「名前が同じ=逸話が同じ」と思い込んで「どっちが先か」に囚われていると「そのどちらも存在している」に辿り着けないというやつ?(今適当に思いついたことを書いている
2023-08-01 23:18:45長義が打った本歌、であり、山姥切 写しの名前の元になった(と写しが思い込んでいる)刀が『山姥切』 『山姥切』の名で顔を売っている=『山姥切』の写しで通っている お前が『山姥切』の写しならその『山姥切』は俺 自分には伝説がないと思っているから偽物くん?
2023-08-02 00:34:06長義の山姥切と国広の山姥切は別個にあって(似ている似ていない以前の問題)、でも国広は自分の山姥切を見失ってしまっている状態(偽物くん)で、ちょっと認識がおかしいので「教えてあげよう」しにきたのに、「失くしたけど問題ないです」みたいな返事をされたと思ったのが57か?
2023-08-02 00:40:43伯仲の本歌写しの推定は「状況証拠からほぼ明らか」ってやつなので男士を顕現できる逸話の条件「人から人へと長い間語り継がれた」とはズレると思うんだよね。逆に言えば語りが途切れても刀そのものがあれば何度でも推定できる
2023-08-02 10:43:26論文の話は脇にぶん投げるとして(前提)、国広の手紙は2通目まではどっちが先かの話をしているけれど3通目で『俺が山姥を斬ったという伝説、本科が山姥を斬ったという伝説、そのどちらも存在しているんだ』という結論になっている。これをどちらが先かという話「ではなく」、 twitter.com/segmenterin/st…
2023-08-02 12:09:40別個に伝説があると考えるとする。で、長義の似ている似ていない以前の問題、は見た目ではなく名前の話で、同じような名前(伝説)だけどそれはどちらかがどちらかの元になったから似ているの「ではない」、とすると、これ国広の到着点が長義のスタート地点になっているような
2023-08-02 12:09:41花影のやり取りを引いてみる 「俺の太刀筋に何か」 「やはり似ているなと思ってね」 「誰に」 「山姥切国広に」 「似ている似ていない以前の問題でね」 「おやまあ」 「好きで似せているわけじゃない」 「難儀だな」
2023-08-02 13:07:14これも「あなたは本歌・写しだから似ていると思ってるんだろうけどそういうことではない」「由来は違うけど機能(太刀筋)が似た」ってことでは……?
2023-08-02 13:32:45似ている似ていない以前の問題、「本歌写しの関係なんだから似てるのは当たり前だろう」だと思ってたけどそうじゃなくて、「似ているからって何でも本歌写しに帰結するな(他の理由にも目を向けろ)」だったのかな
2023-08-02 13:44:38どちらも山姥を斬ったりなんかしていないのかもな。ははは。人間の語る伝説というものは、そのくらい曖昧なものだ→つまり国広視点ではどっちも「偽物」かもしれないのに相手は「自分は本物」と思ってる、長義視点ではどっちも「本物」なのに相手は「自分は偽物」だと思ってる、になる
2023-08-02 14:20:25前RTした、写しを下げることは本歌を下げることになるのでは? という指摘を写しには向けなかったのに本歌には向けるのか、という話、その指摘をするほうの中にも本歌を上に写しを下に置く思考がうっすらあるってことじゃないのかな
2023-08-02 16:58:54「似ている似ていない以前の問題」をまだ考えていたんだけど、なぜ本歌が遅れてきたかについて、国広が極で到達した認識=長義のスタート地点の認識だから、と考えると腑に落ちるかな、と。極実装→長義実装の順なことも twitter.com/segmenterin/st…
2023-08-03 10:09:10国広の3通目を、2通目からさらに調査を進めた先に分かったものとみるか、2通目の結論を濁したものとみるかでだいぶ違う気がする……
2023-08-03 13:02:33どうも我々が「真相」だと思っているのは国広手紙2通目(研究途中)で、3通目がとうらぶ独自の解なんじゃないの、という説が熱い(私の中で
2023-08-03 13:28:22国広についてよく分からなかった原因のひとつが、刀が写しであることと、伝説が自分のものではないことという、別個に存在するはずの問題がなぜか癒着して一体化るように見えることだった
2023-08-03 19:05:14写しとして生まれたのがコンプレックスなのに(※そもそもここから誤解なのだが)、なんで生まれた理由や込められた願いとかではなく、それよりもずっと後に発生した伝説を調べたら悩みが解消するんだ? と思っていた。これが分からなくて長いこと匙を投げてた
2023-08-03 19:05:15だから「なんでそれで解消するの?」ではなくて、「あの修行で解消するということは悩みはこうだったのでは?」という逆算で考えてみることにしたのだが
2023-08-03 19:33:34国広のいうオリジナルでないことがコンプレックスというのは、写しは本歌より劣った刀であると言うことではなくて、『山姥切』の写しであるかぎり、たとえ刀そのものがオンリーワンの傑作で本歌にも劣らぬ出来だとしても、「伝説のないほう≒『本物』じゃないほう」という目で見られることがある、
2023-08-03 19:48:49ということに起因していて、それが当人の言う「写しだから侮られる」ということで、それが我慢ならない、自分は断じて偽物(贋作・本物を騙るよく似た物)ではない、けど自分に斬った記憶が無い以上「『本物』じゃないほう」評に自信を持って反論できない。というのが初布で
2023-08-03 19:49:27どんなに強くなっても所詮は写しとか、という台詞もあるし、手紙1通目の強くなりたいは物理的に強くなるというよりも、何事にも揺らがぬ自信が欲しいくらいの意味だと思われる(ここでちょっと本歌を見る)(今は本題ではないのでおいておく)
2023-08-03 20:22:59布の修行はたぶん、その「伝説のないほう≒『本物』じゃないほう」という目で自分を見てきた人に実際に会いに行ってみること、何なら言葉を交わしてくることが当初の目的だったんじゃないかな。生まれが原因で嫌なことを言われた過去があるとして、それを言った人に会いに行ったような感じ
2023-08-03 21:59:41克服するにはまず向き合うことから……だ と い う の に。いざ行ってみたらその「伝説のないほう≒『本物』じゃないほう」の矛先が逆転してる状況を見てしまったわけじゃろ? そりゃ「どう、受け止めていいかわからない」にもなる
2023-08-03 22:00:08その状況が納得いかなくてさらに調査を続けた先で見つけた結論が「どちらも存在している」なんだけど。そもそも逸話は刀を上げるためにあるのに、同じ名前の本歌写しという特殊な状況のせいで国広にとっては下げるものだった。で、修行に行って、立場が逆転しているのを見て
2023-08-03 22:00:42逸話を理由に上げるのも下げるのも違うな、と考えた結果が「人間の語る伝説というものは、そのくらい曖昧なものだ。写しがどうの、山姥斬りの伝説がどうので悩んでいたのが、馬鹿馬鹿しくなった」
2023-08-03 22:01:08やっと結論に近づいてきた。まとめると国広が修行で到達した認識は、 ①伝説はどっちにもある ②伝説は曖昧なもの なわけだけどこれはつまり
2023-08-03 22:19:30①伝説は本歌が先か写しが先かという話ではなくどちらにもある←似ている似ていない以前の問題 ②伝説は斬った記憶があるかどうかとは無関係にある←どこかの偽物くん=斬った記憶がないせいで自分には伝説がないと思っている で、国広極の到達点=長義のスタート地点(刀帳)なのでは? という話でした
2023-08-03 22:20:38