「宇宙人なんだね?」 「ハハハハ、へりくだるなよ。地球人だって立派な宇宙人じゃないか」 はえー、セブン6話の時点でもう『地球人も宇宙に住む宇宙人だろ』ってセルフ指摘されてるんだ。実際、比較的宇宙が身近になってる世界でもある訳だしね。シンウルで「外星人」って言葉が出たのはいいと思う。
2022-07-09 16:46:03「しかし皮肉な話だ。こんな大きな宇宙の中に、地球と私達の町が、一緒に生きる場所が無いなんて、なんという悲しい事だろう」 ダーク・ゾーン、かなしい話だ…(でも面白い)
2022-07-09 16:50:50「はあ、喉が渇いた。恥ずかしいから、少しの間向こうを見ててくれ」 黒い手の影がぬるっと動いてビンを丸飲み 「ああ、美味しかった」 なんだか憎めない可愛げもありつつ、不気味な感じ。 てかほんとに恥ずかしかったのかな? でもここでわざわざ嘘つくのも変だし、文化の違い描写の一環かな
2022-07-09 16:50:50「地球の軌道を変えてやればいい。ただそれだけの事じゃないか」 「馬鹿を言え、地球の軌道をどうして変えるんだ!」 「何だって!? おい!地球は自分で動けないのか! 勝手に動いてる物の上に、人間が乗ってるだけなのか! それだったら、野蛮な、宇宙の殆どの星と同じじゃないか!」 文化の違い…
2022-07-09 16:51:34ダン「マナベ参謀! ペガッサを破壊する前に、ペガッサの市民達をこの地球に迎え入れてやりましょう!」 しかしペガッサ市の爆破計画続行 警備隊に届いた暗号電文:爆破は中止せよ ダン「しめた!ペガッサ市の修理が終わったんだ!地球とペガッサ市も、もう安全なんだ!」無邪気 キリヤマ「違う」無常
2022-07-09 16:53:00強力な新兵器ができたからペガッサ市に警告、 市民を脱出・誘導させよとの命令が下る。 ダン「うわあ~!」 手をぱんっと叩いて喜びの笑顔! キリヤマ「どうだ、ダン。栄光ある任務だろう!」 ダン「はい!隊長!」 イデ好きな人間だからダンが可愛げを見せてくれると私としては非常にとても嬉しい
2022-07-09 16:55:40必死に言葉を繰り返して汗だくだくになっているダン。 地球の軌道も変えられない地球人の新兵器なんて大したことないと舐められてしまい、ペガッサ市は完全に無反応。 ダンの正体がウルトラセブンだと判ればもうちょっとは信用度が上がったかもしれないが、正体明かせるような状況でもない…
2022-07-09 16:57:43「やむを得ん…諦めよう」 「隊長!」 「地球が生き残る為には、こうするより…」 「隊長……!」 沈痛な面持ち。無邪気で純粋な子供みたいな心があって、地球とペガッサの板挟みになり葛藤するダン… シリアス回のイデ要素をダンが継いで『主人公』してるの良いな…(イデを渇望してしまう人間)
2022-07-09 16:57:57「アンヌさん、アンヌさん…! アンヌさん、誰もいませんね?」 とても親しみを感じさせる声色を発するペガッサ。豹変し、 「地球はもうおしまいだ! お前はすぐ地球から逃げるんだ! ダンも連れていけ!」 やっぱりアンヌとダンには心を開いていたんだなあ それでも分かり合いようがない最悪の状況…
2022-07-09 17:01:05「私達の、愛するペガッサを守る為だ」 「ペガッサは、…破壊したよ…」 「嘘だ!! 地球人の科学であの強大な宇宙都市を、嘘だ!」 愛する故郷(星)を守りたいと思うのも、同じ 親しくなった相手を大切に想うのも、同じ 生存する為には、どちらかの星が絶対に消えなければならなかった悲しいジレンマ
2022-07-09 17:07:20先に迷惑かけてきたのはペガッサ星人で、警告を無視しなければペガッサの命だけは無事でいられたわけだが、科学レベルの違いが大きく離れている存在から『お前らの故郷は破壊する(だから逃げろ)』なんて言われても、住み慣れている故郷をすんなり失っていいと思える者はまあ少数派寄りだろう…
