この一連のツイとはまったく全然関係ないんだけどもアルバートのバニーボーイは不覚にも想像したことなかったことに気づいたのですがそれやったらエルアさんも道連れにされるなって思ったので共有しておきます。#暗躍令嬢
2023-02-02 22:03:59千草のバニーガール衣装は後学の資料のために取っておいてあると思うんですよ。そんで疲れきって脳内煩悩垂れ流し状態のエルアさんが「千草のバニーガール……よかった………いや良かったなんて言っちゃいけないんだけどすっごく良かった………」とことあるごとに反芻するのをアルバートは聞いてて→
2023-02-02 22:27:12お互いに限界スケジュールこなしてるときにエルアさんの「バニーいいな……」って言葉を聞いた瞬間、アルバートも口を滑らせる「間に合わせられたら1日それで働きます」って。 死ぬ気で間に合わせたエルアさんは「絶対だよ!!」と期待MAXの言葉を残して気絶する。残ったのは引けなくなったアルバート
2023-02-02 22:38:58でもぶっちゃけ使用人達はめちゃくちゃ慣れてるので、屋敷の中だけであれば問題はない。 そしてアルバートはプロだった。 やるなら徹底的にと、千草をベースに女性兎族風に肉体をいじった上でバニースーツを着てみせた。これで満足だろう。 アルバートは内心意気揚々とエルアさんの前に立つ。
2023-02-02 22:44:49エルアは見た瞬間喜んだ。 だがしかし、エルアの玄人であるアルバートは素直に喜びきれない間があったことを見抜いた。 バニーガールのまま足ドンして問いかけるとエルアさんは鼻を抑えながら白状した。 「正気を失ってたときの口約束守ってくれたのに申し訳ないんですがそうじゃないんですぅぅ!!」
2023-02-02 22:52:44「モノホンうさ耳も最高なんですが人間がつけるうさ耳カチューシャでしか得られない栄養があるんですあとまさか女体化アルバートバニーガールにまでなってくれてえっちさが垂涎でも私はバニーボーイなアルバートが見たかったんです!!!!!」 「バニーボーイとはなんですか……」 「………………」
2023-02-02 22:57:36エルアが黙秘を行使したのでアルバートが足の線を見せつけてやると、大いにためらいがちに白状した。 「バニーガールそのままか、それを、短パンに変えた、感じ…です」 「……………履く物は」 「網タイツです」 「網タイツ」 ここまで共にいてもまだ知らなかったエルアの深淵を覗いた気がした。
2023-02-02 23:03:46「だから言いたくなかったのよ!嬉しいのは私だけ!アルバートには罰ゲーム!そんなことさせてまで喜べません!!」 涙目で語るエルアにため息を吐くアルバート。 この娘は相手が嫌だから、という一点であれだけの仕事を片付けられるほど楽しみにしていたことを引き下げられるのだ。
2023-02-02 23:08:52「わかりました。俺も流石にバニーボーイとやらで働くのは遠慮したい。でしたら妥協点はどこですか」 「………いつもの服で、うさ耳カチューシャつけてるところ見せてくれたら、それでもう十分です」 アルバートが着替えた上でうさ耳をつけてみせると、いつもの喜びをあらわにするエルア。
2023-02-02 23:13:11「執事バニー……!あり、めっちゃくちゃありだわ……!!普段の仕事第一から一歩外れた感じがたまらんっ!」 自分には非日常的な衣装を身にまとっただけでここまで喜べない。 結果的にローコストで終わって良かったのだが、釈然としないアルバートの手にはバニースーツ。 悪魔のようにひらめいた。
2023-02-02 23:18:28アルバートははしゃぐエルアに囁く。 「あなたが望んだバニーボーイ。使用人達の前でなければ考えなくもありませんよ」 「!?」 「ただし、あなたもこれを着てくださるならですが」 示したのはもちろんバニースーツ。 千草のものを参考にしたので、大変露出度の高い、体の線がバッチリ線が出る一品。
2023-02-02 23:22:35「えっそのアルバートさんまだ仕事のお疲れがお残りですか?私のようなご趣味はございませんでしたよね…???」 「言葉がおかしくなってますよ。俺はいたって正気ですよ。ですが、ねえ?あなたがそれだけ喜ぶものですから、自分でも見てみたらなにかわかるかもしれないと思っただけですよ」
2023-02-02 23:25:44「………私が着たときの反応みて、楽しむほうが主目的ですか」 「さすが俺のことをよくわかっていますね。別に着なくても構いませんよ? 俺の譲歩はここまでですし。俺はどちらでも構わないのですから」 もちろん他の人間相手なら、バニーボーイなぞ鼻で笑う。
2023-02-02 23:29:51しかしたかだかそれだけで意趣返しの上でエルアを動揺させ、新たな反応を引きずり出せるのなら、なかなか悪くない取引だ。 アルバートは赤くなったり青くなったりしながら、バニースーツを握って葛藤するエルアを愛でたのだった。 「む、胸足りるかな」 「いつもあなたは予想斜め上を行きますね……」
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