映画感想文～2019年12月31日

中馬真弥 @my_chuman

ソウ見た。映画の感想をどこかにまとめたい。noteかはてなか（インターネット女）。

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みんな幸せになったんじゃない？　だれも死なずにただ犯人だけが捕まったんじゃない？　まあそうじゃないことはファイナルまで続編が作られていることから伺いしれますが……

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こういうことです。 pic.twitter.com/8avV5i1Pov

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やっぱり猫が好きを若干見ました。会話劇おもしろいなあ。 「生きてる人間はおもしろい」だよ。 岸田國士を見てる人たちもこういう感覚だったんじゃなかろうか。 pic.twitter.com/y5x5A5G1zR

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『ヘアスプレー』（2007） 最の高でした。 パワフルな主人公が気持ちいい。影響を受けて変わっていく周囲の人々に泣いてしまった。 特にお母さん！　自分を嫌いになることが誰しもあるとは思うんだけど、お母さんの殻の破りかたは元気をもらえる。

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明るくて楽しいミュージカル映画なんだろうなと見る前は思っていたんだけど、実際そのとおりで、なおかつ1960年代アメリカの社会や差別を描いていて、その状況を変えようとする主人公が輝いて見えた。

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映画は、くすんだ景色の街並みを楽しく歌いながら登校する主人公のシーンから始まるんだけど、どんな環境であろうと文化は等しく救いだよね。 芸術の役割は啓蒙と救済、主人公が憧れたのはテレビの中のダンスショーの世界。 彼女を素直に応援できるのは、彼女が常に正しい価値観のもとに行動するから。

中馬真弥 @my_chuman

10年前の映画なのかよ…… ここが未来だと言える世界にしてえよな。

中馬真弥 @my_chuman

他に最近見た映画は、外の世界からやってきた旅人に恋してしまった娘の恋路を邪魔するお父さんの話かな。 『モンスター・ホテル』っていう映画なんですけど……

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最近見た映画｢ファンタスティック・ビースト｣｢コールド・バレット｣｢ムッソリーニとお茶を｣。

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脚本のテクニックに三幕法というものがある。 ｢ムッソリーニとお茶を｣は1/3過ぎたところでファシズムが街に台頭し、3/2過ぎたところで第二次世界大戦にアメリカが参戦した。 もしも第二次世界大戦が起こらなかった世界の人がこの映画を観たら、この劇的な世界の変容は脈絡なく思えたかもしれない。

中馬真弥 @my_chuman

第二次世界大戦下にイタリアで暮らすことを選んだイギリス人女性たちのお話。優雅にお茶を飲みながら暮らしていたのだが、イギリス人はイタリアと敵対したので、古い塔にぶちこまれてしまう。 おばあちゃまたちがみんな素敵でかわいらしく、女という女が強いので満足感がある。

中馬真弥 @my_chuman

ババアの大行進（ババアではなく淑女なのだが）で始まる。 私が素敵だなと思ったのは、家族を戦争で失った女性が、私生児の子どもを預かり、寝る前にロミオとジュリエットのセリフを繰り返させる場面。 「愛は変容するもの」だと淑女は子どもに言い聞かせる。まったくそのとおり。

中馬真弥 @my_chuman

私生児の父親は母親を捨て、アメリカ人女性は恋に落ち裏切られ、元イギリス大使館の未亡人はムッソリーニに失望する。私生児だったルカも、いつか大きくなり、愛する人を見つけ、家族を手にするだろう。

中馬真弥 @my_chuman

｢怪盗グルーのミニオン大脱走｣を見ました。 唐突なダンスバトルや強いのにかませのような敵など、このノリが好きすぎる。 家族愛が物語を収束させるテーマになっていたけれど、押し付けがましくないところも好き。

中馬真弥 @my_chuman

｢娘たちがさらわれた！｣の一言で、喧嘩した兄弟のために飛行機を動かせるドルーがすごく好きになった。 ドルーはけして嫌なキャラとしては描かれていないんだけど、ダイヤモンド奪還の際のお気楽ぷりがちょっとイラつかされた。

中馬真弥 @my_chuman

彼のその性質は変わらないまま、焦りながらもグルーを助けたのがいいなと思った。

中馬真弥 @my_chuman

「キューティ・ブロンド」（2001）見た！ めちゃくちゃおもしろかった！ ブロンド美人がフラれた男を追ってロースクール法科大学院に入学（するためにめちゃくちゃがんばる）。男を取り戻すために真面目なロースクール生になる（ためにめちゃくちゃがんばる）。努力と信頼で大成功！ っていう話。

中馬真弥 @my_chuman

主人公はその美貌のせいで、男性から性的欲求の対象と軽んじられてきたんだけど、弁護士研修生として事件に関わっていくうちに、被疑者や先輩弁護士からその能力を認められて、自分に自信を持っていく。

