キャプテン(全15巻)＋小説版 雑感メモ

かくり @kakuri_a

小説版キャプ、原作改変されている要素を厳密に細かく挙げていったら膨大になっちゃうな。そもそも作中の時間設定も現代に改変されてるし、谷口くんさんの一人称がデフォで「僕」になってるし。原作はみんな「ぼく」「おれ」を使い分けていた、年功序列のある"私と公"社会の価値観があるから

かくり @kakuri_a

青葉の環境に居ても「期待」されないし、されないとなると「張り合いが持てるちょうどいい存在」も居ないから無理だったんじゃないかと思うけど、でも『青葉に残ったままがんばるif』もなんかうまく考えたらおもしろいかもね（なんかうまくとは） twitter.com/kakuri_a/statu…

かくり @kakuri_a

「でも後になって、俺は後悔した。もっとお前を、青葉でがんばらせるべきだったんじゃないかって」＃小説版CP_p35 あーー。でもこれなぁ…寧ろ「周りが結果出し過ぎ」の青葉という『環境』にいきなり放り込むのがよくなかったまであると思うんですよね。ちょうどいい張り合いが生まれなくて頑張れない pic.twitter.com/pR85dLI9JX

2024-02-05 19:09:12

かくり @kakuri_a

小説版キャプちまちま読んでる。原作に存在しない試合！ 原作にはない松下のキャラ性、谷口・松下のやりとり！ でもどうせリメイク的にやるならこれぐらいやってくれていいと思う。原作の谷口編結構テンポ良いけど主要キャラ以外に割かれる描写はやっぱりどうしても薄いものになってしまってるから

かくり @kakuri_a

小説版キャプ、最初は地の文が谷口一人称視点だと思ったら他のキャラの一人称視点に結構切り替えられる。その際逐一キャラ名が書かれるから親切。文章も"やさしい"から目が滑るようなこともないので自分の集中力がゴミじゃなければもっと早く読めたと思う

かくり @kakuri_a

小説版イガラシが青葉に行かなかった理由「家の経済状況」。 まぁそうなるよね順当に考えて。小説版谷口家は行かせるだけの余裕は一応あったんだろうし、原作の方は息子たっての願いだからと少々無理したのかもしれない

かくり @kakuri_a

小説版キャプ、丸井が「ムードメーカー」ってことが強調されてて良い。こんな"可愛げある後輩くん"やってる奴が権力を持つ(リーダーになる)と 厄介な先輩になる展開、小説版で見れるのかもと思うとワクワクするね（よくないよ）

かくり @kakuri_a

はえー、小説版の佐野、一人称「ボク」で、地の文の心の声で「実に不愉快だ」なんて言っちゃうキャラになってる。優秀なピッチャーで球拾いなんかやらずに最初から1軍だったとか、これイガラシとの対比かな？ 原作の佐野は妙にクールな雰囲気あったから随分と印象違う感じになってるね

かくり @kakuri_a

パーフェクトじゃなきゃ気が済まない完璧主義のプライドの高さ、自チームの守備も「こんなにお粗末だったかなと腹が立ってくる」云々とイラつく。佐野がイガラシ亜種みたいになってる

かくり @kakuri_a

小説版キャプテン、原作に存在しない試合もあるし、 原作に存在しないやりとりがたくさんあるぞ！

かくり @kakuri_a

「俺、個人的にはザマーミロって思ったよ。あいつ、ずっとチヤホヤされてたからさ、少しは痛い目を見たほうがいいんだよ」＃小説版キャプテン_p131 小説版佐野、"早い段階から持ち上げられ過ぎた場合のイガラシ"感ある

かくり @kakuri_a

「そうだな。俺もがんばるよ。夏はグラウンドで会いたいな……」 原作ではぶっちゃけ印象が残らない『谷口青葉在学中の友達・吉田』がなんかエモさ出してる！ これは吉田が夏の大会で試合に出てくる流れあるぞ（初見）

かくり @kakuri_a

原作に存在しない形だけのマネージャー・詩織。 青葉学院に落ちてしまった・青葉に進学した姉の様子を見てると無理に行かなくてよかったと思ってる、進学失敗で母親から完全に見捨てられたなど、『青葉を辞めてしまった・父親は青葉を辞めさせなければよかったと考えてる』の谷口と対になってる感じ。

