結婚前夜 and I love you/Mr.Children
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旧彷徨 @_hoonysHeart

今度はそういうちょっとしんみりしたフニジヌも妄想したい。擬似妊娠じゃないけどお腹にフニの子供がいたらなぁって思ってるジヌさんとか…暗いか…でも好きだな………

2019-01-30 09:07:46
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妊娠しちゃったかも…♡みたいな女々しいジヌさん(頭ゆるふわは別として)は別に求めてないけどフニに抱かれてる時だけ感じる器官(子宮)があるって自覚しちゃってるジヌさんはかわいいなぁと思う。だからおなかいっぱいにされた日は妊娠しそうな気がするし排水溝に流れていくそれにごめんねって謝ってる

2019-01-30 09:29:56
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フニジヌはもうほんとにジヌさんがフニくんのことを好きだから、好きゆえに、外野からの攻撃に凄く脆いと思うんだよね…お互いの気持ちも伝えあって幸せに暮らしてるんだけどアイドルって職業上色んな人からアプローチされるじゃん…フニくんが女の子に求められるたびに少しずつ傷付いていくジヌさん… pic.twitter.com/EK9MPMLtXb

2019-02-09 21:02:51
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あぁ、まただ…って思いながら自分の恋人が告白されてる光景を遠目にやり過ごす。きっとフニは断るだろう。そんな当たり前のことにすら背筋が凍るような気持ちで不安でいっぱいになる自分がきらいだ。頭を掻きながら首を横に振る大きな背中に鼻奥がつん、とする。フニは僕のだって言ってやりたいのに…

2019-02-09 21:06:58
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誰にも気付かれず静かにひとり、どんどん病んでいくジヌさん。表面上はなにも変わらない夜に腕の中でオットゥを撫でるジヌさんと目が合って、薄ら開いた口元にキスを落とすフニくん。大きな瞳がゆっくり閉じていくのを確認すると、今度はぷっくり濡れた上唇を甘噛みする。クスクス漏れる小さな笑い声。 pic.twitter.com/tjrn42JjUR

2019-02-09 21:28:05
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いつもならそのまま自然な流れで抱き合うんだけど、急に表情が固くなったジヌさんにやんわり拒否される。『ヒョン、なにかあった?』『ないよ』『俺には隠せないって分かってるくせに』『…ごめん』『…?』『フニごめん、ごめんね』一方的に謝罪の言葉を口にする恋人に疑問と共に不安が湧き上がる。 pic.twitter.com/EK0AWOK00y

2019-02-09 22:35:04
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ただならない様子にその日は何も聞かずに一緒に眠るんだけど、内心気になって仕方がないフニくん。それから何度もキスしたり、好きだよって愛を囁いてみるんだけど"ごめん"の一点張りでそこから先に進ませてくれないジヌさん。心配で不安で…こんなに近くにいるのに抱き合えないなんて、正直辛い。

2019-02-10 02:30:13
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フニくんにも限界はある。ジヌさんのことになれば尚更だ。他の奴なら許してやれることでも、今までの誰よりも愛している自覚のあるこのヒョンにだけは、許してやれない。また今日も躊躇うように離れた唇に力づくで食らいつくと、驚いて僅かに開いた隙間に無理やり舌先を捩じ込む。フニっ…ァ、やだ…っ pic.twitter.com/2stzWLd6dO

2019-02-10 02:53:16
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腕力で勝てないなんて分かってるくせに…必死で抵抗する細い腕に思わずカッとなる。『なに、そんなに俺に抱かれるのがイヤ?』『…っ』『誰か好きな相手でも出来たの?女?…それとも、男?』ビクンって強ばる白い顔に、心臓が嫌な音を立てる。なんだ…そういうことか…『違う…!俺はフニだけが』

2019-02-10 04:41:54
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男だからでもメンバーだからでもなくフニだから…お前だから"好きなんだよ"って伝えたかったのに。背中からのしかかられ、シーツに押さえ付けられて潰れた声帯から言葉らしい音は一切出てこなかった。耳元にかかる荒い吐息。後ろでベルトを外す音がして、勢いよくズボンを引き下ろされる。フニ…フニ…

