【エンライ】アニメ2期のどこか？【まとめ】

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「ヴェトロさんのご家族を見ていると普通の家が分からなくなります」 「うちは普通だって〜。女性陣の腕っぷしがちょっといいだけでー…ちょっと？まぁ誤差っしょ。うちは普通〜」 「…躊躇いなく自分は普通と言える。それが救いとなっていたのか」 「何の話？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「私はヴェトロさんが眩しい」 「うぇ？どのヴェトロ？」 「私の目の前のあなたです。ええっと……今回も軍医殿に抜擢され…」 「いやぁどうだろうねぇ…」 「…何か？」 「いんや、何も。オレは何も言えねぇや」 「…あ〜……そん時来ちゃった…」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「きみが人間と呼べないってどいうこと？」 「血中インク濃度が標準的な人間よりも上。軍医殿からすれば理解不可能」 「高いだけで？」 「自分はそれ以外の要因がありますが。…軍医殿は濃度が特定値以上になると閾値を超えずとも見捨てます」 「……それって」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「せんせぇは優しくていい医者だよ」 「人間に対しては素晴らしい医者です」 「チクチクしてるよぉ…」 「アンソニーさんならもう理解しているはずです。軍医殿の人間とは彼が勝手な基準で」 「あーあー！それまだ確定させたくなーい！家族のことあるしー！」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「血中インク濃度下げれる薬あるんだぁ！」 「どこからそれを？」 「せんせぇと眼鏡で真面目そうなおっさ…おじさんが話してた。それがあれば助かる人が増えていいじゃん〜」 「何故広まっていないのでしょうか」 「副作用酷いとか？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「血中インク濃度を下げる薬。以前、軍医殿の手元にありましたが在庫が無くなったという話でした。それがまた作られるように。この薬、インクの効能を打ち消す摩訶不思議なインクが必要でして……軍医殿はいったいどこから調達されているのでしょうね？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「あなたの相棒さん、無事だと良いですね」 「あのさっ！？」 「怖い怖い…可能性の話ですよ。しかし行動を起こすならばよく考えてください」 「それ、脅し？」 「いいえ。相手は一枚もニ枚も上手ということです。場数が違う」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「何知ってんの？」 「軍医殿があなたに見せている顔以外は」 「せんせぇを悪者だと言うのはちげぇと思うよ」 「ただの悪人ならばどんなに楽か……今あなたが事を起こせば自分が対応せざるを得ないとだけ」 「あー…そこ含めてこっそりやれって？」 「…さあ？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「うるさい技師のおっさ…おじさんじゃなくて眼鏡で真面目そうな技師の人をよく見るねぇ」 「…あの型破り技師はもういないそうです。真面目そうな人物は軍医殿の…えっと…ズッ友？」 「分かりやすい表現〜……年取っても胸張ってみんなと友達でいてぇなぁ…」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「緑茶に砂糖を入れるのですか…」 「ヤガミくんみてぇな落胆の気配する」 「どなたですか？」 「オレの友達の一人。一番は相棒〜。緑茶に砂糖入れてたなぁってしんみり」 「甘いものが好きなのですか？」 「偏食家ですげぇの。相棒、ちゃんと食べてんかなぁ…」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「騎士団長がどんな人かって？わりと普通。そりゃ強いし頭もいいけど皆が言うより普通の人だよ〜」 「そうなのですか？」 「ここだけの話だけど…エーデルシュタインくんは土産屋のカッコいい剣のキーホルダー集めてる」 「それは…」 「ね〜普通でしょ〜？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「あの人達の思考回路謎過ぎ〜」 「技術者や研究者の思考は独特ですからね」 「最初はふんわり〜最近は無理〜…オレがバカだから〜？もっとかみ砕いてよ〜」 「あなたが馬鹿なら自分はもっと馬鹿ですよ」 「そんなこと言わないの～…もうちょい考えてみる〜」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「夜の灯りは助かるけどさぁ、その先が底無し沼だったら困るよねぇ」 「道中は安心しますよね？」 「そーなんよ。過程と結果、どっちが大事？」 「アンソニーさんが抱えている悩みはそれで合っているのですか？」 「…もうちょい考えてみる」 「そうですか？」

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@BLEL_TL 呑み処遠雷 エンライアニメ2期のどこか？ 「紹介しまーす。オレの友達でーす」 「話には伺っておりましたが…皆さんすごいですね」 「みんな頭ええのよ」 「そこじゃなく…いえ、そこですね。背がすごく高いです。塔ですか？」 「エーデルシュタインくんでかいよねぇ」 「あなたも結構…」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「よくねぇもの見ちゃった」 「おばけですか？」 「ある意味。なんであの軍人生きてんの？葬式あったって聞いたよぉ？」 「死んだはずの者が生きていることは稀に。死体の取り違えが考えられます。…どなたのことですか？」 「あれ絶対死んでたって…」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「あなたは何故ここにいるのですか？あなたは騎士でしょう。人々を守ることが役割でしょう」 「急にどったの？ここでもそこ変わんないと思うけど」 「自分は心の在り方を問うているのです」 「難しい話は別な人へよろ〜」 「誤魔化さないでください」

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@BLEL_TL エンライアニメ２期のどこか？ ペンは走る。 「リヴ、お茶が入ったよ。今日のおやつはトレイシー作のケーキ」 若い痩せぎすの男はペンを止めた。 「…普通に作ったやつ？」 「うん。手伝った」 「ディアすごいね！ありがとう」 「どういたしまして」 ――文具が紡ぐはある男の選択。