かくり @kakuri_a

「ていうか、俺は全部のポジションができます。試合に出してくれるなら、どこでも俺はやりますけど」#小説版キャプテン_p140 立場が上の人間と話す際、原作と違って「ぼく(僕)」を使わない。些細なことだしいいんだけども、ちょっとさみしいと思ってしまう自分もいる

かくり @kakuri_a

まあ『2』も一人称を固定化させちゃってるし、 一人称固定したわかりやすいと言えばそうだし、 そもそも『立場に合わせて一人称を変える』という年功序列社会に適合したムーブを『現代』の世界に生きている合理人間中1イガラシのやる事ではないんじゃないのか（対立する自分と自分）

かくり @kakuri_a

でも「ぼく」を使うイガラシ……いいじゃん！の気持ち、抱きしめてたい youtube.com/watch?v=b88pxL…

かくり @kakuri_a

「2年生の丸井さんですね。野球部の2年生の中では、すごく野球がうまいって、兄ちゃんがいつも言ってました」#小説版キャプテン_p169 慎二、レギュラー外された理由とほぼ真逆に等しいこと言ってるような…。でも丸井はその言葉を疑わず、イガラシの困った顔見て「かわいらしく見えてきた」。わかるよ

かくり @kakuri_a

＞俺って単純だな。ちょっとほめられてたと聞いただけで、すぐに浮かれてしまう。自分で自分がおかしくなった。 それはそれでいい所。疑わず嬉しいと思ったら素直に嬉しいってなれるのはそれこそ愛嬌ある。あとこの直前に『谷口さん』を見てるし、レギュラー落ちした件でやつ当たりしないのはえらいよ

かくり @kakuri_a

記憶ガバが酷いだからちょっと改めてまた確認してたけど、原作の丸井は２話の時点で『谷口さんは努力している』ことは知ってて、どんな風に特訓しているか知らなかった。退部届け提出を考えてた段階で初めて目の当たりにしたんだよね。そこが小説版では「緊張していた」だけと思い込んでたことに

かくり @kakuri_a

自主練してる様子を見て、初めて元から上手かったわけではなかった気づいて退部届けを捨てるイベントも纏めた方が確かにスッキリしていいかな

かくり @kakuri_a

あ、でも丸井だけは「まえのキャプテンが谷口さんをえらんだ理由」を理解して、誰よりも尊敬している状態になってるからこそ レギュラー落ちの判断を下されても反発しないでいられた面もあると思うから、一概には言えないな ＃小説版は小山が先にブチギレたから丸井が反発してる場合じゃなくなった訳で

かくり @kakuri_a

「それに、松下さんの性格だと、もしかなりの痛みがあったとしても、素直に認めないような気がするんです」 「うん、確かに。強がりだもんね、松下は……」＃小説版キャプ_p178 少なくとも原作だと谷口さん筆頭に 大事な場面では特に強がるイガラシがそれを言うんだなあという

かくり @kakuri_a

自分にも厳しいが 他人にも厳しいのは『他人の挙動にもよく意識を向けている』わけでもあり、だからイガラシは谷口くんが（たぶん目の前の事に夢中で視野狭くなりがちな面もあるだろう）気づけてない松下の「肩を気にする仕草」に気づくこともできる。って面はあると思う

かくり @kakuri_a

「でも、チームにとっては大きな問題です」＃小説版キャプ 松下が心配なんじゃなくてチームの戦力落ちが問題、イガラシだなぁ。でもまだ丸井と仲良くなり始めたばかりの中1イガラシだし、小説版だと変化もありそう（初見感）

かくり @kakuri_a

「お前、水くさいな。俺とお前の仲だろう？」 「どんな仲ですか。単なる野球部の先輩と後輩じゃないですか」 「一緒に自主練やってるだろう？」 「……それだけです」 「それで十分だよ。よし決めた！ お前が話すまで、俺は、お前と一緒にいるぞ！」 ＃小説版キャプ_p185 ありがとう…ありがとう…

かくり @kakuri_a

小説版キャプ丸井編初見雑感メモ、読み進めながら随時ポストするか無駄に悩んでどっちつかずになってしまった。とりあえず雑にメモった部分ふせに投げておく fse.tw/SNwyqOT6#all

かくり @kakuri_a

小説版イガラシ、確かに「谷口さんの良い所は真似していい」って事を言ってたしそれはそうなんだけど、丸井の説得の為に『谷口さん』を持ち出すのなんかちょっとセコさ感じるね

かくり @kakuri_a

小説版丸井、イガラシの両親にも気に入られ、慎二にも懐かれて、イガラシ家で慎二も含めた3人でラーメン一緒に食べてるの…そうなんだすごいね…原作を遙かに超える距離感の縮め方すごいね…

かくり @kakuri_a

小説版キャプ丸井編ちまちま読んで「ｶﾄｩｰ!!」にもなってる。 「だから、そのつらさを分けてくれよ。」ｶﾄｩｰ!!!