2019-02-10 04:50:57
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そのまま手酷く抱かれるジヌさん。ろくに慣らしもせず力任せに突き入れられ、衝撃と痛みで膝が震える。どこか切れたのか、赤い体液で滑り、どんどん激しくなる抽迭に情けない声を漏らす事しか出来ない。突然鋭い痛みが首元に走って視線を向けると、フニの艶のある白い歯が皮膚に食らいつくのが見えた。 pic.twitter.com/thuVVp2Tp5

2019-02-12 01:42:29
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いたい…苦しい……かなしい…色んな感情に支配されて見開いた瞳から零れる涙が目の前のシーツに染みを作っていく。押し退けてやりたいのに、途切れ途切れに聞こえるフニの自分を呼ぶ声が切なくて、一方的に揺さぶられるまま精を吐き出すジヌさん。投げ出されて、乱暴なセックスに全身が悲鳴をあげる。 pic.twitter.com/WjJFTz4bT1

2019-02-12 02:28:43
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部屋に重苦しい空気とお互いの荒い息遣いだけが充満する。しばらくしてベッドを降りたフニが部屋を出て行った。いつもなら優しく抱き締めてくれる両腕も、甘い言葉もキスもなく、冷たいシーツの上で丸くなる。噛み締めた唇の奥から嗚咽が漏れるのを誰も聞いてなんかいないのに必死で我慢するジヌさん。

2019-02-12 02:38:32
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きっとこのままじゃ、明日酷いことになる。不思議なほど冷静に働く頭でふらつく両足を支えながら浴室に向かうと、頭から生ぬるいシャワーを浴びる。中に出されたものが太股を伝わって外に流れ出る感覚。ほら、こんなにもフニを求める僕の身体は、結局フニを殺すことしか出来ない。『…ごめんな、さい』

2019-02-12 03:10:22
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勝手にフニくんに好意を持つ女の子と自分を比較しちゃって"男であるフニ"になにもしてやれない(と思い込んで)同じ性を持つ身体に病んでるジヌさんが切なくて愛おしい…;;結婚して子供がいて…って自分が潰した幸せな未来を想像して悲しくなる。フニから注がれる愛情を形として何も残してやれない自分 pic.twitter.com/KSlx9EZSiw

2019-02-12 03:38:56
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次の日は休みだったけど部屋にいると落ち着かなくて事務所に向かうフニくん。同じく作業の為に職場に来てたユンくんと鉢合わせる。『あれ?なんでここにいんの?』『別に…お前だって働いてるしそんなに驚くことじゃないだろ』『まぁそうだけど…ジヌヒョンが熱出したってミノから連絡来てたから』 pic.twitter.com/CLZ8VohKXw

2019-02-12 03:49:45
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てっきり一緒にいるのかと思ってたって言われて思わず真顔になる。事情を知らないスンユナの顔がまともに見れない。『知らなかった…』口篭るフニくんに訝しげに視線を寄越すと、あぁそう言えば…と切り出す🦊『この前のアレ、やめたほうがいいよ』『?』『ジヌヒョンの前で女の子に誘われてたの』

2019-02-12 03:59:26
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『平気なフリしてたけど、ジヌヒョンすごく傷付いた顔してた…』ユンの横顔をぼんやり見つめながら、何処か奥深くに棘が突き刺さるのを感じる。『あれ?気づいてなかった?スンフニヒョンって変な所で鈍感だよね』珍しく年上の自分にキツい口調なのは、こいつがあの人のことを誰よりも愛しているからだ pic.twitter.com/ZndO54cgtY

2019-02-12 10:18:04
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黙っていれば冷たい印象を与える切れ長の瞳が真っ直ぐに見据えてくる。『…大切にできないなら、せめて自由にしてあげて』最初に俺そう言ったよね?って念を押すように呟くと足早にその場を後にするユンくん。『いい加減あの人にどれだけ愛されてるか分かってやれよ、ばーか』兄さんが一番傍にいるのに

2019-02-12 14:48:41
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ユンくんはミノくんがグループトークじゃなく個別に連絡してきた時点でフニジヌに何かあったな…って勘づいてるし内心キレてる。でも俺のほうがジヌヒョンを大切に出来るとは絶対言わないし、言えない。この気持ちは死ぬまで秘密だから…多分フニくんは何となく気付いてるけど譲ってやるつもりはない。 pic.twitter.com/uFV792oxYG

