twitter.com/i/events/15816… “このバカッ…でも…君になら…イイよ?” #梅澤美波 #妄ツイ
2022-10-16 22:49:371 梅:よろしくお願いします。 ど、どうして… 梅澤さんと、試合をすることになったんだ⁈ … … …
2022-10-16 22:37:192 僕の通う高校は、運動部が非常に活発で、優秀な成績を収めることで有名だ。 ただ、勘違いしないで欲しいことがある。
2022-10-16 22:37:193 それは、スポーツの強豪校に通っているからと言って、全員が全員、何かしらの競技において秀でていると思わないことだ。 例えば。 僕みたいに、帰宅することを得意としている生徒もいるから。
2022-10-16 22:37:204 そして、この学校には常に話題を掻っ攫う生徒が1人いる。 女子柔道部、主将。 梅澤美波さん。 凛々しい横顔、ピンとした背筋、女子の方では高い方に分類される身長。 しなやかな四肢を武器に、自身よりひと回り大きな男子部員をも、投げ飛ばしてしまう。
2022-10-16 22:37:215 全国大会2連覇中の美人チャンピオンだ。 普段から笑顔が少なく、クールビューティーな彼女だが、その美貌のせいか、告白しては玉砕される男子共が後を絶たない… らしい。
2022-10-16 22:37:216 “残すは…お前だけだな、●●” ○:は?えっと…何が? 突然、ほとんど話したことのないクラスの中心的存在の男子に声を掛けられた。 “このクラスで梅澤さんに告っていないのは、お前だけ” そりゃあ、フラれるのは分かりきってるし。
2022-10-16 22:37:227 そもそも、梅澤さんは恋愛とか興味無さそうだしなぁ… ○:嫌だよ?僕は、絶対に告白なんてしないから! “そう言うと思って、梅澤さんにはすでに連絡済みだから” ○:は、はぁ⁈ “放課後、柔道場で相手をしてやるってさ。行ってやられて来い”
2022-10-16 22:37:238 嘘だろ… 逆らったら、彼等に何をされるか分からない… こう言う時は、従っておくのが日陰者の生き延び方と言うもの。 ○:分かったよ… 痛い目…見たくないのに…
2022-10-16 22:37:239 なぜ、僕が梅澤さんに告白してこなかったのか。 それは… ○:梅澤さんって…自分より強い男にしか興味がないんだよなぁ… だからである。
2022-10-16 22:37:2410 ゆえに、梅澤さんに告白をすると言うことは、彼女と1対1の試合をすると言うことなのだ。 そして勝った時に初めて、彼女に興味を持ってもらえる。 付き合えるかどうかは、また別問題。
2022-10-16 22:37:2411 ちなみに、自分よりも強い人が好き…と言うのは、本人が言っていたらしい。 告白しフラれた…正確には負かされた男達から聞いたことがある。 うわぁ… ○:柔道場…行きたくないよぉ…
2022-10-16 22:37:2513 道場に足を踏み入れると、すでにギャラリー達がいて、ザワザワし始めた。 柔道着まで着させられて… ブカブカだし… 梅:良く来たな。えっと…名前は…●●○○… ○:どうも… 梅:クラスは? ○:一応…梅澤さんと同じです… 梅:… ○:…
2022-10-16 22:37:2614 存在を認知されていなかった… 脈ナシも脈ナシ、他の脈でも探して金塊でも掘り当てに行くか? 梅:同級生か…すまん。 ○:別に良いです。気にしないで下さい。と言うか、もう帰っても良いですか? 梅:何? だって… 試合にも負け、勝負にも負ける。 やり合わなくとも分かる。
2022-10-16 22:37:2615 梅:男なら、1度挑んだ勝負から逃げるな! そのひと言に、場内の空気が締まった。 梅:アンタ、ヒョロくて強そうには見えないけど、私に挑むその度胸だけは買ってあげる。 はぁ… さっさと投げられて、この場を後にしよう。
2022-10-16 22:37:2716 とは言え、柔道は未経験なので、どう立ち回って良いか分からず、立ちすくむ。 梅:何?来ないの?なら、私から… 僕の方に突っ込んでくる。 梅:一撃で楽にしてあげる。 おいおい… それじゃあ、まるで。 主人公にやられる悪役みたいじゃないか。
2022-10-16 22:37:2717 でも彼女の実力なら、それがフラグになるはずない。 僕の柔道着の袖を掴む。 あっ… これ、知ってるぞ。 背負い投げ…とか言うやつだ。 背中から叩き付けられるアレだよね? 絶対痛いやつじゃん。 痛いの嫌だなぁ…
2022-10-16 22:37:2818 怯えに怯えて背中を丸めていた僕。 梅澤さんが踏み込んできたことで、彼女の両足の間に、上手い具合で自分の右足が入り込んだ。 ○:えいっ…! もう、どうにでもなれ! 目を瞑り、あとは重力に従うだけだった。 ドサッとその場で倒れ込む。 場内が静まり返った。
2022-10-16 22:37:2819 梅:っ… 恐る恐る目を開ける。 “勝者、挑戦者側。大内刈りで1本” 大内刈り…? 大外じゃなくて…? 良く分からないけど… 僕が勝ってしまったらしい… え…? 僕が勝った⁈
2022-10-16 22:37:2820 確かに僕が勝ったのか、梅澤さんは下敷きだ。 まるで組み敷くかのような体勢で… 梅澤さんの顔は真っ赤で… あれ… 何だか…両の手が気持ち良い… 凄く柔らかいものを掴んでいると言うか… 力を込めると、自在に手の形に馴染む…
2022-10-16 22:37:2921 手元に視線を落とすと、僕の両手は梅澤さんのおっぱいを掴んでいた。 それも鷲掴みで。 あぁ、誤解しないで? もちろん、柔道着越しだからさっ! 全然セーf… 梅:バカァァァァァッ! ぐるりと視界が回る。 一瞬過ぎて、自分の身に何が起きたのか… 僕は、そのまま意識を手放した。
2022-10-16 22:37:2923 目を開けると、そこにはまだ顔の赤い梅澤さんの顔があって… 僕を覗き込んでいた。 膝枕されてる…? 梅:起きた…良かった… ○:ってて… 梅:ごめんなさい…気絶させるつもりはなくて…
2022-10-16 22:37:3124 聞けば、僕は寝技で気を失ったらしい。 ○:全然大丈夫… 梅:○○君だっけ…?あなた、強いのね。 ○:え? 梅:あんなに綺麗な1本を取られたのは、久々よ。 ○:本当に偶々と言うか…転けそうになってバランスを崩したと言うか…
2022-10-16 22:37:3125 梅:良いよ。 ○:ん? 梅:告白…OKしてあげる。 ○:えぇぇぇぇぇ⁈ 梅:何?不満な訳? ○:いえ…めちゃくちゃ嬉しいです! まさか… 学校1の美女と付き合えることになるなんて… 梅:それに…アンタには…責任取ってもらわないとイケないし… ○:責任?