かくり @kakuri_a

「でも、やっぱり河野にやめてほしくない。それは、俺のわがままかもしれない。それでも、あいつにはやめてほしくない！」「俺は、そんなに、ものはわかりよくなんてなれない！」＃小説版キャプ_p137 自分の気持ちに嘘つけない丸井、とても良い

かくり @kakuri_a

「野球バカ」で「バカ正直」で「熱い」のが丸井なんだなあ

かくり @kakuri_a

丸井も一度は退部を考えた奴だけど、丸井は"谷口さん"を見たおかげとはいえ内省によって退部するのをやめた訳で（だから知ってるのは目撃したイガラシだけで自己完結してる）、小説版丸井はいざ他人が退部するとなると 自分の気持ちにバカ正直にまっすぐで直接『干渉する』のがらしさ凄く出てる

かくり @kakuri_a

小説版キャプは雨の中で泥に塗れながらの練習もしてない！そういう事！

かくり @kakuri_a

小説版イガラシも女子キャラとのノルマが発生するのかと思うと変な笑いがこみ上げてしまう

かくり @kakuri_a

小説版の近藤と丸井、丸井が普段キャプテンとして振舞う都合で抑えてる面を近藤には「素を出せる」とか、合宿中で2人が追いかけっこ状態になる場面、合宿に脱落していく一年生達に対して丸井は責任感じるが自分達の事で手一杯なのを近藤がフォロー等、イガラシの言うように「なんだかんだいいコンビ」

かくり @kakuri_a

近藤と丸井がわちゃわちゃとしているのを見て最初に吹き出して笑ったのが 牧野っていうね。丸井から逃げてる近藤のことを"面白がる"のが牧野ってことを丸井変の段階で示してくれるのありがとう。 てか牧野いたんだ、まぁいなかったらおかしいか

かくり @kakuri_a

小説版佐野、生意気プライド高いキャラに変わっちゃったのはやっぱり残念というか。でも原作にもあった監督に意見するシーンとか、担架に運ばれる所で青葉の輪の中にいる丸井を見てクスリと笑う所も悪くないからまぁいいか

かくり @kakuri_a

小説版谷口編が「負け」で終わり、バトンタッチした丸井編では青葉と死闘の末念願の「勝利」。みんなのおかげで"キャプテン"になれたという丸井、エピローグでギリギリまでイガラシ達に向けて声かけ続ける所なんかも小説版の丸井らしさあって良かった。なんなら丸井(編)は原作以上に好きだな

かくり @kakuri_a

近藤がチームを信頼する事も学び、あと島田にちゃんと謝りもして近藤の変化が原作以上に際立ってた印象。 あとイガラシが近藤は自分から降りる事は無いからと意識する所あって安心した。まぁ原作だと敗因を近藤に背負わせ過ぎてたし、それを「肩ブッ壊してでも投げ続けた」事で釣り合い取ってたけども

かくり @kakuri_a

"谷口さん"のように無理してでも投げ続ける根性に原作イガラシはさぞ感動した事だろうけど、小説版は現代設定の話だから、壊れる所までやるという"谷口さん"と同じ過ち…過ちと言ってしまおう。それを繰り返されては困るし、近藤には来年も再来年もあるとか曽根が近藤がキャプテンになる想定のセリフを

かくり @kakuri_a

言ってるのを見るとこれで近藤編ないのあんまりだよーーーって気持ちにもなる。やめろよ小説版で近藤キャプの話やる事ないだろとかいうの。小説版キャプのサブタイトルがアニメ版主題歌の歌詞そのまま引用されてるアニメ版意識で近藤編やるわけないだろとか言われるまでもなくさ、わかってるんだからさ

かくり @kakuri_a

今すべてを「しゃらくせぇよ」で済ましたい気分になってる pic.twitter.com/Yu7bYKhZ4A

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