34へし歌(現パロR18) 長谷部は優しいんだよ。 そう言った歌仙に反応したのは長谷部ではなく宗三だった。歌仙、決め事の際に自分から物を言わない人間は優しいんじゃなくて狡いんですよ、つまり責任を取らないんですから。 何度もあげてるけど、うちのへし歌の長谷部さん狡くて悪い男なのでw
2020-04-11 21:02:3434へし歌(現パロR18) 長谷部は優しいんだよ。 そう言った歌仙に反応したのは長谷部ではなく宗三だった。歌仙、決め事の際に自分から物を言わない人間は優しいんじゃなくて狡いんですよ、つまり責任を取らないんですから。 何度もあげてるけど、うちのへし歌の長谷部さん狡くて悪い男なのでw
2020-04-11 21:02:3435へし歌 君には、自分の見たいものを見るちからがある。(略)見たいものを見続けるには目を反らさないでいないとならん。それは防御も何もなく世の中に投げ出されることに似ている。でなければそれは、明日死ぬと分かっていて美しいものを見るためにヴェネツィアに旅立つようなものだ
2020-04-11 21:16:2735へし歌 君には、自分の見たいものを見るちからがある。(略)見たいものを見続けるには目を反らさないでいないとならん。それは防御も何もなく世の中に投げ出されることに似ている。でなければそれは、明日死ぬと分かっていて美しいものを見るためにヴェネツィアに旅立つようなものだ
2020-04-11 21:16:27鶴丸さんが歌仙さんにこれを言うシーン、自分でもめっちゃ好きだし気合いも入れたし(脇役のシーンは主役ふたりより頑張って書いてるところありますですハイ)、読者様にも凄く気に入ってもらっててとても嬉しい。。。 へし歌(現パロR18) pixiv.net/novel/show.php…
2020-04-11 21:21:30鶴丸さんが歌仙さんにこれを言うシーン、自分でもめっちゃ好きだし気合いも入れたし(脇役のシーンは主役ふたりより頑張って書いてるところありますですハイ)、読者様にも凄く気に入ってもらっててとても嬉しい。。。 へし歌(現パロR18) pixiv.net/novel/show.php…
2020-04-11 21:21:3036おてかせR18 「ついでに床の間の花も始末しておくれ。みっともなくなってしまった」 御手杵はそこでようやく床を見た。 益子焼に活けられた紫色の花がひとひら、ふたひらと散っている。 抱いて抱かれて春がいく pixiv.net/novel/show.php… 益子焼(結城の近く)飾るあたりで察してあげて
2020-04-11 22:42:2436おてかせR18 「ついでに床の間の花も始末しておくれ。みっともなくなってしまった」 御手杵はそこでようやく床を見た。 益子焼に活けられた紫色の花がひとひら、ふたひらと散っている。 抱いて抱かれて春がいく pixiv.net/novel/show.php… 益子焼(結城の近く)飾るあたりで察してあげて
2020-04-11 22:42:2437おてかせ 「むかつくなあ」 ぼそりと漏らした言葉ほど、御手杵は怒ってはいなかった。その証拠に眉がさがっている。 「仕方あるまい。俺はあれが名もないころから知っている」 春疾風 pixiv.net/novel/show.php… おてかせの添え長谷部さんが偉そうなのとっても好き☆
2020-04-11 22:46:0037おてかせ 「むかつくなあ」 ぼそりと漏らした言葉ほど、御手杵は怒ってはいなかった。その証拠に眉がさがっている。 「仕方あるまい。俺はあれが名もないころから知っている」 春疾風 pixiv.net/novel/show.php… おてかせの添え長谷部さんが偉そうなのとっても好き☆
2020-04-11 22:46:0038おてかせ 応、とこたえた槍と入れ替わるように桜吹雪が吹きぬけた。 槍が降らす花びらが畳にちっている。へし切長谷部はそれを見て、ため息のように微笑んだ。 春疾風――瞼の裏にも花の舞う朝のことだった。 pixiv.net/novel/show.php… うちの御手杵さんは突風が似合うなあと思って書いている
2020-04-11 22:53:5938おてかせ 応、とこたえた槍と入れ替わるように桜吹雪が吹きぬけた。 槍が降らす花びらが畳にちっている。へし切長谷部はそれを見て、ため息のように微笑んだ。 春疾風――瞼の裏にも花の舞う朝のことだった。 pixiv.net/novel/show.php… うちの御手杵さんは突風が似合うなあと思って書いている
2020-04-11 22:53:59つぎに青嵐(仮)という話しを予定してて、それが最終話なんだけど、なんかゴメン、書けていない。 春疾風に歌仙さん出てこなくて、でもCPの片方が出てこないはなし、めちゃくちゃ好きなの。ただ最終話だとチョットさみしいかなあって。
2020-04-11 22:56:00つぎに青嵐(仮)という話しを予定してて、それが最終話なんだけど、なんかゴメン、書けていない。 春疾風に歌仙さん出てこなくて、でもCPの片方が出てこないはなし、めちゃくちゃ好きなの。ただ最終話だとチョットさみしいかなあって。
2020-04-11 22:56:0039西洋歴史BL(レオナルド×ボッティチェッリ) おぼえておいででしょうか。わたくしが、あなたの大事なひとを天使の顔をした悪魔だと罵ったこと、彼との付き合いをやめてほしいとせがんだことを。 美の女神、海へ還る pixiv.net/novel/show.php…