中馬真弥 @my_chuman

主人公のほかにも作中に出てくる女性はさまざま。恋敵として主人公をいじめる女子学生は、教授に女性だからという理由でお茶くみをさせられる。美容院で働く女性は、別れた内縁の夫に家と愛犬を奪われている。ダイエットレッスンで名声を築いた女性は、夫を殺した疑いをかけられて留置所にいる。

中馬真弥 @my_chuman

入学初日に、不勉強だった主人公を講義から追い出した女性教授は、嫌なやつとして描かれていたけれど、男のせいで弁護士を諦めようとした主人公が立ち直るきっかけともなった。弱い立場におかれていた女性が、闘って進む先が女性教授のありかたなのだと思う。

中馬真弥 @my_chuman

ルッキズムに直面することが、現在でも当たり前のようにある。この物語では、美しいがゆえに主人公は学生・弁護士として軽んじられていた。しかし、容姿がその人の能力を決定づけることは絶対にないはずだ。美しくても、そうでなくても。

中馬真弥 @my_chuman

弁護士としての自分の利益しか考えていない元恋人や、主人公の能力を認めない男性教授など、男性が悪として描かれているように思う。しかし、主人公の外見に言及しない男性の先輩弁護士は彼女を強く信頼しているし、同級生の男子学生とも助け合う様子があった。

中馬真弥 @my_chuman

外見だけでその人を判断するのと同じように、性別だけが人の善悪をカテゴリ分けするわけでもないとわかる。

中馬真弥 @my_chuman

すごいなー…90分…90分か……あっというまだったけどたくさんのことを見たきがする

中馬真弥 @my_chuman

昨日はもう一本映画を見ていて、それは｢劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス｣（2014）です。 セレブが暮らすリビエラ（フランス辺りの海岸一帯）に遊びにきたムーミン一家が、リビエラの常識に戸惑いながら、ムーミン谷に帰るお話です

中馬真弥 @my_chuman

ひとつひとつのシーンの最後に、漫画のページでいうオチみたいなものがありました。それから、シニカルなセリフまわし。ムーミンママの言葉選びがけっこうキツくてびっくりしました。 ムーミン谷って異常者の集まりだと思っていて、その異常性が発揮されていてとっても楽しめました。

中馬真弥 @my_chuman

私はムーミンは平成アニメ版と、小説と漫画を少しっていう履修歴なのですが、漫画のアニメ化！だ！と、感じました。

中馬真弥 @my_chuman

基本的にムーミン一家が常識はずれなことを繰り返しているだけの映画なんだけど、すごく夢中になって見てしまった。ムーミン谷には通貨がないけれど、リビエラでは欲しいものがあればお金が必要になる。

中馬真弥 @my_chuman

私たちの価値観はリビエラに近いはずなのに、ムーミン一家がリビエラの常識からはずれた行動をするたびに、（いいぞもっとやれ）と思ってしまった。

中馬真弥 @my_chuman

今作品における私が好きなムーミンママの行動 1.ホテルの部屋が広すぎるのでベッドの上で暮らすことを提案するママ 2.カーテンで作った房つきドレスが似合っているママ 3.洗濯板のように岩礁を使い、絨毯を自分の体でこすり洗いするママ

中馬真弥 @my_chuman

ファイトクラブ、クライマックスに近づいている 理想の正体がわかりました そのままお出掛けとあいなりましたので、どのようにこの映画が終わるのか、考えてすごしたいと思います

中馬真弥 @my_chuman

「ファイト・クラブ」（1999）見ました！ あらすじ：不眠症のサラリーマン僕が、自由に生きる男タイラーと出会い、ファイト・クラブという団体を作る。生を実感するためにファイトクラブに集まる男たちは闘う。次第にタイラーは暴走をはじめ、僕の手に負えなくなる。僕はタイラーを止めるため、闘う。

中馬真弥 @my_chuman

痛快なクライマックスとロマンチックなエピローグだった。 種明かしでの「！！そういえば！！」と思い当たるフシが蘇る感覚大好き。 メッセージを読み取る、というより、とにかくめちゃくちゃおもしろい。

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「帰ってきたヒトラー」（2015）を見た！ あらすじ：ヒトラーが2014年に蘇った！ 当然誰も彼をヒトラーだとは信じない。総統はコメディアンとしてテレビスターとなるが、犬を銃殺したことが知られ人気は失墜。しかし自身の回想録を出版、ベストセラーとなり、映画化する。ヒトラーはあなたの心にいる！

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「そんな彼なら捨てちゃえば？」（2009年）見ました！ あらすじ：好きな彼からの電話を待ってばっかりの私、いつまでも恋が実らない。そんな私にアドバイスをくれる男が現れる、ふむふむ、男は好きな相手には行動を起こす、と…そう、私は私を好きな男とデートして、自分から電話をしなくちゃなのね！

