モータルコンバットまとめ

かわいかんゆ @kanyu_BH6

ゲースロと陳情令を消化したリュウカン。「次はチェルノブイリ」「待ってくれ。情緒がおかしくなる」泣き言を言うクンラオの隣で、有給もないのに何故かいる神が「猫のアニメが見たい」とリクエストする。「ドラえもんですね」「猫のアニメでドラえもん出すか？」「南極カチコチ大冒険にしましょう」

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真夏なのに厚手の上着やマフラーを吊しているリュウカン。寒くなった時すぐに着られるように手の届く所に出しておくというストリート育ちの合理性。「見ても暑苦しい。片付けろ」と顔をしかめてるクンラオは自分で衣類を片付けた事がない。二人暮らしするようになって初めて弟弟子の合理性を理解する。

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車で買い出しに出る事になった寺院組。運転はコール。助手席にリュウカン。後ろにカノウ。例によってひたすらカノウが一人で喋る。自慢話、天気の話、自慢話、天気の話。「聞いてんのかよお前ら！」いや口を挟む暇ないだろと思っているコール。「相槌が必要な話なのか」はっきり口にするリュウカン。

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運転手コール。助手席にソニア。後ろにジャックス。割と和やかに会話が進むが、途中でちょくちょく挟まれる知らない単語に「俺が聞いていい話なのかな…。軍の機密だったりしない？」とうっかり聞いてしまう。そこから始まるオタク軍人たちの講義。「まずここから。オーパーツとは」

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運転手コール。助手席無人。後部座席にクンラオとリュウカン。ずっと無言。クンラオは目を閉じているしリュウカンは窓の外を見ている。喧嘩してるのか？と後ろが気になるコールだが、クンラオは昨夜見た映画のことを考えているしリュウカンは夕飯のことを考えている。そしてずっと手を繋いでいる。

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ライデン様が鼻唄を歌っている。「はーしーれ－、光速の～」弟子たちは知らない歌なので（神々の歌だ）と思っているが、カノウは「て～い～こ～く華撃団」と続けることが出来る。ソニアは台詞も言える。

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リュウカンは質問があればまず師兄に尋ねる。何かわからない事があれば聞けと出会った時に言われたので、それが刷り込まれている。知らない言葉や作法は師兄が説明してくれる。師兄がいない時に神（神といえど師匠なので）に質問をしたら「ググれ」と万能の答えを返された。「だからスマホが欲しい」

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ペアレンタルモードを設定したスマホを弟弟子に与えるクンラオ。

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師兄が選んだ夏休みの課題図書「幸福な王子」を読んだリュウカン。師兄から王子の行動について意見を求められると「町の人たちの金で建てられた像だから、貧しい人に再分配するのは理にかなっている。評価できる」「自己犠牲については？」「もうとっくに死んでるだろう」「うん、そうだけど」

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「ツバメについては」「頼まれると嫌と言えないタイプで気の毒だが、最後は自分の選択に納得していたんで後悔はないだろう。むしろツバメの最期に動揺する王子の方が見通しが甘い。結果がどうなるかは予測が立てられたはずだし、ツバメには最初に条件を提示するべきだった」「まあそうだけど」

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という学院時代の思い出話をクンラオをから聞かされたライデン。「その童話は知っている。旅立つ時期をあえて逃して凍えるツバメがエモい」神でさえこういう感想が出るのにあいつの情緒は…とぶつぶつ言っているクンラオに、お前が王子でリュウカンはツバメだな、と笑う神。

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『白湯を出したら「景気悪いな！ただの水かよ！なんの色もついてないぜ」とカノウが不満げだったので、お前の鼻血で赤くしてやろうかと言い返しそうになったが、そこはぐっと堪えて黙って殴りつけました』（リュウカンの報告書）「ぐっと堪えてはどこにかかってるのかを解釈せよ」学院の試験問題。

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特定のOBの報告書を試験問題にするのやめて欲しいよな、と思っている後輩たち。

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クンラオはピアノをやっていたのでPCのキーボードを何度かダメにしたことがある。リュウカンはわからない画面になると電源ボタンを押して「なかったことにする」癖があるので、キーボードどころかPC自体を何度かダメにしたことがある。「何もしてないのに壊れた」「大体みんなそう言うんですよ」

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毎朝決まった時間に起きる。顔を洗って歯を磨く。師兄に挨拶に行く。師兄は挨拶を返してリュウカンの手を握る。これが学院で最初に身につけたルーティンで、最後のは独特な挨拶だと長いこと思っていた。「脈を診ていたのか」とある日突然気付いてヘレンケラーのような衝撃を受けるリュウカン。WATER…

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神と人間とでは時間の観念が違う。「人が過ごす十年も文明が生まれて滅びる千年も神にとっては等しく同じ。瞬きする間である」「ライデン様は瞬きしませんよね」「そこは問題ではない。説話の最中にツッコミを入れるな」「人間は時間に縛られる生き物です。説話が永遠に続くと倒れる者続出です」

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寺院の朝礼時に繰り広げられる神と弟子の攻防。神の話が長くなるとクンラオが抗議するし、リュウカンは勝手に解散して食事をしにいくので、神の有り難いお話の結論を聞いた者はいない。