2019-02-12 15:01:25
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何も言い返せず、後ろでドアが閉まるのを背を向けたまま立ち尽くす。実はジヌさんが二人の関係を不安に思っていたことを薄々気付いてたフニくん。でも言えなかったのはそれ以上に自分が不安だったから…少しの綻びで壊れてしまうと分かっていたから、何もせず目を背けた。その代償はあまりにも大きい。

2019-02-12 23:59:23
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重い気持ちと身体を引き摺りながら帰るとちょうどミノがエレベーターに乗り込むところだった。ボサボサ頭にジャージ姿、目元の隈は作業に没頭していたからだけではなさそうだ。『あぁ、ヒョンお疲れ』『…それ、ジヌヒョンに持ってくのか?』白いビニール袋には見慣れた栄養ドリンクが大量に入ってる。 pic.twitter.com/BnNLNljAZd

2019-02-13 00:10:39
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『スンユナから聞いたんだ』『熱って大丈夫なのか?』『あー…夕方までは結構高かったんだけど、もう落ち着いてる。多分風邪ではないみたい』病院はイヤだってヒョンが嫌がるから分かんないんだけど…っていうミノの何気無いひと言にさえ罪悪感が込み上げる。きっと、身体を見られると思ったんだろう… pic.twitter.com/8uNpfhlSf7

2019-02-13 00:25:12
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手を伸ばしかけて、すぐに思い止まる。あんなに傷付けて…今更どの面下げて声かけるつもりだ。無言のフニくんにおもむろに袋を突き出すミノくん。『スンフニヒョンが持って行きなよ』有無を言わさず右手に握らされ戸惑っているとちょうどミノの部屋の階に着いた。『俺は上で寝るわ、三徹は流石に死ぬ』 pic.twitter.com/VB8dbfRekb

2019-02-13 00:41:34
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部屋に入るとさっきまでミノがいたのかリビングのテレビや暖房もついたままだった。そっとヒョンの部屋のほうに視線だけを動かすと、僅かに開いた隙間から生白い物体がのそりと出てくる。『…ベイ』『にゃあ』手を伸ばすと温もりが喉を鳴らし指先に絡み付く。『ジヌヒョンのところに案内してくれる?』 pic.twitter.com/F2PSVUohqd

2019-12-24 12:06:00
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薄暗い室内に足を踏み入れる。この部屋に入るのにこんなにも緊張するのは初めて抱き合った夜以来かもしれない。『…ミノには、今夜は帰らないでって…連絡した、から…』震える声で告げられた言葉に気が付けば小さな肩を抱き寄せていた。『愛してる』確かに呟かれたそれは、優しい口づけに溶けて消える

2019-12-24 12:11:20
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呼吸をするたびに僅かに上下する胸にほっと安堵する。見慣れた寝室のベッドの上で丸くなって眠るジヌさんに歩み寄るフニくん。すぐ隣で寄り添うようにレイが眠りこけていて『ジヌヒョンとレイは似てるよね』って嬉しそうに片腕で抱きながらシャッターを切るユニの姿を思い出して、思わず笑ってしまう。 pic.twitter.com/bikP0XEjQW

2019-12-24 13:04:25
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『あの人にどれだけ愛されてるか分かってやれよ』スンユナとは同じ釜山出身同士、怒鳴り合うような喧嘩こそすれ二人の関係にあれだけ声を荒らげたのは初めてだと思う。──優しく美しいジヌヒョンを求める人間は沢山いる。それでもこの人は俺を選んでくれた…なのに、俺は。握り締めた拳に何の力もない pic.twitter.com/rRqegOL5cU

2019-12-24 13:07:15
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~突然のブレイクタイム~ 妄想中よくジヌさんにフニフニ呼ばせてしまう理由はただひたすら可愛いから…とてつもなく可愛いから…ご機嫌な時はフニ~って呼ぶし悲しい時はフニ…ってなるし気持ちいい時はふにぃ…って喘ぐし心の中でもずっとフニフニうるさいジヌさんが凄く好きなんだ… pic.twitter.com/jfeVRUmmM6

2019-12-24 15:49:20
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ユンくんはジヌさんが女の子と結婚しようが男と付き合おうがそれがもしメンバーであったとしても絶対にジヌさんの味方だしもし自分以外の人間にこの笑顔を見せて笑い合う未来がきたとしてもこの人が泣きたい時には絶対にそばにいたいと思ってるし絶対にそばにいる。それが自分の生きる意味だと信じてる pic.twitter.com/mHGkTuJDml

