てが金に変わってしまった。騎士の鎧も肌も髪も、治癒の剣さえも金に包まれてキラキラと輝いている。やがて走っている姿勢のまま、騎士の体がぐらりと傾いた

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だが、その表面には苦悶の表情を浮かべた女の顔があり、手や足、胸なとがあり得ない角度で見えている。それは人間で作られた黄金の球体だったのだ。 そしてその球体を運んでいるのは巨大な虫だ 「あ、あれは確か、スカラベという虫です！」 姫が震える声で言う。だが虫と言うにはそのスカラベは巨大だ

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染みが広がるように金が広がっていき、残すは顔だけになった。だが嬌声を上げたかと思うと、その顔までもが一気に金に塗り変わってしまう。そうしてスティン達が助けにきた頃には、完全に金の球体と化したリンゴがそこにいた。その顔はしまりなく笑っており、手足や胴体が奇妙に捻れて丸くなっている

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体を金の触手に絡め取られた淫魔のまんぐり返し像。アムが部屋に飾られていたのだ。 「ああああ！」 思わず驚きの声をあげる姫達。その声に驚く商人 「なんですの、いきなりの大きな声出して」 「こ、この方、私達の仲間なんです！」 「ほお、お仲間・・・ふうん・・・」 「す、直ぐに治さないと！」

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それはすり鉢の窪地にどんどんと溜まっていき、地底湖のようになっていく。気絶している少女はプカリと浮かぶが、金となった三人はそのまま水の底に取り残されてしまった。 「あーあ。結局私が尻拭いするのか。もう少し人を労ってくれないかなぁ」 窪地のほとりでため息を吐くのはシーフだ

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だが、首元の金の首輪とそこから伸びる武骨な鎖が、どこかその美しさに悲惨さを上乗せしているようにも見える 「ああ、お帰んなさい。無事終わったようやね」 人懐こい笑みを浮かべる商人。だが、その片手には姫の鎖が握られている。商人はソファーに寝ているおり、そして姫は

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氷の羽も、その服も、全てが白い石となり果てている。心細げに見上げる少女の姿はとても庇護欲をそそるものであり、不安げに肩をすぼめて胸の前で拳を握っている。その怯えた姿は可愛らしさと共に、憐れを誘う姿だった 「鶏の子供は雛だ。どれだけ小さかろうと鶏は大人の姿である」

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自信満々なスティン、不安そうなリンゴ、泣きそうな少女、期待に満ちた笑顔のシーフ、そして、苦痛に歪む球体のアム。 皆、その真っ白の体に少しずつ金の砂が降りかかり、キラキラと輝いてた。それは端から見れば美しい光景だが、姫からすれば絶望と悲しみの墓標のように見える

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その顔は先程と同じく苦痛に歪んだままであり、ひんやりと硬い感触に姫はぞっとする。そして慌てて他の棺も蓋を開けた。すると棺には先程石になった仲間達が、石のままの姿で納まっていたのだ。 「そんな・・・」 どうやらスフィンクスの光によって転送されたのは姫だけではないらしい

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「せ、折角のお洋服が・・・」 身に付けていた服はタールにまみれて黒くなり、姫の露出していた肌も黒がべったりとこびりついていた。近くにあった石像に掴まってどうにか立ち上がる姫。そして掴んだ石像の顔をふと見て声を失う。黒く染まっていて分からなかったが、石像から黒い涙が溢れていたのだ

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その顔は大口を開けたまま快楽に歪んでおり、まるで泣いているかのような表情のまま固まっていた。その股からはもう潮は吹き出しておらず、ただポタポタと体からタールの雫が垂れ落ちている。 そんな悲惨な姫にもう一度口付けをするリンゴ。すると、姫の下腹部に金色の紋様が現れた

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笑みを浮かべ、救いの手を差し伸べるような女神のような画。そんな姿に姫は変化した。そして黒に染まった肌や髪、そしてエキゾチックな化粧。 姫と分かるような要素はその絵には最早ない。その壁画を見て姫だと分かるような特徴は消え去り、ただ神々しい黒の少女がそこで微笑んでいた

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そしてその小アヌビス像の股関部分には、犯された姿のまま黒曜石と成り果てた女達がいた。 佇む小アヌビス像の男根に貫かれている姿勢の像達。股を広げて背面抱きのような姿勢で淫らに黒く輝いている。 ツルリとしたアヌビス像に比べると、犯されている像達はどこかゴツゴツしている印象がある

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69の姿勢で絶頂させられたままの姿で姫は固まっていた。その開いた陰部は割れ目が丸見えであり、その割れ目すらも黒く輝いている。その顔は酸欠と快楽でぐちゃぐちゃになっており、舌を出して引き連れような顔で固定されていた。見ようによっては苦しんでいるような表情のようにも見える

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その陶器となった胸や陰部からはチョロチョロと水が流れており、それが下に置かれた別の水瓶に貯まっていく。人の顔も真っ白な陶器となっており、その目からは涙のように水を溢している。その表情は絶望に泣き叫んでいるような顔だ。 他にも古びたランプが丁重に保管されていた。

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包帯の境目が消え去り、姫の肌と一体化する。そうして包帯の痕跡が消えるとそこには銀の像となった姫が横たわっていた。唯一露出していた髪も銀に染まり、その全身がきらびやかな光沢を放っている。　 手足をまっすぐ伸ばし、気を付けの姿勢のまま銀と成り果てた姫。

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「アアアア―――」 そして苦しむように仰け反り、腕を掲げた姿でリンゴは石の固まりと成り果てた。蠍の体を持つ美しい少女の石像。蠍の体という異形の姿でありながらも、その石像はどこかグロテスクな美しさがある。その顔は驚きと苦しみに固まったまま天を仰いでおり、その手はもがいた形で固まっている

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「は、離して、ください！」 リンゴも必死に抵抗するが腕の力の方が強く、あっさりと壁に引き寄せられた。 正面から壁に縫い付けられるリンゴ。すると、リンゴの体がズブズブと壁に沈みこんでいく。 「い、いや！」 「リンゴちゃん！」 ルミ達が慌てて駆け寄るが、それよりもリンゴが沈みこむ方が早い

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だが、壁画となったリンゴは服も何も身に付けておらず、その未成熟な裸体を晒している。そして裸のまま壁画の中でがに股になり、手を頭の後ろで組んで、自らの胸や陰部を強調するように付き出す姿勢を取っていた その顔は蠱惑的な笑みを浮かべており、だらしなく口を開け、目は媚びるように蕩けている