刀ミュ花影の話の構造が複雑で、いろいろ悩んだ末の与太考察です。 5/5 01:51考察追加してます 5/5 04:51さらに追記。 5/5 08:00少し編集・整理 続きを読む
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びすこ @bisco_since2019

刀ミュ・花影を整理すると、①○○○○○○○○の話と、②○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○の話と、③時間遡行軍の行動と、3つの別のテーマが並行してる構造になる。これとは別に長義には伯仲問題がチラ見えする。ややこしい! fse.tw/7Rfn4XKP#all

2023-05-04 12:35:53
びすこ @bisco_since2019

この3つの問題に、伯仲の話と、長船鑑定団ムーブと、鬼丸の特殊技能の話がある。

2023-05-04 12:37:49
びすこ @bisco_since2019

リプライズめちゃくちゃ多いぞ。 ベース曲は5つかな(花の雨入れて) セリフ・歌詞も何度も同じ単語を重ねてきてる。 まさに浅井さやかさん脚本ってかんじ。 (まほステは3章にわたって何度もリプライがきた)

2023-05-04 00:52:48
びすこ @bisco_since2019

花影、音声だけで聞くと 秀吉 光徳 刀たち なんよ。 人間たちと、モノ(刀剣男士)になってる。

2023-05-03 19:00:25

【はじめに(追記後記)】

前半③つは、まず花影の話を追うために整理しつつ考察した部分です。
追記は、その後さらに、どうしてこういう展開になったか?を考えて出した、この物語のカラクリ仮説です。
考察するにつれ、一部、前半と後半でやや述べている事が変わっているところがあります。
瓜畑遊びをしているのは、刀剣男士もだった!

【結論を述べると】

①醜い心≒鬼とするなら、光徳は意に反する秀吉の命のために鬼となりかけ、鬼丸の言葉に正道にかえった。
②真打・影打問題。もともと自我の脆弱性を抱えていた一期が、光徳と秀吉が影打を真打と言った事で存在が影打と入れ替わった。が、鬼丸の言葉に自分のやるべき使命を思い出し、長谷部の激励で主の刀剣男士として自我を新たに確立。改心した光徳・秀吉が真打を一護一振と呼んだことで実態を取り戻した。
③醜い心で歴史を変えたいほど強い気持ちが、鬼になる?歴史修正主義者ともいえるので、時間遡行軍と親和性がよい。
しかし、今回の素行軍の目的は、鶴松?それとも刀剣男士自身…?

追記より
④一護一振の入れ替わりは、自我を弱めるような長船2振の働きかけで成功している。光徳もそう。
小竜は江水とときとキャラも異なる。
「小竜と大般若も、実はすでに影と入れ替わっている」
⑤長谷部があまりに長義に似すぎてて、妙なムーブもある。
「実は長谷部は、山姥切国広が姿を写した(やつした)状態だった」
特に④⑤を頭に入れて見返すと、謎な発言や妙にもったりした展開の意味が理解できるはずです。

以下、初回考察から文章がそのまま載せています。
追記込み約7000〜8000字です。

初回記録【はじめに】

花影ゆれる砥水、すごく構造がややこしくて理解がしにくい。
でよく考えると、話の軸が3つ(正史をいれれば4つ)ある。
①鬼の話 (=ヒトの心)
②一期一振をめぐる真打・影打の話 (=刀剣男士の話)
③時間遡行軍・歴史修正主義者の話
④正史のながれ
①②③④に因果関係はあるけど、これを整理すると考えやすくなった。
以下、私見です。
(ネタバレしまくり)
(長い。4800文字弱。)
(一部、理解のしやすさを優先し、劇中・当時の用語を現代語や概念で置き換えている)
(〈時間〉は初演アーカイブの時間)

①鬼について

劇中、鬼について話すのは基本的に光徳さん絡みの時だけ。
鬼は何かについては、光徳さんが答えを言ってる。

〈冒頭00:01〉
「お刀様を殺すなんて!
ヒトはなんと愚かな!
 おーのーれー」(略)
「醜い心は何を産む?」
「おにーーーー!」

中盤でも同じセリフが繰り返される。
という訳で、素直に
『鬼=ヒトの心が産むもの。恨み(など)』
と考える。
光徳の行動と心の動きを追う事で、鬼を産みかけてた事がわかる。

それまでにも刀をめぐる話で、秀吉と光徳は意見の相違をみていた。
(3回くり返される衝突場面)

