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インセインとは

「マルチジャンル・ホラーRPG インセイン」公式サイト
http://www.bouken.jp/pd/san/

「誰もが秘密を抱えてる……」がキャッチコピーのTRPG。

それぞれのキャラクターに【使命】と【秘密】があり、シナリオ内では【使命】を達成するためにPCを動かしていくことになる。
それによってPC同士が協力したり対立したり設定が生えたり感情が生えたりしながらシナリオが進んでいくことになる。

頻出用語

GM:ゲームマスター。進行役、NPC操作、演出、その他諸々
PL:プレイヤー。中の人。
PC:プレイヤーが動かすキャラクター。外の人。
NPC:GMが動かす、PC以外のキャラクター。
セッション:シナリオを遊ぶ一連の流れ。
判定:様々な行為が成功するかどうかダイスを振って決めること。
ハンドアウト:PCやNPC、シナリオに登場する物など、様々なものにそれぞれついている情報。
調査判定に成功すれば、ハンドアウトの隠された秘密を知ることができる。

セッションの流れ

導入フェイズ
 →メインフェイズ
  →クライマックスフェイズ
  (→エンディング/エピローグ)

■導入フェイズ(p.194、p.235)

シナリオとしての導入以外にも、各PCの紹介などをするフェイズです。設定のすり合わせや状況の確認などをするというのは、ルルブにある通りです。
システムとして大事なのは「使命(と秘密)の確認」。オフセ(ボイセ)であれば、自分の使命をここで読み上げる、テキセであれば書く(貼る)なり何なりをすることになります。他のプレイヤーへの情報の周知と共有ですね。

■メインフェイズ(p.195~203)

「メインフェイズ」は「サイクル」によって構成され、「サイクル」の数はシナリオごとに決まっています。
このシナリオごとに決まっているサイクル数は「リミット」と呼ばれ、「リミット」に達すると「メインフェイズ」は終了し、「クライマックスフェイズ」へ移行します。
注:リミットに達する以外にも、クライマックスフェイズへ移行する条件があるシナリオもあります

「サイクル」は各プレイヤーごとの「シーン」で構成され、この「シーン」はいわゆる手番です。全員の手番が終わるとそのサイクルは終了、次のサイクル(あるいは次のフェイズ)へと移行します。

プレイヤーが自分のシーンとして行えるのは「ドラマシーン」(p.195)か「戦闘シーン」(p.204)です。
シーンにはこれ以外に、ゲームマスターがシーンプレイヤーとなる「マスターシーン」(p.192)もあります。

例:3人用リミット5のシナリオ
遊ぶのは3人(A~Cさんとする)
AさんとBさんとCさんが1回ずつドラマシーンを担当して、1巡する=1サイクル。
→これを5回繰り返したらクライマックスシーンに入るシナリオ、ということ!

(ここからハウスルール)
サイクルの中で誰が何番目にシーンをやるかは決まっていない。
PL同士が相談して決めることが多い(今やりたいことないから先にどうぞ/誰かが情報持った反応見てから動きたいな…など)
1サイクル目はABCの順番でやったけど2サイクル目はBACの順…などももちろん可。

## ドラマシーンで出来ること

①~③をいずれか選び、一度行動することができる。

①回復判定
 生命力か精神力を1回復する。
 もしくは、顕在化していない狂気を1つ回復する(カウンセリング)

②調査判定
 調査を行えるのは以下のもの。
 ・各PCやハンドアウトの秘密
 ・PCやNPCの居所
 ・精神状態(=引いた狂気の内容をランダムで1つ)
 
 
③感情判定
 同じシーンに登場するキャラクターから1人任意で選び対象にする。
 好きな特技で判定して、成功したらダイスでそれぞれがお互いに抱く感情の種類を決める。プラスの感情をとるかマイナスの感情を取るかはPLの自由。
 感情を持っているキャラクターに対しては、以下のことができる。
 ・情報共有…渡す方は強制、もらう方は任意(※ハウスルール)
 ・戦闘への乱入
 ・感情修正(感情の種類を+-1の範囲で修正する)

自分が選んだ【好奇心】に対応する特技の判定をする場合、生命力か正気度1点消費で振り直しができます。
ひとつの判定につき1度のみ。

ドラマシーンに出演するキャラクターは、無理や齟齬のない範囲でドラマシーンを担当するPLが選べる。
自キャラが誘われたPLは、無理や齟齬の出ない範囲でOKしたり拒否したりできる(明らかに同じ場所にいて手をつないでるのにシーンには出ません!とかは、流石にちょっとツッコミます)

ドラマシーンで出来ること+α

①~③いずれかを行った後でも、以下のことができる。
1回のシーンでどれを何回やってもいい。
(GMにやりすぎ!って言われない範囲で)

・情報(自分の秘密以外)やアイテムの受け渡し
・アビリティの使用
・再訓練…アビリティで使う使用特技の変更
・ゾーキング…あたりを見回す、NPCに質問する、などのロールプレイを通してできる弱めの調査。判定不要。その代わり得られる情報も調査判定に成功したときよりは弱めのものとなる。

■クライマックスフェイズ(p.222~224)

このフェイズでだけは「回想」によって、自分から自分の秘密を公開することができます(秘密が他のPC全員に知られていても「回想」は行えます)。
このフェイズ以外で自分から秘密を明かすとシナリオが崩れかねませんのでご注意を。
※ソロシナリオではそもそも他のPCがいないため、クライマックスフェイズ以外であってもPLが言及する程度であれば大丈夫ですが、PCのそれは人に自らすすんで明かそうとしないものだ、ということは忘れないようにしてください(あと単純に、一人だからってガバをやり続けてると複数人シナリオのときもうっかり……やりかねないので……)。

回想シーンとは

回想って強いよね。その力をつかう。
自分の秘密をバーンと公開しいい感じのロールプレイをする。
自身の行為判定に+3の修正、または1d6の追加ダメージ。

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まとめたひと
かさね @kasaneunder

最強の生命体です いろんな話をする。