ランプの魔神:手に入れた者の願いを叶える。ただし、現実世界で願いを叶えるのは困難なため、まず主人の意識を仮想世界に移動させる。魔神と出会った時点であなたはすでに仮想世界に存在しており、元に戻る方法はない。迷宮の某所には、魔神の犠牲になった人々のなれの果てが大量に放置されている。
2023-08-07 21:58:43サキュバス:サキュバスに精を吸われるとインキュバスに、インキュバスに吸われるとサキュバスになると言われている。人類が滅亡する危険があるため、発見した際は可能な限り速やかに駆除すること。
2023-08-08 18:18:21ミミック:まれに、『ミミックによって擬態させられた人間』が混じっていることがあるが、区別はつかないので容赦してはいけない。
2023-08-08 18:41:04人魚:乱獲され絶滅したため、いま遭遇できるのは人魚の幽霊だけである。ゴーストタイプへの対処法がない場合は近づかないほうが良い。
2023-08-08 18:44:03ゴブリン:①小鬼の一種。深層では他の魔物、浅い階層では冒険者に狩られるため、近年はあまり見かけないとされる。➁迷宮内で他のパーティに出会ったときにしばしば使われる隠語。
2023-08-09 17:59:53禁呪:惨事を招くため禁じられているが、追い詰められた冒険者が『最後の手段』として使用することがしばしばある。地下迷宮においては主に火属性魔法、土属性魔法などが該当する。
2023-08-09 19:09:34蘇生の秘薬:迷宮の奥深くにあるという伝説の宝。売る相手を選べば、一生遊んで暮らせるほどの財産になるだろう。ただし、迷宮に魅入られた冒険者にとっては、ミスや不運をたった一回帳消しにする道具にすぎない。
2023-08-09 19:45:31変身魔法:高レベルの魔術師が切り札として用するが、極めて難易度が高い。時折、迷宮で周辺に生息していない種類の魔物が単独で彷徨っていることがあるが、大抵は制御に失敗した魔術師の成れの果てである。
2023-08-10 20:57:38魔剣:100人斬った剣は魔力を帯び、さらに人を斬るごとに威力を増していくという。大抵の場合、手入れの不備などにより、100人斬るまでに使い物にならなくなってしまうため、天然物はたいへん貴重である。一般に流通しているのは、迷宮で組織的に作られた量産品だと言われている。
2023-08-10 21:27:42薬草:主に鎮痛目的に使われる。冒険者の必需品であるが、近年、迷宮への恐怖心を和らげる目的で常用する者が増えたため、価格が高騰している。冒険者ギルドの大きな収入源の一つである。
2023-08-11 21:47:38石化:迷宮で仲間が石化した場合、できる限り体を持ち帰るのが常識である。石化した人間をもとに戻す方法はまだ判明していないが、精巧な石像は高く売れるからだ。特に若い女性の冒険者は気をつけたほうがよい。
2023-08-11 22:02:22巨人族:迷宮では主に深層に出現する魔物。迷宮内で行方不明になった仲間にそっくりな巨人に襲われたという証言が多数あるが、真相は不明である。
2023-08-11 22:30:44ゴーレム:頼りになる相棒。浅い階層なら1体連れて行くとほぼ無敵である。ただし深層では、魔物がゴーレムのコントロールを奪う魔術を使ってくるので、こちらも対抗策を持っておかねばならない。一般に大きいほど強いが、地下10階前後で天井の低い箇所があるためそのサイズが上限とされる。
2023-08-12 12:40:44迷宮の奥では、冒険者から奪ったゴーレムで魔物たちが賭け試合を行っているという噂がある。行方不明になった高レベル冒険者のうち何人かは、その闘技場で借金まみれになって囚われているという。
2023-08-12 12:46:21ドッペルゲンガー:自分のドッペルゲンガーに出会うと死ぬというのは迷信である。ただし、ドッペルゲンガーと出会ったことがあると称する冒険者が死んだとき、まれに、人間ではなく小さな魔物の死体が残ることがある。
