毎週土曜日1330~の運転です。 焼玉エンジン|浦安市公式サイト city.urayasu.lg.jp/kanko/kyodo/jo…
2019-07-27 14:42:06浦安の2気筒35馬力焼玉エンジン、一旦停止後の始動から逆転まで。台風前日で風がうるさいのはご容赦。始動(0:39~)は圧搾空気(左手の2つ並んだタンクから)、逆転(1:12~)は回転落とした後にタイミングを見計らって手動で燃料ポンプを突いているっぽい。。。 pic.twitter.com/ueockLDLJO
2019-07-29 22:30:06【以下推定】チェックバルブ開(シリンダの空気が抜けるように)(0:03)→フライホイール=クランク軸を回してピストンを上死点へ(0:07~)→チェックバルブ閉(0:25)→エアータンクバルブ開(0:28~)→燃料ポンプ突く(0:36)→チェックバルブ閉確認、スターターバルブ開→《始動》→閉(0:39)
2019-07-29 22:42:44浦安の2気筒35馬力焼玉エンジン、焼玉の加熱シーン。バーナー点火後、約5分ほど加熱していました。 pic.twitter.com/Zn2cgkdu4H
2019-07-29 23:00:57バーナーとシリンダーヘッド周り。焼玉はカバーの下に隠れて見えない。ヘッド中央に立っているのが燃料ノズルで、太い銅管は冷却水パイプ、左手方向に伸びる細い銅菅が燃料パイプ。カバーは下側に継ぎ足されているようだ。 pic.twitter.com/j6vQkOp6oi
2019-07-29 23:08:49バーナー方向から。やはりカバーに隠れて焼玉はよく見えない。カバー切り欠き中央に見えるヘソのようなものは着火栓。ただの中空の管だけれども、始動時にバーナーの熱を焼玉内に効率よく伝導し、これを起点に起爆・始動させるもの。 pic.twitter.com/ZvvT4d1f1H
2019-07-29 23:12:35バーナーは燃料(重油、軽油、灯油)を空気タンクの圧縮空気でノズルから送り出し、さらに圧縮空気を吹き込んで燃焼させる。 pic.twitter.com/lPNpdX4kdY
2019-08-01 22:36:26小型の焼玉エンジンは手持ちのトーチで炙ったりもするが、他にも方法はない訳ではなく、こちらは「始動薬(カートリッジ)」を使用するもの。タバコ大の火薬に点火してねじ込み、その燃焼熱で始動する。始動後は始動機の焼損を防ぐためにネジで焼玉内から引き上げておく。 pic.twitter.com/ucw77GLkN3
2019-08-01 22:41:09始動薬の燃焼カス(固形物)がシリンダーに入ることになるので、あまりよろしくない結果が想像できる。戦争中、大発用の焼玉機関(15馬力)が製造されているけれども、少なくとも新型の30馬力機関にはこのカートリッジ式の始動装置を備えることが記されている。 jacar.archives.go.jp/das/image/C140… pic.twitter.com/ijoRnyLVJB
2019-08-01 22:51:38こちらは電熱始動機で、始動薬を電熱線に置き換えたもの。同様に始動後は焼損を防ぐために引き上げる。欠点は発電機とバッテリーが必要になること。 pic.twitter.com/xQtqZ84354
2019-08-01 22:52:39戦前期の小型漁船においては、集魚灯などに電力を使う場合は別として、ほとんどの場合発電機を積んでいなかった。電熱始動機があまり用いられた様子がないのはこのためだろう。始動薬方式も発熱量の関係か、気筒当たり10~15馬力程度の小型のものでしか用いられていないようだ。
2019-08-01 23:02:45右の赤円は始動バルブ兼補給(チャージ)バルブ。始動時に開いて左の空気タンクから圧縮空気をシリンダーに送り込む(ピンク)役割と、始動後に開いてシリンダー内の高圧空気をタンクに送って補充する(緑色)役割を兼ねている。 pic.twitter.com/emvnkEaEgE
2019-08-01 23:19:03始動バルブと補給バルブが分かれている場合もあるが、いずれにせよ始動に空気圧縮機やセルモーター・蓄電池などの補機が不要で、焼玉機関本体単独で完結できる非常に優れた仕組みになっている。
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