テイルブルーこと愛香さんが、自分を模したメカアイカさんと戦ったり共闘したりする話です。
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【秘密基地通路を歩いていた時,ふと挙動不審なトゥアールをみかけた愛香さん】ト「………(キョロキョロ)」愛(ん,アイツ何やってんの?)(ピッ!ガシュン!《扉開》)愛(え!?あんなところに扉が…!?)ト「…」【そのまま隠し扉の奥に入っていくトゥアール】(ガシュン!《扉閉》)1

2020-12-23 21:40:34
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愛(…怪しい。ってかこの中に何があるの?)【扉があった辺りの壁をまさぐる愛香さん】(ピッ!ガシュン!《扉開》)愛「!,開いた…!よ,よし…」(カツーンカツーンカツーン)愛「一体何なのこの隠し通路…,!,あ,あれは…!?」【通路の先の広大な空間に出た愛香さん】愛「ッ!?」2

2020-12-23 21:43:27
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【数えきれないほど並べられたチャンバー、そしてその中に眠る無数の愛香さん】愛「な,何これ…な、何で…“私”が…こんなに…」声「1号,記憶回路に異常。失敗,廃棄。2号,キャラクター造形に歪みあり。失敗,廃棄。3号,乳盛りすぎ。失敗,廃棄…」愛「なに,何なの…“廃棄”って…」3

2020-12-23 21:45:25
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?「ついに知られてしまいましたね,この場所を…」愛「ト,トゥアール!?い,一体ここは何…?何で…何で私が…?」ト「…これまで不思議に思いませんでしたか?何故愛香さんの乳が1ナノミリとも成長しないのか…何故神(ゼウスギルディ)の手をもってしても膨らまないのくわぁ!!」4

2020-12-23 21:47:48
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ト「その答えはただ一つ!!それは愛香さんが他ならぬこの私が作ったロボットだからです!!」愛「!!??? う,うそ…」ト「嘘ではありません…そして真実を知ってしまった以上そのまま帰すわけにはいきません。記憶の再調整が必要です。さぁ…こっちに来てください(ニジリニジリ)」5

2020-12-23 21:49:25
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※大貧乳津辺愛香の悲劇

2020-12-23 21:51:11
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愛「や,やめて…やめてトゥアール…やめ…」【その時一斉に愛香さんを凝視する無数の愛香さんたち】愛「!!!???? う,うわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」6

2020-12-23 21:51:59
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【津辺家愛香さんの部屋】愛「わああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ガバッ!!)」(チュンチュン…)愛「……………,な,何つー夢見てんのよ,あたし…」7

2020-12-23 21:53:37
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~ツインテールまんがまつり!~ テイルブルー対メカテイルブルー 空中大激突!!8

2020-12-23 21:55:45
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【秘密基地通路】愛(あー,なんだか訳のわからない夢のせいでまだ頭が…)(プシュ《ドア開》)愛「皆,おは…」【愛香さんの目の前に立っていた愛香さん】愛「………,え?」ト「あ,愛香さん!紹介します!これこそ私のアンチアイカシステム最新作!これまでのシリーズの集大成にして決定版!」9

2020-12-23 21:59:41
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ト「名付けて…」愛「………(バターン!)」ト「え?愛香さん…?」【卒倒して30分後,目を覚ました愛香さん】総「あ,愛香…大丈夫か?」愛「う,うん,もう大丈夫…」(あんな夢見た直後にこんなもの見せられたらいくら何でも気失うわよ)愛「…で,なんなのコレ…?」10

2020-12-23 22:01:13
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ト「では改めて…これこそ私が作り上げたアンチアイカシステムシリーズの最新型!アンチアイカシステムレイティストナンバー!名付けてメカアイカです!!」メカ愛「…」愛「………,ネーミングセンス…」ト「テイルブルーの姿を模しているので,メカテイルブルーでも差し支えありません!」愛「…」11

2020-12-23 22:04:27
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ト「私気づいてしまいました…どうしても愛香さんに勝てないのなら愛香さんの能力をそのままトレースした兵器を作ればいいのではないかと!!」総(もはや“兵器”扱いなのか…)ト「このメカアイカにはこれまで得た愛香さんの戦闘データや思考パターンを全てプログラミングしています!」12

