ぷりーずきすみー|あずま #wtプラス お互い忙しくて中々一緒に過ごす時間が取れない東カップル「まだかかりそう?」家にいても仕事している東に彼女が声をかけるも、聞こえていないのか東からの返事はない。最近全然イチャイチャできてないし、自分も忙しいから我慢してるってのに。ちょっと
2024-02-25 12:45:34ムッとした彼女が東の読んでいる資料をパタン、と閉じる「ん?…どうした」「仕事、し過ぎじゃない?」「ハハ悪い、今日は何だかご機嫌斜めだな」余裕な東にさらにイラっとして「全然悪いと思ってない」「そんなことないよ」「ハァ…最近恋人っぽいこともしてないし」プイ、と踵を返した彼女の手を取り
2024-02-25 12:45:35自分の腕の中に引き込む東「なんだ、イチャつきたかったのか?」「何その言い方」まだご機嫌が治らない彼女の顎を掬って唇を結ぶ、少し身体をこわばらせた彼女の腰にもう一方の手を這わせる「キスだけじゃ終わりそうにないな」東の声に始まる蜜ごと。
2024-02-25 12:45:35ぷりーずきすみー| みずかみ #wtプラス 週報を書いているみずかみ、隣の彼女はジュースを飲みながらそれを横目に見ている「まだおわんないの?」「おー、2分前にも聞いてきたやん」「つまんないから、早く終わって」そのセリフも2分前に聞いた、みずかみは知らん顔でパソコンに向かっている「彼女と
2024-02-26 22:12:59デートの日に仕事する奴なんている?」「ここにな」「人でなし」ポカポカとみずかみを叩くも、もちろんこれもみずかみには何の効果もない「おきくんでも呼んで話し相手になってもらおうかな」「やめとき」携帯を取り出しポチポチと指を動かす彼女の手を
2024-02-26 22:13:00きゅ、と握るみずかみ。どうして、と視線だけ動かせば「彼氏よりおきがいいってか」「だって彼氏は構ってくれないじゃん」みずかみの視線はパソコンから動かないのに、長いため息をつくので「だるいアピールやめてよね」「ちゃうわ」ゆっくりこちらに首を動かし、何を考えているのかわからない瞳が
2024-02-26 22:13:00彼女を捉える「しばらく黙っとき」傾いたみずかみの顔が彼女に重なる「なにして」「おしゃべりなお口にチャックや」彼の骨ばった指が彼女の唇をなぞる。
2024-02-26 22:13:01ぷりーずきすみー|いずみ #wtプラス ぼだで急遽開催されたバーベキュー大会、仲良しのいずみと隣の席でワイワイ過ごす「飲み物無くなった!」誰かの声に夢ちゃんが「私買ってくるよ!」と挙手するので、いずみも慌てて手をあげる「おれも行く!」2人で連れ立って近くのコンビニへ。他愛のない話を
2024-02-27 22:04:53しながら戻る道すがら「そういえば最近サヤカ彼氏できたんだよ」「へぇ」同じクラスなこともあり、クラスメイトの話にも及ぶ「お前は彼氏つくんねーの?」急ないずみの問いに「欲しいなって思うけど、告白する勇気はないなぁ」「え?!お前好きな奴いんの?」自分が振っておいて想定外の答えに
2024-02-27 22:04:54動揺するいずみに夢ちゃんが言葉を重ねる「てか、いずみもいるでしょ?」普通のことじゃん、と言わんばかりの夢ちゃんにモゴモゴと口籠るいずみ「いるけどっ…!」「やっぱり!どんな子?」「お、まえ…」「え?」歯切れ悪く答えるいずみに、本当に聞こえなかったようで聞き返す夢ちゃん
2024-02-27 22:04:54「……っ、お前だよ、お前、夢のことが好きなんだよ!」半分叫ぶようないずみの告白に真っ赤になった夢ちゃんがモゴモゴする番「え、ちょっと、待ってよ…」「わり、お前の好きな奴?に取られたくなくて…」尻すぼみになるいずみの声に「私も、いずみのこと好き、だよっ…」「え…?!」お互い
2024-02-27 22:04:55真っ赤な顔で見つめ合う形になる。両手に持ったコンビニの袋を置いたいずみの両手が、夢ちゃんの肩にかかる「キス、してもいい?」「え゙、あ…う、ん」触れるだけのキスから始まるラブストーリー。
2024-02-27 22:04:55ぷりーずきすみー|ほかり #wtプラス お互い好意を持っていることがわかり、これは所謂両思いというやつ「付き合うか、俺たち」こくりと頷く彼女の手をギュと握れば、同じように握り返す小さな手「かわいいんだな、手も」しみじみと呟くほかりに「ぽかり、恥ずかしい…」真っ赤になった彼女が
