
28 美玖:○○~また、同じクラスになったよ~ ○○:ほんとだぁ~またよろしくね! 美玖:うん! 桜満開の空に 友情から、変わった 大切な存在がいた 桜は二人を温かく包んでいた。 pic.twitter.com/rCZ5gqEIGZ
2021-04-10 21:57:46

26 放課後 いつものベンチに座り、○○と美玖は、ジュースを飲んでいた。 そう二人だけの打ち上げをしていた。 美玖:やったね! ○○:うん! 二人はハイタッチをする
2021-04-10 21:57:43
25 当日 練習の時は、上手くいかなかった用具の出し入れや、タイミングが、全て上手く行き、文化祭は、大成功で幕を閉じた。 男子1:○○君、練習の時はあんなこと言ってごめん 女子1:私もごめんなさい。とっても上手く行ったよ。ありがとう ○○は笑顔だった。
2021-04-10 21:57:42
24 美玖を、急いで追っていった。 美玖:ごめんね○○君 ○○:なんで謝るの…美玖さんが、あそこで言ってくれたから、僕、助かったよ、 美玖:だってあんなに、頑張っているのに、あんな言い方されるなんて 二人しかいない空間に、少しひんやりとした風が吹き抜ける
2021-04-10 21:57:42
23 ○○:美玖さん…… 美玖:○○君はコミニュケーションが、みんなと違って苦手だけど、一生懸命みんなの意見をまとめて、みんながやりやすくなるかを、ずっと考えているんです! 周りは何も言えず、立ち尽くしていた。 美玖は、勢いで走って行った
2021-04-10 21:26:56
22 しかし翌日も、連携が上手く行かず ギクシャクしていた。 男子1:だからそうじゃないって! 女子1:やっぱり変えた方が良かったかな でも、後三日しかないし ○○は無言で俯いていた ?:もうやめてください! 滅多に出ない大声に、周りが凍りつく。
2021-04-10 21:26:56
21 美玖:○○君大丈夫だった? ○○:まぁちょっときつかった… 美玖:だよね…○○君。こんなに頑張っているのに しんみりとした空気が、誰も居ない 教室に流れる 美玖:今を頑張って、みんなをぎゃふんと言わせよ! ○○:うん!
2021-04-10 21:26:55
20 それでも、○○のコミニュケーションの苦手が影響して… 男子1:ちょっと○○君!ライトの位置がずれてるし、このタイミングだと、合わないよ! 女子1:用具も、必要な分揃っていないし、ちゃんとやってよ! ○○:はい…すいません ○○は、申し訳ない気持ちで、言い返せなかった
2021-04-10 21:26:55
19 文化祭の準備が、始まったある日のこと ○○と美玖は、まとめ役という事もあり、多忙の毎日だった。 試行錯誤をしながら、毎日取り組んで行くが、中々上手く行かない毎日が続いていた。 放課後は、みんなからの提案を、まとめてギリギリまで、 考えて最善の方法を考えていた。
2021-04-10 21:26:55
18 美玖:まぁ○○君らしいね!一緒に頑張ろうね! ○○:美玖さんが、居るから、安心だよ~ 美玖:もう照れるから辞めてよ~ くしゃくしゃと○○の頭をさわる 夕日に見送られながら、二人は仲良く歩いていた
2021-04-10 21:26:54
17 その後、美玖と○○は、文化祭の「まとめ役」になった。 立候補者が居らず、美玖と、○○がやることになった。 帰り道 美玖:いきなり、手を挙げたから驚いたよ ○○:だって誰も居なかったからさぁ
2021-04-10 21:26:54
16 何処か不安そうな顔を、した○○に。 美玖:大丈夫!私も一緒に居るからね その言葉を聞いた○○は 重い体を、起こして クラスに一緒に向かう
2021-04-10 21:26:53
15 ○○さっき、コミニュケーションが苦手って言ったけど、美玖さんは、最初から優しくて 美玖:…… ○○:でも、他の人には、壁があってうまく出来なくて。 美玖:そうだったんだね。話してくれてありがとう 良かったら、一緒に頑張らない? ○○:うん…
2021-04-10 21:26:53
14 美玖は隣で、弁当を食べていた。 ○○も、つられて食べている ○○:美玖さん…怒らずに聞いてね 美玖:怒るわけないじゃん~話してごらん? 暖かい笑顔に、包まれていく
2021-04-10 21:26:53
13 秋に向かう風が、木々を揺らす ○○:実は僕周りの人と、関わるのが、苦手で、うまく行かなくて、ここに転校してきたんだ 美玖:じゃあなんで、私とは、話せるの?
2021-04-10 21:26:52
12 美玖:最近元気ないし、さっきだって俯いていたじゃん! ○○:それは… 美玖:何があったの?話してみて? ○○:…… 美玖:私はね○○君の、力になりたいのだから、一人で抱え込まないで ○○:美玖さん 美玖:強がらなくて良いんだよ? 泣いていんだよ
2021-04-10 21:26:52
11 時は流れて、秋の流れにって来た頃。 上手く過ごせなくなってきた○○は、木の枝だけと、なった桜の木の下に居た。 美玖:やっぱりここに居た 少し俯いていた○○に、声を掛ける ○○:どうしたの美玖さん? 美玖:どうしたのじゃないの! ○○は黙り込む
2021-04-10 21:26:52
10 ○○:いや…何も 美玖:そう…何かあったら言うんだよ? この頃、○○コミニュケーションの、苦手さが、出て来て悩んでいた。 ○○が、転校してきた理由も、コミニュケーションの影響での事だった。
2021-04-10 21:26:52
9 学校生活が、落ち着いた頃 桜の木は、枯れて葉桜になっていた その頃には、美玖も○○も、仲良く一緒に過ごす、事も多くなっていた。 ○○:はぁ 美玖:どうしたの?悩み事? 美玖は、○○を覗き込む
2021-04-10 21:26:51
8 そこは学校の片隅にある、桜の木 門の近くには、更に大きな桜の木がある その木がある為か、片隅の桜の木は、目立たなかった。 美玖:ここは、あまり人が来ないから、落ち着けるんだよ ○○:そうなんだね
2021-04-10 21:26:51
7 美玖:じゃあ私ね、お気に入りの場所あるから、案内するね! ○○:お気に入りの場所? 美玖:うん! ○○は、美玖に連れられて、桜の木にやって来た。 ○○:ここが、美玖さんのお気に入りの場所なの? 美玖:そうだよ!
2021-04-10 21:26:51
6 ○○:どうしたの金村さん? 美玖:これからは、金村さんじゃなくて、美玖呼びしない? ○○:え!? 美玖:なんか、距離を感じるから、ダメかな? 上目遣いで言われると… ○○:いいけど// 美玖は、ニコッと笑顔になっていた。
2021-04-10 21:26:50
5 放課後 二人は並んで、学校を散策していた。 美玖:一通り、案内は終わりかな ○○:金村さんありがとう! それから二人は無言で、廊下を歩く 美玖:ねぇ○○君? 二人しか居ない廊下に響く
2021-04-10 21:26:50
4 美玖:そういえば○○君って、去年ここに居たっけ? ○○:あ、気付いたんだ 美玖:だって見てないもん去年 ○○:今年から、転校してきたんだ! 美玖:案内してあげるよ~ ○○:ありがとう!
2021-04-10 21:26:50
3 すると、隣から声がする ?:ねぇ隣座っていい? ○○:ああ、別にいいけど… ?:ありがとう~君の名前は? ○○:あ、僕は○○ 美玖:○○君ね!私は、金村美玖!よろしくね~
2021-04-10 21:26:49