今日はウォーキング・スタッフプロデュース「三億円事件」を観に来てます!入り口にこんな立て看板が… pic.twitter.com/7cYgBqu7f3
2019-10-18 18:43:41舞台の捜査本部室を両脇から挟み込む形で客席が設置されてるのでどの席でも舞台が近い!顔がよく見える!生演劇なのに映画レベルの解像度で芝居をされて密度に死にかける私!
2019-10-18 21:28:15めちゃくちゃ面白かったんですけど語りづらいなこれ…。ネタバレとか関係なくマジで語りづらい。言語情報の量もすごいし非言語でのコミュニケーションの密度もすごい(腹の探り合いしてるから)ので、どう切っていいかわからない。警察は情報組織だ…。
2019-10-18 21:33:13BLUE ORANGEの半分くらいのステージに倍の人数がギュウギュウ、脚本で「狭くねえ!?」と言わせるほどの濃密な空間で男が8人肩パンしまくるぞ!!!
2019-10-18 21:34:148人とも冴えない中年男性で最初見分けつくのか覚えきれるのか心配になるのだが(実際名前が覚えきれなかったポンコツ)、各キャラクターの書き分けと密度がそれぞれ信じられないハイクオリティで構成されててもうみんな大好き
2019-10-18 21:38:03事件現場が一切描写されないサスペンス、だからこそ情報の出し方が本当に繊細でバツグンの緊張感をもたらす。 そして三億円事件を扱う作品の宿命「ふんわりして終わる」ことを綺麗に使い切る妙。
2019-10-18 21:44:17あ、いま気づいた。私この話のキャラ箱推ししてる。え、もしかして史上初かもしれない。まさかの初箱推しが三億円事件。 あれなんすよ、どのキャラもリアルな存在感があるのに、同時に作品内では他のキャラがいないと成立しない感覚があって、箱推しせざるを得なくなる。必然。
2019-10-18 21:44:23新たなディティールを仔細に、繊細に、ハラハラドキドキの緊張でもって積み上げ、事件をさらに「ふんわり」させちゃう、アアーーーーーお客様困りますお客様そういうの大好きめっちゃ好きですお客様アーーーッ
2019-10-18 21:45:47役者のエネルギーで脚本が進む舞台は数多くあるけど、脚本のエネルギーで役者が動くという印象を受ける舞台はなかなか無いなと思います。 そのくらい脚本が良かった。
2019-10-18 21:47:17野木萌葱作品を観るのこれで3作目なんですけど、全部密度濃いめな男たちの様々な関係性をお出しされる(トロンプ・ルイユは馬間関係と馬人関係もあったけど)やつで、本当にありがとう #日本語崩壊
2019-10-18 21:48:08終演 ぼく「殺してきた……」 先輩「死んだ……(息を吐く」 ぼく「でも刃物じゃなくてよかったです」 先輩「たしかに…背中を両手で押されたね、面で殴ってきたね…」 ぼく「あとで青タンが痛いやつ…」
2019-10-18 21:51:31戯曲どっかで手に入らないかな…。冒頭シーンが時系列的にはラストにあたるので、確認したいんだよな…。というか確認したいことが山ほどあるんだよ。
2019-10-18 21:52:11開演前 ぼく「いやでも思い出すBLUE ORANGE」 先輩「刺そうと思って刺さると愉快すぎるよな」 ぼく「えーい⭐︎ (∩^o^)⊃━☆゜.*🗡)`Д゚).・;'∴ 」 先輩「ブルオレ本当に綺麗に刺さっちゃって」 ぼく「あらすじの時点で『やめろそのあらすじはおれに刺さる』でしたからね」
2019-10-18 21:55:42警察は矛盾に満ちていていいですよね…ドラマのかたまりですよ…。矛盾に満ちすぎてるんであまり近い身内には持ちたくないのが本音ですが。(そんな組織で心身の健康を保つの難しいし、そんな組織でピンピンしてる人はそれはそれでちょっと怖い)
2019-10-18 21:56:55三億円事件がナイフじゃなかったのはどうあがいても終わりは変わらないってところと、割とみんなでプロジェクトXがんばってたからだとおもう。 ずっと頭の中で中島みゆき流れてた。まあプロジェクトXにしちゃみんなの抱えてるものが黒すぎるんだが。
2019-10-18 21:59:08キャラ全員さえないスーツ姿の黒髪短髪男性(20後半-50代)なので見た目の差分が薄くてこれ把握できんのかって不安だったんですが全く問題なかったですね…。こわ…。書き分けがうますぎる。
2019-10-18 22:02:18オープニング ぼく「すげえ!!本庁と所轄って本当に仲悪いんだ!!」 中盤 ぼく「おいおいそこに公安まで放り込むのか?カツハンバーグカレーエビフライ乗せみたいになってんな???」 終盤 ぼく「食っても食っても無くならないカレー、ひたすら辛味だけが増幅する。でも終わっちゃう。つらい」
2019-10-18 22:04:30先輩「公安っていいよねぇ、真っ黒で」 ぼく「そうですね公安ものはだいたい黒くて面白い」 先輩「最近じゃコナンに出ちゃって大丈夫かと思ったけどねアレ、子供に見せていいもんなのか」 ぼく「真面目な公安でしたね、さすがコナンは教育に良い」
2019-10-18 22:08:08ぼく「コナンの良いところは所轄と本庁がめちゃくちゃ仲良しで連携がスムーズなところですね」 先輩「ほんと仲悪すぎてひどかったな今日」 ぼく「でも最終的にちょっとだけ仲良くなっててそれがまた」 先輩「うむ、良き」
2019-10-18 22:09:55骨じゅうは本音と思想と信念をドンドン言葉にして問いかけ続ける舞台だったけど、三億円事件は逆に事件の経過と事実とその推論を整理整頓していくだけでキャラクターを描きだしてる、セリフの書き方が真逆なのにそれぞれ男と男の大乱闘スマッシュブラザーズしてるの楽しすぎやん
2019-10-18 22:19:26各キャラが 1.正しい公僕「おまわりさん」の面 2.権力と暴力を公的に兼ね備えた巨大組織の一員の面 3.部下や先輩や同僚や知人を思いやる、個人の面 をすべて持っているから密度と混乱がすごいんですよ…。
2019-10-18 22:23:44もう建前と本音が入り乱れてカードの切り合いがやばい。 2を隠すために1を持ち出す、とかならまだわかるのに、状況によっては3を隠すために2を利用するとかもある。やばい。
2019-10-18 22:24:53アンラッキーヤングメン 1 (単行本コミックス) 藤原 カムイ amazon.co.jp/dp/4048537245/… 先輩にダイマしとこう
2019-10-18 22:38:25そうか、今日の8人がまるっと箱でエモいの、所轄だ本庁だ公安だ言っても結局おなじ警察の穴のムジナ、それぞれがそれぞれの痛みとか辛さが分かっちゃうんだな、8人全員が全員ぶん分かっちゃうんだ
2019-10-18 23:15:23