恋は大騒ぎ（７）

るな@ドール @runadolls7

151-1 （カフェにて） 実里「たまには一緒に」 実里「勉強するの楽しい」 修二「うん」 修二（勉強するの楽しいって） 修二（今言ったよね…？） 修二（どんな風の吹き回し…） 修二（ってか） 修二（真面目にやってる） 修二（すごくね？） 修二（あの勉強したくないみのりんが…） pic.twitter.com/v7EQlb6twj

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151-2 実里「明日は英語のテストだから」 実里「少しでも点数とっておきたい」 修二「そか、留学したいんだもんね」 実里「…だからって何がしたいか」 実里「まだ決めてないけどね…」 実里「一緒に行く瑠璃ちゃんの」 実里「お荷物にはなりたくない」 修二（すげー） 修二（みのりん成長した…） pic.twitter.com/OzUKqCkHcZ

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151-3 修二（なんかあれだな） 修二（まぶしいわ…） 修二（俺がついていけてないかも…） 修二（この人に） 修二（相応しい自分でありたい） 実里「なんか考え込んでる？」 修二「な、なんでもない」 修二（ぼーっとしてる方が楽って） 修二（何も喋らないかボケてるか） 修二（だった人なのに） pic.twitter.com/ZptB4QV3XG

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151-4 修二（この頃みのりん、） 修二（友達増えたみたいで） 修二（女の子達が可愛さに気づいて） 修二（声をかけるようになった） 修二（みのりんもめんどくさがらずに） 修二（不器用にだけど） 修二（喋るようになったな） 修二（すごいなー） 修二（どんどん…） 修二（綺麗になっていく） pic.twitter.com/3khbl0eVVV

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151-5 実里（私、） 実里（少しでも頑張って、） 実里（この人の未来に追いつくんだ） 実里（じゃないと） 実里（こんな、何したらいいのかわからない私） 実里（ついていけなくなっちゃう） 実里（修二くんと一緒にいたいから） 実里（将来も一緒にいたいから） 実里（頑張るんだ） pic.twitter.com/PxbufNuCiU

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151-6 実里（クラスで一番） 実里（お勉強ができて） 実里（明るくて） 実里（みんなから好かれてる人） 実里（なんで私と付き合ってるのか） 実里（最初はわからなかったけど） 実里（私が追いつけばいい） 実里（追いつけはしないけど） 実里（少しでも近づけば） 実里（多分それでいい） pic.twitter.com/LyxFHmyGFn

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151-7 実里（そのためには） 実里（できるだけのことは） 実里（頑張らないと） 実里（勉強に集中しなきゃ…） 修二（手元に集中しないと…） 実里「今日は何時までやる？」 修二「あと1時間粘ろ」 実里「了解、頑張る」 修二（幸せ…） 実里（幸せ…） pic.twitter.com/GTKJ9gVq2B

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152-1 （瑠璃ちゃん家の前） 聡太（そろそろ帰ってくるはず…）そわそわ 聡太（俺、何やってるんだろ…） 聡太（試験中だから会えないよねって） 聡太（釘打ってるの俺の方なのに） 聡太（会いたくて仕方なくて） 聡太（ちょっとだけ顔見にきたんだけど…） 聡太（ほんと） 聡太（何してんだ） pic.twitter.com/uc8GOMUtQX

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152-2 聡太（顔見たら帰るんだ…） 聡太（いや、でもそれ、） 聡太（勝手だよな…） 聡太（瑠璃ちゃんの邪魔を） 聡太（しない程度に） 聡太（話くらいしてもいいよね…？） 聡太（あー） 聡太（マジ何やってんだろう…） 聡太（…で、） 聡太（コレかよ自分…）手元チラリ 聡太（気障だなぁ…） pic.twitter.com/HcYkjZy3rp

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152-3 聡太（柄でもないことすると） 聡太（ピンクの雪が降るかもしんない…） 聡太（笑われそう…いや、笑われる…） 聡太（確実に笑われる…） 瑠璃「…」 瑠璃「もしもし、お兄さん…？」 聡太「うわっ！」 瑠璃「驚かないでよ」 瑠璃「待っててくれたの？」 聡太「あ、うん、えっと…」 pic.twitter.com/psBWZUtnRn