「真の一期一振を擦り上げるのじゃ」〈00:55〉
秀吉と光徳の衝突4回目。
ついに秀吉に命令・脅迫され、「はい」と言った光徳。
刀を人質にされたとは言え、刀のために命を差し出せず、自分の意にそぐわぬ命令を受領。
「おのれー!」〈00:58〉
と後悔ややるせなさ、恨みなどの負の感情を強く抱くようになる。
小竜に「鬼のような顔をしてる」と言われて「わしは鬼かもしれん」と言うほど。
と、冒頭と同じ時間遡行軍っぽい影がでる。

"真打を擦り上げられたくなければ、影打を本物と偽って擦り上げたらいいのでは?"
の誘惑に勝てず、影を真としてしまう。〈01:13〜〉
が、その直後に「擦り上げる必要は無くなった」と言われて、動揺する。
本当の事を伝えられず月日が経過。
きっと、自分が嘘を言った事を伝えにくい気持ちには、見栄や保身もあったと思われる。

桜をめぐる小竜との問答に、自分が影打を真打と偽った事の意味に改めて気づいた光徳。
追い詰められ、切腹をはかる。〈01:42〜〉
と、そこに鬼丸が「介錯が必要なら…」と割り込み、
「俺は鬼を斬る。お前もお前にしかできない仕事をしろ」
と言い残していく。
「わてにしかできない仕事…!」
自分の仕事=鑑定士としてできる仕事は、切腹ではなく真打をきちんと伝える事。
と迷いや葛藤などの迷走した心を振り切る。
(鬼丸はまさに光徳の醜い心=鬼を払っていった)
さらに、自我を強めた一期一振の念いも伝わり、光徳は秀吉に真の一期一振を差し出す。

真・影がもとにもどった一期一振は、秀吉に
「磨り上げてでも佩刀したいとおっしゃってくれたこと、この一期一振の誇らしき逸話にございます。」〈02:01〉
これは、ずっと「お刀様を刷り上げるなんて…!」と言ってた光徳とは違う意見。
光徳はお刀様の心を聞こうとしていたが、実際は自分の心をお刀様も同じ心だろうと考えていたに過ぎなかった。

最後、光徳は幼少期に聞いた刀の声を聞いた、ような気がしていた。
実際は、刀の心を聞こうとして、自分の声を聞いただけ。
刀の声を聞くのではなく、刀そのものを視るのだ、と以後の仕事の方法を変える。
〈02:08〉
「心は嘘をつきます
 心は見栄をはります
 心は叶わなん夢をみようとします
 そして心は醜く、されど美しい」
醜い心は鬼となる。
しかし、鬼気迫る様子、という表現があるようにときに美しくすらある姿。
序盤の刀を研ぎ、銘を入れる光徳の姿はそれだと思う。
(鬼気迫る迫力を演じている唐橋さんがすごい)
ただの強い心だけではなく、命運すら、歴史すら変えたいと思うほどの強い気持ち。
それを鬼と表現しているように考える。

「醜い心・強く時代を変えたいほどのヒトの心=鬼」で過去のミュ作品を見返すと、人間キャストが強化された時は鬼化してると思って良さそう。
鬼の概念は映画黎明でも似たような描き方をされていた。

②一期一振と影打について

表と裏、光と影。
過去の刀ミュ作品に何度も出た単語。
特に江の子達の持つ命題っぽく、江おんはこの事を何度も問い詰めていた。
そこに今回は"真打と影打、瓜ふたつ"の話が重なる。

遡行軍による聚落弟の放火。
大阪城、落城をフラッシュバックする一期一振。
"焼け落ちた大阪城≒失った記憶→自分の中身はない"
自我が揺らんだ時、影が初登場。〈00:35〜〉
一期一振と影打の手が触れ合い、バチッと光る。
存在のどこかが互いに混ざったのではないだろうか。

以後、一期一振の迷いが深まり、秀吉・光徳の前に実物の影打がでるとともに、影打は存在が強まっていく。
何度も出る、瓜ふたつソング(瓜畑遊び入れて計5回)
桜を見ても、瓜畑遊びにいても
「弟達がいたら喜ぶでしょう」
大般若に「あんた自身はどうだい?」と問われ、さらに、自我がない空ろな自分と悩む一期一振。

