鍵RT 中曽根康弘は自身が後世の歴史学者・政治学者の研究対象になるであろうことを生前から強く意識していたため、自分に関する資料を積極的に保存整理しており、後世における歴史的評価をある程度コントロールしようとしている、と戸部良一さんが指摘していました。
2019-11-29 13:54:11宮澤喜一元首相が能書家だったという話を読んで、そうなんだ、と調べてみたら、確かに中国の名筆をよく勉強なさった方なんだなーと納得。でもそれよりすごいと思ったのは、森喜朗元首相だよ!うますぎでしょ!
2019-12-01 00:43:39森元首相の字は端正だった。この人、意外に神経質な人なのかしら。おおらかで個性的で書の作品としてまとまってるのは麻生元首相。心のままに書いていらっしゃるのか、宮沢元首相みたいな、「名筆を勉強しました」みたいな優等生感はあんまりない。面白いねぇ。人柄が見える。
2019-12-01 00:47:26あと、森元首相の字は粘り強い。もっさりじっくりと書に取り組んでいる感じがする。字のバランスをあらかじめ考え、肩書きと名前まで含めてとても計画的に書かれている。え、やばい、私の中で森首相の評価だだ上がりなんだけどwww
2019-12-01 00:50:56やっぱり書道は楽しい。作品作るときは苦しいけど、できてみるとまた書きたくなる。んで自分の書き癖とか書いてる時の心情を思い出すと、他者の書を見てもその人の性格とかをなんとなく想像できる。上手い下手を別にして、書は人を表すなぁ。
2019-12-01 00:57:45政治家の書シリーズ。は…橋龍うんまっ! そして江田五月、個性的でかっこいい! 伊吹先生の楷書がいかにも伊吹先生で感動するww お手本か筆耕かと思ったわww 意外なところで小渕優子議員の字が洗練されていて美しい。お父上の字を見たあとだと、きちんと政治家として教育されたって感じがした。
2019-12-01 01:10:09今、公文書の保存について色々な議論が上がってるけど、どんなにワープロやタイプが発達しても、肉筆は必ず残るから。そして肉筆は雄弁にその人の人柄を語るから。そこまで意識のある政治家は、今どのくらいいるんだろう。
2019-12-01 01:12:33葦の茎を押し付けているだけの楔形文字でも、書記官によって書き癖がある。寺子屋的な、字を習っている子供たちの文字も残っていて、それらはいかにも習いたてで稚拙だったりする。ほんと、面白いもんだよねぇ。
2019-12-01 01:15:19@Lilalicht_8 大臣になったら、毛筆で花押を書かないといけなくなるしね。民主党政権時代とかのを怖い物見たさで見たいかもww
2019-12-01 01:14:38@wenly_m ちょうど民主党政権の頃、国立公文書館で歴代首相、大臣の花押を並べた展示をやってたのを見に行ったんですけど、民主党内閣はだいぶ公開処刑のようでしたwww
2019-12-01 01:16:50@wenly_m 鳩山元首相だって、民主党の中では「だいぶマシ」ってだけで上手くないですしね…そして福島みずほという悪筆の真打登場でしたww
2019-12-01 01:18:27今から思うと、民主党内閣の花押を晒したのは、ひたすらに文書を整理する業務に当たっていた方々の、声なき叫びだったの…かも? 「こんな字を未来に残すのか!」みたいな嘆き?
2019-12-01 01:21:38ちなみに、政治家の書を見てむかついたのは、海江田万里の隷書だった。人の話を聞かない上にプライドが高い。誰かあいつの奢りたかぶりをぶっ叩いてやれ。
2019-12-01 01:26:17@Lilalicht_8 海江田のことを語ってもよかですか?あいつは原発に放水しに行った東京の消防士さん達に恫喝をしたとんでもない男です。石原元都知事は涙しながら労を労ったというのに。何年経ってもこのことを忘れることができません!
2019-12-01 01:30:16@castormercury うわー、そんなことしてたんですが、あいつ。字に人柄が滲み出てますよ。人の話を聞かない、プライドが高い、己の無知を受け入れられない、したがって改善の余地もない。一発で分かります。このエピソードで裏付けとれた気がします。あいつ人として下の下ですよ!