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152-4 聡太「あのっ、」 聡太「渡しに来たっ」 瑠璃「…」 瑠璃「…え…」 瑠璃「あ、赤いバラ…」 聡太「笑わば笑えっ」 聡太「自分でも柄にないって思ってる！」 聡太「来る途中見かけちゃったから！」 聡太「ほんと、柄にない…」 瑠璃「…ありがとう…」 瑠璃「素敵…」 聡太「はえ？」 pic.twitter.com/rttgvQo3jc

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152-5 瑠璃「どうしよう…」 瑠璃「どうしよう…」 瑠璃「どうしよう…」 聡太（あれ、思ってたのと反応が違う…） 瑠璃「…」ぐすん 聡太「わああ泣く？そこで泣く？」 瑠璃「なんかすごく嬉しい…」 瑠璃「会いたかったよお」 瑠璃「来てくれて嬉しいし」 瑠璃「こんなことまでしてくれて」 pic.twitter.com/cfPg3L49yo

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152-6 瑠璃「でも私」 瑠璃「誕生日でもないし」 瑠璃「卒業は去年だし」 瑠璃「なんかあったっけ…？」 聡太「なんにもない…はず」 瑠璃「なんにもない日に…」 瑠璃「嬉しい…」 聡太（…笑いをとる予定だったのに…） 聡太「それだけなんだ」 聡太「顔が見たかっただけなの」 聡太「だから」 pic.twitter.com/7w5gKOEdvW

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152-7 瑠璃「帰るなんて言わないよね？」 瑠璃「うちの前まで来て」 瑠璃「帰るなんて」 瑠璃「言わないよね…？」 聡太「邪魔にならないかと…」 瑠璃「私元気になったから」 瑠璃「ちょっとの時間くらい」 瑠璃「何の問題もなく奪還するから」 瑠璃「少しおしゃべりしたい」 聡太「うん」 pic.twitter.com/A53ThvlKg4

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152-8 聡太「じゃあ…」 聡太「お言葉に甘えて…」 瑠璃「そもそもここまで来ておいて」 瑠璃「ホントに帰る気だったの？」 聡太「だってさー」 聡太「邪魔じゃん？俺」 聡太「会いたいには会いたかったけど」 瑠璃「息抜きくらいさせてよー」 瑠璃「今日の英語、会心の一撃」 聡太「やったー」 pic.twitter.com/9thb9UXAP5

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153-1 実里「やったー」 実里「期末テスト終了ー！」 実里「みはるん、帰ろ」 美晴「うん、帰ろ」 美晴「どうだった？テスト」 実里「今までの私とは違う感じ」 美晴「おおー、すごい」 美晴「私も今回は頑張った」 実里「春休みも来るー」 実里「とりあえず遊ぶ！」 美晴「みのりんはいいなー」 pic.twitter.com/TZ4VT1Zios

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153-2 実里「どーしたの？」 実里「くんちゃん遊んでくれないの？」 美晴「だってあの人、」 美晴「次から3年生よ」 美晴「なんか、塾に通い出すんだって」 美晴「今までみたいに気軽には」 美晴「会ってくれなくなるのかも…」 実里「そっかー…」 実里「でもさ、」 pic.twitter.com/m7GQkKAQrY

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153-3 実里「くんちゃんはみはるんのこと大好きだし」 実里「きっと大丈夫だよ」 美晴「だといいんだけど…」 美晴「なんか、ストレス溜めてそうで」 美晴「心配」 実里「これからでも会いに行けば？」 美晴「今日はまだテストだと思うし」 美晴「週末は塾みたい」 実里「うーん」 pic.twitter.com/TBx8UQYxLV

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153-4 実里「顔くらい見に行ったら？」 実里「こないだくんちゃんが来たみたいに」 美晴「そうだね」 美晴「タイミングが難しいな…」 実里「私は、」 実里「くんちゃんじゃなくて」 実里「みはるんが幸せなのが」 実里「嬉しいんで」 実里「みはるんが楽しそうだと」 実里「嬉しいんだけどなー」 pic.twitter.com/JYLTU9aurg

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153-5 実里「みはるん」 実里「元気出して」 実里「私の大好きなみはるんが」 実里「そんな顔してるの辛い」 美晴「そんなひどい顔してる？」 実里「うん」 実里「すっごく不安そうだし」 実里「寂しそう」 実里「みはるんの味方だからね」 実里「みはるんを不幸にしたら」 実里「許さないんだから pic.twitter.com/B6CZKEqIcE

