鬱・暴力シリーズ２

リカ🐙🔞 @0mushr00m

先生が殺し屋を廃業して行方をくらませたのが23～24くらい？10年間なにして生計を立ててたんだろう？ちょうどその間に戦争があったから混乱に乗じて身を隠せたのかな。で、怪我人の介抱をしているうちに闇医者に？？

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金持ちからは大金を受け取り、貧しい者は無償で診てあげるブラックジャック先生。 表立って活動するわけにはいかないためワケありの患者ばかりが押し寄せる。身寄りの無い子供、戸籍の無い人、ヤクザ者。特に多いのが治安の悪化による堕胎の依頼で、なぜか触れるだけで終わると評判を呼んだ(ﾄｯ…)

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親を亡くして一年が経った碧棺兄妹も、戦争孤児や寡婦に紛れて街角に立った。その前をピカピカのランドセルを背負った子供が通る。戦争と言っても遠い海の向こうの出来事で、ほとんどの国民の生活は変わらなかった。ただ、貧困層の安い生命を買い叩くビジネスが隆盛を極めた。

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この時期に流通したスナッフビデオはやたらとリアルで「まるで本物のようだ」と評価が高い。碧棺兄妹とよく顔を合わせていた年嵩の孤児は「一緒に疎開しようって言われたんだ。スイスに核シェルター付きの家があるって」と報告した次の日から姿を見せなくなり、その行方は杳として知れない。

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とある会員制クラブで「縫合ショー」のバイトすることになったサマトキは、そこで医師を名乗る長身の男と出会う。スポットライトを浴びながら、観客席からよく見えるように赤い糸で唇を縫い綴じられていく。唇が終わったら上瞼と下瞼を。麻酔を打ったわけではないのに不思議と痛みは感じなかった。

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縫われた箇所には小さな穴が点々と開き、赤く炎症を起こしていた。「抗生剤を出すので必ず最後まで飲み切って下さい。何かあればこの住所を訪ねて。何時でもかまいません」自分で縫合し抜糸した傷口に軟膏を塗る医者はそう言うと名刺を置いて去って行った。

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たぶんこの時は行かないんだけど、半年後くらいに40度の熱を出したねむちゃんを背負って名刺の住所を訪う。深夜にも関わらず処置してくれたおかげで大事には至らず。これをきっかけに「先生」と呼ぶようになるんですね。今日の幻覚は長いな。

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13歳刻 戦時中とはいえ児童売春は違法だ。子供が一人でホテルを出入りするなんてのは悪目立ちする。そのためサマトキが身を置いている売春宿はスーツケースに子供を入れてホテルまでデリバリーする手法を取っていた。成長してスーツケースに入れなくなったらお役御免という寸法だ。

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幸か不幸か、父親の死までロクな栄養を摂らずに生きてきたサマトキの体は痩せっぽちで、同年代の子供に比べると発育が遅かった。もう中学生になるというのに体重は35kgにも満たない。スーツケースの中で膝を抱えたまま男に引き渡される。蓋が開くとニヤつきながらビデオカメラを回す男が立っていた。

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体を起こそうとすると、男の手によって狭いスーツケースの中に押し戻される。子供が梱包されて届いた事実がことのほかお気に召したらしい。気が済むまで撮影を済ませると「こっちを向いて眼を見せろ」と命じられる。サマトキの瞼には小さな傷が幾つも残っていた。先日の縫合ショーでついた傷だ。

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そうか、縫合ショーに来ていた客か。上瞼をめくり眺め眇めつ傷跡をしげしげと観察していた男が突然べろりと眼球を舐める。思わずぎゅっと目をつむるとスーツケースの中から大人の力で乱暴に引きずり出された。「前は口も縫い合わせてたんでしょ？なんでこの間は眼だけだったんだ？」

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「しゃぶれなくなるから…」 縫合ショーでは瞼を縫い合わせる一部始終を見せる第1部と、縫合されたままのキャストが性的奉仕をする第2部に別れている。一時期は口も縫い合わせていたが、そうなるとフェラチオが出来なくなるため第2部での指名率が下がってしまうのだ。

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それを聞いた男は「そんなにしゃぶりたいか！」と下卑た笑みを浮かべ、サマトキの眼前に薄汚れた性器を突き付けた。縫合痕がすっかり消えた唇を開き、ひどい臭いがするそれを口腔内に迎え入れる。 「その角度じゃ映らない」しっかりカメラに映るように顔を傾ける。フェラチオショーの始まりだ。