冬に、寒さを口実に抱きつこうとするローゼマインと、自分も寒いけどローゼマインの好きなようにされるのはちょっと嫌なので逃げ回るレスティラウト。 #お題ガチャ #なんか愛しいね odaibako.net/gacha/2012?sha… あるね!現パロでもユルゲンでも可!
2021-07-20 20:47:47「――っ痛」 ガキンと小気味良い音が口の中で響く。不慣れだけでない、逸る気持ちを抑えきれなかったレスティラウトが性急にローゼマインと口付けしようとした結果、お互いの歯が当たってしまった。 「すまぬ、大丈夫か?」 「はっ、はい…」 天蓋の中に満ちる淫靡な雰囲気に収まりの悪さを覚える
2021-07-22 22:45:49条件反射で口を閉じた。その際レスティラウトの舌をローゼマインの小貝のような歯が刺さる。 「――っ!」 案外深く刺さったのか、口の中に血の味が広がり、その苦みに眉をひそめるレスティラウトとは逆にローゼマインは恍惚とした表情を浮かべた。 「…とても甘いです」 「もっと味わうか?」
2021-07-22 22:45:51するとローゼマインはレスティラウトの首に自身の細く伸びる腕を回し、レスティラウトから与えられる甘味を享受しようと大きく口を広げた。 「レスティラウト様の甘いの欲しいです」 なんと拙い誘い文句だろう。けれどそんなたどたどしい言動も愛しい。 「私が与えるのは其方だけだ」
2021-07-22 22:45:51ローゼマインの身体でまだキスをしていない場所はどこだろう、とふと思うレスティラウト ローゼマインはどんな反応を見せてくれるか考えると楽しくなってきた #お題ガチャ #攻強ガチャ odaibako.net/gacha/1216?sha…
2021-07-22 23:15:44ローゼマインがどれだけ遅く読もうとも鐘一つ分くらいだし、昨夜からの続きなので読み終わるまでお茶が冷めるくらいだろう。それくらいの時間なら待てる、と思いつつも、早くその美しい紺色の髪を指で滑らせたいと渇望するのは仕方あるまい。 だが読書を楽しむ妻の姿もまた格別だ。
2021-07-22 23:15:45ドクンドクンと大きな脈動を打つ熱の塊は己の内臓の奥に埋まり、昂りを放出している。 先程まで翻弄されていた剣は刃が少しだけ鈍ったように思い、今夜も無事に納めることが出来たことに感動すら覚える。 すると熱を分け与えた本人は脱力する己に覆い被さり、顔の至る所に唇で優しく触れる
2021-07-22 23:37:10「っん、やぁ、もう無理…」 一回でもしんどいのに今夜は二回も付き合ったのだ。明日の己の体の歪さを想像すれば今日はもう休みたい。 言葉にしないくせに、お強請りだけは一丁前にする夫の唇を両手で塞ぐ。すると…… 「――ひゃ!」 意地悪にもペロンと手のひらを舐められた。
2021-07-22 23:37:10「ふん、其方は軟弱だな。こちらは手加減しているのだぞ?」 「えっ!?」 今、目の前にいる夫は何と言った? わたしには体力がほぼ無く、閨事の最中動くのはほぼレスティラウトで、わたしはされるがままだ。 だというのに、あれらも手加減されていた?? (恐ろしい…!さすが次期アウブ)
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