翻る朱に染まりし浅葱色最期までとが叶ういくさ場 息を吐き心切り替え声を張る さあ戦おう鋼鳴く地で あおい空しろい雲とかあたたかな重なる日々も嫌いじゃないよ とりどりのたくさんの味不思議だね生き物みたくおなかをさする #大和歌安定 #刀剣短歌 @7co_ta
2017-03-21 20:51:01微睡みは光と共に朽ちにけり 刃一振り 死より羽搏く 羽ひろげ翻す刃は紅く染む ちゃらりと鎖笑うよに鳴き 流転する戦地を日々を走り往く。心跳ねさす『何か』探して (羽衣馬晴波) #鶴丸国歌 @7co_ta
2018-04-15 18:58:31白色に 散るは紅、命色 俺の名を呼べその亡骸で。 降り来る麗人ひらり手を揺らす 驚いたか?と金色細め 天仰ぎ風来坊はただ笑う ここは途中か今こそ終か (羽衣馬晴波) #鶴丸国歌 @7co_ta
2018-04-15 18:58:37水孕み黒衣重たく地は緩く裾を絞ってため息一つ。 頬伝い落ちる雫の生温さ血に似てるとか言ったら怒る? 命ならもっと熱いと思うけど。もう帰ろうよ、風邪引く前に (刀(僕ら)って風邪引くの? さあね) (加州清光→大和守安定→加州清光) #刀剣短歌 #刀短五月雨
2018-05-05 02:06:18降る雨に錆びてしまうと恐れる子、通過儀礼と笑う先達。 濡れるのが恐ろしかった時もある。今は平気だ、慣れって怖い。 恐れより煩わしさが先に立つ錆びぬ我が身をしとど濡らして 雨濡れて錆びぬ身だけど心はね 泣いて濡れれば錆びたりするよ。 (今は錆びないこの身体) #刀剣短歌 #刀短五月雨
2018-05-05 14:09:10五月雨が如く降るのは紅の 何処巡れどそれは変わらず 雨粒が如く落ちたる命達 泥蹴立てては共に切り裂き 戦場を優しく濡らす五月雨の雫払って刃納める (そこには赤い雨が降る) #刀剣短歌 #刀短五月雨
2018-05-05 16:08:01似ていると言われて作るまじないの白い布玉ゆっくりくくる 役割を果たせないならこの首を落とさねばとは真でしょうか (山姥切国広&宗三左文字) (お前はなんでそう物騒なんだ) (てるてる坊主かわいいですよ) #刀剣短歌 #刀短五月雨
2018-05-05 16:32:03【鶴清】 雨の中驚き探し歩く庭 鮮やかに咲く躑躅くれない 降ってきた雫と花弁、赤い花。 「それよりあんたずぶ濡れじゃんか!」 驚きも程々にしてと嘆く君 卓の上には躑躅花咲く (嬉しくなかった訳じゃない(叱ったけど)) (それはなにより) #刀剣短歌 #刀短五月雨
2018-05-05 17:00:44【くりきよ】 しとしとと続く五月雨音を食む 船漕ぐ龍に贈る静けさ 雨の日は、やること少し見失う。進む歩の先龍が微睡む ぬくもりを腕に抱えて目を開く雨の音だけ響く夕刻 (もう少しだけこのまま) #刀剣短歌 #刀短五月雨
2018-05-05 17:23:24後幾夜、君に会えない夜が来る。知らぬ感傷爪痕のよう。 後幾夜、名残惜しいと指先で残せる物は爪痕くらい。 (鶴清)(修行に寄せて) #刀剣短歌 #鶴清の日
2018-06-25 22:30:40『明日もまた』人の真似事願い事、叶えぬ為に戦う我ら 短冊に託す願いは他愛なく真の願い天には上げぬ 良いでしょう、続く明日を願っても。終わるからこそ歩める道よ (明日を願う≠戦いの終わりを望まない) #刀剣短歌七夕企画 #刀剣短歌
2018-07-08 21:38:35月を見て傍ら見れば月があり、贅沢だなと笑ってしまう。 漫然と月を見上げる目と声で綺麗だなどと言うものだから。 (みかやす) #刀剣短歌
2018-08-02 01:45:27あなたほどはなれていれば、ぼくのこのいたみにあしをとられないかな 共感は遠い千年の隔たりか それでも今は隣に在れる (兼今―色々と遠い二振り) 千年(ちとせ) #刀剣短歌 #自本丸カプ短歌
2018-08-27 21:39:01夢うつつ あなたの声が降るようだ 白の帳に閉ざされ眠る 赤い目を覆うよにして腕の中 出てはくれるな眠れや眠れ (鶴清―その庇護の意味が失われたとしても) #刀剣短歌 #自本丸カプ短歌
2018-09-03 01:59:04#自本丸カプ短歌 は、そのカプの一般的な解釈というより、自分の本丸ではこういう設定で関係というのを強く出した #刀剣短歌 なので解釈違いと地雷原埋設予防にタグミュートなどもオススメです。 私が使う場合、男士同士のカプばっかりです。
2018-09-03 02:02:26