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毎朝起きるたびに「暑い…服着たくない。しかしこのまま出かけては捕まってしまう。聞いてるかリュウカン。言ってやって下さいクンラオ先輩」と学院の寮生の気分で嫌々服を着ている。

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見事な満月をリュウカンが物憂げに見上げている。なかなかの風情だが兄弟子は騙されない。絶対に団子のことを考えている。「騙した覚えはないし団子のことなんか考えてない。あれが月餅だったら食べきるのに何年もかかるから、飽きて嫌いになるかもしれないと思っていた。それは悲しい」物憂げな顔で。

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幼児の頃に猫を抱き上げようとしてシャーッて威嚇されて「このクンラオにねこがぶれいをはたらきました」と泣きながら大人に訴えたことがクンラオの黒歴史。長老連中は酔うと必ずその話をするので、ますます実家に近寄りたくないクンラオ。今でも猫には複雑な感情を抱いている。

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「俺の眼鏡を知らないか」師兄に聞かれて「知ってる」と答えるリュウカン。「どこだ」「さあ」「知ってるんだろ」「師兄の眼鏡の存在は知っているがどこにあるかは知らない。眼鏡がどこにあるか知ってるかと聞かれれば最初から『知らない』と答えた」「お前機嫌が悪いな？」「別に！」悪いらしいです。

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ぎりぎり片足が入るぐらいの隙間でびっしりと並べられた木札を倒さずに素早く向こう側に渡る訓練。「師兄お先にどうぞ」「お前の訓練だぞ」と言いながら一瞬でテレポートするクンラオ。「なるほど」ずるいとも言わずにこちらも一瞬で木札を燃やして灰の上を歩いて渡るリュウカン。

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苦労して木札を並べた僧から言いつけられて「お前が悪い。弟弟子をちゃんと導け」と神に怒られるクンラオ。リュウカンはおやつのスイカを食べている。

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中華料理屋の火力を出す訓練（弟弟子をきちんと導くように言われたクンラオ考案）（まかない兼用）

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リュウカン、大人なので健康診断にがたがた言ったりはしないが、昔は師兄に連れられてきた健診クリニックの入口で「招かれていないので入れない」などと口走って「吸血鬼か」とつっこまれたことがある。がたがた言わないだけで今も（私の健康は私が診断すればいいのでは？）と思っている。

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学院では年に数回OBによる特別講義があり、講師を評価するアンケートも行われる。今回の講師はクンラオとリュウカン。クンラオの評価。『厳しいがわかりやすい』『怖い。講義は興味深かった』『質問しにくい雰囲気があったが勇気を出して声を上げたら真摯に答えてくれた』『とても緊張した』

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リュウカンの評価。『穏やかで優しい方だと思った』『質問するとこちらをじっと見つめて自分で問題点に気付く時間を与えてくれる』『笑顔が素敵でした』「学生たちはまったく修行が足りません。こいつ口角を１ミリも上げてないのに」「講義をやめて瞑想させればいい」「お前は黙ってろ」

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夏風邪を引いてしまったリュウカン。寝てれば治るのだが師兄が狼狽えて色々と世話を焼こうとする。「なにか食べろ。食べたいものは」「粥と学院で食事の時に出ていた漬け物」「貰ってくる」これでちょっと寝られるなと思ったらすぐに帰ってきた。師兄のアルカナを失念していた。やはり調子が悪い。

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師兄が作った粥をもそもそとかきこみながら、師兄が学院の厨房から貰ってきた漬け物を眺める。「よくあそこで水仕事を手伝って余り物を貰った。皆元気だったか？」「お前よりはな。心配してたぞ。食べて寝て早く良くなれ」「師兄」「なんだ」「この漬け物は業務用スーパーで売ってる」「知ってる」

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瞑想中のリュウカンの隣に腰を下ろしてクソな実家の思い出を語り始めるクンラオ。「心に傷を負った子供時代のエピソードは数知れないが、俺が絶対に食べることを許されなかったUFOを麻雀やりながら爺さんが食ってるのを目撃した時ほど辛い事はなかった」（弟弟子が心を動かされず瞑想を続ける訓練）

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この訓練のおかげでクンラオのしょーもない実家エピソードを本が書けるほど知っているリュウカン。いずれ伝記を出してやろうと思っている。

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UFOが食べられなかった子供時代、鬱屈した思いを打ち明けたら「UFOがダメならどん兵衛食えば？」とマリーアントワネットのような返しをしてきた幼なじみ（コンユ）がクンラオは今でも大嫌い

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師兄が隣で食べ物の恨みつらみを呟こうが突然歌い出そうが、瞑想中のリュウカンの心が乱れることはない。しかしパトカーの音が聞こえると一瞬だけ身体が反応する。「未熟者」

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魔界からお中元をもらったので残暑見舞いを返す地球組。例年、地球の多様な食文化を知ってもらうために世界各国の名産セットを贈ることにしている。「適当に選んで贈ってくれ」とライデン様に託されたモンクス。「北欧でいくか。サルミアッキとシュールストレミング詰め合わせ」

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魔界からのお中元はいつもギフトカタログ（面倒くさいことが嫌いなミレーナの一存）ライデン様は地球環境を守るNGOに寄付するコースを選んでいる。