魔法使いの約束

ほにゃしゅーと @honya_kabeuti07

昔一回だけ100%気まぐれでミスラさんと付き合ってたことあるんだろうな、と思ってる し、寝たこともあるんだろうな、とも思ってます そもウィンダミアは愛が欲しいんじゃなくて愛がなんなのか知りたいだけなので、コイツとの付き合いじゃあ一生分からんだろうな…と思ったその日に別れてる 最悪？

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かと言って情熱的すぎる西は付き合うのに一苦労だし、南は自分の中の基準を満たしてないし(失礼)、中央はなんか…なんかイヤだし、東は論外(失礼)なので… 結局北でそれなりに付き合えそうな人を選んだらミスラさんだったってワケだ でも恋愛感情はミリも無いので、多分上質なマナ石と交換だと思う

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大人(1000歳⬆)の事情をサラッと暴露されて混乱する賢者様(推定20代)「どっどどどどど どっちが女性役を！？」 全く意に介さないウィンダミア(1400歳くらい)「おれだ」 全く意に介さないミスラさん(1500歳くらい)「夫人です」 混乱する賢者様(推定20代)「へぇー！お、大人の恋愛って感じですね！」

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賢者様からミスラさんの匂いがするのを大人の関係だと勘違いするウィンダミア「あれは大きいだろう。大丈夫だったか」 何も知らない賢者様「(確かに体は大きいけど……何も無かったよな)はい。大丈夫でしたよ」 勘違いするウィンダミア「ほう……痛くはなかったか」 知らない賢者様「(痛い……？) ⬇

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いえ、そんなことは」 ウィンダミア「そうなのか。おまえも中々の器だな」 賢者様「そ、そんなことないですよ！ただ一緒に寝ただけですし」 ウィンダミア「謙遜までするか、賢者。……おれは今までおまえを弱い男だと思っていたが、これからは少し考えを改めよう」 賢者様「えっ、そうなんですか？ ⬇

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ありがとうございます、ウィンダミア！」 ウィンダミア「フ、気にするな。……おれは飽きたのでもう行く」 賢者様「あっ、い、行っちゃった……」 全てを見ていたオエちゃん「……あれ、何？」 全てを見ていたボス「勘違いしたままでも話って進むモンなんだな……」 オエちゃん「それも最悪の形でね」

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自分の洋館で開かれる魔法使いだけのサロンに、東の魔法使いたちを招待(誘拐)するウィンダミア

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単純に料理人だけ欲しかったがまあ1人も4人も変わらないか、と連れていくことにしたウィンダミア バチ切れファウスト先生(表には出さない) 両隣が穏やかでないので胃痛がするネロさん これから怒ることが不安なヒース ウキウキのシノ

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北の魔法使いたちがじろじろヒースを見るので前に出るシノと、それを見て笑ってから 「此処に座す金の御髪の御方は東の名家ブランシェットのご子息であらせられる。その横の黒髪は側仕えの従者だ。この二人に手を出せば───殺す」って周知するウィンダミア

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ファウスト先生には別室用意して色んなもの持っていってそう 「……悪いけど、北の魔法使いが満足するような見返りは用意できないよ」とか言われても、 「ははは！1000も越さない童子に見返りなど期待するものか！おまえたちはおれの賓客だ。ただ、この館でもてなされていればいい」って言う

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ウィンダミアって誰かと寝るときは感覚遮断使わないのでちゃんと感じるし声も漏れるんだが、いつもどんなに殺そうとしても顔色一つ変えない男がただ抱いてるだけで顔赤くして悔しそうな切なそうな顔をするので、若干気分が良くなるミスラさんはいると思っている

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サロンを開いて楽しく晩餐会してたらドアがバーン‼️開いて吹雪がゴォッ‼️吹いてなんだ！？と思ったらオズ様が「来い ウィンダミア」と言ってくるのでハァ～～～！？なんだコイツ～～～！！となりながらも死にたくないので渋々着いていくウィンダミアはいる