中馬真弥 @my_chuman

ていう女とか、結婚したいのにしてくれない彼と別れた女、スパマで出会った既婚者と熱烈な恋に落ちる女、夫に嘘つかれてる女、結婚した女、出会いがほしすぎて出会い系に登録した女、とか女がたくさん出てくる。男もいっぱいでてくる。

中馬真弥 @my_chuman

原題は「He's Just Not That into You（彼はあなたに興味がないだけ）」。このタイトルがミスマッチだという感想を見たことがあって、知ってた。んだけど、私はこの邦題良いと思う！ この映画が言ってるのは、自分の望む人生のために受け身になっていてはいけない、ということ。それに合ってる。

中馬真弥 @my_chuman

最初のシーンがめちゃくちゃおもしろかった。 世界各国の女友達同士が慰め合うの「彼が電話をくれないの」「勇気が出ないのよ」「電話番号なくしちゃったのかも」「ライオンに殺されてるかも」 それが事実じゃないっていうところまで含めてサイコー。

中馬真弥 @my_chuman

最後に主人公の恋がうまくいって終わる。相手はずっと主人公に興味がないと思っていた人で、恋心を自覚するのが突然に見えてしまったんだけど、まあ、うん、しょうがないか！ 主人公はずっと自分を愛してくれる人を探していたから、そのがんばりが実ったんだろうと思うことにしよう。

中馬真弥 @my_chuman

「What's Your Number」（2011年）を見ました！ あらすじ：主人公がこれまで肉体関係を持ったのは19人。米女性の平均経験人数が10.5人だと知り、20人目の男と結婚することを誓、った晩に20人目と寝る。そうだ良いこと思いついた、元カレと復縁すればいいんだ、セクシーな隣人と元カレを漁りまくる。

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主人公が縛られているもの。雑誌の特集・常識・母親。映画の最初に映し出される雑誌の見出しが彼女を縛る全て。髪をときマスカラをつけた姿を寝起きと偽り、大好きな肉を菜食主義者の彼のために我慢する。彼女が出会ったのは、裸族の隣人（かなりの時間裸）。彼は自然体で女性経験の多さを気にしない。

中馬真弥 @my_chuman

主人公は粘土細工が好きなんだけど、隣人はめちゃくちゃ褒めてくれる。 元カレアタックを繰り返した主人公は、大本命の男にプロポーズをされる。けど、主人公は気づいた。私の一番の望みは自然体でいること！ 粘土細工したり、下着姿でバスケしたり、裸で港に飛び込むんだり、男と２０人寝てること！

中馬真弥 @my_chuman

母親の存在が辛かった。理想的な娘の姿を主人公に求める。彼女が２０人にこだわったのもそこに起因するのかもしれない。妹や母親といると否応なしに自分が規範からはみだしていることがわかる。 それを振り切って、自分の進みたい方向へと走っていったのが気持ちよかった。

中馬真弥 @my_chuman

「エイミー、エイミー、エイミー！こじらせシングルライフの抜け出し方」（2015年）を見ました！ あらすじ： ビッチのエイミーは編集者として、スポーツドクターのアーロンと知り合う。付き合う。ふたりは正反対で、エイミーは自分がアーロンに不釣り合いだと感じる。ふたりは幸せになれるのか！？

中馬真弥 @my_chuman

オタク喋りの堅物だと思っていたアーロンが、人柄を知っていくとどんどん誠実で真面目な人だとわかっていくのが興味深かった。それはエイミーが彼に惹かれていく過程だ。 エイミーは様々な問題を抱えている。父親の介護、妹との不和、出世のための上司の機嫌取り。

中馬真弥 @my_chuman

真面目な妹と自分を比較してきたエイミーは、「あなたの代わりはいる」と言わんばかりの上司に仕事をけなされる。愛を信じることはできなくて、アーロンからの「愛してる」を受け止めることができない。

中馬真弥 @my_chuman

仲たがいによりふたりは破局を迎えたかのように見えたが、アーロンを特集した記事を認められたエイミーは、自分を認めアーロンと向き合うことを決める。そして仲直りをしに行くのだ！！！その方法が好きすぎる！！！

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【映画】「幸せのレシピ」（2007年）を見ました！ あらすじ：ケイトは厨房に君臨するシェフ。とつぜん姉が死に、遺された姪ゾーイと暮らすことになる。新しくやってきたスーシェフのニックと恋をし、三人は料理と食事を楽しむ。しかしニックがシェフにならないかと誘われたことで、二人の関係は歪む。

中馬真弥 @my_chuman

思い出はなにに宿るか。ゾーイが食べていたのは温めただけの冷凍ピザやフィッシュアンドチップス。ケイトの元に来た直後はなにも口にしない。しかし、ニックのパスタを食べてから、ゾーイは次第に打ち解け始める。レストランの手伝いをし、家での料理を楽しむ。三人で店を作ろうと言うほどに。