2023-08-12 20:54:07精霊魔法:精霊魔法の使い手のなかには、迷宮内にも精霊はいる、と主張する一派と、迷宮内にはいない、と主張する一派がいる。彼らはいずれも精霊と直接話した結果だと主張するが、どちらが正しいかは不明である。なお、いずれの場合でも迷宮内での精霊魔法の効果に影響はない。
2023-08-13 20:11:30ドラゴン:迷宮の奥に潜む伝説の怪物。巨大なドラゴンがどうやって迷宮に出入りするのか、まだ判明していない。一説には、迷宮はドラゴンの雛が育つための揺り籠であり、かれらが成長して飛び立つとき、役目を終えて崩壊するのだという。
2023-08-14 07:59:58魔物食:迷宮内で魔物の肉を食べるのは禁忌とされている。もし食べた場合、二度と迷宮から出られなくなるという。どうしても食べたい場合は、一度迷宮から持ち出して食べること。もっとも、よほどのレア食材でなければ、迷宮前に立ち並ぶ魔物食レストランのどこかで味わうことができるだろう。
2023-08-14 21:02:38魅了魔法:依存性があり、耐性がつきやすいため、魅了した魔物はなるべく早く始末することが推奨されている。いずれ魔力が尽きるか、あなたの魔法レベルでは効かなくなったとき、禁断症状に襲われた魔物はあなたの手に負えなくなっているだろう。
2023-08-14 21:37:09光魔法:迷宮における魔術師のもっとも重要な役目である。初心者パーティが全滅する要因の多くは、パニックになった魔術師が攻撃魔法を使ってしまい、魔力不足で帰りの光源がなくなることだという。光源を体から離して操作し、他の魔法と同時に使えるのが、上級魔術師と呼ばれる目安の一つである。
2023-08-15 07:57:27アンデッドモンスター:迷宮の内部に出現するアンデッドは、地上のものとは根本的に別種だという説がある。根拠のひとつは、迷宮内のアンデッドモンスターは魔術士の使う『解呪』の術で消滅することである。
2023-08-16 12:21:41銃:迷宮の深部でまれに発見される遺物。元々の用途は不明。錆びにくく強度の高い未知の合金でできており、武具の素材として珍重されるが、加工には高度な職人技が要求される。あらゆる竜を殺すと言われる伝説の魔剣も、元々は銃を加工したものであるという。
2023-08-16 22:56:34転生者:迷宮内にまれに出現するという、身元不明の異能者。異界の神に送り込まれた戦士であるというが、その目的は不明である。ともかく、迷宮でそれらしき相手に出会ったら、一目散に逃げること。魔術でも技術でもない異界の『力』に、理不尽に押し潰されたくなければ。
2023-08-17 01:02:50人狼:人狼は人間に混じり、夜になるたびに人間を食い殺す。もし正体が露見すればすぐに処刑されるだろう。そのため、迷宮で人狼に噛まれた冒険者は、生き延びても二度と地上に戻れず、迷宮で生活することを選ぶ。人狼はこのように仲間を増やすのである。
2023-08-17 19:37:00落とし穴:深さによっては下の階層までショートカットできるため、利用する冒険者も多い。魔物も当然心得ており、雑に隠してある穴はたいてい待伏せの罠である。安全に利用するには上級攻撃魔法によるクリアリングが必須だ。逆に、下層の魔物が穴を登って奇襲を仕掛けてくることもあるので油断は禁物。
2023-08-19 21:46:33宝箱:ミミックが宝箱に擬態しているのだと思われていたが、実際には、魔物がミミックを模倣して宝箱を作るようになったらしい。当初は単に罠が仕掛けられた箱だったが、やがて冒険者への餌として中にアイテムを入れるようになったという。
2023-08-21 22:53:32なお、冒険者が宝箱と認識しているものの三割程度は『ミミックの死体』だという説がある。死んだミミックの開口部は、様々な罠が仕掛けられた蓋となり、内部にはミミックと共生関係にある魔法生物が武具に擬態して入っている。ごく稀に、ミミックの体内で生成された貴重な宝石が入っていることもある。
2023-08-21 23:30:29