Twitterで気ままに乗せた作品を重ね、まとめただけのメモの切れ端、のようなもの。
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@enishi_714

今日の縁の轟百 髪を乾かし合う。乾いてもずっと髪を触ってくるので大人しくじっとしていたら眠くなってきて、一瞬居眠りをしたら笑われた。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-01 22:54:17
@enishi_714

髪を乾かすのが大分上手くなったものだ。だから、既に乾かし終えていることも気付いているが、楽しげに髪を撫で続ける手に八百万は目を閉じる。すると、優しい手付きに誘われるように眠気がやってきて、一瞬意識が落ちる瞬間に小さな笑い声が聞こえた。「焦凍さん……?」「悪ィ、可愛いなって思って」

2023-03-01 22:54:17
@enishi_714

【ソファで寄り添いながら寝てしまうのも、たまには悪くないと思いましたの】「寝ても良いぞ。ベッドに運ぶから」「いいえ……私も、焦凍さんの髪を沢山撫でて差し上げたいですわ」「……俺が寝そうになったら起こせよ」「ええ、ちゃんとお声を掛けさせて頂きますわ」

2023-03-01 22:54:18
@enishi_714

あなたが縁の轟百で書く小説(・SS)のお題は、『不器用な甘えんぼ』です。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-02 22:42:23
@enishi_714

彼からすれば甘えるつもりはないのかもしれない。そう思うのは、向けられる視線に振り返るとその瞳に申し訳なさが色濃く宿るからだ。「轟さん、こちらへ」素直に八百万の隣に座る轟の背中に腕を回す。甘えても良いのだと、言葉よりも強く伝わるように。今日も願いながらその身体をぎゅっと抱き締めた。

2023-03-02 22:42:23
@enishi_714

【不器用な甘えんぼ】いつか思うままに甘える貴方を、私が受け止められますように。

2023-03-02 22:42:24
@enishi_714

あなたは6時間以内に12RTされたら、原作そのままの設定でお見合いで出逢うところから始まる縁の轟百の、漫画または小説を書きます。 #shindanmaker shindanmaker.com/293935

2023-03-03 21:45:44
@enishi_714

「やっと私を見てくださいましたね」こちらを射抜くかのように轟を見据える黒い瞳にドクンと心臓が高鳴った。身体中を急速に熱が巡り始め、目を見開く轟に少女が口角を持ち上げた。「改めまして、私は八百万百と申します」「……」「貴方が名乗る必要はありません。ただ答えだけはお聞かせてください」

2023-03-03 21:45:44
@enishi_714

【偽りの婚約者は幸せな結婚の夢を見るか】「轟焦凍さん、私と偽の婚約をして頂けませんか?」

2023-03-03 21:45:45
@enishi_714

貴方は萌えが足りないと感じたら『カメラ越しの相手の笑顔につられて顔がほころぶ縁の轟百』をかいてみましょう。幸せにしてあげてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-05 21:33:22
@enishi_714

「勿体ないですわ」思わず零れたような呟きが聞こえて轟はカメラを下ろす。直に顔を合わせた八百万は轟の顔を残念そうな、悔しそうな顔で見ている。「どうした?」「写真を撮っている轟さんはいつも楽しげで、けれど、カメラでお顔が隠れてしまうので私はその笑顔をきちんと撮ることができませんから」

2023-03-05 21:33:22
@enishi_714

【シャッターチャンス】「轟さんは写真を撮るのが本当にお好きなんですね」「いや、好きなのは被写体に決まってんだろ」「……」「……」「い、今は撮らないでください……!」

2023-03-05 21:33:23
@enishi_714

貴方は創作意欲がわいたら『寝顔を見つめて満足そうな縁の轟百』をかいてみましょう。幸せにしてあげてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-06 23:09:45
@enishi_714

「……酷い隈」強硬手段を取ってしまったが、これを見て自分の判断が間違っていなかったと確信した。労るように轟の目の下を撫でて満足げな笑みを浮かべたところで、八百万にも強烈な眠気が襲う。しかし、それもオペレーションの内だ。眠り込んでいる轟にしっかりと抱き着いてから八百万も目を閉じた。

2023-03-06 23:09:45
@enishi_714

【Sleep well】「睡眠薬はないんじゃねェか。それに、あれは……卑怯だろ」「弱いところを突いただけですし、焦凍さん以外にあんなことはしませんわ」「……当たり前だ」

2023-03-06 23:09:46
@enishi_714

「夢に出てきた。なんか、笑いあってた。…楽しかった」そういって照れくさそうに笑う。 そんな縁の轟百の、なんてことない日常の中のワンシーン。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-07 22:28:29
@enishi_714

