セッ…セに興味関心のないエンデヴァー

ひしょこ @hishoco

炎さんの炎さんはすごくご立派で、ホー久くんをメロメロのくたくたにしちゃうと思ってるんだけど、実は全然セッ…に興味関心が無い炎さんという世界線もあるんじゃないか？と考えてたりして。 炎とホー久は何やかんや経て恋仲になり、そりゃあ若いカップルみたいにあからさまなイチャイチャはしない

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けど、二人きりの時は温もりを感じたり、どこかが触れ合ってる位に距離が近い。手を引いて、ハグをして、髪にふれ、頬を撫でキスをする。何度も何度も、互いの熱を交換するかのように。 閉じてた目を開ければ、碧の瞳が濡れていて『よし、今日こそ！』って思うホー久なんだけど、熱い吐息をはいた後

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「明日も早い、寝るぞ」って横になってしまう炎でばー。(ベッドの上にいた) 触れ合いに嫌悪感は感じてなさそうだけど、いつもそう言う雰囲気に持ってくのはホー久からなんだよ。向こうからは一切手を出してこない。初めは、大事にされてるのか…？と思ってて、それは違いないんだけど、もう随分と

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仲良くするのにも慣れたのに。炎のスタンスは変わらない。何度か、割とあからさまに迫ったこともあるけど、交わされてしまっていた。 やっぱり男の身体には興味がないのだろうか？でも、寝てはくれないけど、一応触ってはくれる…理由を知りたいけど、もしどうにもならない答えが返ってきた。

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それが引き金で、この関係に終止符を打たれることになったら…そう考えると、踏み込むことも出来ず、断られるのも悲しくて迫ることも出来ず。 隣にある確かな温もりだけで満足しなきゃ…と今日も広い背中を眺め、そっと触れてから目を閉じるホー久。

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この炎さん、セッ…自体にあまりいい思い出がなくて、ホー久が望んでるのは分かっているけど、避けてしまってる。そんな行為がなくても彼を愛してる事に変わりはないから。 炎さんの中で、セッは「子供を作る」ための行為。昔、強さを追い求めるばかりに、愚かな考えで「作る」ために重ねた行為でしか

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なくて…愛がなかった訳じゃないけど、呼び起こされるのは暗く冷たく悲しい記憶ばかり。自分はそれしか知らないから、ホー久にそんな思いをさせたくない、そんな時間を過ごしたくない。みたいに考えてて手を出せない。って感じ。 そんな炎の思いを知って、ホー久は貴方から向けられる感情は何だって

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嬉しいし、今も昔も貴方は冷たい人じゃない。 過去に囚われてないで、今と俺を見てください。 って二人で無事に、愛のあるセッ…が出来ましたとさ。めでたしめでたし。(落ちが薄い) これは、Siriで抱く系のホー久ですね。ナイーブな炎に見えますが炎ホです。

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わたしが考える炎ホは、どの世界線でも中々初夜は気持ちよくならず、苦労するタイプで例に漏れずこの二人も最後まで到せるけど、ホー久最後はボロボロ泣いてるの。自分は気持ちよくなってしまって、止まれなくて無体を強いたのかと慌てる炎。「すまん、どこが痛い？み、水は…医者を呼ぶか？」

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なんてNo.1らしからぬ慌てぶりを披露してしまう。くたくたのホー久はそんな情けない姿の自分を見て、それはもう満ち足りた顔で笑いかけてくれる。 「どこも痛くない。最初からずっと、俺の事気にかけてくれてましたよ。最後は止めようっていう貴方を押し切ったのは俺だから気にしないで」

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幸せな時間でした。今も、生きてきた中で一番幸せ。何処にも行かないで、ここにおってください。 って擦り寄ってくる。あんなうめき声上げて、身体を強ばらせて…最後は少し力が抜けていたけど、痛くないなんて嘘だと丸わかり。 でも、くたくたになりながらも、ほころんでいる表情は、

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ホー久が幸福に包まれてるのだと伝えてくれる。 傷つけるだけの行為になっていたあの時を、決して忘れることはないけれど、同じ過ちは繰り返さない。 芯が強く、心優しい彼女は別れ際にこう言ってくれた。「貴方も幸せになって」と。一生をかけて償うと決めた自分が、どうすればそんな未来を手に

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出来るのか分からない。 それでも、こんなどうしようもない男の腕の中が好きだという物好きが、絶えず笑って居られるように。 自分が出来る全力を尽くそう。 なんて、実は後ろめたさを感じながらお付き合いしてた炎が、前を向けるようになる切っ掛けが初夜だといいね。

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これ以降、夜の営みも度々するようになる二人だけど、頻度は多分めっちゃ少ない。炎さんは前を向いたとは言えそんな急にグイグイはいかないし、ホー久身体の事も気が引けるから。 なので、必ずお誘いをするのはホー久。前とは違い断られることは無いから、うるさい、はしたない…って思われない頻度で

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って、この前は何日前、今月は何回やったから…とすごく考えて、頑張って押してる。(内心とっても恥ずかしい。なんともない顔してやってるが) 数ヶ月くらいして、炎もようやく気づくんだ。そう言えば、自分から求めたことないなと。いや、丁度いいタイミングでホー久が来てくれるから、自分から手を

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出す機会がなかったのだけど。 相手に任せてばかり、いや、初め不安にさせてしまってたのに、自分の気持ちを伝えず好意を受け取るばかりでいるのは良くないな？と思い立ち、ある晩、炎からベッドに誘う。 ずっと自分のワガママに付き合って貰ってるだけ…と思ってたホー久は多分嬉しくて泣いちゃうやつ

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「す、すまん。今日は気分じゃなかったか？そんな泣くほど嫌だったか…」 「何トンチンカンなこと言ってるんですかぁ。うれしいんですぅ、やめるなんて言わんでください、早く！やりますよ！！今夜は寝かせませんよ！！」 って方やオロオロ、方やビャービャー言いながら雰囲気まるで無い感じで始まる夜

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ですが、それはそれはもう、盛り上がりました。 翌朝は二人で仲良く寝坊して、炎のSKからの電話で起きました。 (今度こそ)めでたしめでたし🙏