2019-12-24 15:53:42
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かがみ込んで、いつもより少し腫れぼったく見える瞼の星にキスをする。そんなところにキスするのはフニが初めてだよって気恥しそうに笑う顔が好きでたまらなかった。何気無い瞬間も、多分もう一生忘れられはしないんだろう。視線を感じて目線を上げると、きょとんとしたレイと目が合っちゃうフニくん。 pic.twitter.com/K6P7PBAjzl

2019-12-24 16:24:56
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見知った顔に体を起こすとにゃあ、と鳴き声をあげそうな素振りに慌てて抱き上げる。不満そうに指先をぺろぺろ舐めてくるレイを肩に乗せて、部屋を出ようとするフニくんがドアノブを回そうと手を伸ばした瞬間、突然何かを察して顔を上げたレイが飛び降りる。『……フ、ニ…?』痛々しく掠れた、細い声

2019-12-24 19:53:22
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まるで、広いベッドの上にぽつんと小さな子供がいるように見えた。熱のせいかぼんやりした眼差しでフニくんを見つめるジヌさん。『……ふに、どうして』『…ごめん、勝手に入った。ミノ達から熱出したって聞いて、』そこまで自分で言って、まだ片手にビニール袋を握り締めたままだったことに漸く気付く

2019-12-24 19:58:42
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『これ、ミノから』『…最近ずっと徹夜してるみたいで…気にするなって言ったのに』袋の中を覗き込む白く細い首筋に鬱血の痕を見つける。服の下は、きっともっと酷い。『じゃあ、』袋を渡しておやすみを告げようとした情けない自分の腕を引いたのは、ジヌヒョンだった。思わぬ力強さで抱き締められる。 pic.twitter.com/XhEUTpXmMv

2019-12-24 20:08:09
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散々酷いことされたくせに腕の中のやつれたフニくんの顔を見て『…ぼくのせいだね』って死ぬほど辛そうな泣き顔で笑うジヌさん最高にエモい。自分のほうがボロボロなのに… pic.twitter.com/h4fWiGu19q

2019-12-24 21:01:22
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自分の説明力と文章力が皆無なせいで突然めちゃくちゃ極端にやり合ってるフニジヌにしか見えないけど、少しずつ自分の中に泥みたいに溜まった意識がジヌさん自身を傷付けて、見て見ぬふりをしてたフニくんが爆発しちゃったんだよ、と補足したい。不安を言葉に出来なかったふたりが少しずつ歩み寄る… pic.twitter.com/eixuwGRkOS

2019-12-24 23:57:43
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『いかないで』反射的に押し返そうとした腕が一瞬にして力を失う。泣いているのか、押し殺すようにくぐもった声は耳をすましてもやっと聞こえる程度なのに…『いかない、で…フニが好きだ…っ…から』『ヒョン…』『ほかじゃいやだ。フニ…、ふにがいい…』耳元でヒュッと嫌な音がして、身体を離す。

2019-12-24 23:58:57
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『ひぅ…ふ、…っ』『ヒョン、ゆっくり息して』『はっ…ハッ…』過呼吸を起こしかけて必死に空気を吸おうとするジヌさんの唇を強引に塞ぐフニくん。酸欠状態でパニックになった肺が酸素を取り込もうとするのを塞き止めると、タイミングを見計らって重ねた唇に隙間を作ってやる。濡れた睫毛が震えてる… pic.twitter.com/Ckcp7QTlVf

2019-12-25 00:29:53
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『はっ…は、…っ』断続的に浅く繰り返される呼吸が、だんだん穏やかになっていく。『俺はここにいるから、』気がつけばあれだけ遠ざけていた薄い身体を抱き締めて、あやす様に背中を撫でていた。苦しくて、唾液で汚れた口元に唇を寄せるフニくんに必死でしがみついて大声で泣き出してしまうジヌさん

2019-12-25 08:45:24
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まるで子供みたいに泣き声をあげるジヌさんにどうしていいか分からなくて、ごめん、ヒョンごめんって謝りながら落ち着くまで腕の中に抱いてるフニくんしんどい…嗚咽しながらも自分の背中にしがみつくようにまわされた腕の力に、驚きと同時に嬉しさと後悔が湧き上がる。こんなに求めてくれていたのに… pic.twitter.com/wUVE91lXQH

