ラブレターもらいました

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つじ|ラブレターもらいました #wtプラス 面識のない女の子から呼び出され、一方的に手紙を渡されてしまい校舎裏で立ち尽くすつじ。「こ、これって」ラブレターってやつでは？と沸々と湧き上がる喜び、モテたいつじちゃん歓喜。「おーい、何喜んでんの」後ろから急に声をかけられ、振り返れば

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ご機嫌斜めな彼女「えっ…い、いたの…」「シンちゃん見かけたからついてきたらこれ」最悪、って言いながらつじの手元の手紙をジッと覗き込む「彼女いること忘れちゃったの？」「ち、ちが…」モテるモテない戦争は彼女いるいないは関係なく、などとわけのわからない脳内議論が進むつじ、あたふた

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していると彼女がぎゅうと抱きついてくる。「えっ…ど、どうしたの」「シンちゃん、私のこと捨てないでね、って呪いかけてる」「の、呪い…！」「気づいてないかもだけどシンちゃんはモテるんだから、ラブレター1枚ごときで浮かれないで」わかりやすく嫉妬してくれる彼女を抱きしめ返す

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「ご、ごめんね…ちょっと浮かれちゃった」素直に謝ってくれるだけじゃなく「でもっ…好きなのは君だけだよ」欲しい言葉もちゃんとくれる優良彼氏。

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いずみ|ラブレターもらいました #wtプラス ラブレターもらっちゃった、って彼女が嬉しそうに見せてくるのがむかつくこうへいくん「彼氏いるやつにんなもん渡してきやがって」「いいじゃん私に想いを伝えたいって気持ちを大事にしたいよ」貰ったラブレターを大事そうに両手で抱えニコニコしてる彼女。

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「だー！おまえも！なんでそんな嬉しそうなわけ？」「今どきラブレターだよ？時間かけて私のことを考えながら書いてくれたって考えたら嬉しくない？」理解できない、ブスッとしたいずみが黙る、さすがにやりすぎた？と思って「こうへいくーん？」声をかければ意を決したような顔「オレも

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ラブレター書くわ、おまえに」斜め上の対抗心に噴き出す「だからそれ、すぐ捨てろよ」嫉妬も愛情も全部素直にぶつけてくれるかわかっこいいかれし。

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おき|ラブレターもらいました #wtプラス 一緒に登校した彼女が靴箱の前で一瞬固まったのを見逃さないおき。「どうしたん？」「ん？な、なにもないよ」って靴箱隠すようにして上履きを取ったから、横からすいと手を伸ばしてヒョイと取り上げたそれは手紙「あっ」「？…もしかしてラブレターってやつ？」

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「ちがうでしょ、まさかそんな」と言ってる彼女の話を聞かずビリビリと封を開ける。「こうじ、なにして」「ん？」ニコニコしながら中身をぴっと出していびつな文字のラブレターをニコニコの顔のまま読む。「…返してよ」こうなると思ってたから言わなかったのに…こんなの不可抗力じゃん、

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でもここで何か言い訳したら何言い出すかわからないおきなことを知ってるので黙ったままラブレターの行方を見ていたら「捨てとくな？」ってそのままゴミ箱にぼすって捨てられるソレにおき・独占力強め・こうじ

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よねや|ラブレターもらいました #wtプラス 「ようすけ、ラブレターもらった」わなわなと見せてくる便箋に「まじかよ」って同じくわなわなと返事をする。「お前が？」「まさかの私が」わざとらしく震わせた手で机の上にポンと置かれるソレ「読んだ？」「まだ」「読めよ」「一緒に？」「やだよ」

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おそるおそる便箋を開け、読み始める彼女、をじっとみつめるよねや。みるみるうちに顔が赤くなっていく彼女「おい」「ん？」「なんつー顔してんの」面白くなさそうなよねやの声に彼女が顔を上げる。「やっぱさ、それ読むのやめ」彼女の手にあるラブレターを取り上げるよねやは、珍しくムスッとして

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頬杖をついてこっちを見てる。「どしたの」「いやぁ思ってたより胸くそわりーな」「嫉妬しちゃった？」面白くなった彼女がニヤニヤしながら聞いてくるも、よねやは真顔で「好きな女が別の男の言葉に顔赤くしてたらそりゃいい気分じゃねーよ」「そんな怒んなくても」「怒ってねーよ」