〈00:76〜〉
光徳が影打を手に「一期一振ー!」と言う(極をつけた)ことで、影打と一期一振の表と裏が入れ替わる。
そして、元の主・秀吉が「一期一振」と影打に名を呼ぶ事で、影打が実体を持ち一期一振の実体が消えた。

ぱっと見ると、
<刀剣鑑定士である光徳が影打を真打と言ったから、刀剣男士の一期一振は入れ替わった>
ように見えるが、それだけでなく
<刀剣男士をつくるのは逸話・物語。
 一期一振は記憶がない分、もともと持ってる逸話が薄くて存在が不安定であった。
 だから、光徳と秀吉が影の名を呼ぶ事で入れ替わってしまった>
歴史ソングの後、長義の発言や大般若のセリフはこの事を言ってる。〈01:31〉

自我を失い茫然とする一期一振(実体なし)は
「お前もお前にしかできない仕事をしろ(by鬼丸)」
の言葉に、刀剣男士として自分は歴史を守る、という自我が回復する=少しだけ実体化する。〈01:47〉
だから、歴史を守るため、鶴松に毒を盛る事ができた。
さらに長谷部が
「我が主に認められた一期一振ー!」
とはっぱをかけた事で、一期一振は<審神者の元で刀剣男士として在る自我(=物語)>を新たに獲得。
強い意志で「私は、粟田口光吉の、生涯一振りと言われる、太刀(=一期一振)」と言う。〈01:54〉
声としては聞こえずとも、光徳に一期一振の心はその輝きとなって、伝わった。
秀吉に謁見した光徳が「こちらが一期一振の真打であることは殿下の目にも確かかと」〈02:00〜〉
本体を手にした元の主・秀吉が「一期一振!」と名を呼んだことで、一期一振と影打の存在が入れ替わる。

入れ替わっても、実体化した影打は消滅せず、一期一振と秀吉を守るため共闘。
そして真打・影打の一騎打ち。
「影打のなかに、一時の夢をみた、がらんとした自分の中を埋める何か。
 ですが、きっと何をしても埋まらない、それが刀剣男士としての私のなのです」〈02:05〉
しかし、最後には一期一振に切られて影打は消滅する。
影打「影はその名で語られず、消えるだけ。忘れろ。覚えておくな」
「そう言われても、自分の影、いえ自分の兄弟のことを忘れる訳には行きませぬなあ。
 弟たちにもよく叱られます。頑固だと。」
影打は歴史からは消えたけど、その何かしらの一部は一期一振のなかに統合されたのでは…?

というか。
他のかたも言及してますが、これは実質、一期一振の極め修行じゃないか!
自分の欠けたもの(空ろを抱えている事)自体を受け入れて、審神者の刀としての逸話をひっさげて!
刀ミュくん、ちょくちょくそういう男士をだしてくるよね?ね?

これも他のかたが言及してましたが。
さんざん自我はどこ?とアイデンティティ・クライシスになってたのに”ガンコもの”って!
頑固ってのは、こだわりがあるってことで、つまりはそれが自我でしょうが!

刀剣男士の存在を揺るがすのは、自我というか自分の逸話に対して自信が揺らぐだめなんだとわかる。
その状態で、歴史上からもゆさぶりをかけられると、別個体にのっとられてしまう。
そして歴史のはざまには、そんな歴史に埋もれた刀剣達があまたあるんだろう。
(瓜ふたつソングでも、影打のまわりに埋もれた刀剣っぽい暗闇がいた)

③歴史遡行軍の狙い

歴史遡行軍の狙い、ぶっちゃけよくわからない。
そもそも、遡行軍の定義が曖昧だから。
なにが遡行軍で、何が歴史修正主義者なのか。
それが組織なのか、一枚岩なのか、各個ばらばらなのかもわからない。

ただ、①でも考察したように
醜い心は、大抵恨みや後悔など、できるなら歴史を変えたいと思う事が多い。
歴史を変えてしまいたいほどの醜い心=歴史修正主義者のはしくれとなる。
だから時間遡行軍と親和性が高いと思われる。
(強い、醜い心が生まれたとき、ヒトのまわりに時間遡行軍が現れ、何事かそそのかしている描写は以前にもあった)
歴史修正主義者となれば、時間遡行軍(≒刀剣)の声をきけるようになる?
刀剣のことばがきけるなら、それは審神者と同等のちからをもつのでは?
つまり、鬼≒歴史修正主義者?は遡行軍を使役できる、ということになる。
このあたりは、まだまだ考察の必要がある。