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アーサーくんがワクワクしすぎて眠れない挙句、何か話を聞きたそうな素振りを見せているので、様々な魔法使いとそこそこ交流があって割かし話が通じやすいウィンダミアを選んだ(オズ様にとっては)大変合理的な選択なんだが、当のウィンダミアはサロンを途中で閉めなきゃいけなくなったので大迷惑

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「オズさまのお友達ですか！？」 「は！？こんな男と友…」 「ウィンダミア」 「………………知り合いでは ある」 「そうなのですね！わたしはアーサーといいます！」 「………………挨拶が 出来て 偉いな……」 というギャグみてーな会話

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「世界がおまえを忘れても、おれがおまえを忘れないために、おれのいっとう大事なものにおまえの名前をつけることにした」と言い出すウィンダミア 名前くらいなら良いか、と貸した賢者様がついに元の世界に戻り、皆が賢者様を忘れていく中で、ウィンダミアだけが真っ黒な宝石を「アキラ」と呼ぶ

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「今日はサロンにアーサーが来た。立派にやっていたぞ。おまえも見たろう、アキラ」 「ミスラとオーエンの殺し合いがあった。ブラッドリーと賭けをして、おれが勝ったぞ。見てみろ、アキラ。大盗賊の秘蔵酒だ」 と毎日毎日話しかけるうちに、賢者様と結ばれた縁がその宝石に溜まり始めていく

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その縁がいっぱいになった時、異世界への道がほんの少しだけ開かれた 全力で呪文を唱えて開けた扉の先には、苦しそうな賢者様の姿がある 「おれはおまえを覚えている。おまえを見捨てたその世界など蹴り飛ばして、こちらへ来い！アキラ！」 そう言って伸ばしたウィンダミアの手をがっしり掴む賢者様

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魔力が底をつきかけて、倒れ込んだウィンダミアと引っ張られてバランスを崩した賢者様 たった一つの宝石は粉々に砕けてしまった 「おれの声は聞こえていたか」 「夢で見ました。ウィンダミアが話してくれたことの全てを」 「そうか」 ふらりと立ち上がって賢者様に手を差し伸べるウィンダミア

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「みなの所に顔を見せに行くぞ。着いてこい」 その手を取って立ち上がる賢者様 「……はい！」 というお話

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まあ話のひとつでもしてやれば寝るだろうとタカをくくっていたら、「ウィンダミアさまは素敵なお話をご存知なのですね！もっと聞きたいです！」とせがまれ、焦りと疲労と(オズ様から掛けられる)圧で体力が消耗されていくウィンダミアはいる

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ようやく寝た……と思ったらミスラさんとかがオズ様を殺しにやってきて、「ようやく寝たと言うにおまえらは！！！！！！！！！！」とバチ切れウィンダミアが誕生する

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面倒事に巻き込まれそうになった時、 「あーーーこんな大役俺ごときでは！ウィンダミアごときでは務まらない！北のミスラが！大魔法使いミスラが！死からの使者ミスラが！あの男がやるべき大偉業なんだがなァーーー！」と叫んでやってきたミスラさんだけ残して自分はさっさと逃げるウィンダミア

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ウィンダミア、ここまでのツイートを見るに北の中ではかなり暴力に頼らない生き方が上手そうな魔法使いだと思うけど、北で1400年生きている時点でおそらく暴力をいちいち見せびらかす必要がなくなっていたんだなと思う

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「北の館のウィンダミア」って聞いたら震え上がる魔法使いは多いだろうし、ミスラさんやオズ様程じゃないにしろ人間にもかなり怖がられてそう 洋館の主っていう点も相まってわりと逸話が作られてそうではあるよな

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桃色の目をした腹に傷がある魔法使いは星が綺麗な夜に現れる 自分にとって最も価値のあるものを差し出し、それが魔法使いの眼鏡に叶えば許されるが、そうでなければ命を取られる みたいな話が各地に散見される

