#ポーカーの話 Dneg vs ダグポークの戦いとRTA

えるきぃ🍹 @minimumbet

夜のポーカーの話。Dnegとダグポークの対戦とRTAについて。FE先生の動画から。 ポーカー界ではソルバーの登場以来、ずっと議論の的になっているRTA(Real Time Assistant)。 Dnegとダグの対戦でも、DnegがダグがチートシートやRTAを使うことを警戒してルール設定で揉めました。 pic.twitter.com/K7DgDtMVWX

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DnegはRTAはもちろんHUDも、対戦後ハンドヒストリーを分析することも(！)禁止することを要求しましたが、 ダグは「RTAなんか使わないけど、レンジのチャートはプレー中も当然使うよ。」と返答。 ライブ派とオンライン派の文化の違いが鮮明に現れていますね。

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ダグは「自分のしたいプレーのメモを取るのは？RTAの定義によってはコーヒーやエナジードリンク飲むのだって該当するじゃないか」と主張。「ゲームの前には薬物検査もすんのか？」と。 Dnegは「オレは11月1日、所定の時間にテーブルに着く。チートシートは使わない。オマエもそうすべき」とリプ。

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「$1 millionをWSOPに送金したぜ」と。 ダグは「チートシートの定義がわからないが、プラットフォームのルールに従うぜ。それ以上でもそれ以下でもない」と返答。 「ルールの議論は不毛だ。プラットフォームのルールがすべてだろ？」 この会話はポーカー会でも議論の的になりました。

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Max Silverは、「ポーカーのコミュニティがゲーム中にプリフロチャートを見ることに対して寛容なことに驚いている」と反応。 「DnegはHUのプロに挑むんだから、ダグも当然チャートを使うべきでない」という声も。 Dnegは「オレは、リアルなポーカーがしたいんだ…

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「オレも同じチャートを見ることはできるけど、そんなゲームに魂がこもっていると言えるのか？ ただ座って、ポーカーをする。すべてのことは自分自身で決める。 単純な話だろ？」とツイート(かっこいい)

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どんなゲームでも「誰か一番優れているか」を競うものです。それがシンプルで美しく、多くの人をゲームやスポーツに魅きつけるのだと思います。 「誰が一番優れたツールを持っているか」の競争になってしまうと、ゲームそのものが壊れてしまいます。

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「ずる」の定義は「ルールを破ってUnfairな優位性を得ること」です。 「両者が同じチャートを参照できる」というルールならゲームは成立するように思えますが、それではDnegの言うように「ゲームの魂」が失われてしまうように感じます。

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Dnegは「チャートを使いたいと思ったこともない。自分の頭で考えて意思決定するというポーカーの魂に反するからだ。そういうポーカーがしたいんだ。 ピッチャーは自分の体でボールを投げるだろ？ボタンをクリックするだけじゃなくて」

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(分岐してしまった…) FE先生は「ポーカーでテーブルに座ったら、使えるのは自分の“マインド”だけにすべきだ」と主張しています。 テーブル外でソルバーを使うことは、他のスポーツで器具を使ってトレーニングするのと何ら変わりがないと。 問題は、どこに線引きをするかです。

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フォルガルフォンドはチャレンジャーを募集するときにチャートを使わないことを宣言しています。 Dominik Nitscheはダグ寄り(？)で「ダグが言ってるのはチャートはRTAではないし、チャートに関する議論は本当の問題から気を散らさせているだけだ」とツイート(文脈はよくわかりませんが)

えるきぃ🍹 @minimumbet

Nistcheの主張はこうです。 「誰でも見られるチャートで勝者になることはできない。しかしRTAは弱者を勝者にできる。」と。 つまり、チャートなんか些細な問題で、実際に使われているRTAの方がよっぽど議論すべき対象だと主張しているようです。

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FE先生は「(実際にGG pokerをプレーしながらGTO+で計算させるソフトウェアの動画を映しながら)こういうRTAが禁止されるべきなのは議論するまでもない。 しかし、事前に大量に計算させたポスフロのチャートでそれを代替することは可能だ」と。

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「データは簡単にコピペしてExcelなどの禁止されてないアプリで見ることが出来るし、ゲーム中はその他のアプリをすべて禁止にすべきという主張は、データを印刷すれば簡単に無効化されてしまう」と。 「レンジ全体の頻度くらいなら全フロップ 印刷してもコンパクトだし、実際に使い得る」

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GTOの知識があれば、これくらいのベースライン戦略が見れるだけで劇的にプレーが向上できるそうです。 Patrick Leonardさんの意見はこうです。 「チャートを見ても均衡戦略の頻度を守るのは不可能だ。もし相手が少しサイズを変えてきたら、チャートなんて簡単に無力化される」と。

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「ポーカー業界はここ5年RTAの議論をまったく進めてこられなかった。RTAは一線を超えてしまったのに、ボクらが議論してるのはチートシートの可否だって？遅れすぎてる」

えるきぃ🍹 @minimumbet

RTAの話おもしろいですか？思ったより長くなって不安になってきた。

えるきぃ🍹 @minimumbet

（PCに移動） FE先生はRTAの議論を進めるべきだと言っています。 「RTAを定義しよう。RTAとはゲームプレー中に戦略に関するアシスト、アドバイスやガイダンスを与える外部のリソース、すべてのソルバー、プログラム、端末、ツールやその他の道具」

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「そしてすべての印刷物、複写、またはこれらの戦略を再生成したあらゆる形式のもの」 （広い…！）

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FE先生の締め。 「ポーカーの教材を出していて、GTOチャートを使ったトレーニングを推奨してるのに、ツールの使用に制限を加えるのか？と言われそうだが」 「私がポーカー業界にいるのはポーカーが好きだからだ。ポーカーの何が好きかというと、純粋な競争の中で自分を高めることができるところだ」

えるきぃ🍹 @minimumbet

「テーブルにつけば、君がお金持ちでも貧しくても、出身がどこでも、どんな見た目でも、性別でも関係ない。テーブルで重要なのは、相手に勝てるかどうかだけだ。ポーカーはそうあるべきだ」 （泣いた）

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実際にこの問題についてDnegとダグが語っている動画もあるので、今度紹介しようと思います。 ダグはこの勝負にチームで取り組んで、その日のDnegのハンドを読み込んでレンジやベットサイズを改良していったことを明かしています。

えるきぃ🍹 @minimumbet

「プリフロに関してはチームが用意したものに忠実に従った。人間がインプットしたものはひとつもない。だからプレーに関して質問されても、それに対して考察できることは何もない」と。 ダグは、背後にHU解析で業界ベストなサイエンティストが揃えていたようです。

えるきぃ🍹 @minimumbet

こうした情報を知って振り返ってみると、ダグは最初から「アンチポーカー」の立場で最も有名なDnegを打ち負かすことを目標にしていたのかもしれません(私見) ダグは以前ポーカーからの引退を表明しています。 そんなダグが、今のポーカーを引いた視線で見た結果、人間的なインプットを一切排しても

えるきぃ🍹 @minimumbet

世界一のプレイヤーを倒せてしまうことを表現したかったのではないかという気がしてきます。 RTAのお話は以上です。 この件に関していろんな方の意見や感想を聞いてみたいです！ おもしろかったとかつまんないとかでも結構です。 ありがとうございました😊

えるきぃ🍹 @minimumbet

RTAです。みんな大好きGGポーカーをプレーしながらGTO+が参照できています。 PokerReader + GTO+. Real-time poker software advisor. (turn on subtitles) youtu.be/YWBhAwRK_28 @YouTubeより

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