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153-6 美晴「みのりん」 美晴「ありがとう」 美晴「私、頑張る」 美晴「私には味方がいてくれるんだから、」 美晴「くじけないぞー」 実里「頑張れー」 実里「私も頑張る」 美晴「みのりん何の心配もないじゃんー」 美晴「修二くんなんて」 美晴「向こうが頑張ってくれるよー」 実里「んふ」 pic.twitter.com/EJxC0Tu39d

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154-1 （薫くんの塾） 講師「では、今日からよろしくお願いします」 講師「では、出席をとります」 講師「…さん、柴田薫さん」　 薫「はい」 （隣の教室から） きゃーきゃー 講師B「うるさいよー、静かにしなさい」 薫（…隣、こんなところでうるさくしてんのか） 薫（何しに来てんだろ…） pic.twitter.com/q9WcLphHUx

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154-2 （隣の教室から聞こえてくる声） 講師B「君ら勉強しに来てんでしょ？」 講師B「私は小学生のクラスを持ったわけじゃないよ？」 薫（隣はなんか大変そうだな…） 薫（こっちは静かでいいけど…） （隣から） 講師B「こら、三好莉里！」 薫「みよし…りり…？」 講師「柴田、どうした？」 pic.twitter.com/HdUCc4OMce

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154-3 薫「いえ、」 薫「なんd…」ガタリ 講師「柴田、どうした！？」 薫「なんでも…なんでもな…」 薫（三好莉里…） 薫（なんで三好が…！） 薫（気持ち悪い…） 薫（三好…三好莉里…！） 薫（気持ち悪い…！） 講師「おい、柴田！」 講師「大丈夫か！？」 薫「トイレに…行かせて…」 pic.twitter.com/JB55qHchX5

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154-4 （トイレにて） 薫「うぇっ」 薫「えぐっ」 薫「はぁ…はぁ…」 薫（なんで…なんで三好が…） 薫（二度と顔見たくないし） 薫（存在さえ消してしまいたかった） 薫（三好が…） 薫（隣のクラスにいる…） 薫「うぷっ」 薫「ぐぇっ」 薫（助けて） 薫（助けて、助けて） 薫（みはるん…） pic.twitter.com/dMenKdKyal

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154-5 講師「柴田は今日は帰りなさい」 講師「顔色真っ白だぞ」 薫「…すみません…」 薫（口の中が気持ち悪い…） 薫（フラフラする…） 薫（あ…涙、出てる…） 薫（ひどい有様だ） 薫（僕は） 薫（生きてる限り、三好の呪縛から） 薫（離れられないんだろうか…？） 薫（小学校のあの時から…） pic.twitter.com/XhttLjwDot

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154-6 薫（…！） 美晴「くんちゃん…」 薫「なんで…？」 美晴「あなたのスマホから」 美晴「エマージェンシーコールが来た」 薫「あ」 薫「ごめん」 薫「なんかあった時に、親は当てにならないから」 薫「みはるんに設定してた…」 美晴「嬉しいよ」 美晴「くんちゃん」 美晴「おうちに帰ろ？」 pic.twitter.com/2lfibgGphK

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154-7 美晴「大丈夫だよ」 美晴「もしよかったら」 美晴「コレで顔拭いて」 薫「…ありがとう、でも」 薫「僕は汚いから」 薫「汚したくないんだ」 薫「触らないで」 美晴「嫌」 美晴「あなたは綺麗だから」 美晴「汚れてないから」 美晴「でも涙が出てる」 美晴「辛いと思うから」 美晴「拭いて」 pic.twitter.com/x1rz2UyiDl

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155-1 （154の続き、薫くんの家） 薫「…ごめんね、」 薫「シャワー浴びてきたら」 薫「とりあえず少し落ち着いた」 美晴「聞いちゃダメだったら」 美晴「聞かないけど」 美晴「聞いてよかったら」 美晴「何があったか教えて」 薫「うん」 薫「小学校の時、いじめられてた話は」 薫「したよね？」 pic.twitter.com/n3utjogT6d

