マネ、印象派、新印象派、コートールド美術館、セザンヌ、ゴーガン
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増えるやすみ @fuel_yasumi

TV 日曜美術館「マネ 最後の傑作の秘密〜フォリー=ベルジェールのバー〜」 マネが最晩年の一年前に描いた絵画、それをテーマにした回。パリ19世紀末、所謂「ベルエポック」の頃。大衆劇場でありミュージックホールであった「フォリー=ベルジェール劇場」の、バー・メイドを中心に据えた作品だ。 pic.twitter.com/0SypPvxQzJ

2019-10-15 20:46:25
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増えるやすみ @fuel_yasumi

虚ろな瞳のバーメイド。胸元の開いた服と飾られた花は、売春婦であることを暗喩するか。そして彼女の背後のバーカウンターには、大きな鏡が掛けられているが、その鏡面が映し出す景色は微妙に歪み、実際の風景とは異なる。例えば鏡に映るバーメイドの後ろ姿は、向かって右側にある。

2019-10-15 20:51:21
増えるやすみ @fuel_yasumi

マネは、かつての美術作品のような「理想の美」を描く画家ではない。同時代の詩人、ボードレールやマラルメらと交流を持ち、共感し合う仲。そんな彼が描くのは「現実」であり、(当時の)「現代」。そしてこの最後の傑作は、刹那と現実を素材とし、時空の再構築を図る。更に、人間の裏面も描いた。

2019-10-16 03:47:40
増えるやすみ @fuel_yasumi

背後の鏡に映るもの。フォリー=ベルジェールの華美な装飾と、そこに集う観客たち。左上には空中ブランコに乗る少女の足。そして右には、怪しげな紳士と相対するバーメイドの後ろ姿が。それらは、いつかの景色と、若き女性のペルソナを描いたものか。…なんて深読みも出来る、面白い絵画なのですね〜😄

2019-10-16 03:50:26
増えるやすみ @fuel_yasumi

で 10/20、実際に「フォリー=ベルジェールのバー」を観る為に、東京都美術館へ馳せ参じ😉

2019-10-21 09:28:34
減るヤスミ @hel_yasumi

コートールド美術館展 @東京都美術館 (2019/10/20) 印象派・新印象派、その中でも特にセザンヌを好んでいたという、英国人コートールド氏のコレクション。今回目玉はマネの「フォリー・ベルジェールのバー」で、私も主にそれ目当てで観に行きました😄 実際目にして思ったのは「これ、実物大だな」と。 pic.twitter.com/RdLgIqZVHY

2019-10-20 17:37:33
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減るヤスミ @hel_yasumi

背部にある「鏡」に映る像は別として、手前側のバー・メイドや、酒瓶、果実の盛られた硝子の器などは、実物大でしたよ。絵の大きさによる偶然かもしれませんけどね😉 でも、こういうことも実際目にしなきゃ分からんよね😁 (画像はTV放送より) pic.twitter.com/C2XWclWWFo

2019-10-20 17:53:11
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減るヤスミ @hel_yasumi

【その他、備忘録】①ゴーガン、彫刻もやっていたんだな😳 嫁をモデルにした写実的な作品、しかも大理石製の ②印象派の画家たち、川好きだなあ(セーヌ川他)。あと舟も ③人工的な照明を絵画に取り入れた最初が、印象派だったという事実。特に下から人物を照らす光が、それ。 色々勉強になりました😊

2019-10-20 18:08:08
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まとめたひと
減るヤスミ @hel_yasumi

空気の底、無数に飛び交う信号。日々の雑記ですよ。