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@sayshownen
スワンソングもっと人死にが出るのかと思ってたけど生々しい避難生活とか集団心理とか崩壊した社会の中での規範とかがせめぎあってリアルな閉塞感がメチャクチャ苦しい
2017-04-04 14:25:40
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@sayshownen
あろえはほとんどコミュニケーションが取れないから団体の一人として行動するのは難しいけど 壊れていく秩序と社会の中であろえの美しさがどんどん際立ってくのがわかる あの子だけはずっとあの子のままでずっと綺麗なままなんだよな…
2017-04-05 09:20:42
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@sayshownen
あろえの美しさを理解して他の人にも分かってほしいと思う雲雀も美しい…んだけどあろえのそれとは少し違ってて 他者を認識してその中にあるからこそ生まれるものというか 本人は不自由だろうけどああいう存在があるのは救いだよな
2017-04-05 09:29:51
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@sayshownen
ワガママに見えるのは社会の不条理に反発する気持ちだよな 正しいことを正しいと言う間違ってることは間違ってると言う 純粋で優しい子なんだよな だけど自分が無力なのもちゃんと分かってるから きっと誰よりも軋轢の中にいるだろうに
2017-04-05 09:33:53
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@sayshownen
雲雀はきっと 人の中にこそ存在してでもだからこそ不自由で不条理に軋みながらも時に脆く時に強くそして限りなく美しいもの の 象徴なんだよね 口に出すのが照れくさいくらい純粋なその 概念の
2017-04-05 09:43:16
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@sayshownen
司も雲雀と同じくあろえを理解する存在で でも二人は微妙に立ち位置が違う 司はたぶんあろえが楽しければそれでいいって言うんだろうけど 雲雀はみんながあろえのことを役立たずだと思ってるのが許せないって怒ってた
2017-04-05 09:47:07
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@sayshownen
それは彼女が社会的に存在することの意味や価値を知っているという裏付けでもあるし 彼女が有り余っているわけではないエネルギーを割いて人のために怒ることのできる子だという描写でもあるわけで……
2017-04-05 09:48:08
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@sayshownen
スワンソング久しぶりだから適当なセーブデータ読み込んだら柚香さんが「この町以外の世界が滅んでしまったのかも」って話をするシーンに入ってめっちゃうなずきながら聞いてる
2020-05-02 20:29:49
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@sayshownen
スワンソングめっちゃ台詞が聴かせる感じなの好きなんだよね オートで流したまま腕組んで聞き入ってしまう つかさが終始落ち着いてるのもあるんだろうけど というかつかさがしっかり喋ってくれるってのも大きいんだろうなあ
2020-05-02 21:36:57
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@sayshownen
言うて選択肢少ないからさらっと取れるでしょと思ってたら一本一本の枝が繊細に描き込まれてて物事の裏側が見えてくるので前に見たはずだけどもう片方のルートも見とこ……ってなってしまい結局最初から見たくなってしまう これだからオタクはよ～～
2020-05-03 01:39:14
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@sayshownen
痛がられるとイタタタ！！ごめんね！！痛いね！！アホか司もっと丁寧にやれ！！（現場監督）ってなっちゃうからやっぱりウブな子に手出すのはコワイよ……かわいそうだよ……
2020-05-03 02:32:35
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@sayshownen
残酷だし悲しい男だけどいろいろあったからか常に落ち着いてて自我がしっかりしてるのは好きだよ わからないことをわからないと明確にして話す賢さがある
2020-05-03 02:39:18
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@sayshownen
改めて思ったが人間を描くのがうますぎるんだよな 優れていること、豊かであること、つとめて最善であろうとしていること あるいは乏しいこと、欠落していること それを受け止めていること 目をそらしていること 反発していること
2020-05-03 02:46:52
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@sayshownen
柚香さんのエピソードでも思ったんだけど 彼女自身が思っているように芯から凡人だったなら、天才に触れて天才だと理解することすらできなかったと思うんだよね たとえ大きな傷になったとしても、やっぱりそれは彼女の器だと思うんですよ 彼女の望むような天才ではないかもしれないけど……
2020-05-03 02:48:46
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@sayshownen