2022-07-09 17:13:25シリアス回だったが最後2人が明るい調子で会話してるのがなんだか初代マン30話を思い出す。 アンヌとダンに「逃げろ」と言ってくれたペガッサ星人だけが地球で生き延びてしまったんだな…。ダンがもう一度会いたいと言ってるし、会えててほしいな。故郷を失った異星人には せめて良き友人がいて欲しい pic.twitter.com/2mbfahgkji
2022-07-09 17:18:286話「ダーク・ゾーン」 imagination.m-78.jp/video/dm9kL2Fl… 今回の脚本は若槻文三。初代マンでは25話「ツイフォン」を担当。25話は初代マンのフォーマットが踏襲された回で正直ストーリー自体はあまり印象残らず。 それが今回は、ダンとペガッサ星人の板挟みな『葛藤』が見事に描かれ完成度が高く、面白かった
2022-07-09 17:24:37ドレッサーの前に座るアンヌと背後に立つペガッサ星人のスチール写真。劇中にはそんなシーンはない。 これは背後から襲いかかろうとする構図なのかなぁ、だとしたら本編の印象とは随分と異なっている(本編の話を無視すれば面白みある構図の写真) viewer.bookwalker.jp/03/20/viewer.h… pic.twitter.com/Djbk1huurl
2022-07-09 17:51:30撮影当時から挿入歌「ULTRA SEVEN」が凄くお気に入りだった森次氏。 6話冒頭のシーンなんて、あの挿入歌を流す為に廊下を歩くところを長く撮ってるんじゃないかという気さえした。ほんと良曲、これが流れるとテンション上がる(今のところ4話・6話と満田監督回でしか流れてないな) pic.twitter.com/gNeZ7OkytH
2022-07-09 18:02:44地球人の姿(借り物) と 本来の姿を持つセブンとしてはペガッサの件は尚更やるせないだろうしね…。美しい星だから避難して欲しいと願っても、地球の科学力では軌道を変えろと言われても無理、ペガッサ基準でヘボ過ぎるせいで話を聞いてもらえない譲歩されないジレンマ。それでも個人間の友情はあって… pic.twitter.com/LskbFP5zYi
2022-07-09 18:10:13あとペガッサかわいい、わかる。親しみを感じさせる声色の演技も、デザインもかわいい。どこかで無事に生きてほしいな… たったひとりの生き残りになってしまったことに絶望してしまってるかもしれないけど…
2022-07-09 18:13:10ダン(セブン)、人間状態の肉体年齢はともかく、マンが「2万年」と言ってたからそのレベルで警備隊員の中で一番年齢は上のはず。でも、中身は誰よりもピュアな所がある。清らかであろう光の国から離れ、俗世の人間達の一員として身を置くことで嫌でも「社会」を短いスパンで学ばされている感
2022-07-09 18:28:50地球に来る前のセブン、光の国で何の憂いも悩みもなく幸せに過ごせていたんじゃないかなぁ。人間よりも遥かに長生きしてるのに、あんなピュアな心を持った奴が、宇宙規模の出来事に本気で悲しみ葛藤と苦悩を繰り返していたら精神が摩耗するだけじゃ済まないと思う(実際最終回では過労で倒れてる模様)
2022-07-09 18:40:14後々のシリーズにおける光の国の扱いはともかくとして よほど善性に満ち溢れたやさしい世界じゃなきゃ、"万単位で生きる"ような存在が よくもわるくも達観した性格にならず擦れることなくピュアなままでいられるとは到底思えない。罪を犯す宇宙人は沢山いても、光の国は厳重に守られてそう(与太話)
2022-07-09 18:41:01警備隊の面々(人間)よりも 光の国出身であるセブンが1番ピュアな心を持っているの、改めて考えると納得感が勝つ。後々のシリーズでの扱いはともかく、きっと「光の国」は理想郷の概念そのものだから
2022-07-10 06:03:44第1話の時にだけ「おやめなさい!」って言い方したダン、ちょっと地味に好き(細かすぎる) いきなり現れた自称・風来坊、相手に対して敬意もあるにはあるけど下手(したて)に出るつもりもないから結果的にお嬢様口調みたいになってるの地味におもしろ
2022-07-10 07:19:30「やめなさい!」だと語気が強過ぎると思ったんだろうし、だからって「やめてください!」と下から懇願する立場でもないぞと上位存在としての意識が出てるor対等の立場だと思ってる感じ