「夢に出てきた」「私が、ですか?」思わず尋ねた八百万に轟がこくんと頷く。「なんか、笑い合ってた」「何か楽しいお話でもしていたのですか?」「分かんねェ」話の内容は聞こえなかった、と轟は言う。けれど、残念がるわけでもない轟は、八百万に視線を向けると口元を緩めた。「でも……楽しかった」

2023-03-07 22:28:29
@enishi_714

【それだけの、何てことない日を夢見た】「それなら、今を夢の続きのようだと思っているのでしょうか?」「いいや。これが夢だと困るからな」

2023-03-07 22:28:30
@enishi_714

縁の轟百へのお題は『ぎゅうぎゅうのシングルベッド』です。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-08 22:27:35
@enishi_714

「狭ェな」「やはり、簡易ベッドを」言い切る前に身体を抱き寄せられた。もっと近くに寄れ、と言う意味だったらしい。「これではベッドで寝たとしても身体が十分に休まらないのでは?」「そうでもねェぞ」「本当に?」「癒やされるぞ、俺は」真顔で言い切った轟に笑って、八百万もぎゅっと抱き着いた。

2023-03-08 22:27:36
@enishi_714

【ぎゅうぎゅうのシングルベッド】でも、狭さを言い訳にくっつくのは今夜だけにしましょうね。

2023-03-08 22:27:37
@enishi_714

あなたは8RTされたら「あなたの隣が似合う俺に、絶対なってみせる」の台詞を使って縁の轟百を描(書)きましょう。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-09 22:19:43
@enishi_714

「あなたの隣が似合う私に、絶対になってみせますわ!」また変な方向に思考をすっ飛ばしてんな。やけに意気込む八百万の言い分を一通り聞いて轟はふむと頷く。暴走している間の対応は、ここ数年で心得たつもりだ。「なら、俺は?」「え?」「俺は百の隣が似合う男になるために何をすりゃあ良いんだ?」

2023-03-09 22:19:43
@enishi_714

【相応しいのなんてお互いしかいないだろ】そんなこと考える必要もねェのに、お前はまだ気付いてねェんだな。

2023-03-09 22:19:44
@enishi_714

「焦凍さんは、何もする必要はなくて」「何で?」「既に十二分過ぎるほど素敵ですもの」「百も同じだろ」「そんなこと」「ある」「いえ、私は」「あるんだよ、俺からすれば」「……」「だから、不安になることはねェぞ」「……」「いや、俺が不安にさせなけりゃ良い話だな」「え……あ、あの……!!」

2023-03-09 22:19:45
@enishi_714

縁の轟百が恋に気付くのは、相手を抱きしめて肺いっぱいに匂いが嗅ぎたいと思ってしまった時です。少し変態的な自分にも気づき、自己嫌悪にも駆られながら恋を自覚します。 #shindanmaker shindanmaker.com/1006730 ※出茶もあり

2023-03-10 20:35:06
@enishi_714

「八百万を見ると抱き締めて肺一杯に匂いを嗅ぎてェ、とか考えちまうんだ」轟が悩んでいることには気付いていたが、こんな悩みだと思わなかった。顔を見合わせる緑谷と飯田にも気付かず、思い詰めたような顔で轟は続ける。「俺は変態だ……」「いや、でも、好きならそういうのも……ね、飯田くん!!」

2023-03-10 20:35:07
@enishi_714

【青少年の恋愛事情】「じゃあ、緑谷も麗日にそう思うのか?」「ど、どうなんだ、緑谷くん!?」「ぼ、僕!? 麗日さんは、いや、別にそういうんじゃなくてね……!!?」「緑谷は違ェんだな……」「違うのか!?」「ぐぅ……っ」

2023-03-10 20:35:07
@enishi_714

「ぶっちゃけさ、轟に告られたらどうすんの?」「そんなことはありえませんわ」冗談と思われたのだろう。クスクスと笑っている八百万はその可能性を一ミリも考えていないようで、本気で気付いてないのかとちょっと引いた。――だって、なぁ。「上鳴さん、どうかしましたの?」「あの、さ……うェッ!?」

2023-03-12 18:32:16
@enishi_714

【さっきからこっちは背中が焦げそうなんだけど】……これ以上は言わねーから本当に燃やさないで、マジで!!