雲雀は能力が特別優れているわけではないし、多分一般の人からの評判もあまり良くないけど、どんな時でも変わらず人としてのあたたかさを持っていて、人に寄り添えて人のために怒れる人なんだよね 社会の瓦礫の中であの子だけが異質なほど愛の形をしている
2020-05-03 02:56:56
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@sayshownen
そう思うとうまい具合に噛み合ってるんだな みんな似たもの同士だわ 内面が似てるんじゃなくて環境への反応が似ている 外的なものとの関わり方が
2020-05-03 03:00:53
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@sayshownen
やさしい人が死ぬ やさしくない人も死ぬ やさしいとかやさしくないとかは雲雀の言ってた『ナカマ』のくくりとして多分正しくない 私はやっぱりその分類をあるいはその理解を誤ってるんだよ それは分かってるんだけどな……
2020-05-03 17:16:10
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@sayshownen
私はやさしい人たちほど真剣に自分と違う人間を許すために思考を回すことができない やさしい人たちは強すぎる そのせいで傷ついて失っていくのに
2020-05-03 17:44:55
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@sayshownen
どうして正しい人間ばかり傷つくんだろうって思ってしまうのもやっぱり私のエゴなんだろうな 正しさとの近さに関わらずみんな傷ついてる それは分かるけど納得はできないわ……
2020-05-03 18:59:24
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@sayshownen
こんな世界でもこの作品の構成上は三人で眠ったあの夜よりもゴールに近いんだろうから嫌になる あのままみんなで一緒に雪の中に沈んでくほうが絶対幸せだったよ だって痛いのも怖いのもわかんないもん
2020-05-03 19:12:07
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@sayshownen
誠実に向き合うってすべて把握することではなくて、分からないことを「分からない」と正確にポジショニングすることだと思うんですね 彼はどこまでも揺るがなかったね あろえに対してだけでなくすべてのものについて
2020-05-03 21:06:47
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@sayshownen
自分の思考を放棄するのではなくて自分以外のものに委ねられている部分があると理解する みたいな 過不足のなさが彼の聡いところだなあ 甘えがなくて非常にシビアなところがある一方で根本のところは善良だしまっとうな価値判断を持っている感じがして 私はとても信頼できた
2020-05-03 21:11:39
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@sayshownen
この作品バッドがかなりの数あるけど明らかに悪手を取って誰かに殺されたりしなくてもふいに地震で死んでしまったりして切なくなってしまう どうして何もしてないのにって思うけどよく考えたら最初からずっとそうなんだよな
2020-05-03 23:21:12
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@sayshownen
「美しかった」 面白かったというよりはその表現のほうが近い姿をしていると思う とても文字が多くて人物の立ち絵というものがなく演出によってイラストがカットインするみたいな手法なんだけども 豊かな言葉が流れ続けるから寂しさは感じない 色があり温度があった
2020-05-03 23:37:43
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@sayshownen
ウーン やっぱり心理描写がスゴイ 息するの忘れちゃうもんな 緊迫したシーンでも少し気を緩められるシーンでもその場の空気に飲まれる感覚がずっとあって 聴き入っちゃうのもそう 今思えばセリフじゃなくて会話なんだな 当たり前のことだけどさ
2020-05-03 23:49:18
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@sayshownen
たとえば死亡するシーンなんかも「この人（ライターさん）本当に死んだことあるんじゃないかな」って思うくらいの解像度で いやまあ私も死んだことはないですけど今のところ……
2020-05-03 23:49:43
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@sayshownen
あろえは人とのコミュニケーションをはじめたくさん苦手なことがあるけど、社会秩序が崩壊して人が狂い始めて、正義や罪やいろんなものの意味合いが変わってきたころ、世界の残骸の上であの子だけが透明なまま残ってるみたいで、あの子と相対する時にこそ人間がプレーンになるような気がしてさ
2020-05-04 00:03:04
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@sayshownen
雲雀はあの子が役立たずって言われることに怒ってたけどまあ正直理解が得られないことのほうが多いだろうなっていう諦めみたいなところもちょっとあるよ だからこそ雲雀はすごい ただの（って言っちゃ失礼だけど）女の子なのにちゃんと理解して向き合って寄り添って 本当に優しくて強い子だった
2020-05-04 00:08:42
