すだノ隔離
@29rnn
@nkrnn 「神様は……神様。(きょとん)」 「それじゃあ何にも出来ない僕は神様失格組ってところでしょうか。」「頼りにならない神様で申し訳ないな。ああ、でも頑張って守りますからね!安心……は、できないかな。ははは……」
2021-01-07 13:33:17
すだノ隔離
@29rnn
@nkrnn 「……からあげってわかります?あちらの夜目菜ちゃんは料理が上手でねぇ……またひとくち食べたいものです。」遠くを少し想うしぐさ。きっとこれも現世の罰なんだろうな。
2021-01-07 13:34:16
すだノ隔離
@29rnn
@nkrnn 末裔たちに振る舞う仕草はかつての神様と同じような所作で、神様の様に振る舞うことができて。でも、中身が人間ならば、本当の神様はどこにいるんでしょうね。〈そんなものは元からいない〉
2021-01-07 13:37:00
すだノ隔離
@29rnn
@nkrnn 「野茉莉!野茉莉ではないですか!」「綺麗な色の絹ですね、ふふ、いつも簡素な服ばかりだというのに。馬子にも衣装ときうやつでしょうか。」「ああ!それは私も同じですね、きらきらでじゃらじゃら!しかもほら、こんなに長い尻尾付き!」ふふふ!
2021-01-07 14:01:36
すだノ隔離
@29rnn
@nkrnn 「ああ……こうしていると暖かい。不便な体になったものです。ひとりで生きようとした者の罰でしょうか。こんなにも、ひとが恋しいものとは……」尾を巻き踞って眠ってしまう。
2021-01-07 14:04:32
すだノ隔離
@29rnn
@nkrnn 「神ぞ在れと人が呼ぶ。堕落に満ちたこの地の上で、無能の神なぞ役にもたたぬ。 それよりそこの彼方の方に建物がありますよ!人がいるかもしれません、行ってみましょう!」わいわい!
2021-01-07 14:24:42
すだノ隔離
@29rnn
@nkrnn 「夢を、見るのです。」「かの地の景色。」「赤い糸、信心深き者ら、そして贄。」「私は確かに神でした。」「貴女は夜目菜ではなく……かの地の。夢の中の、夜目菜。」「人であった僕と、神であった私。」「どちらが真実なのでしょう。私にはもう、わからない。」堕ちた神は、尾を巻いて眠る。
2021-01-07 15:44:54