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自分の洋館に引きずり込めばほぼ無敵みたいな能力あってもいいよね 洋館も自分の召喚魔法の対象だったりする ただドアだけ出して呼べばいい訳じゃなくて、洋館を半分以上呼び出した上で引きずり込まないと効果が発揮されないくらいの難易度だといい

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でも本当にいままでのツイートを見るにかなり人間側に有利そうな魔法使いではあるよな……差し出したものに本当に価値があれば一回くらいは見逃してくれるので 北4で見ても一番被害が少ないタイプ そもそも感覚遮断魔法の使い手の時点で気味悪がられてるしな

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ただそれでも北の魔法使いなことには間違いないので、気に入らないと思えば直ぐに手を掛けるし、嫌だと思えば容赦なく断る 生意気だと思ったら教育するし、欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れようとする そういう生き様の中に、必要以上に疲れない賢さを少し練りこんだのがウィンダミア

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「オズもフィガロも双子も、ヤツらとおれがギリギリ妥協できるポイントを選べば危害など加えてこない。ヤツらはもう北の魔法使いでは無いし、全盛期ではないからだ。なのに、ミスラやオーエン、ブラッドリーは馬鹿正直に逆鱗を撫でて、それが楽しいと思っている。だからあの3人は馬鹿なんだ」

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「おれはヤツらにへりくだっている訳では無い。阿っている訳でもない。おれのプライドを守りつつ、ヤツらの怒りを掻い潜る地点に着地しているだけだ。もしヤツらがおれの限界点を超えてくれば、容赦はしない。全力で殺しにかかる。そうでなければ、そうしない。それだけの話だ」

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ウィンダミアが基本的に優しめの姿勢を取ってくれるから、結構失礼な態度をとってきた人間に北がキレ散らかしてる中でウィンダミアに仲裁を頼もうと思ったら「忘れたか。俺の名前はウィンダミア、北で1400年以上生きた魔法使いだぞ」って言われてそのままキレ散らかす北に合流しちゃった話

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「意外じゃの。ウィンダミアがこちらに加わるとは」 「おれにも我慢ならないことはある。ヤツらは今、それを踏み躙った」 「おお、怖。さすが北の魔法使いじゃな」 「どうでもいいですが、早く殺しません？あの顔を見ているだけで腹が立つんですけど」 「賛成。この時間も勿体ないよ」

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「このままじゃ北の魔法使いの名折れだ。オズに殺られるより癪に障るぜ」 「……そういう訳で、すまんな賢者よ！我ら、もう手加減は出来ぬ」 「せめてもの償いとして、賢者に迷惑がかからぬように殺すとしよう」 みたいな話あると思う

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ウィとブとオの北3、だいぶ(殺し合いもするが)仲が良い 南兄弟にミが振り回されてるのを見て大笑いし、腹筋を吊り、疲れ果てて帰ってきたミに「北の魔法使い最強はおまえだ」「俺たちもう動けねぇからよ…」「……(まだ笑ってる)……」とかいう態度を見せる

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おシャイのバーで「色々なヤツらと付き合いを持ってみた。物好きな人間も中にはいた。……が、何だかんだ言っても、アレの隣が一番落ち着いたな」というウィの独白から始まるミスウィンですか？なるほど……。

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「は？あなた俺の他にも恋人作ってたんですか？」 「は？おまえにはハッキリ別れを告げたはずだ。それでおまえも了承して、そのあとは何も無かったじゃないか」 「もしかして750年前の『楽しかった』みたいなセリフのこと言ってます？」 「それ以外無いだろう」 「えっ」 「えっ？」

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このやり取りを見てオとブは大爆笑してるし、おシャイも抑えきれずにカウンターの中で笑いをこらえてるし、ムが火に油を注ぎに来て、何やかんやあり殺し合いに発展する そこから再スタートを(不服ながらも)切るミスウィンですね、納得です