大企業社長な轟さんと×貧乏苦学生な鷹見くん

ひしょこ @hishoco

#えんほ小ネタlog ひーろーとは全く関係ない世界線で、シンデレラストーリー的なものが読みたくて妄想した炎ホ未満(出会い編) 財閥系商社の社長をしてる炎さん、スマホは苦手(あんな小さなデバイス使って作業するよりPCの方が断然早い(電子機器弱いわけじゃない))でガラケー愛用者。

ひしょこ @hishoco

だが、ひょんな事から出先で壊してしまう。通話にしか使ってないけれど、その日もいくつかアポが入ってて電話が使えないのは困る…と、慌てて目に付いた携帯ショップに入る。 でも、そこにはもうガラケーなんて初老向けのらkuらkuフォンの様なものしかない。 似たような端末、でも値段はピンキリ、

ひしょこ @hishoco

いったい何が違うんだ？大きさも違う…急いでるのに、困った。ここは息子に……ダメだ連絡手段に使う機器が壊れたからここに居るんだ。 うぅぅぅむ…とりあえず最新となってるモノを選べば間違いないか？と悩んでたら「あの～」と声をかけられる。白いジャンパーを着た若い男「お困りですか？」

ひしょこ @hishoco

「ずっとスマホ見て動かないので。お探しのものでも？」 「いや……」 販売員か、営業されるのは面倒だ。と思うも、グイグイ売りつけてくる訳じゃない。事情を話してみると、これまでの用途や不便を感じてたこと、何故スマホを嫌煙してたのかと真面目に聞いてくる。 一つ一つ回答すると、

ひしょこ @hishoco

「なら、その最新機種は合わないですよ。少し型落ちしますがコチラが良いかと」と別のモデルを差し出してくる。たん末の値段が安くなる代わりに、キーボードやペンも付けたらどうかと勧められる。 今度こそ営業か？と突っぱねようとするも、提案にはしっかり理由があって。確かにそれらを揃えると

ひしょこ @hishoco

不便さも、自分が思ってたスマホ操作の煩わしさも解消されそうな内容だった。 「お前の進めた一式用意してくれ。データは入れ直すのか？」 「壊れたガラケーから抜けるか見てみますね。生きてたら移行します。そちらおかけになってお待ち下さい」 15分ほどすると男が戻ってくる。

ひしょこ @hishoco

「データ無事でしたよ！電話がしたければ、ここタップして下さい。メールはここです。 お急ぎって言ってましたよね？今の2点を覚えておけば、今日は困らないかと。その他の操作はお時間ある時にこちらの説明書を読んでみてください。覚えたら便利な機能にはマークつけてあります」

ひしょこ @hishoco

もし困ったら、またここに来たらお前が教えてくれるのか？と聞くと、少し迷った青年はポケットから何かを取り出して、サラサラと書き込みを入れた。どうぞ、と手渡されたのは名刺。 「僕、このショップでバイトしてる、鷹i見って言います。お困りでしたらこちらの番号に電話下さい」

ひしょこ @hishoco

って出会う、大企業社長炎×貧乏苦学生ホ(鷹)の話。 スマホ操作レッスン→御礼→もう困ってないけどなぜか連絡は途切れない→時々会う→あれ…何してるんだ？？→それは…恋！ 愛瀬を重ねる度に違う世界の人間だ……って実感するのに止められないってありがちのやつがが見たくてつぶやいてたもの。