2023-03-12 18:32:17
@enishi_714

あなたは『絶対に声や形にはしないから、もう少しだけ、諦めずにいさせてほしい。って胸の内で懇願する』縁の轟百を幸せにしてあげてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-13 23:05:32
@enishi_714

この恋を実らせようとは思っていない。口には出さないし、その素振りを見せたりもしない。絶対に隠し通してみせる。だからもう少し。いつか諦めて過去のものにするから気付かないでと――そう願っていたのに。「俺は八百万が好きだ」どうして貴方は、そんなに真っ直ぐに気持ちを伝えてしまったのだろう。

2023-03-13 23:05:32
@enishi_714

【どうにもできない恋】諦めないでほしいと訴える轟に、なんと応えれば良いのかこの時の八百万は分からなくなっていた。

2023-03-13 23:05:33
@enishi_714

「このように気を遣ってもらわずとも良かったのに」――チョコレートを受け取った八百万の第一声は、それだった。その発言に他意はなく、寧ろ、一切の他意もないから面白くない。これは八百万が考えるような純粋なだけの『お返し』ではないのだ。「そうはいかねェ」「律儀ですわね」「本命相手だからな」

2023-03-14 22:42:24
@enishi_714

【義理なんかじゃない】だから、これからはちゃんと意識しろよ。

2023-03-14 22:42:24
@enishi_714

「もう止めとけ」「どうしてですか、こんなに美味しくて楽しいのに?」グラスの口を塞いだ轟の手に手を添えて、こてんと八百万が首を傾げる。この無邪気で愛らしい姿を見せてもらえるのは、正直役得である。いつまでも見ていたいくらいだ。だが、この姿を有象無象にも見せていると思うと気に食わない。

2023-03-15 22:44:05
@enishi_714

【他の奴にはそんな顔見せてほしくない】「危なっかしいんだよ」「轟さんがいるのに?」「そういう意味じゃ」「大丈夫ですわ、こんな姿を見せるのは轟さんにだけですもの」「は? おい、どういう……こら、寝るな!」

2023-03-15 22:44:06
@enishi_714

「ヤオモモが大好きなのは分かるけどさ、程々にしとけよなー」苦笑交じりの忠告に轟は世界がひっくり返ったかのような衝撃を受けた。自分でも八百万を揶揄いすぎているなとは思っていた。けれど、拗ねたような顔が可愛くて、自分だけを見てくれることが嬉しくて。「なるほど……」これで合点がいった。

2023-03-16 22:22:03
@enishi_714

【好きな子ほど苛めたくなるとは、こういう心理なのか】「でも、怒ってる姿も可愛いんだぞ。見れなくなっちまうのは困る」「……とにかく、嫌われない程度にしときなさいね。つってもそんな心配いらなそうだけど」

2023-03-16 22:22:04
@enishi_714

うとうととした意識が好きだ、と言う自分の声を聞いた。ぼやける視界には顔を赤らめる八百万。――いつもの夢か。瞳を潤ませながら言葉を詰まらせる姿は今までで一番リアルだが、現実であればこれほどまで近くで可愛らしい表情を眺められるはずがない。「あ、ああの、と、轟さ……!」「……キスしてェ」

2023-03-17 22:44:08
@enishi_714

【触れた温もりも夢だったのか】その答えを知るのはこれが夢ではないと知った二時間後、ではなく一週間後のことだった。

2023-03-17 22:44:09
@enishi_714

あなたは4RTされたら「お前にもいい加減俺の気持ちが伝わって欲しいんだがな…」の台詞を使って縁の轟百を描(書)きましょう。 #shindanmaker shindanmaker.com/@enishi_714/re…

2023-03-19 22:52:36
@enishi_714

「お前にもいい加減俺の気持ちが伝わってほしいんだけどな……」しみじみと呟いた轟に先を歩く八百万が振り返る。「轟さん、何か仰いました?」聞こえなかったらしい八百万にもはや驚きはない。それどころか、ここまで悉くアプローチをスルーできるのもある意味才能か、と最近思い始めているくらいだ。

2023-03-19 22:52:37
@enishi_714

【手強すぎる彼女】「全然敵わねェ奴がいて、どうすりゃあ良いんだろうな、って言ったんだ」「ま、轟さんがですか!? ……まずは諦めずに立ち向かい続けるべきではないでしょうか」「諦めるつもりはこれっぽちもねェけど」「え?」「……いや、そうだなって」

2023-03-19 22:52:37
@enishi_714

勝手に落ちてくる瞼に抗うためにパチパチと頬を叩く。――もう少しで轟が帰って来る。最近は顔を合わせる機会も、直接話す機会もあまりなかったから八百万はこの日をとても楽しみにしていた。おかえりと出迎えれば轟も喜んでくれるだろう。驚いた後に嬉しそうに笑う轟を想像して、ふふっと顔を綻ばせた。

2023-03-20 21:54:41
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まとめたひと
@enishi_714

BL“が”ではなくBL“も”好きな腐った成人ですが、そちらは嗜む程度。先導者の櫂ミサ(イメ卓含む)に始まり、アルドロ・イザジル(剣の王国)、轟百沼に落ちて二次小説も書いています。コミュ障故に無言でのフォロー、いいね申し訳ありません。ヘッダーは優雨さん(@_rains27)が描いてくださいました!素敵でしょう!!←