綿の仮面

ノルディカハッセ委員会 @NordicaHassecom

ノルディカハセイが自本丸のこもちべに頼まれ事をされました。 こもちべ「今度予餞会で『若綿物語』っていう劇をやるんだ。おれは三男役でしゅつえんするから、終わったら藤の花をおれに贈ってくれ。『あなたのファンより』ってカードも添えて」 ハセイ「ええ…」

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ノルディカハセイの本丸のこもちべは、『若綿物語』での演技が評価され新たな劇『わたくらべ』の主演に抜擢されました。 ライバルの出現、役作りの壁にぶつかる…様々な試練に立ち向かうこもちべは、ハセイに『いい牛肉を買って差し入れて😤』と頼みました。 ハセイ「😡😡😡😡😡」

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ノルディカハセイ本丸のこもちべは、「こもちと5つの青い器」で主役を演じることになりました。しかしこもちべの活躍を妬む時間遡行軍の陰謀でひとり芝居で上演することに！ こもちべはハセイに助けを求めました。 ハセイは舞台裏で助手をこなして八面六臂の大活躍をしました。

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こもちべが次に出演する舞台は『ノルディカ丘』。なんと伝説のハッセ・ノルディカ親方の謎に迫る物語です。 舞台初日に観に来たノルディカハセイは『何で親方の幼少期を演じるのがこもちべなんだ…？』と思っています。

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『綿の微笑』に人形役で出演したこもちべ。しかし私生活でショックなことが起き、舞台中に涙を流してしまう。 こもちべは月顔先生に謹慎を言い渡されるのであった。 ノルディカハセイ「月顔先生…？」

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月顔先生はもちべで、お顔がお月様のように丸いから、そう呼ばれているらしい

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ノルディカハセイ「寝坊してコンチネンタルブレックファーストを食べ損ねたくらいで舞台中に泣くんじゃあないよ」

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ライバルとの力の差を思い知り愕然とするこもちべ。更に追い討ちをかけるように、月顔先生から『奇跡の綿』のオーディションで主役を勝ち取らねば破門と云われ窮地に陥ります。 こもちべはノルディカハセイに「役作りのために軽井沢の別荘を用意して」と頼みました。 ハセイ「贅沢いうんじゃない💢」

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ライバルとのWキャストで出演した『奇跡の綿』での演技が評価され、立体男士アカデミー賞で助演俳優賞を受賞したこもちべ。 受賞者は自動的に大雅（たいが）ドラマへ出演するのが慣例となっており、こもちべは『綿の輝き』で伯爵令息役を演じることに。 テレビ業界への進出である。

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伯爵令息役を魅力的に演じ、こもちべはスターへの道を歩んでゆく。 さまざまなドラマや映画への出演も決まるが、その影で悪質な嫌がらせの数々を受ける。 ノルディカハセイは犯人たちを突き止め、こっそりコテンパンに張り倒していった。

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だがこもちべへの妨害は止むことがなく、何者かの策略でこもちべはスキャンダルをでっち上げられ、主演が決まっていた舞台初日に穴を空けてしまう。 こもちべは芸能界を追放されてしまうのだった！！

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昨日まで優しかったひとたちも、初めて会ったひとたちも皆こもちべに冷たく当たります。 憔悴したこもちべは雨の中を彷徨い、探しに来たハセイの目の前で倒れてしまいます。 ハセイはノルディカウェーブを使ってこもちべを陥れた犯人を捜しますが、見つけることができませんでした。

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不審に思ったハセイは自本丸の主に頼んで、過去に遠征部隊を送って調べてもらいました。 犯人は時間遡行軍だったのです。 「絶許……」 ハセイは怒帽天を衝くほどの怒りを露にしました。 主も怒りくるい、自分が出陣すると息巻きましたが、近侍に冷静に諌められて我に返りました。

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ハセイはノルディカハッセ委員会の委員長にノルディカウェーブで連絡を取り、過去で魔法を使う許可を願い出ました。 委員長は「いいよ。相手は時間遡行軍だし、世界の宝である可愛いこもちべちゃんを不当に傷付けるなんてあってはならないからね。」と言いました。

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「助っ人を送るね。」と委員長は言って通信を切りました。 するとノルディカゲートが開き、ノルディカハッセ・オルタとノルディカ親方が現れました。 「親方がいくさに…」 ハセイは信じられない気持ちで呟きました。 「オルタとハセイだけで十分とは思うけどね。後方親方面して見守ってるよ。」

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オルタのお供のまるっこは5にんいました。 「顎が鳴るぜ」「目にもの見せてやんよ」「ご褒美は透明なイカがいいな」「やっぱ焼き肉だよ」「早く行こう」 それぞれがわあわあ言いながら出陣ゲートに向かいます。 主は（うるさ…賑やかな出陣だなあ）と思いながら、ハッセたちを送り出しました。

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ハセイとオルタは魔法と剣術を駆使して次々に敵を倒していきました。 お供のまるっこたちも連携のとれた洗練された動きで大活躍です。 親方は後方でにっこり微笑みながら見守っていました。 残党が不意打ちで襲いかかってきましたが、親方が帽子の先をブンブンと数回振ると敵は消滅しました。

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敵を殲滅し、小さな掠り傷のみでハセイ一行は無事帰還しました。 すっかり元気になったこもちべが一行を出迎えました。 「紫の藤のひと！！」 そう言ってハセイにひしと抱きつきました。

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それから、こもちべはテレビや映画の世界から引退することにしました。 芸能界は華やかにみえて恐ろしいところ、関わるとろくなことがないと思ったのです。 こもち学校でひとり芝居でもやってみようかな こもちべはそう考えました。