2019-12-01 01:32:17海江田万里のむかついた書はこちら。①入筆が違う②線と線の間隔が不均等③ 波磔(はたく)が違う④字の傾きがある(隷書は平行に書くのが基本) …これらは、隷書を学ぶときに、最低限指導されること。これがひとつも守れてないのにこんな恥ずかしい字を晒すなんて、自分の無知を晒すようなもの。 pic.twitter.com/yA7Ki7WaH3
2019-12-01 01:48:20このことから、この字を書いた人物は「基礎を学ぶに疎かである」「指導者の言うことを守る気がない=人の話を聞かない」「自分の無知を指摘されたくない=無駄にプライドが高い」と推察されるわけです。海江田万里、お前のことだ。
2019-12-01 01:50:07@Lilalicht_8 そんな経緯があったのですね😳 色んな分野の著書を書かれてますが、書について書かれてるお話が新鮮に感じましたね。 何度も何度も繰り返し真似て書くことで、書き手の心に近づくとか、とっても良いなと思いました。
2019-12-01 01:49:10@haru22615721 おお、武田双雲先生もそんなことを…あの方はメディア持ち上げられて、同じ書家たちからボロクソに叩かれてから(本当にうまくなかったので仕方がないですが….)努力なさった方ですからね…しみる言葉です。
2019-12-01 01:35:58@Lilalicht_8 確か、書道家の武田双雲さんが、「書は歴史上の人物のそのままの文字が伝わり、見ることができる」というようなことを著書で書かれていて、それを思い出し、ツイートでときめいてしまいました🤭🤭🤭
2019-12-01 01:32:54@haru22615721 どんなことでもお手本を真似て、なぞって自分の中に蓄えていく作業は必要なのですね。教えていただき、ありがとうございます。
2019-12-01 01:51:32@castormercury 私も絶対忘れないことにします。教えていただき、ありがとうございます。本当にあいつ、やなやつだ!
2019-12-01 01:53:14もうさ、入筆から違うって、これ隷書じゃないでしょ…こんなのがいつまでも記録媒体に残るなんて、恐ろしい時代だな…長く語り継いでいくよ、海江田万里は字を見るだけで嫌なやつだとわかるし、実際嫌なやつだって。
2019-12-01 02:01:13政治家の書の話に戻りますが、鳩山元首相の字は不思議とむかつかないんですよ。何にも考えてないというか、空っぽだっていうのがわかるからかもしれません。あと、悪筆なのは間違いないけど、福島みずほ議員の字もむかつかない。あの人、自分の悪筆の自覚がある。だから精一杯丁寧に描こうとしてる。
2019-12-01 02:08:40そういう意味で、福島議員の字にはこざかしさがない。むしろ誠意を感じられる。一生懸命バランスを取ろうとしているいじらしさも感じられる。ムカつく要素がないんです。そういう視点から、書道の作品や政治家の書を見ると、面白いかもしれません。偉そうに書いちゃいましたが。
2019-12-01 02:10:53悪筆は悪筆なりに、丁寧さとか誠実さとかは見えてくるものだし、いくらでも治すチャンスはある。福島議員の字は、上手くなる可能性のある、ポテンシャルのある字です。海江田万里より、よほど上手くなると思いますよ。
2019-12-01 02:16:35なんていうか、そういう自分の悪いところを治せる可能性のある素直さを感じる字は、あんまり否定したくないなぁと。ちょっと前回の民主党政権の時はお習字の稽古が間に合わなかったかもしれないし、今後もあの人が政権についたら困るんだけど、悪筆を個性的な字に変えるチャンスはいくらでもありそう。
2019-12-01 02:20:06素人にはそこまで求めないし、普通の人間にそこまでの集中力はない。王羲之とか、名筆として名の残っている方々は「一発で美しいと感じる筆の角度を捕まえられる」天性のバランス感覚を持ちそれを磨いた結果なので…漫画家さんたちの「線が美しい」という表現に完璧に合致する。
2019-12-01 02:34:31