2020-12-23 22:05:51
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ト「さらには自律学習能力も搭載!言語機能はまだ搭載していませんがそれ以外はオリジナルの愛香さんをそのままコピーした究極の機動兵器です!その姿を見ただけで愛香さんも卒倒したことから,既に勝負も決したも同然ですかねぇ!?アッハッハッハッ!!!!!!」13

2020-12-23 22:07:16
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愛「自分と瓜二つのロボットがいきなり目の前に現れたら卒倒するに決まってるでしょ!というか本人の断りもなく勝手に人のコピーロボット作ってんじゃないわよ!!」ト「…その点については深くお詫び申し上げます…それじゃ早速愛香さん対メカアイカの勝負を始めましょう!」14

2020-12-23 22:08:40
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愛「前後の文脈が全然繋がってないんだけど,あんた本当に反省して…」(…ん?私のコピーということは…)「…トゥアール,ちょっと私の胸のこと馬鹿にしてみて」ト「え?………,は~しれ!頑強~津辺愛香~♪あ~かい!眼差し~鉄の胸~♪」15

2020-12-23 22:10:46
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メカ愛「…(バキッ!!)」ト「ギャアーッ!?」総「メカアイカがトゥアールを攻撃した!?」ト「…し,しまったァッ!!愛香さんの思考パターンをそのままコピーしたということは,すなわちその胸を馬鹿にすると私に攻撃が飛んでくるということ…!!な,なんたる不覚ッ!!」愛「………,アホか」16

2020-12-23 22:12:25
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そのやり取りを渋い顔で見ていた慧理那嬢「………」愛「どうしたの会長…?」慧「たとえ人智の及ばぬ存在でも,人はなんとしてでも解析し自分たちの手で再現しようとするもの…でももし人がその領域に至ってしまったとき…その結果は大抵悲劇で終わってしまうものですわ(特撮的に)」17

2020-12-23 22:14:31
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※テラノイドとかウルトロイドゼロとか…

2020-12-23 22:16:45
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愛「あ,あ…そう…(会長の中で私って人智の及ばぬ存在扱いなの?)」(トゥアールノオッパイトゥアールノオッパイ)愛「!」総「エレメリアンか!?」ト「…確認しました!Y市港湾地区です!どうやら一体だけのようですが…」愛「じゃ,早速私が…」ト「…ちょ,ちょっと待ってください」18

2020-12-23 22:17:46
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愛「なに?」ト「あ,あの…愛香さんのテイルブレスなんですが…このメカアイカを作るためにその…ちょっとすぐに起動できない状態で…」愛「はあッ!?だからアンタ…」メカ愛「…(バキッ!!)」ト「ギャアアア!!!!!」愛「!」(私がコピー元ってこともあるけど…割と容赦ないわね,この“私”…)19

2020-12-23 22:19:49
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総「しょうがない,ここは俺とイエローでいく!行こう会長!」慧「分かりましたわ!」愛「私もあとで追いかけるから!さっさと私のブレス直しなさいよトゥアール!!」メカ愛「…」ト「ふ,ふぁい…(ま,まるで愛香さん2人分のプレッシャーがかかってくるような…)」20

2020-12-23 22:20:48
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【とある有名なロボットアニメ主役機等身大像が設置されているY市港湾地区】?「乗ってくれぇ!そこなお嬢さん!是非このパイスーを来てあの機体のコックピットに乗ってくれぇ!!」総「何やってんだあいつ?」?「(ピキキイイイイイン!)む!?ツインテイルズか!?」21

2020-12-23 22:22:52
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ユニコーンギルディ「私はピッチリパイロットスーツを着用した女性パイロットが大好きなパイスー属性のユニコーンギルディだ!私はこの特製パイスーを来た女性パイロットがあの機体に乗って颯爽と戦うところがみたいだけなのだ!」22

2020-12-23 22:24:55
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総「“だけ”って相当無茶な要求してると思うぞ…そもそもコレってそんな自在に動く代物じゃないだろ」ユ「なに,そうなのか!?つ,ついに時代が“ユニバーサルな世紀”に追いついたと思ったのに…い、一体いつになったら“モビル戦士”的なロボットが出来るのだぁ…!?」23

2020-12-23 22:26:05
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慧「自在に動く巨大ロボットなら,トゥアールオーがありました(過去形)けども…」ユ「知っている!!だがあんなもの邪道だ!!」ト『アア”ッ!?(ガチ切れ)』慧「ひ,酷いですわ!トゥアールオーだって立派な…」ユ「私は如何にも玩具化ありきにデザインされたロボットなどに興味はない!」24