2020-04-15 20:26:5439西洋歴史BL(レオナルド×ボッティチェッリ) おぼえておいででしょうか。わたくしが、あなたの大事なひとを天使の顔をした悪魔だと罵ったこと、彼との付き合いをやめてほしいとせがんだことを。 美の女神、海へ還る pixiv.net/novel/show.php…
2020-04-15 20:26:5440 名だたる公証人の息子でありながら、彼は私生児です。まっとうな市民にはなりようがないのです。あなたはひとをわけへだてなく愛することができるでしょうけれど、みながそうではありません。 そして、差別はことに上流と底辺よりはっきりと、市民という中間において顕わになるものです。
2020-04-15 20:33:1040 名だたる公証人の息子でありながら、彼は私生児です。まっとうな市民にはなりようがないのです。あなたはひとをわけへだてなく愛することができるでしょうけれど、みながそうではありません。 そして、差別はことに上流と底辺よりはっきりと、市民という中間において顕わになるものです。
2020-04-15 20:33:1041 彼が権勢並ぶものなき領主の息子であれば、または守るべき家名もない庶民の生まれならば、状況は違っていたでしょう。 ときにあなたは誰からも愛されて育てられた無邪気さで、そのぶんだけひとを追いつめることがあります。おそらく、彼も同じ気持ちなのではないかと思えるのです。
2020-04-15 20:35:2441 彼が権勢並ぶものなき領主の息子であれば、または守るべき家名もない庶民の生まれならば、状況は違っていたでしょう。 ときにあなたは誰からも愛されて育てられた無邪気さで、そのぶんだけひとを追いつめることがあります。おそらく、彼も同じ気持ちなのではないかと思えるのです。
2020-04-15 20:35:24今日はレオナルド・ダ・ヴィンチのお誕生日なので! ぼくの小説では、レオ様がミラノに行ったのはメディチ家のロレンツォ豪華公の指図で、背後に《ヴィーナスの誕生》のモデルのシモネッタ・ヴェスプッチの嫉妬があったことになってます。 karakusaginga.booth.pm/items/1692402?…
2020-04-15 20:36:23今日はレオナルド・ダ・ヴィンチのお誕生日なので! ぼくの小説では、レオ様がミラノに行ったのはメディチ家のロレンツォ豪華公の指図で、背後に《ヴィーナスの誕生》のモデルのシモネッタ・ヴェスプッチの嫉妬があったことになってます。 karakusaginga.booth.pm/items/1692402?…
2020-04-15 20:36:2342 ところで、アンガージュマン(engagement)なんてのは、サルトルが口にしないと意味がない言葉と思う。 でも、私はここに誓う。 自らを縛り、また開放する呪文として。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-04-22 19:51:4342 ところで、アンガージュマン(engagement)なんてのは、サルトルが口にしないと意味がない言葉と思う。 でも、私はここに誓う。 自らを縛り、また開放する呪文として。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-04-22 19:51:4343 文字通り、天使たちとの「契約」の証しとして、また、この「日記」のパスワードとしてこれを記憶し、ここに留める。 それが、古語においては《愛の誓い》であったことも忘れずに。 ENGAGEMENT――「下書」に記されていたテクスト、または深町姫香のパスワード より kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-04-22 19:52:3543 文字通り、天使たちとの「契約」の証しとして、また、この「日記」のパスワードとしてこれを記憶し、ここに留める。 それが、古語においては《愛の誓い》であったことも忘れずに。 ENGAGEMENT――「下書」に記されていたテクスト、または深町姫香のパスワード より kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-04-22 19:52:3544 「私の契約(engagement)を違えないで。もう私はサインをしたの。私はあなたたちにこの肉体やら精神やらをさんざんにいじられたことをどれほど恨んでいるかあなたが一番に知っているはずでしょう。もう私はもとに戻れない。きっと、あなたたちの主とやらがそうなように。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-04-22 19:57:5244 「私の契約(engagement)を違えないで。もう私はサインをしたの。私はあなたたちにこの肉体やら精神やらをさんざんにいじられたことをどれほど恨んでいるかあなたが一番に知っているはずでしょう。もう私はもとに戻れない。きっと、あなたたちの主とやらがそうなように。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-04-22 19:57:52『夢詩壷』で主役をやったときの深町姫香ちゃんはラストとっても可愛い感じだったのだけど、『遍愛日記』まで来てしまうと、なんというか、もう本当に戻れなくなってしまうのだよなあ。でも冒頭の時点でオチはここだったので、うん、ということを改めて
2020-04-22 20:00:15『夢詩壷』で主役をやったときの深町姫香ちゃんはラストとっても可愛い感じだったのだけど、『遍愛日記』まで来てしまうと、なんというか、もう本当に戻れなくなってしまうのだよなあ。でも冒頭の時点でオチはここだったので、うん、ということを改めて