もしこの仮定が正しいとして。
劇中では、何度も何度も秀吉は時間遡行軍に襲撃を受けている。
とくに、秀吉が疑心暗鬼となり、家臣に対してどんどんあたりが強く死を言い渡すようになった後。
「俺たちの出る幕はない感じだねえ、影の彼がよく奮闘しているから」〈01:30〜〉
と小竜がうそぶくように、秀吉襲撃は歴史ソングの後さらに激化している。
秀吉に殺された人たちが、歴史修正主義者に堕ちているなら?
それも納得がいく。
統率がとれてなさそうなのも、恨みがある者が一枚岩ではないからでは?

ただ、なかにはもっと高度で長期的な先をみた歴史修正主義者がいると考える。
ここ最近の時間遡行軍の戦略は、単純に有力者の命を狙うのではなく、歴史がかわるような小細工が目立つ。
(出会わないはずの人物を出会わせる、手紙や記録を消そうとする、など)

そのひとつは、鶴松の延命。
あの時代の薬で延命がかなうとは思えないので、2205年までの未来の薬を投与したと思われる。
鶴松の延命は、秀吉の甥・秀次一族の命を永らえさせたかもしれない。
でも、一番はおそらく、朝鮮出兵がなかった可能性である。
もっともこれは昭和時代に言われている「鶴松が死んでヤケになった説」をとれば、だが。
(太閤記などは、この説によるらしい)
これは大きな時代改変につながる。

そして、一番こわいのが、刀剣男士の本体を狙ったのではないかということ。
聚楽第の家事騒ぎなど。
光徳が偽の鑑定をするよう小細工をしてたのではないか?ということ。
長義は「光徳が価値をつけなかっただけで歴史に埋もれる刀剣男士がいなくても、顕現したもので歴史を守る」
長谷部は「一研師の見極めひとつで、形さえ失くしてしまうなど大したことはないな」
(一研師って、あなたの見極めしたひとですよね?最初、自分の銘をうった刀工に失礼な言い方云々言ってませんでした?)
ほんと、発破の欠け方が苛烈すぎるうえに、発想が似てるんですが。
それはおいといて、実際はというと、はやり光徳が違う刀と入れ替えて鑑定したせいで顕現がゆらぐ刀は少なくないだろう。
刀剣本体の消失なら逸話は残るし、光徳が暗殺されても本阿弥後継者が鑑定すればいいので、歴史の大河はかわらない。
だが、一期一振のほうに影に存在を奪われた男士が大量発生したら、本丸乗っ取りできてしまう。
そんなにうまくいくのかなあ?
とも思うが、光徳のまわりにずっと時間遡行軍がいたので、可能性はあると思う。

ここで悩むのが、本当に、幼少期の光徳が聞いたのは、自分の声だったのか?
時間遡行軍の声がきこえるほど、歴史を変えたいとおもった?
それとも、本当に刀の声が聞こえていて、実は審神者の才能を持っていた?
(だとすれば、以後は刀を神聖視してしまったがゆえに、刀の声が聞こえず自分の心を刀の心と誤ったことになる)

時間遡行軍や鬼、歴史修正主義者についてがわからないと、なんとも言えない。

(追記)小竜と大般若が、すでに影と入れ替わっている可能性について。

時間遡行軍がガチで一期一振の影打入れ替わり作戦を行っていた場合の、1番怖い想定。
→すでに、入れ替わり済みの刀剣男士がいる(特に出陣の中に)パターン

こわいのだが、内通者がいたならこの作戦がうまく行った理由が説明できる。

◯一期一振が自我を失った理由
前述のとおり、光徳が影打を真作と偽り、この時代の主人が名を呼んだ事が決め手であった。
が、きっかけは一期一振の自我が揺らいだところから。
揺るがしたのは、聚落弟の火事で想起された炎の記憶(大阪城)。
そして煽ったのは、大般若の「影が出た。まだ実態はない」とか、小竜と大般若の「君のきもちは?」という問いかけとか。
この2振の発言がなければ、こうもあっさり影に乗っ取られなかったはず。