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155-2 美晴「うん」 薫「今日初めて塾に行ったら、」 薫「隣のクラスにいたんだ」 薫「隣だからいいんだけどさ」 薫「存在を知ったら…」 薫「吐き気がしてきたんだ」 美晴「うん…」 薫「僕は心の中であいつに復讐してた」 薫「あいつを力尽くで犯すことで」 薫「心の中で鬱憤を晴らしてたんだ」 pic.twitter.com/rvP7QhMosq

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155-3 薫「僕はそうやって自分を保って」 薫「あの時期死なずに生きてきた」 薫「だけど僕は汚い」 薫「こんなやり方でしか生きてこられなかった」 薫「きみに一緒にいてもらう資格はない」 薫「こんなやつなんだよ、僕」 薫「ガッカリでしょ」 薫「キモチワルイでしょ」 薫「別れたくなるでしょ」 pic.twitter.com/ECiGvGxY1f

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155-4 薫「ずっと考えてたんだ」 薫「僕は、きみに相応しいやつじゃない」 薫「幸せになんかなっちゃいけない」 薫「きみに触れたら」 薫「きみが汚れてしまう…」 美晴「ううん、」 美晴「生きててくれてありがとう」 美晴「もしも会えなかったら」 美晴「私は悲しかったと思う」 pic.twitter.com/CzjiYW0io1

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155-5 美晴「ねぇ、」 美晴「ここ、触られたら嫌？」 薫「嫌じゃない」 薫「なんでだろう、嫌じゃない」 美晴「よかった」 美晴「私に本当の気持ちを言ってくれて」 美晴「私は嬉しい」 美晴「私は、嫌がられてもあなたといる」 美晴「ねぇ」 美晴「力抜いて」 美晴「私に任せてくれる？」 pic.twitter.com/QqRI36cjiN

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155-6 薫「…え…」 美晴「お願い」 薫「いいの…？」 美晴「うん」 美晴「あなたは汚くなんかないよ」 美晴「あなたは私を犯さない」 美晴「あなたは私を愛してくれるの」 美晴「誰のことも傷つけてない」 美晴「大好きだよ、くんちゃん…」 pic.twitter.com/OjTeONmCzD

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155-7 pic.twitter.com/xIqwPoUKTv

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156-1 （高校の教室にて、放課後） 美晴「まだ3月なのに8月の話かぁ」 美晴「なんか急かされるみたいで」 美晴「ドキドキする」 修二「夏のボランティア説明会だからね」 修二「なんかきっと登録とか」 修二「色々あるんだろうし」 修二「我々的にはまだ先の話だけど」 美晴「うんうん」 pic.twitter.com/2qoHiXwBuw

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156-2 美晴「ホント、よろしくね」 美晴「なんか、私たちが行くとこ」 美晴「私たち2人だけっぽいから」 修二「みたいだねー」 美晴「私のダメさ加減が」 美晴「バレるー」 修二「それはお互い様ってことで」 修二「みはるんと組むって」 修二「今までなかったもんなー」 修二「こちらこそよろしく」 pic.twitter.com/vyBah48g8i

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156-3 教師「次は、◯◯養護老人ホーム、斉藤美晴と長山…かな」 修二「はーい」 美晴「はーい」 教師「はい、書類寄越して」 教師「これ、先方のパンフと必要事項の書類」 教師「まぁ、お前達は大丈夫だろう」 教師「じゃあ次」 修二「なんだ今の」笑 美晴「大丈夫じゃないってばー」 pic.twitter.com/BHV2n9JHvX

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156-4 美晴「信頼厚いね」 修二「そちらこそ」 美晴「私の何もできなさについて」 美晴「みんな知らないだけー」 美晴「ホント、マジで迷惑かけたら」 美晴「ごめんねー！」 修二「大丈夫だってば」 修二「俺も基本何もしてないし」 修二「台所に立つのは」 修二「好きなことしてる時だけだしー」 pic.twitter.com/OGCYDJQTa5

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156-5 修二「脱いだ靴下はほっぽらかして親に叱られるし」 修二「風呂から出たあとはびちゃびちゃにすんなって言われるし」 修二「あ、兄貴よりはマシだよ」 修二「でもそんくらいだし」 美晴「…賑やかそうなお家ね…」 美晴「将来親戚になると思うと」 美晴「ちょっと楽しいかも…」 pic.twitter.com/CjqZ9KbGfU