2020-04-22 20:00:1545 夢使いが黒紋付袴なのはその当時の養蚕教師の習いとも、かつて明治天皇に夢を供したときの正装からだとも言われている。彼らの立場改善には日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一の労があったのは事実だ。 kakuyomu.jp/works/11773540… いつか渋沢栄一は書きたいし、澁澤龍彦も書きたい(同じ誕生日
2020-05-30 18:06:2645 夢使いが黒紋付袴なのはその当時の養蚕教師の習いとも、かつて明治天皇に夢を供したときの正装からだとも言われている。彼らの立場改善には日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一の労があったのは事実だ。 kakuyomu.jp/works/11773540… いつか渋沢栄一は書きたいし、澁澤龍彦も書きたい(同じ誕生日
2020-05-30 18:06:2646 祖父がなかなかに達者な紋章上絵師で、なおかつ商才もふんだんにあった。昭和の好景気にのっかって広い工房をかまえ、ひとを使って仕事した。その当時は夜中まで紋入れをして、朝にはデパートや問屋の営業さんが待ち構えるようにして出来あがった反物を次の工房や職人さん宅へ運んだという
2020-05-30 18:11:1746 祖父がなかなかに達者な紋章上絵師で、なおかつ商才もふんだんにあった。昭和の好景気にのっかって広い工房をかまえ、ひとを使って仕事した。その当時は夜中まで紋入れをして、朝にはデパートや問屋の営業さんが待ち構えるようにして出来あがった反物を次の工房や職人さん宅へ運んだという
2020-05-30 18:11:1747 「紋章上絵師なんてもう、この世界に何人いるのって話しじゃない?」 「たしかに~、でもさあ、紋は残るのにね」 そうね、とうなずいた。印刷紋だって貼り紋だってある。今じゃ画像ソフトで家紋を描くひともいる。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:12:5947 「紋章上絵師なんてもう、この世界に何人いるのって話しじゃない?」 「たしかに~、でもさあ、紋は残るのにね」 そうね、とうなずいた。印刷紋だって貼り紋だってある。今じゃ画像ソフトで家紋を描くひともいる。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:12:5948 「たとえ貴方がナポリ城に卵をおいて結界を貼った、あの伝説のナポリのヴィルジリオそのひとであろうとも」 夢使いは漆黒の双眸でヴィルジリオの青い目を見た。 だって、貴方は正真正銘のエイリアン(Alien)じゃありませんか――そう語るように。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:16:0148 「たとえ貴方がナポリ城に卵をおいて結界を貼った、あの伝説のナポリのヴィルジリオそのひとであろうとも」 夢使いは漆黒の双眸でヴィルジリオの青い目を見た。 だって、貴方は正真正銘のエイリアン(Alien)じゃありませんか――そう語るように。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:16:0149 夢使いは扶桑紋を身に着ける。その紋を描くのは紋章上絵師だ。彼らの描く円は宇宙だ。禅において悟りや真理をあらわすそれは、力ある者が扱えば円のうちがわに諸々の事象を閉じこめるものとなる。まして、日本の家紋のほとんどが植物なのだ。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:19:2349 夢使いは扶桑紋を身に着ける。その紋を描くのは紋章上絵師だ。彼らの描く円は宇宙だ。禅において悟りや真理をあらわすそれは、力ある者が扱えば円のうちがわに諸々の事象を閉じこめるものとなる。まして、日本の家紋のほとんどが植物なのだ。 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:19:2350 ヒロシは写生をしにそこに来ていた。生まれ育った土地だ。先祖の墓もそこにあった。墓地には藤の花が咲いていた。線香の煙の向こうに熊蜂の羽音が聞こえた。お互いに不意打ちだった。ワタシにとっても、彼にとっても。刈るものは、刈られるものに誤って名前を与えてしまった。
2020-05-30 18:30:5450 ヒロシは写生をしにそこに来ていた。生まれ育った土地だ。先祖の墓もそこにあった。墓地には藤の花が咲いていた。線香の煙の向こうに熊蜂の羽音が聞こえた。お互いに不意打ちだった。ワタシにとっても、彼にとっても。刈るものは、刈られるものに誤って名前を与えてしまった。
2020-05-30 18:30:5451 #東京恋愛地図 こじんまりとした居職部屋は聖域めいて、数十年の時間の澱がツムグの熱の籠った視線すら容易くのみこんでいく。 「先生くらい綺麗な線の引けるやつはこの世にもうほとんどいない」 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:33:4451 #東京恋愛地図 こじんまりとした居職部屋は聖域めいて、数十年の時間の澱がツムグの熱の籠った視線すら容易くのみこんでいく。 「先生くらい綺麗な線の引けるやつはこの世にもうほとんどいない」 kakuyomu.jp/works/11773540…
2020-05-30 18:33:44