帰省を前に憂鬱な気持ちになっているLGBTQ+の皆さんへ

瀬戸マサキ @MasakiChitose

帰省を前に憂鬱な気持ちになっているLGBTQ+の皆さんへ。 あなたの人生の主人公はあなた。親や親族や地元の近所の人とかの、他の誰かのために生きてる脇役じゃない。自分の生きたいように生きる権利のある主人公です。他人の幸せを保証する責任なんて、あなたには無いのです。 どうか生き延びてね。

瀬戸マサキ @MasakiChitose

もちろんそれは、帰省しないことを選んだ皆さんにも当てはまります。罪悪感を感じる必要なんてない。あなたが帰省しないことでもし誰かが不幸な気持ちになるとしても、それはあなたのせいではありません。他人の幸不幸に責任を感じないで生きよう。自分の幸不幸にフォーカスしよう。

瀬戸マサキ @MasakiChitose

帰省や親戚の集まりを受け入れる側の家庭のLGBTQ+もさ、嫌だったら出かけちゃお。スタバでもゲーセンでもカラオケでも、一人でも、友だちとでも、行っちゃおう。親（など）に怒られても悲しまれても、あなたが楽になるならそれでいいのよ。他人の感情に支配されない人生を自分に許してあげよう。

瀬戸マサキ @MasakiChitose

金銭的にとか身体的にとかの何らかの理由があって単独行動が難しい人は、部屋にこもるとか、目を合わせないとか、無言を貫くとか、無愛想にするとか、少しでも自分が嫌な思いをしないように、自分優先を心に決めて過ごしてね。あなたには不機嫌でいる権利があるのだから。

瀬戸マサキ @MasakiChitose

更に（クローゼットにせよオープンにせよ）家族やいわゆる「地元」と良好な関係を結べているLGBTQ+の皆さん、決してあなた方が「LGBTQ+のわりには苦労してない」わけではないことを、私は知っています。 年末年始に憂鬱になるLGBTQ+仲間に対して引け目を感じることなく、楽しい年末年始を過ごしてね。

瀬戸マサキ @MasakiChitose

LGBTQ+である以外にもこの社会があなたを周縁化し痛めつける理由のある人の中には、それを感じずに済む場所の一つが「実家」だという人もいるでしょう。同じ痛みを共有する仲間が「実家の家族」や「地元の近所の人たち」ということもあるかもしれません。LGBTQ+として嫌な思いをすることには目を瞑っ／

瀬戸マサキ @MasakiChitose

／て普段晒されている差別や迫害から距離を取るために帰省することを選ぶ人もいるでしょう。それはあなたが「LGBTQ+のわりには苦労してない」ということを意味しない、ということを私は知っています。あなたは、自分にとって今必要な場所を選ぶ判断をしてるだけで、それは勇敢なことです。