2022-07-10 07:22:08セブン7話、空中ドッキングシーンとそこで流れる「セブンの歌 パート2(主題歌候補だった曲)」が良さ あと驚いたのは、脱出する為だけにセブンに変身するのみで『セブンの戦闘シーン無し』だった事。変身していた時間も超絶短い。すごい強気。 7話「宇宙囚人303」 imagination.m-78.jp/video/dm9kL2Fl…
2022-07-10 11:45:30ダン「広い宇宙でも、もう君の逃げ場は無いのだ、キュラソ星人。だが、それは自業自得と言うべきだ。宇宙でも、この地球でも、正義はひとつなんだ!」 燃え盛る炎の中で 悲鳴を発しているキュラソ星人。それまでまったく声も発してなかった奴が、苦しみの声だけは発したと思うと…
2022-07-10 11:45:31フルハシ「まるで泣いているようだなぁ…」 殺人者であっても哀れにも見えてくるような一言も存在してる。ダンの「自業自得」発言も、ちょっと自分自身に言い聞かせてる面もあるんじゃないかって気もしてくる。しかしキュラソ星の連邦警察から「凶悪な殺人鬼なれば、発見次第殺害されたし」との伝達、
2022-07-10 11:45:31実際に地球でも殺人の罪も犯しているのだから容赦する訳にはいかない。どんなに宇宙広しと言えど、絶対に許してはならない「正義」が存在するとダン(ゼブン)は信じて身を粉にして戦ってるもんな… 最後に「キュラソ星と地球の間に交友関係が生まれる」予感を持たせて終わるのが、未来への希望って感じ
2022-07-10 11:45:31セブン8話 ・冒頭、子供たちが皆マスクをしている。工場の煙突が見えたから、当時問題だったスモッグのせいか ・スーツ姿のダンの肩と背中越しから、すれ違う葬儀の参列者達の事件に関する話が流れていく。モブのセリフが終わるまでダンの顔を映さないカメラワーク。実相寺味 viewer.bookwalker.jp/03/20/viewer.h… pic.twitter.com/NDu1HVCsIj
2022-07-10 11:49:36なぜか何かと暗い部屋、横一列並び、大量に映される白丸い電気の灯り。ものすごい特殊。知ってても「なんだこの…なんだこれ!?」となる実相寺演出。 何か『意図』があるのかも分からない。ただただ面白い魅力的な『画』を作るのが大好きなだけでもおかしくはない、「役者よりカメラが好き」な監督。 pic.twitter.com/eUgem7SvMu
2022-07-10 11:53:09実相寺演出、作品全体で考えれば明らかに浮いてるのに、拒否反応が出るどころか持て囃されるのは、怪奇SF要素ある作品だから「不気味」にも思える特殊演出があっても割と許容されやすい・毎回監督も脚本家も違うシリーズだから違いが生まれるのは当然・単なる子供番組ではないと背伸びできるとかかなぁ
2022-07-10 11:55:10それにしても…セブン8話まで見て改めて思うけど、「古畑」の鈴木演出、特殊な謎アングル・長回しすれ違い会話(黒岩回)とかまるで、だいぶ結構、実相寺演出だと思うんだよな…
2022-07-10 11:57:49「モロボシダン、いや、ウルトラセブン。我々の邪魔をするな。これは命令だ。今すぐに手を引け! 我々にとって君を倒す事は問題ではない。だが、同じ宇宙人同士で傷つけ合うのは愚かなことだ」 メトロン星人、いい声~!!! セブンとの交戦拒否の警告、良い声、優雅なBGM。紳士キャラだったのか
2022-07-10 12:03:46タバコを吸った途端 急変、狂暴化・発狂するフルハシとソガ。フルハシ役 ソガ役の二人はここのシーン撮影が楽しかったらしいですね。 あと森次氏が言及しているスーツ姿。警備隊制服も勿論良いけど、「いつもと違う」から尚ダンのスーツ姿が刺さる。実相寺監督ありがとう… viewer.bookwalker.jp/03/20/viewer.h… pic.twitter.com/40vqCLxOc7