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「悪いことは言いません。軍医殿を説得しようとするならばやめてください」 「オレのこと邪魔者として斬っちゃう？」 「いいえ。斬りません」 「んじゃ通して〜」 「軍医殿に言いくるめられ、都合の良い道具として使い潰される。それでもあなたは行きますか？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ ■アンソニー・ヴェトロの選択 目の前の人物の言葉を大袈裟とし説得へ向かう。 忠告と受け止め、「もうちょい考えてみる」 この「アンソニー・ヴェトロ」の選択はどれだろうか？

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 疑念→待機状態 アンソニー・ヴェトロは迂闊な言動があれど、「待つ」ことが可能な男だ。 ただし、待ち続けて機を逃すことはあってはならない。

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@BLEL_TL 呑み処遠雷 エンライアニメ2期のどこか？ 「ぶっちゃけ話〜。きみ、オレより年下だけどあんまそう感じない」 「奇遇ですね。自分もあなたを年上だと感じません」 「似た者同士〜」 「違います。あなたはもう少ししっかりしてください」 「え〜？しっかりしてるオレってオレじゃなくねぇ？」

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@BLEL_TL 呑み処遠雷 エンライアニメ2期のどこか？ 「きみ、オレより背が低いから目線合わせづれ〜。屈むのは子ども扱いみてぇでやぁよね？」 「奇遇ですね。自分も毎度顔を上げて首が痛いです」 「仲間〜」 「はは、塔が喋って仲間だと！」 「酔ってる？」 「ちょっとだけ」 「水飲みな〜」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「助手さんからの伝言が。報告書の期限は明日」 「んげー！？忘れてた！」 「何回目ですか？流石の皆さんも呆れるかと」 「途中までは書いてある〜あのさぁ〜」 「もう手伝いません」 「ちぇー。ねぇ相棒〜……はいないんだった。オレだけで出来るかなぁ…」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「前に話をしていたあのクッキーです」 「なんであんの？」 「偶然立ち寄ったと仰っていました。お店？の場所も教えて頂きましたよ」 「買いに行ける？」 「相棒さんに渡せる時が早く来ると良いですね」 「…そだねぇ。早めがええよね？」 「そうですね？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「連絡手段として媒介者はお勧めしません」 「こーいう時こそベクター頼るもんじゃないの？」 「ここを出入りする彼らは既に懐柔されています。より魅力的な話を提示出来ればあるいは…」 「めんどー…全部吹っ飛ばせそうなエーデルシュタインくんと話してぇ…」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「相棒さんではなく？」 「相棒はねぇ自分のことになるといっぱいいっぱいになっちゃうし雑になるタイプなんよ。他だとバシッと決めるのにねぇ。ここで連絡しちゃうとよくねぇ事になる気がする」 「難儀な人ですね」 「きみがそれ言うのぉ？」 「え？」 「え？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「騎士団長はご友人なのですか？」 「言わんかった？」 「明言されていません。あの、ヤガミさんとは…」 「補佐官〜」 「どうして早く言わないのですか！？」 「え、どした？」 「少しだけあなたの力になれます。八神補佐官のインクがここに保管されています」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 待機状態→行動開始 アンソニー・ヴェトロは迂闊な言動があれど、「待つ」ことが可能な男だ。 ただし、待ち続けて機を逃すことはあってはならない。 今回ばかりは自ら動かねばならない。 それが遅い選択だとしても。 彼は家族と友を選択した。

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「ようやく決めたのですね、アンソニーさん。本当に愚鈍な人だ」 「すげぇ…名前呼びされてんのに親しみが全くこもってねぇ。…あのさぁここで突き放したって意味ないって分かんね？何がしてぇの？」 「よく回る口だ。…まあ、余裕があるなら大丈夫ですね」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「せんせぇのことホントはどう思っとるん？」 「私は軍医殿と地獄までお供する覚悟です」 「地獄って死ぬ前提じゃん…」 「……軍医殿は一人ぼっちなのです。介錯するモノも看取るモノも付き添うモノもいても構わないでしょう。これまでの功罪を讃えて」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ 「一緒に来ねぇ？」 「あなたとは家族でも友でもありません。捨て置いてください。忘れてください」 「オレは友達だと思っ」 「アンソニーさん、友人は選ぶべきです。あなたの手には限りがある。優先すべきは誰ですか」 「…頑固過ぎんよ」 「はい。さようなら」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ こうして最悪の結末を避けることが出来たアンソニー・ヴェトロは悪くない未来を選び取った。 傍には家族と友がいる。 普通の人間である彼に相応しい未来だ。 しかし、これは本当に起きたことなのだろうか？ 「どこか」なんてあるのだろうか？

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@BLEL_TL 呑み処遠雷 エンライアニメ2期のどこか？ 「八神補佐官がいますね…」 「なんかあった？」 「会う準備が出来ていません…」 「どしたどした？」 「次に会ったら本気での手合わせをお願いしていたのというのに自分の実力が…」 「ここで刃物沙汰やめな〜やるなら本編時空で〜」

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@BLEL_TL 呑み処遠雷 エンライアニメ2期のどこか？ 「ぶっちゃけ、記憶戻ってたっしょ？」 「記憶がどうのは嘘です」 「演技？」 「半分は。頑張っている人がいたら助けたくなりますよね？」 「まぁねぇ…って何の話？」 「狸に化かされたと思ってください」 「ん〜？解決したならいいけど？」

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@BLEL_TL エンライアニメ2期のどこか？ ……「どこか」なんてあるのだろうか？ 蒔いた種は芽吹くだろうか？ 収穫の時は？ 表で語られない出来事とはなんて便利な言い訳！ 「なんだろ、この文章？」 痩せ気味の若い男は上記の文章に二重線を引いた。 　一時 　　一　　時停 　止 一時停止