2019-12-25 11:32:48
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しばらくして泣き止んで顔を腫らしたジヌさんが、ぽつり、ぽつりと今まで溜め込んだ想いを口にするのにそっと耳を傾ける。みっともなく他人に嫉妬したこと、自分には何もないと思っていたこと、フニくんの幸せな未来を潰してしまったと後悔していること───途切れそうになる声色に、そっと口づける。

2019-12-25 11:49:55
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『ごめん、俺は…ジヌヒョンが他の人を好きになったのかと思って…もう、触れられないって…』『僕がスンフニ以外を好きになるなんて絶対にない』思わず目を逸らし弱々しく呟いた言葉に、はっきりと断言するジヌさん。『愛してるよ、誰よりも。…だから怖いんだ…フニを失ってしまうのが、こわいよ』 pic.twitter.com/VSbDGWXnfd

2019-12-25 14:34:25
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こんなの我儘だって分かってる…だけどフニとずっと一緒にいたい…ってようやく本心を曝け出せたジヌさんを力の限り抱き締めてあげて欲しいな…大きな身体で、荒んだ心を慈しむように…ほんの少しの時間なのに、もう長い間触れ合っていなかったみたいに重なった部分が痺れて、嬉しくって…涙が零れる…

2019-12-25 14:48:53
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不確かな想いに確信が持てなくて、でもそこに愛は必ずあって、お互いの不安をやっと言葉にして伝えられたふたりを待ってるのは明るい未来だけだから~幸せになれよ~;;すき、スンフニがすき、だいすき…もうそれしか言葉を知らないみたいに繰り返す唇を熱い舌ごと絡めとって、涙で濡れた頬を包み込む pic.twitter.com/NRm7VzLaVx

2019-12-25 19:27:35
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いつのまにか夢中になって求め合っていた。久しぶりの甘い匂いと体温に、我を忘れそうになるフニくん。はぁ、と熱い吐息が首筋にかかるとたまらない気持ちになる。『ふに…ちゃんとさわって…』絡めた指先を自分の胸に押し当てるようにして誘うヒョンの鼓動が軽やかに舞い、フニが欲しいと囁いている… pic.twitter.com/Knk1QWQHRV

2019-12-26 03:02:21
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今すぐに抱かれたい(=確信が欲しい)ジヌさんと、まだ熱があるし無理やり抱いて怪我させたから…ってイヤイヤ頭を振って駄々をこねる🐰の顔中に優しいキスの雨を降らせて宥めるフニくんはなんて甘くて幸せなカップルなんだろうね…"好き"って気持ちが溢れ出して、我儘を云う年上に微笑む年下の恋人… pic.twitter.com/c7ahQmedJh

2019-12-26 03:25:05
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朝までずっと傍にいて正直な気持ちを伝えるフニくん。自分も不安だったこと、恋人になれて幸せでそこに迷いは後悔はなかったこと、ジヌヒョンを誰よりも愛していること──上手く伝えられなくて、傷つけてごめん…と謝る姿に胸が苦しくなって、今度は自らの全てでもって、愛する人を抱き締めて…

2019-12-26 03:56:57
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猫部屋で朝を迎えるふたり。カリカリ、とドアを引っ掻いて朝ごはんを催促する猫達の気配に、久しぶりにこの部屋で穏やかな時間を過ごせていることを実感するフニくん。『ヒョン、今入ってる予定が終わって少し落ち着いたら、ふたりで南国に行こう』えっ…と驚いた顔のジヌさんにおはようのキスを贈る。 pic.twitter.com/yKWJcnCqM8

2019-12-26 04:05:50
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実は前から考えてたんだ、ふたりきりで、どこか遠くに行こう…って射し込む朝日に眩しそうに目を細めながら微笑むフニくんの胸の中に飛び込む。いく、フニとなら、どこへだって…震える空気に泣いてるって気付くけど何にも言わずに抱き締めて、寝ぐせ頭の旋毛にもキスをひとつ。『ヒョン、愛してるよ』 pic.twitter.com/25oRJqmeoA

2019-12-26 04:30:09
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"幸せになろう、と震える唇でキスをしてくれたあの夜"のお話でした。〜完〜🦁🐰🌺twitter.com/_hoonysheart/s…

2019-12-26 04:46:53