Universal Testing に向けて米国が遂に始動

ドクターにしだ @WataruNishida

【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その１】今週もまた、COVID-19を巡り、様々な論文や記事が溢れた。もちろん、同じ情報でも、個々人の捉え方は様々だろうが、アタシの場合は「超特大級のネタを二つ」見つけた。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その２】ひとつは検査方法の確立。これまた何度も書いている通り、日本におけるCOVID-19検査に関する議論は、そもそも成立していない💢。RT-PCRとPCRの区別すら付かない「検査素人集団」が「不毛なPCR論議」を重ねているのが、日本の現状😭。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その３】日本の行く末に影響を与える、専門家会議のメンバーですら「検査のケの字」もわかっていないのであります。なぜか？

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その４】その理由は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の構成員を見ればわかる。構成員12人のうち、一人の弁護士以外は医師であり、「検査の専門家」は一人も含まれていないのであります💢。 pic.twitter.com/AR5kQ0YsEO

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その５】一般国民の皆さまにはわからないだろうが、医者というのは、検査に関してはすべて「臨床検査技師様におんぶに抱っこ」状態であり、検査方法の実際やその原理については、サッパリピーマンの人間が圧倒的多数を占めるのであります。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その６】この専門家会議に名を連ねるお偉いお医者様方の中で、実際に自分の手を動かして「RT-PCR」を行った経験がある人は、まずいないだろう。だから、「PCRがぁ〜〜」とか、平気で世界中に恥をさらしているのであります。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その７】また、その言葉を鵜呑みにした官僚や総理までもが「PCRの大合唱」を行うものだから、オジサンは一人の日本人として、穴があったら入りたいくらい、チョ〜恥ずかしい・・💦。絶対、世界中の知識人から日本は馬鹿にされている。間違いナッシング。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その８】何が言いたいかと言うと、専門家会議にきちんと「日本臨床検査医学会の重鎮、すなわち検査のプロフェッショナル」を迎えなさい！ということであります。一日も早く。でなければ、日本はこの先舵取りを誤り、マヂで滅んでしまう・・。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その９】日本の医療界のダメダメなところは、臨床家の声ばかりが大きく、基礎研究者の声が弱すぎる点にある。そして、研究歴のない臨床家は往々にして、基礎を馬鹿にする。そのツケが、今まさに日本国民に災いとして、降りかかっているのであります。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その10】しかぁし！海外は違う。特に米国は、基礎研究を大切にする。その理由は単純。それが「国益に叶う」からであります。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その11】ここで本題に戻るが、今週、米国はCOVID-19検査に関して、遂に「国益を達成するための勝利の道」を確立した。SARS-CoV-2 RNAの検出に関して、米国が見出した方法を超えるものは、現時点で存在しない。日本の検査体制は、もはや旧石器時代と化す。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その12】その内容を語るには、ツイートではとても間に合わないので、久しぶりに解説ビデオを作ろうかと検討チュー。なぜなら、まず「PCRとRT-PCRの違い」、「RNA抽出の難しさ」から解説しなければいけないから、その解説は一大仕事になるのであります。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その13】もうひとつのネタは、NEJMの最新号に登場した論文。わずか２ページの correspondence だが、これまた超重要な事実を訴えている。 pic.twitter.com/qxg4MIhRzi

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その14】妊婦さん必読の内容だが、この論文だけでは「不安が募る」だけになってしまうので、解決策が必要。それが最初のネタで示される・・という訳。

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【Universal Testing に向けて米国が遂に始動・その15】いやはや、アメリカの研究層の厚さ、そしてトランプ政権のしたたかさには、頭が下がる。ところで、専門家会議や厚生労働省は、このようなアメリカの動きに気付いているのかしらん？日本はこのままでは、浦島太郎になってしまうかも・・😭。