2022-07-10 12:07:11暗くて顔がよく見えない状態のカメラアングル、でも子供が喋り出してからは顔が見えるようになってたり。 『意図(含み)』ありそうだよなぁとつい思ってしまうが、まあ実際どうなのか横に置き、何かあるんじゃないかと思わされる・考えてしまうのも楽しいってのもある。
2022-07-10 12:08:16今回の事件はタバコが悪利用されている。セリフに「人類の約半分はタバコを吸ってる」と言われているタバコ、時代 #今だと割合どれくらないのか知らないから人類全体だとまだまだ結構な割合だったりするのかもしれんけど
2022-07-10 12:09:58メトロン「歓迎するぞ。なんなら、アンヌ隊員も呼んだらどうだい」 出、出出出出出出~~~~~~~~~~~!!!!!! 『散歩』で擦られてた「呼んだらどうだい」 そしてあの"ちゃぶ台を前に胡坐する2人"の構図! 有名過ぎて「あっ進研ゼミで習ったやつだ!」気分になれる。 pic.twitter.com/Y69QUfo2RK
2022-07-10 12:15:32紳士的いい声のメトロン星人(声の加工されてない)のがホントに良。好き。知性を感じる。そんな奴がちゃぶ台を前に胡坐して座ってる。 外で待っているアンヌの場面では、ラジオの野球中継の音声。非日常と日常、異物混入。 pic.twitter.com/QrdIzNVwPb
2022-07-10 12:19:44「我々は人類がルールを守り、信頼し合って生きていることに目を付けたのだ。地球を壊滅させるのに暴力を振るう必要はない。人間同士の信頼感を失くせばいい。人間達は互いに敵視し、やがて自滅する。どうだ、いい考えだろう」 秩序と信頼関係、金城脚本らしい光属性な"前提"が話の肝になってる…が。
2022-07-10 12:21:00「人間同士の信頼感を利用するとは、恐るべき宇宙人です。でも、ご安心下さい。この話は、遠い遠い、未来のお話なのです。 え? 何故ですって? 我々人類は、宇宙人に狙われる程、お互いを信頼してませんから…」 黒い皮肉を言うナレーション、同じく実相寺回の初代マン34話(スカイドン回)冒頭の味!
2022-07-10 12:22:00初代マン34話、「東京には空から色んなものが降ってくる、例えば『自殺者』」とかいう最悪の皮肉を言ってくるナレーション、好きと嫌いの感情両方ある。 それと同じ味がするセブン8話「狙われた街」ラスト。根本が金城脚本でこれを繰り出されるのも皮肉だなぁとなるけど、でも、現実が…現実が…
2022-07-10 12:27:56現実が現実だから「狙われた街」ラストの「宇宙人に狙われる程、お互いを信頼してませんから…」オチは真面目にしんどくなる。それだけ『普遍性』を持っている結論でもある
2022-07-10 12:29:19メトロン星人と言えば夕焼けの戦闘シーンも。 散々言われてる事だけど、これ本当に格好いいなぁ! 夕陽を背景に、互いにドロップキックを決めて影が重なり合う。この戦闘シーンだけでも神回認定しまいたくなる良さ。「狙われた街」、セブンを象徴する回の1つなだけある www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/p… pic.twitter.com/rCfCgPkYq0
2022-07-10 12:34:20「ラストのナレーションも監督の作と言われる。」 やっぱりな。初代マン34話冒頭のナレーションの皮肉、他の回と違って視聴者に「なぜって? だって春だもん」とか妙な慣れ慣れしさで語りかけてくる馴レーションは初代マンにさえ実相寺監督回にしか存在しなかったから viewer.bookwalker.jp/03/20/viewer.h… pic.twitter.com/gMpMAmGPdN
2022-07-10 12:41:21ちょっと思うのは「信頼感」を狙った話なら8話内に信頼関係描写があって欲しかったかな…と。まぁ、これまでの話で人間同士の信頼関係が存在していたと言えばしているし、オチのナレーションによって『信頼し合ってる人類』は壮大な『虚構』に過ぎないから、具体性が伴ってなくても盛大なフリになる
2022-07-10 12:51:52