事前物販間に合った〜 若様たちも持ってくるつもりだったのに忘れた pic.twitter.com/V80btMzfRp
2023-10-28 12:44:33あらきくん、カテコはずっとこぼれるような笑顔で緞帳が降りかかっているときも屈んで覗くように客席に手を振ったりしていて元気だったしお茶目だったし可愛かった。
2023-10-28 20:51:14保本先生出ずっぱりで、成長譚という感じだったな。若くて未熟で甘ちゃんで……っていう最初の感じを今やあらきくんで見ることは少ないし(いや大江戸で見たか)つばさくんの津川先生とのやり取りが多くて、2人が同僚としてたくさん喋ってるのもなんだか新鮮だった。
2023-10-28 21:00:32それにしてもセットが豪華で凄く立派に作ってあって、最初あのセットを見たときに感動してしまったなあ。 あとひと目でわかる貧しさと、それぞれの生活……あの最初だけでちょっと泣いてしまった。
2023-10-28 21:03:21赤ひげ先生の意見って、同調したり感動したりそうだそうだと賛成することは私にはできないけど、でも”正しい意見”ってどこにもなくて、この舞台はどれを正しいとも言わないところが好きだったと思う。見習い生たちの考え、貧乏長屋で苦しんでいる人々が絞り出した言葉、どれも彼らにとっての真実で
2023-10-28 21:19:32都合よく分かりあったり解決したりはしない。 だからこそ、最後のシーンがとても好きだった。 最後の先生の言葉が良かったなと思う。 それでもここでこうするんだというその想いというか……衝動が、ふっと心に刺さったような気がする一瞬だった。
2023-10-28 21:25:34やっぱりあらきくん童顔なんだろうな〜本当に幼く見えるし、大江戸もそうだったけど今回も”未熟さ”が似合うんだよなあ。 まあそう演じてるからそう見えるわけで、これが師匠みたいな役だったらそんときはそんときでどっしりしててやっぱ似合うわ〜とか言うんだろうけどさ。
2023-10-28 21:47:06でも、何を演じても違和感がないのって凄いと思うよ。どんな役やっててもこの役似合わないとかそぐわないとか違和感があるとか、取ってつけたみたい、とか思ったことないもん。何をやってもやっぱあらきくんこういう役似合うわ〜って毎回思ってるもんな。それってすごいよね。
2023-10-28 21:50:32それと、殊更美しくは描かないところも良かったなと思う。 酒飲みの亭主が呻く言葉もそれ以上でも以下でもないリアルがあったように思うし、長次の母親が苦しみながら吐き出す言葉もそれに対する明確な答えはどこにもなくて、先生の言葉に一瞬励まされる人もいるかもしれないけどあの母親はどうだろう
2023-10-29 08:39:39きっとこれから今まで以上に苦しむ未来が見えて、誰もがあの言葉を、彼らを、このやるせなさをどうにもできない、どこにも持っていきようがない。虚しさをそのまま描いていて心に刺さる。そうかと思えば生まれる命もあったり新しい出発もあったりして、結局そういうことに癒されたり元気づけられたり
2023-10-29 08:46:42するものなのかもしれないなあ、人って。とか思えるような舞台だった。私自身がホッと安心したり癒されたりしたから。 どんなことがあろうとも時間は流れて次の朝がやってきてしまう。 当たり前で今更なことだろうけど、しみじみとそう感じてしまった。その朝をどんな気持ちで迎えるかは色々だろうけど
2023-10-29 08:54:48赤ひげ結局原作買ったまま読んでなかったんだけど、お話がシンプルなので知らないことで余計なことを考えたり首を捻ったりしてお話に入り損ねるというようなこともなく、舞台の上にあるものだけ、そこで語られる物語だけで十分楽しめたし面白かったです。もっと知りたいなと思う人もいたので
2023-10-29 13:03:23舞台を見てから読むのもいいなと思った。せっかく買った原作なので読もうと思う。 が、あれを読まなければ。京極先生のあれを。ハードル高い😂
2023-10-29 13:03:39昨日カテコ何回も出てきてくれたんだけど、たぶん1回目?2回目かな、くらいの時に後ろはスタオベしてたんだよね。半分から前はそのとき全員座ってたので後ろ立ってたの気付いてなかったろうなあ。次のカテコで全員立ち上がってスタオベだった。
2023-10-29 13:08:44ラスト赤ひげ終わった! やっぱりすごく良かった〜長いけどあんまり長いと感じさせない面白さがある。全然退屈しない。見に来て良かったです。
2023-12-16 15:39:10生きて苦しんでいる姿は見ていられても、死ぬのは見過ごせないのか。 みたいなセリフがあるんだけど、これが初日見たときからずーっとつよい。つよく心に残る。赤ひげ。