2022-10-16 22:37:3226 梅:まさか…忘れたなんて言わせないからね⁈ そう言われ、気を失うよりも前の記憶を呼び覚ます。 ○:あー…2つの立派なたわわを… 梅:わーわー!ストップ!そこまで!それ以上は言わないでぇ! 胸元を押さえながら、顔を真っ赤にする梅澤さん。 クールな彼女の恥じらう姿…
2022-10-16 22:37:3227 グッとくるものがある。 梅:早速なんだけど…この後…一緒に帰らない? ○:う、うん…よろしくお願いします… 梅:でも、その前に。私と…もう1度試合して! ○:へっ⁈ 梅:負けたまま…終わりたくないの! 負けず嫌いだった…
2022-10-16 22:37:3328 ○:もし…まぁ、もうあり得ないけどさ。もし…僕が勝ったら… 梅:そうね…この私が2度も同じ相手に負けるなんてあり得ない話だけど…その時は…付き合うよりも先のこと…凄いこと…シよっか? 凄いこと⁈ それって… それってそれってそれって! ゴクリ… ○:受けて立とう。 梅:ふっ…
2022-10-16 22:37:3329 乱れた柔道着を正し、互いに深く一礼。 梅:よろしくお願いします。 ○:お願いします。 今度こそ、適当に投げられて僕の負け終わりだ。 梅:はぁっ! 勢い良く向かってくる梅澤さん。 それが怖くて、両腕を伸ばしてガードの構えを取る。
2022-10-16 22:37:3430 梅:あんっ… そこに、再び梅澤さんの両胸が… やってしまった… 梅:アンタ… 1戦目のことを思い出したのか、途端に顔を赤らめる彼女。 ○:あっ…いや…今のは偶々で…決してわざとなんかじゃ…! と言いつつ、口よりも手が動いてしまう。 梅:…っ…ぁ… 彼女の口から嬌声が漏れた。
2022-10-16 22:37:3431 梅澤さんの柔道着を掴み、先ほど同様、内側に足を引っ掛けて彼女の背中を床に付ける。 ○:はい…僕の勝ち…! 梅:ちょっと…ねぇ…! ○:ん? 梅:手…入ってるから… 指摘されて手元に目線を落とすと、僕の左手は勢いのまま、彼女の柔道着の中に忍び込んでいた。 ○:あっ…
2022-10-16 22:37:3532 なんか、さっきよりも温かいなって感じたのは、直接肌に触れていたからか。 梅:何も着けてないの… ○:え… 言われてみると… 少しばかり固くて… 先端…とでも言えば良いのか… 梅:だから…あの…敏感になっていると言うか… 柔道着をはだけさせた状態の梅澤さんが言うと…
2022-10-16 22:37:3533 余計に手を止めたくなくなる。 そのまま、右手の方も忍び込ませた。 梅:ちょっ…ちょっと!変態! ○:何も着けていない梅澤さんの方が変態でしょ。そのさ…痛くないの? 擦れたりとかして… 知らないけど。 梅:き、聞かないで…
2022-10-16 22:37:3634 恥ずかしいのか、目を逸らす梅澤さん。 ○:でも、付き合うよりも先の凄いこと…シてくれるんだよね? 梅:バカ… スルリと柔道着を脱がせて露わになるスベスベのきめ細かい肌… そして… 綺麗な形をした2つのお山。 梅:汗臭かったら…ごめんね…? ○:っ⁈ おっと、これは驚いた。
2022-10-16 22:37:3836 まさか、下も穿いていなかったとは誰も想像するまい。 神聖な道場で… と言うのが、最高の背徳感となって僕等を盛り上げたのだった。 ほんのすこーしだけ、帰路に着くのが遅くなった。 えへへ。 End
2022-10-16 22:37:40あとがき 柔道部の”柔”って、そう言う意味だったのか… 2度のハプニング起こすために、ちゃんと分かりやすく丁寧にフラグを立てました笑 誰も見逃さないと思います。 柔道に限らず、人の動きを説明するのは難しい… でも、皆様なら脳内で補完してくれるはずですので、何も心配しておりません🙇♂️
2022-10-16 22:47:43