◯光徳が追い詰められた理由
光徳が、刀に傾倒していくのも、聚落弟の火事で想起された炎の記憶(二条城)。
そして、小竜が何回か光徳の心に揺さぶりをかけている。
何なら、真影を偽ったことを、完全秘匿して証拠隠滅を唆すような誘導までかけている。
(どストレートに捨てろと言ってないのが、また長船ムーブすぎる)
刀を敬愛するばかりに、一期一振真打を歴史から消す事ができず、追い詰められ自害未遂に発展するが。

小竜と大般若による心理的揺さぶり、というキーがなければ作戦の成功率はかなり下がるのだ。
出陣前、つまり本丸にいた時から大般若と小竜はすでに影と入れ替わっているとした方がよい。

特に小竜。
「太刀筋が変わったね」と大般若にも評価されている。
観る方としても、性格が江水小竜と何やら違う。
「花の雨 君の名残」の歌は知っているが、国広が歌っていた事は長義には言っていない。
つまり、国広が歌っていた事は知らないのだ。

では花影小竜に歌を教えてくれたのは、国広ではない誰だ?
折れたとされる、初期刀(推定:歌仙兼定)じゃないのか?
初期刀はどこかの放棄された世界で折れたはずだが、もし生き残っていたなら…
放棄された世界で、花影小竜は歌仙から歌を教えてもらった可能性がある。
放棄された世界同士で繋がっているかは、わからない。
入れ替わった時期も、放棄された世界でいつの間にか江水小竜と花影小竜が、入れ替わっていたのかも知れない。
あるいは、江水後の別の出陣中に入れ替わった?
少なくとも江水のCD特典映像で、江水メンバーが夜鳴きそばを食べた後、小竜が黒小竜くんの蕎麦代を支払う映像がある。
舞台で、長田さんの代役として見てた黒小竜くん。
でもいつのまにか、蕎麦を食べられる程に実体化していた。
さて、どちらが江水小竜くんだったんだろうか?
この時点で入れ替わっていたのかもしれない。

小竜と大般若が入れ替わっているなら。
冒頭手合わせの
「探し物は放棄された世界にあるかも知れないよ?」
「主にお願いしてみよっか?」
の長船sの揶揄の意味も変わってくる。
大般若の探し物?
いやいや、本物のミュ本丸の探し物って意味でしょう。
つまり、折れたはずの歌仙兼定が今も放棄された世界で生きている、って意味だと思う。
(入れ替わった本来の小竜と大般若もそこにいるのかもしれない)

「本阿弥流刀例えねぇ、俺のことはどんな刀に例えてくれるかなぁ」<00:46>
って小竜が興味津々なのも、自分がホンモノじゃないからだとすれば納得できる。

銘入れにも、引っかかるような言い方をしたり、
「歴史を作るのは"力のある"人間だよ」
ってわざわざ小竜が強調するのも、力がない頃の自分達も消える側だったからこそじゃないか。

一期一振が入れ替わって直後、
影に撃ちかかる長義と長谷部から、影を守るのも小竜と大般若。
「俺たちの出る幕はない感じだねえ、影の彼がよく奮闘しているから」〈01:30〜〉
って会話も、小竜と大般若だけ、遡行軍側としての話をしている。
この2振りは影のことも一期一振と呼んでいる。
仲間だから、当然である。

長義の、顕現された男士で本丸を守る!の啖呵にも、鳴らない口笛ふいて、揶揄う大般若。
これも、もしかすると2振以外にも入れ替わった男士がいるんじゃないのか?

ゾッとした。

延命された鶴松を斬ろうとする長谷部と長義に、
「歴史を守るどころ話じゃない」
ってセリフも、皮肉を感じる。
だけど、なぜ延命できているかもわからないのに、毒をやすやすと入手できるのか?
って考えると、ここも小竜が遡行軍と繋がっているという布石なのかも。
(毒なんて大概はどれでも効くだろ、とは思うけど、中には延命薬と相互作用で違う効果が出たり効果の度合いが変わるかもしれない

検証すればするほど、小竜と大般若、クロだ。
ああ長船は服装も黒かった。

4人の出陣メンバーは入れ替わりに気づいているか?