2023-12-16 17:26:29おとよと子供との最初の交流シーン、何故だかえらく泣けてしまった。初日に見たときはそんなでもなかったのにな。あんなに幼いのに身の上がつらすぎて、だのに可愛らしく寄り添って、健気でいじらしくって。
2023-12-16 18:46:22最初見たとき保本先生ができるかどうかも分からないことを安請け合いしているように見えて、若いなぁ、そんな約束して責任取れるんだろうか……などと未熟さを強く感じていたけども、今見ると、ただただ優しく愛情深く感じられたなあ。この両方の気持ちは全部当然の感想だし、保本先生はきっとその全部
2023-12-16 18:57:07持っている。しかもそれはそんなに特別なことではないように思う。経験が浅く未熟で、だけど目の前で困っている人をそんな簡単に捨ててはおけない。 等身大の人をどう捉えるかって、こっちの見る目次第なんだと思うなあ。どういう心持ちで見るかで印象は変わる。
2023-12-16 18:59:47私はあらきくんの「え?」が凄く好きだなあというのを改めて思った。エダニクの時も思ったけど、あらきくんの「え?」て妙に生々しいんだよね。驚いたときの「え!」面倒くさそうな「え?」呆れ気味の「えぇ?」全部とってもリアル。上手く言えないけど、どんなお芝居のときも「え」でホッとする。
2023-12-16 19:02:44保本先生は「え?」を連発するんだけど、長々しいセリフ色々よりも、あの短い「え?」にとても分かりやすく感情乗ってる気がする。いつも好き。いつもいつも好きなんだよね。ほんとリアルなのよあらきくんの「え」は。
2023-12-16 19:05:36救いたいと思うのもエゴには違いない。その人の人生を代わりに生きることができないのに、そこにある地獄を変わってやることも出来ないのに、生きろ生きろと迫るのもエゴだ。だけど、救わずにいられない、だけど命を見捨てることが出来ない。医者のエゴの物語だなあと思う。良い悪いではなく。
2023-12-16 19:08:21お芝居が、すごくこう、荒木くんは、お芝居お芝居したお芝居をするので、その中で繰り出す「え」この一言だけが妙にリアルで生々しく、私はそこに快感を得ているのかもしれない。
2023-12-16 19:11:51私は赤ひげ先の、医者は人間であってはいけないとか、こう、精神……根性論……気合い入れればできないこともできる!!みたいなのが全然うけいれられないんだけど、でも先生自身もそれは分かってるんだよねきっと。分かっていつつもどこかで誰かが無理をしないと誰も何も救うことができないという現実
2023-12-16 19:21:38を、人一倍分かっているからこそのあの主張なのだろうなあとも思い…… 綺麗事を言っているのはいつも私の方なのだ……何も分かっていないのも、理想をふりかざしているのもいつも私の方だ……
2023-12-16 19:23:51客層がやはり年配の方が多いので、子供が親の気持ちを察してごはんを遠慮したり、死に行こうとするのを察して笑ったりする度に、そこかしこから「あぁ……」というため息のような声が漏れ……だけど初日もそうだったけど、つらいシーンが続いたあとの赤ん坊の誕生には「ふぁ〜」みたいな声が漏れている
2023-12-16 19:27:13私は赤ひげの初日、赤ん坊の誕生に「ふぁぁ……」みたいな声を漏らした客席のあの反応こそをとても愛しく思ってしまった。私もそう思ったから。死にゆく命があれば生まれる命もあり、生まれる命を感じたときに本当に嬉しいと思った自分と、きっと同じように思ったであろう年配の方々の声に、「人間」
2023-12-16 19:29:47赤ひげ先生の「この景色が見たい」という、この思いっきりなエゴ。これがこの舞台のいいところなんだと思う。私はこの最後の一言でこの舞台を受け入れた気がするんだよね。理屈じゃない、俺はこうしたいという、この先生の勝手な願い。だけどその勝手な願いで誰かが救われて誰かが今日一日笑えれば
2023-12-16 19:39:32この先生は報われるし、やっぱり誰かを助けようと思うんだろうな。 人は自分の人生しか生きられない。信じた道を行くしかないのだろうな。 そういう気がするラストシーン、すごく良い。
2023-12-16 19:42:01遠征があらゆる意味でしんどいので、もう何もかもやめようと事ある毎に思う日々なんですけど、こうして観劇すること、その時に友達やフォロワーさんの顔を見ること、知らない劇場に懸命に向かうこと、これらのことから完全に離れてしまってはならないという想いも強くなる。できる範囲でぼちぼち。
2023-12-16 19:54:59赤ひげ先生がお杉にかける言葉も印象的。人のお世話をすることや看病や介護ってあまり評価されないことが多い気がする。しかも看病していた人が亡くなってしまって、それこそ"徒労"って感じる場合もあるかもしれない。だけど先生はお杉に大きなことを成し遂げたって言うんだよね。心に残る。
2023-12-16 22:34:10