その圧倒的な作劇にヤラれました。
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Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』鑑賞。ここで暗転しろと祈った瞬間そうなる最高の終わり方の映画に出会うことがあるがこれはまさにそれ。ただ綺麗な物語の終わりというより、このどうしようもない人間達の営みは、あの田舎だけでなく、自分の周りでも続いているのではと思うタイミングだった。凄い作劇を観た。

2018-02-02 23:01:14
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』その後の感想がうまく書けない。かといって2回目をすぐ見るにはもったいないような余韻。パンフの解説さえまだ読んでない。映画に圧倒されたままでいたい、まず自分でゆっくり咀嚼したい、そんな感覚。マンチェスター・バイ・ザ・シー以来かな。ずっとサントラを聴いている。 pic.twitter.com/2Tnlioykjt

2018-02-04 18:38:49
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Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』の音楽は西部劇のエッセンスを感じるが、ミルドレッドのテーマの最初は『許されざる者』のクローディアのテーマを思い出し、その後はモリコーネのイーストウッド登場を思い出す。優しさが悲しみから戦う力強さに変わるようだ。

2018-02-04 22:31:57
Taul @TaulNcCar

分かりやすい一面だけで人を評するような人は、スリー・ビルボードを観たほうがいいかも知れない。

2018-02-05 01:07:41
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』は西部劇やイーストウッドはもちろん、コーエン兄弟、北野武、タランティーノ、アメリカンニューシネマの雰囲気も確かにあるんだけど、新しい映画という感覚が強かった。それが何かを考えているが、やはり作劇なんではないだろうか。話の転がり方が面白い。

2018-02-05 23:08:56
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』転がると言えば映画にも出てきたがちょっとビリヤードみたいだった。目的のボールを落とせず、他のに当たったり別のが落ちたり。局面が変わり別のボールが新しいドラマを生む。そんな連鎖の話でもあり1人のよくある起承転結ではない面白さがあった。

2018-02-05 23:25:54
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』あとポリコレへの対し方、アメリカの時事問題の取り入れ方に堅苦しいウザさがない。イギリス人の監督なんでアメリカを客観的に見ることができるのだろうか。意外とドライでアイロニカルだ。また劇作家なんで人物への寄り添い方や台詞に演劇風味が残る、でちょっと寓話的なんだ。

2018-02-05 23:45:49
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』ようやくいろんな感想を読み漁ってる。年齢性別に関係なくうけてる感じで、単純に作劇の面白さと、味わえる深みが共存しているよう。「イヤホンで音楽を聴くのは危険」、「銃を向けるな、ストローを向けろ」といった箴言を見かけました。

2018-02-07 22:42:12
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』ネットで脚本を見つけたので翻訳サービスの力を借りて読んでみた。会話と行動で話をどんどん転がしていく心地よさ。小説でちゃんと読みたいくらい。そしてラストの台詞の切れ味。人生という旅の途中の言葉として心に残る。字幕も印象的だった。

2018-02-06 20:49:50
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』ある人物の喋りを小馬鹿にしたようなシーンがあって笑ったんだけど、再登場の時も、それ動詞の使い方おかしいのでは、と笑ってたら、映画のポイントになるような重要な台詞だった。まさに分かりやすい1面だけで判断してた自分がいて、なんか恥ずかしかった。

2018-02-08 18:32:22
Taul @TaulNcCar

その台詞の英語、ネットにあった脚本ではこう。 “Anger begets greater anger.”

2018-02-09 00:02:41
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』鑑賞。2回目。初見時は作劇に圧倒されるも笑ったりしたんだけど、今回は展開を知ってるので全ての人物に感情移入してしまい、その表情がどれもせつなくてせつなくて。一分の隙のない脚本と演技。イギリス人の劇作家とアメリカの俳優達が生んだ奇跡的な作品のような気がしてる。

2018-02-10 15:19:03
Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』2回見たがノックアウトされた感覚がずっと続いてる。テーマとか感動とか社会背景もあるが、何よりもその圧倒的な作劇。そしてそれを体現した役者の演技。堪らない。しばらくは人物や展開が分かりやすいドラマ映画は物足りないように思う。 pic.twitter.com/YWBmlEm47Z

2018-02-17 20:54:38
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Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』のパンフレット。改めてだが内容充実してて良かった。パンフは時々購入する派だが、迷った時にサンプルを手に取りにくいことも多い。目次やサムネイルなんかが売店やロビー、作品サイトに紹介されていれば、もっと興味を引くし購入しやすいようにも思うけど難しいのかな。 pic.twitter.com/J7oFWNq0Xw

2018-02-17 22:03:08
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Taul @TaulNcCar

『スリー・ビルボード』は英国の劇作家によるアメリカ。そう言えば『アメリカン・ビューティー』も英国舞台出身メンデスの米国皮肉があり、国は違うが『バードマン』には米国文学や舞台にメキシコ人イニャリトゥのテイストがまじってた。どちらもアカデミー作品賞。こういう語られ方も米国の伝統かな。

2018-02-20 21:45:35
Taul @TaulNcCar

FOXサーチライト・ピクチャーズ ベスト10 ①スリー・ビルボード ②リトル・ミス・サンシャイン ③バードマン ④(500)日のサマー ⑤レスラー ⑥ファミリー・ツリー ⑦JUNO/ジュノ ⑧わたしを離さないで ⑨シェイプ・オブ・ウォーター ⑩ブルックリン 次点:アナザー プラネット 私的好きな順

2018-03-07 23:04:28
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まとめたひと
Taul @TaulNcCar

タウルと申します。映画がたまらなく好きな映画アカウント。見た映画の感想なんかをつぶやいてます。