【てんがいちかく】ツイートまとめ【自供】

まずベタぼれだ～この彼氏！と思いました
超超色眼鏡です。のところ、そうだよなぁ！好きな女の子に対してはそうなるよな～！と思って親近感を持ってしまいました
「あなたは俺の女神と言っても過言じゃないんですよ。」
ここで、こいつは自分の同類かもしれない、と思いました
自分は過去、ある女の子を天使だと思っていました、全身全霊で崇拝していました
この人に尽くし守り抜くことが自分のたった一つの幸せとまで思いました
彼女は今も自分の友達でいてくれていますが、遠い都会にいます　別れを知った当初、どれほど自分がショックであったことか　またどれほど自分が彼女の”適切な友達”の枠から外れていたか　想像にお任せしますが　未来の自分もありありと思い出せるでしょう
ともかく自分は同類の気持ちを懐かしく味わうことを予期してプレイを進めました

周回が終了し　身分を問うたプレイヤーへ自供を始める由里大河に　嫌な予感がしました
どれほどプレイヤーが素晴らしい人だったか、自分がどれほどプレイヤーを思っていたか、犯行動機をつらつらと話す由里
こいつ、何度も別れをシミュレーションしていたでしょう　伝えたいことを全部伝えてきちんと計画通りお別れする賢しさ（さかしさ）を持っていたはずです　崇拝する愛に心酔するときっとそうなると自分は思います　基本的に自分は、今は許されていても、いつか信仰対象にその罪を暴かれ罰され追放される身だからです
その終わりくらい、自分で思うように終わらせたいではありませんか

「俺は、いつまでたってもあなたにとっての何者にもなれませんでした。」「たった一人の好きな人間も守れない」
もう完全に自分と重なってしまいました　
愚かすぎてもうどうしようもないのですが　愚かであることは分かっているのですが　そうやって開き直ることも悪手と理解しているのですが
自分の愛した女性は優しく誰にでも可愛がられ頼られる人でした　だから自分はその中の唯一になりたかった　彼女もきっと唯一と思ってくれていたでしょう　しかし「○○な子でないといけない」で雁字搦めの自己肯定感が低い自分はその身分に値しないと絶望しては泣いて、上記と同じセリフを胸の中で何度も吐きました　嫌われていると思い込んだことすらありました　酷い子どもでしょう　仰る通りです

とにもかくにも、この身を彼女のために活かすなら、出来損ないの脳みそも財力も筋力も役に立たない、ならば彼女を守る肉壁として死ぬしかない、と思っていました
長すぎる自分語りはここまでにして

↑オニユリの花瓶を見た
↓「みかえす」ボタンを押した

自分たちみたいな、自分勝手に一人の善良な人間を祭り上げて信仰して気持ちよくなって終わりたがる、独り善がりな人間に都合のいい救いなんてあっちゃだめなんですよね

案の定、プレイヤーはただの美しく清らかで穢れの無い、少女のように無垢な高嶺の花の女神様ではいてくれないのです

「自白を取り下げてください」「私のために嘘の証言をするのはやめてください」
そう言われたときにはまだ、彼女に軽い恨み言を告げる余裕はあったのでしょう　このイベントも想定内だったかもしれません
だからきっと、ついにお話できたことが嬉しくて質問に見せかけた思いをぶつけてしまったのだと思いました
止まれないですよね　だって自分たちは酔っているんですよ　信仰対象と思い通りに話す栄誉を前に酔わずにはいられないでしょう、口が滑ることだってあります
当たり前に悪い結果しか残りませんが。

「何より、あなたの考えた幸せを私に押し付けて満足されるのだけは絶対に許さないと思いました。私の幸せを決めるのは、私です。」
その通りです。
その通りなのに　当然のことで、よく理解しているはずなのに
どうしてこんなことをしてしまうのでしょうか？
あなたの幸せを想い、あなたの役に立つことだけを喜びに生きていたはずなのに、どうして気持ちよくなる方へ向かってしまうのでしょう？
不器用という言葉では包めない、ただただ愛の出力がおかしくて、相手を人間扱いできない自分たちはやはりどうも罰されるべきなのかもしれません。

酔ってる証拠なんですよね

プレイ終了、放心

酔っていたら作者さまにコメントいただいてしまい吹き飛んでしまいました　本当に申し訳ない　ありがとうございます……