サブ創作「My dear...」

死刑世界に堕ちたての頃、スピレアはとある人物に声を掛けられた。それは生前付き合っていた彼女のリリアンだった。スピレアは初めは疑ったが二人にしか分からないことを言い、本人だと信じてしまう。裏切ってしまったことを謝りたいとスピレアは言った。すると彼女は［この人の言う事を聞いてくれたら許す］と言い、彼女は暗闇に消えていった。スピレアは追い掛けるも見失い、怪しい男に出会った。その男は、リリアンが言ってた人物らしくこう言った。［憎め、嫌え、私が満足するまで殺し合え］と…。スピレアが瞬きをした瞬間、目の前から男は消え、今度は背後に女が立っていた。［いつでも貴様の事は見張っている］と言い、ニヤリと笑い姿を消した。 死刑世界の暗い路地裏に取り残されたスピレア一人、スピレアの中に不思議な力が湧いたのであった。