2020-12-23 22:27:36
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ユ「私は現実にも存在してそうな,いわゆる“リアルロボット”しかその価値を認めておらん!」ト『コイツ…「〇〇は初代しか認めない!」みたいな老害系オタクですね!!』ユ「そういえばテイルイエロー!!貴様には前々から言いたいことがあったのだ!!」慧「は,はい?」25

2020-12-23 22:28:50
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ユ「貴様,後方砲撃支援型というシブい設定なのに,何故すぐ脱ぐ!!何故すぐ突っ込む!?その肩のキャノン砲は何のためについてる!?砲撃支援型こそ男のロマン!支援型なら支援型らしい“いぶし銀”な活躍を見せてくれ!!」慧「え,え…,そんなこと言われましても…」26

2020-12-23 22:30:45
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ユ「チィ!どいつもこいつもリアルロボットロマンというものが分かっておらぬ!…こうなればテイルレッド!!頼む!あの機体に乗ってこうレバーを『↑←↑』という感じに入れて『行きまーす!』の掛け声とともに大空に翔び立ってくれ!!」総「だから翔び立つのも無理だって言ってるだろ…!」27

2020-12-23 22:33:52
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愛「待たせたわね!レッド!イエロー!」総「ブルー!」ユ「(ピキキイイイン!)ヤツだ…ヤツが来たのか!」愛「アンタね!?ロボットを動かしたいとかいう幼稚なこと言ってる奴は!」ユ「黙れ!70年代スーパーロボット体型!!…って二人いるうううううううううううう!!!!!!!?????」28

2020-12-23 22:35:35
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メカ愛「…」総「あ,メカア…じゃなかったメカテイルブルーも…」愛「なんか勝手についてきたのよ」ト『行動原理がブルーと同じですからね』ユ「あ,あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ…う,うーん…ダイナミック…(ドカーン!!)」29

2020-12-23 22:37:38
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愛「…え?何か勝手に爆発しちゃったんだけど…」ト『どうやらテイルブルーとメカテイルブルー…2大スーパーロボットの雄姿の前に(恐怖のあまり)戦意を喪失して自滅してしまったようですね』愛「なに私までロボ扱いしてんのよ…」30

2020-12-23 22:39:17
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ト『しかし本目的とはズレましたがこれは思わぬ副次的成果ですよ!戦わずしてその威圧だけで勝つ!メカテイルブルー作戦大成功です!』愛「…それって私,素直に喜んでいいことなの?」メカ愛「…」31

2020-12-23 22:40:56
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とある場所でツインテイルズとユニコーンギルディの戦闘映像を見つめる謎の影「………」【ふと画面に映るメカテイルブルー】?「!!,あれは…あれこそ私の求める最後の“ピース”,これで…これで私の夢が叶う…叶うぞ…!フ,フフ,ハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!」32(続く)

2020-12-23 22:42:45
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【学校の教室】同級生「ね,ねぇ…愛香」愛「…なに?」同「…アレ,なに?」メカ愛「…」愛「………,気にしないで」【津辺家の食卓】恋「…,愛香」愛「…なにお姉ちゃん?」恋「…この人は?」メカ愛「…」愛「………,気にしないで」【愛香さんの部屋】メカ愛「…」愛「………」33

2020-12-25 20:07:18
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【秘密基地】愛「くぉらあアアアア!!!!トゥアール!!!」ト「…何です?」愛「一体いつまでこの“私”放置してんのよ!四六時中私に付きまとってくるんだけど!」ト「別にいいじゃないですか…なんだか愛香さんのこと慕ってるみたいですし,頼もしい妹分を持てて良かったですねェ~(フテクサレ)」34

2020-12-25 20:10:07
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愛「何投げやりになってんのよ!アンタが作ったもんでしょ!!いざペット飼ったものの飽きて捨てる心無い飼い主かアンタは!?」ト「だって…もはやメカアイカはアンチアイカシステムの領域を外れ、アンチトゥアールシステム(ATS)と化してしまったので…」35

2020-12-25 20:11:55
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慧「創造物が創造主に反旗を翻すことは神話でよくある話ですわ」総「………、そんな高尚な話でもないと思うけど…」愛「…とにかく!このままじゃ私の日常生活に支障をきたすってのよ!処分する…なり…」メカ愛「…」愛「………,とにかくなんとかしなさいトゥアール!」36