一期一振は気づいていない。
ミュ審神者がわざわざ長谷部に、守るように言われたくらいだし。

鬼丸は何か気がついてると思う。
後半、長谷部と長義が手合わせをする場面、後からそれを見守る鬼丸が出てくる<01:40>
はじめ、なぜこの2振を見てるのか?怪しいのか?と思っていたが…
逆に、怪しくないのがこの2振しかいないから、煮詰まった長谷部から鬼=醜い心が出そうになってたから見守ってたんじゃなかろうか。

余談だが、鬼丸は、ヒトと刀剣男士の心や念いを察知する能力がある。
だから、醜い心≒鬼を察知して、鬼を退治≒心のバランスを取り戻させる・浄化させる。
光徳と影になった一期一振を救ったターニングポイントは鬼丸。
天下五剣はそれぞれ何かしらの特効持ちらしい。

長義も、何か気がついている、気がする。
小竜と手合わせした時と、長谷部と手合わせした時、ぜんぜん気迫が違う。
長谷部に気心を許しているからこそ、ぐーもでる。
単に長義が長谷部と仲が良いのか。
まさかと思うが、囮捜査的なことをしているんじゃないだろうか…
「こんな事例は初めてだ」
本当ですか?

となると、長谷部も疑っているんじゃないか。
長義が囮捜査をするなら、審神者に報告してそうだし、それなら長谷場も長義と情報共有してると思う。
大般若が一期一振の記憶を確かめようとした時も、長谷部がカバーしたし、最初は一期一振を長義と鬼丸で固めて、自分に長船2振を連れて行った。

審神者はなにかしら訝しんでるはず。
だから、顕現したての鬼丸をわざわざ編成にいれて、この6振にしたはず。

長谷部は実は国広なんじゃないか?

あまりに、長谷部が長義との共通点、国広との共通点を描かれすぎる。
審神者に呼ばれて歌って出てくる場面からして、江水の国広登場シーンとかぶる。
瓜畑遊びの後、瓜を1つだけ(瓜2つの片割れだけ)持ってくる
長義との手合わせ、あまりに殺陣がそっくりすぎる。
その後の会話、あれは長義と長谷部の会話なのか?
まるで、長義と国広の会話にみえるのだが。

そもそも、今回の演目、冒頭から
「江がステージをして(演劇をした)」
「瓜畑遊びですね(モノマネ・コスプレ)」
で始まり、瓜畑遊びをする場面がでてくる。
2部MCまで、やつしくらべ(モノマネ)
全部が
"みえてるものと、中身が同じとは限りません"
ってヒントだ。
そうすると、国広が長谷部を写してここにいるんじゃないか?

堀川国広(刀工)に対する長義の物言いに
「世話になった刀工にそんな言い方あるか!」
(俺は堀川国広の傑作だ!)<00:50>
それに対する長義の仕打ちが
「へしきりくん」
(お前はいまは、へしきり長谷部だっつーの!)
以後、事あるごとに
「へしきりくん!」
って言うのも、写し中である事を思い出せ!してるのか。
見れば見るほど、長義が長谷部を構い倒してる気がする。
一期一振が影と入れ替わってからは、また隊員を全員無事に本丸に返せないんじゃないかと内心すごく動揺してるんじゃないか?
だから、長義が隊長をよこせ、で手合わせしてる。
体を動かさせて、心が醜くなるのを防いでる。
が、手合わせの影響で国広の本科写し度があがってしまい、言動が長義と完全一致するようになってしまった。
鶴松が延命されたと知ったとき、
「斬る!!!」
になるのとか…

幻覚かもしれないけど、長谷部が国広が写した姿としてみると、めちゃくちゃ伯仲があつい!!!

が、長船のニセモノ説とあわせると、仲が良い、ホウレンソウができてると言われてる花影部隊の会話、めちゃくちゃヒリついてて怖い。
伯仲(概念)vs長船だ。

びすこ @bisco_since2019

花影の編制、1振も短刀・打刀がいないメタ理由、暗殺・闇討ちできないようにするためだ…!

2023-05-05 06:43:40
びすこ @bisco_since2019

子殺しはペナルティ 鬼を斬ってはいけない がとーらぶの隠されたルールだけど、短刀・脇差がいないなら、ガチ正面突破か別の手段にならざるを得ないもんね。

2023-05-05 06:45:29
びすこ @bisco_since2019

ガチ正面突破は実質不可能(歴史改変になる)なら、斬る以外の手法になるねぇ。 斬らなきゃセーフなのか、殺めたらアウトなのか、わからんからなー。 今回うまいことやってるなーしてる。

2023-05-05 07:02:46

とーらぶは勝利条件が明言されてないので、何が目的で何をすればいいのか実はよくわからないゲーム。
でもゲームにも、他のメディミにも共通するルールがあるらしく、それが