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明らかに不機嫌なまま顔を近づけ「よそ見すんな」心臓全部持ってかれる。

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みうら|ラブレターもらいました #wtプラス 「す、すきですっ…」想定外の言葉にびっくりして言葉が出てこない。まさか自分が告白「される」側になるなんて。「あ、あのこれっ…」「これは」「受け取ってくださいっ」ずい、と差し出された便箋、これはいわゆるラブレターってやつだろう。畳み掛ける

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初めての経験たちに溺れかけ、頭はオーバーヒートしそうだ。困ったように笑いながら「オレ、実は彼女がいて」と声をかければ食い気味で「知ってます」と言われる始末。「で、でも、私の気持ちを受け取ることくらい、できますよね？」なるほど、好きな気持ちを受け取って欲しい、ってことなんだ、

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と解釈したけど「う、うーん…」理解はできなくて苦笑いに変わる。「オレなんかに告白してくれたのはありがたいんだけど」言葉をひとつひとつ選びながら、それでもはっきりと伝えなくてはいけない。「これを受け取ってしまうと、彼女が傷つくと思うんだ」この状態を作ってしまったことさえ、

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彼女には知られたくない。それは隠したいとかではなく、悲しませたくないから。「受け取ってももらえないの…」目の前の女の子は今にも泣き出しそうな顔、申し訳ないと思うけれど「ごめんね、彼女が悲しむ顔を見たくないから」誰にでも優しいわけじゃない、彼女にだけ特別優しいスパダリみうらゆうた。

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みわ|ラブレターもらいました #wtプラス 彼女が告白されてたって人伝に聞いて気が気じゃないみわ。「なに？じっとみて」「いや…」当たり前にそんな素振りを見せない彼女に断ったよな？となぜか不安になる。ふと彼女のスクールバッグを見れば何かハガキのようなものが飛び出している。「それ、なんだ」

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見つめていたことを誤魔化すようにハガキらしきものを指差せば彼女がそれを取り出す「あーこれ、もらったの、さっき」どうやらハガキではなく便箋。「ラブレターってやつ？」「な、」告白されてただけでなくラブレターまでもらってたのか、とモゴモゴし出す「いまどき珍しいよね、びっくりしちゃった」

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まるで他人事、ラブレターをひらひらさせながら「手紙って捨てにくくない？」そういうことじゃないだろ、と言いそうになるところを抑えて「俺が捨ててやる」「あ！」ヒョイと取り上げゴミ箱に狙いを定めぽす、と吸い込まれていったラブレター。「ちょっとさすがに捨てるのはなくない？」

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「ちゃんと断ったんだろうな？！」「は？」告白相手を庇った言い方にカチンときて思ったより大きい声になってしまうし、わけのわからない返しをしてしまい焦るみわ「いや…悪い」「なんで知ってるの？」「…」「変な勘違いするから言わなかったのに」って言いながらゴミ箱からラブレターを拾い上げて

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「しゅうじのことしか好きなわけないじゃん、でも人が一生懸命書いたものを捨てるのはなしね」ってちょっと怒られて反省するみわ

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ならさか|ラブレターもらいました #wtプラス 周りに付き合ってることを隠してる2人。「とーるくん」何かして欲しい時の甘えた声、黙って声の方に顔を向ければ「この問題解いて」「少しは自分で考えたか？」ため息をつきながらも身を寄せ彼女を苦しめる数学に集中する。サラサラと問題を解きながら

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「この問題解いてやるから、俺たちのこと言ってもいいか」言いふらしたい、というよりも牽制しておきたいならさか。えっ、と乗り気じゃない彼女に追い打ちをかける「この間もラブレターもらってただろう？」「なんで知って…」そりゃあ、クラスメイトが大きな声で渡す、って言ってたからな、とはいわず

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「別にみんなに言って回ろうと言ってるわけじゃない」一緒に登下校したり、付き合ってるのかの問いに頷くだけだ。彼女は恥ずかしいらしく、中々うん、とは言ってくれない。そうこうしているうちに問題は解け「うん、やっぱりバラそう」「え！」何か決心したようなならさかが彼女に視線を移し

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「俺の彼女に手出すな、って言わせてくれ」って優しく笑うんだから頷くしかない。