2020-12-25 20:14:22
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※先日の夢を思い出した愛香さん

2020-12-25 20:14:51
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(トゥアールノオッパイトゥアールノオッパイ)愛「!」総「エレメリアンか!」ト「場所は…T市工業団地!…ですが妙です」愛「何が?」ト「確かにエレメリアン反応なんですが…個体数が不明なんです」慧「不明?」愛「あともう一つ気になることが…」愛「何よ?」37

2020-12-25 20:16:46
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ト「今回の出現ポイントの工業団地…つい先日ニュースで見たんですが,ここは確か労働力を全て産業用ロボットでカバーした,完全オートメーション化という触れ込みで操業開始した工業団地なんです」総「…つまり,そこに”人”はいない…?」ト「そのはずなんです」38

2020-12-25 20:18:34
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ト「人の属性力を狙うはずのエレメリアンが何でそんな無人地帯に現れたのか…気になります」慧「…ロボットが好きなエレメリアンとか…」愛「まさか!…とにかくエレメリアンが出たってんなら行かないと駄目でしょ!出るわよ!」39

2020-12-25 20:20:19
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【T市工業団地】謎のエレメリアン「…」慧「ツインテイルズ見参ですわ!」愛「数が分からないとか言ってたけど一体しかいないじゃないのよ!」メカ愛「…」総「ってまた付いてきたのか…」愛「…もう気にしないことにするわ。ともかくアンタ一体何を企んでるの!?」40

2020-12-25 20:22:37
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ミュールギルディ「私はミュールギルディ」総「ミュールギルディ?」愛香さんを凝視するミュールギルディ「…美しい」愛「え?」ミ「実に均整の取れた体型…その滑らかな曲線美,実に美しい…」愛「…え,ええ…?そ,それってもしかして…私のこと…褒めてんの?//////」ト『何照れてんですか(呆)』41

2020-12-25 20:25:01
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ミ「”インダストリアルデザイン”として実に完成されているぞテイルブルー!!」愛「………,は?」ミ「”無駄なもの”を一切省いたその幾何学的造形は”工業意匠”としてのまさに極地!これこそ私の求めていたものだ!!」愛「………」ト『~~~~~(通信の向こうで大爆笑)』42

2020-12-25 20:26:20
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(チャキ)静かに殺気を滾らせながらランスを構える愛香さん「…なに?私が工業製品かロボットだと思ってんのアンタ…」ミ「芸術品だと申し上げている。グッドデザイン賞(経〇省が優れたデザインの工業製品等に与える賞)もののな!」愛「コ〇す!!」ドシュッ!! 43

2020-12-25 20:28:22
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(バチバチバチ!!!!)ミ「ぐ,オ…」愛「!,メカブルー!?」総「は,早い…!」愛香さんより早くランスでミュールギルディを刺突していたメカ愛「…」愛(ま,前トゥアールを叩いた時もそうだったけど…反応速度が半端ないわね。先に私がブッ刺してやりたかったけど)ミ「く,くく…」愛「!?」44

2020-12-25 20:30:38
k_01fb @Rina_navel

ミ「これでいい…これでいいのだ…。確かにテイルブルー,貴様は実に優れたデザインをしている…だが“人間”である以上,“対象外”だ!!(ドカーン!!)」【爆破と同時に周囲に散らばる謎の粒子】総「な,なんだ!?」慧「な,なにかが…何かがいつもと違いますわ!?」ト『!,これは…』45

2020-12-25 20:32:57
k_01fb @Rina_navel

?「フ,フフ…」愛「!,メカブルー…?」メカ愛「…成功だ。これでこの素晴らしき躯体は我がものとなった…」愛「!?」総「しゃ,喋った…!?」メカ愛「テイルブルーのデザインを模しながらも、この温もり持たぬ無機質の体…実に素晴らしい。それでは改めて名乗らせていただこう」46

2020-12-25 20:34:55
k_01fb @Rina_navel

メカ愛「私はかつてミュールギルディ…だったもの」総「だったもの?」メカ愛「私は,確かに以前は普通のエレメリアンだった。メカ属性(メカフェチ)のな」愛「メカ…?」メカ愛「そう,メカこそ一番優れた存在…メカこそこの世の至上…そう唱えてきた私は他のエレメリアンから異端児扱いされていた」47

2020-12-25 20:36:37
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まとめたひと
k_01fb @Rina_navel

青、貧乳、これが好き