子殺しをするとペナルティが自本丸にかされる。

山姥≒鬼を斬ると、ループに戻る/bad end選択肢

(山姥≒概念母親も斬ってはいけない)

例えば映画黎明もめちゃくちゃわかりにくいけど、このルールに従ってる。
(詳しくは有識者の解説ツイートをご参照あれ。)

鶴松を刀剣男士が斬るのは隠しペナルティ行為だった。
闇打ち・暗殺お手のもの!
堀川国広(短刀・脇差)がいたら危なかった。
このペナルティ、毒殺にも適応されるかは不明だけど、今回毒殺したのは「影状態の一護一振」
つまり、"本丸所属ではない"

光徳が鬼丸に鬼となりかけた心を浄化された割に、秀吉のとこにまだ行ってなかったんかいっっ!
とツッコミんでたのだが。
実は、メタ視点で言うと、少し実体化してるけど影状態の一護一振には、鶴松暗殺という大事な仕事があったのだ。
だから、光徳は、しばらく自宅に居ざるを得ない。
逆に言えば、刀剣男士として歴史を守る仕事をした事自体が、さらに一護一振の自我の強化につながっている。はず。

どんだけ難解な脚本なんだ。
これストレートじゃなくミュージカルだよな?

しかし。
長船(影)たち+時間遡行軍は、このルールを知っていたのだろうか?
知っていたなら、鶴松延命のいちばんの目的が、子殺しペナルティ狙いになる。
さらには、毒殺もペナルティ範囲とみなしていたなら、伯仲が斬って解決するのを小竜が止めたのも、安心してペナルティを踏みにいかせるためだったかもしれない。
…単にみんな知らないのかもだが。
怖っっ!

びすこ @bisco_since2019

花影のミュ長義みてると、 ミュんば先輩を嫌うどころかめちゃくちゃ心配してて(口には出さないが)、これもしや、写しに過保護個体なんじゃないだろうか?

2023-05-04 22:51:58
びすこ @bisco_since2019

出陣中、桜の花びらを通してミュ長義が見てたのは何か。 って話だと思う。

2023-05-04 22:53:11
びすこ @bisco_since2019

出陣中、桜の花びらを通してミュ長義が見てたのは何か。 って話だと思う。

2023-05-04 22:53:11
びすこ @bisco_since2019

そうすると、江水出陣冒頭 「できれば長義がいいんだが…あいつが嫌がるか」 これ、ミュ長義が嫌がるのは 「ミュんば先輩と一緒に出陣する事」 ではなく 「再び(トラウマ爆心地である)放棄された世界に、ミュんば先輩が行く事」 じゃないか?

2023-05-04 22:56:37
びすこ @bisco_since2019

もし、江水で肥前の代わりに長義が出陣してたら? 兼さんが来る前の段階で 「この世界は詰んだから!はい!終わり終わり」 でとっとと全員にネタバラシして撤退、政府に報告して隔離してしまいそう。 江水が成り立たない。

2023-05-04 22:59:41
びすこ @bisco_since2019

そもそも、目的を知らされずに長義が出陣するとは思えない。 目的を知れば、絶対にミュんばをあの世界に出陣させない。 もしミュんばが目的を誤魔化しても、秒で本科は悟りそう (ミュんば先輩、口数少ないけど嘘は言わない個体だよね。秘匿するだけで。 まして本科には嘘は言わない気がするが。)

2023-05-04 23:03:15
びすこ @bisco_since2019

ミュんば先輩、本丸の過去とか、自分からは何もミュ長義に言ってなさそう… 当然、江水で何があったかも。 なんなら江水メンバーにも、折れた話は衝撃が大きいから広めるなって口止めしてそう。

2023-05-04 23:53:17

ここからは伯仲妄想だが。
国広が江水の詳細を隠したり、箝口令を引いても、長義には南泉という情報源がある…!
と思ってしまった。

南泉、状況判断できる子なので、全部を伝えなかったとしても必要と判断した事は国広が口止めしてても長義に伝えてる気がする。
肥前と兼さんも、必要ならポロッと情報落としそうだし。

一体、江水から花影の出陣までの間、どんな会話がされ、何があったんだろうか。
(何が?大侵冦からの、UIリニューアルだ。)
妄想すると楽しい。

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まとめたひと
びすこ @bisco_since2019

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