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156-6 修二「親戚！」 修二「って、周りに聞かれたら、」 美晴「…周りもなんとも思わないよ…」 美晴「ウチのみのりんあげるから…」 美晴「クラス中みんなそう思ってるよ…」 修二「いや、でも、あの、」 修二「まだ早いし、」 修二「でもあればいいかなぁとは…」 修二「ってか何言わせんの！」 pic.twitter.com/slBegfXhoo

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156-7 美晴「自分から言いだしたんじゃん…」 美晴「こんなに素直に照れてくれるとは」 美晴「こっちも思わなかったわ…」 修二「やめて」 修二「揶揄わないで…」 修二「まぁ、アレだ…」 修二「義妹…？」 美晴「でございますよ」 美晴「よろしくお願いします」 修二「まだ早いよー」 pic.twitter.com/zqY5NRTgXO

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157-1 美晴「でね、今日ね、」 美晴「学校で夏のボランティア説明会があったの」 美晴「私はお年寄りの施設に」 美晴「行ってみようと思ってるんだ」 美晴「修二くんと一緒なんだよ」 薫「…ふーん…」 美晴「でね、」 美晴「うちの先生おもしろくてね、」 美晴「他の生徒にはいろいろ口挟むのに」 pic.twitter.com/KnxwOyfqDE

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157-2 美晴「私と修二くんには」 美晴「お前らなら大丈夫だろうって」 薫「…」 美晴「そりゃ、修二くんは大丈夫そうだけど」 美晴「私は粗忽者だし大丈夫じゃないんだよー」 薫「…」 美晴「ん、私、1人で喋り過ぎた？」 薫「…なんか不快だ…」 美晴「え？」 薫「なんかモヤモヤする」 pic.twitter.com/AfgA7Ho3C1

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157-3 美晴「そうよね、くんちゃんはその頃一生懸命勉強だものね」 薫「違う」 薫「あの…」 薫「大変みっともなくて自分でも困ってるけど」 薫「修二くんの名前を出されると」 薫「なんか胸がモヤモヤする」 美晴「え？」 美晴「喧嘩でもした？」 薫「そうじゃないんだ」 薫「その…」 pic.twitter.com/HQqFvceSwn

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157-4 がたん（椅子から立ち上がる） 薫「君はもう僕のものなんだから」 薫「他の男と楽しそうにしてるの」 薫「なんか腹立つ」 美晴「えー、そういうこと？」 美晴「だって、相手は修二くんだよ」 美晴「友達じゃん」 美晴「だいたい、あの人のみのりんへの気持ちは」 美晴「知ってるでしょ？」 pic.twitter.com/EAjSi0cQlx

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157-5 薫「知ってる」 薫「でも、僕はあいつに」 薫「色んな意味でコンプレックスを」 薫「刺激されるんだ」 薫「ホント、みっともないから」 薫「聞き流して欲しいんだけど」 薫「あいつは僕の持ってないものを」 薫「色々持ってる」 薫「背だって高いし明るいし」 薫「人懐こいし」 薫「素直だ」 pic.twitter.com/J8NHfQkzDO

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157-6 薫「いいやつだからこそ」 薫「みはるんがやつの話をしてると」 薫「なんか嫌だ…」 美晴「なんだ、そうなのね」 美晴「くんちゃんは修二くんとは」 美晴「全く別の人だし」 美晴「私はくんちゃんが大好きなんだけど」 美晴「それでも嫌？」 薫「今は嫌」 薫「お願い、僕だけを見て」 pic.twitter.com/UqGwinR4VV

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157-7 薫「僕の…みはるん」 薫「僕だけのところにいて」 薫「僕だけに…」 薫「こんなことして」 美晴「うん、そうね」 美晴「くんちゃんにしかしないよ」 美晴「当たり前じゃない」 薫「あったかい…」 薫「僕、変かな…？」 美晴「全然変じゃないよ」 美晴「気持ちを言ってくれてありがとう」 pic.twitter.com/sWwRSPyAU7

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157-8 薫「しばらくこうさせてて」 美晴「うん、いいよ」 薫「我慢できなくなったら」 薫「我慢しないでもいい？」 美晴「…うん…」 pic.twitter.com/60SQL1HddE

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