2024-02-29 11:26:54俯いている「その顔は」ほかりの声が止まったので見上げれば、口元を押さえて同じくらい赤い顔の彼がいる。普段はポーカーフェイスの彼がこんな顔をするんだ、と少しだけ嬉しくなる「ね、ぽか…あ、あつしくんっ」その瞬間目を大きく見開くほかりと目が合う「反則だろ、それは」「だって、彼氏、
2024-02-29 11:26:55じゃん」なんだかもう、どっちがどれだけ赤くなるかの勝負をしているみたいに茹で蛸のふたり「…覚悟、しろ」ほかりの手が顎を持ち上げる、その視線は熱くて鋭い「してもいいか、キスを」その言葉を理解するのに少しだけ時間がかかる。おずおずと頷けば、ゆっくりとほかりの顔が近づいて重なる唇。
2024-02-29 11:26:55ぷりーずきすみー|つじ #wtプラス 付き合い始めの頃に比べたら、彼女に触れることに慣れてきたつじ。同じベッドで寝るだけでど緊張していたのに、今や熟睡できるように「う、寒い…」ゆっくり目を開けば布団を奪い取られた自分と、布団を顔まで被った彼女。思わず笑みが溢れ「欲張りさんだね」
2024-02-29 21:35:45呟いて遠慮がちに布団を引っ張ってみれば寝返りを打った彼女がこちらを向く、気持ちよさそうに眠っている「かわいいな」眠る彼女の頬や頭をスリスリと触ってみる。その指がそのまま彼女の唇をなぞる「…っ」つじの中に煽情的な気持ちがむくむくと湧き上がる「彼女ちゃん…」返事なんてくるわけないのに
2024-02-29 21:35:45呼びかけてみれば、彼女の声が小さく漏れる「…起きた?」もちろん返事はない。それを確認すると、つじはゆっくりと彼女の唇を食む、少し乾いた無防備な唇に自分のものを重ねる。じんわりと甘い蜜が溢れるような感覚に襲われ、思わず唇を離す「あ…だめ、かも」自分に言い聞かせるように囁いて、
2024-02-29 21:35:46ぷりーずきすみー|ふゆしま #wtプラス 真夜中に鳴り響くインターホン、すっかり寝ていたふゆしまが目を擦りながら鍵を回す「たらいま、しんじ」「おかえり、遅かったな」玄関を開ければベロベロの彼女がふゆしまに倒れ込んでくる。ほとんど引きずるようにして部屋に運び入れる「だいぶ飲んだな、
2024-03-01 22:02:49大丈夫か」「ん、」水を入れたコップを渡せばゴクゴクと喉を鳴らし飲みきる彼女「どうする、寝るか?シャワー浴びるか?」「かお、あらう」ゆらりと立ち上がり、トタタと洗面所へ向かう彼女を心配そうに見送るふゆしま、くあ、と欠伸をして待っていれば部屋着の彼女が戻ってくる「寝るか」
2024-03-01 22:02:50立ち上がったところで袖を引っ張られ振り返る「ちゅーして」「はっ…?」「ちゅーしたい」普段そんなことを言う彼女じゃないので、ふゆしまがびっくりして固まっていると、さらに袖が引っ張られる「あのねぇ…そんなこと言われてキスだけで終われると思うか?」苦笑いのふゆしまに「いいよ」
2024-03-01 22:02:50「今日は大胆だな」彼女の頬にするりと手を沿わせて口づけを交わす。触れたところから互いの舌が絡まる音にゾワ、と鳥肌が立つ。甘い嬌声と回された細い腕に夜はこれから
2024-03-01 22:02:50ぷりーずきすみー|かげうら #wtプラス あらふねにこげつのことで相談事があって作戦室で話していたら、かげうらが顔を出す「何してんだオメーら」「カゲか」「あらふねに相談のってもらってた」彼女があらふねと作戦室に籠ってるぞってみずかみあたりからチクられて、少し不機嫌なかげうら。
2024-03-02 20:46:25そんな彼を知ってか知らずかあらふねはスッと立ち上がり「んじゃ、俺はこのあとこうとランク戦の約束だからよ」「あらふねありがとう〜」「カゲも、またな」「…おう」二人きりの作戦室、かげうらが不機嫌なことが気になり彼女が口を開く「まさと、なんかあった?」「いや…」マスクの下の表情は
2024-03-02 20:46:26読めない「ふぅん?元気なくない?」「あー……」かげうらが頭を後ろで掻いたかと思えば、彼女をジィッと見つめ「疑ってるわけじゃねえけど」マスクを下ろし、彼女の唇に噛み付く「っ?!」びっくりした彼女が目をまんまるくしているところに「俺の彼女、っつーこと忘れんなよ」
2024-03-02 20:46:26ぷりーずきすみー|あらふね #wtプラス 「そろそろいいだろ」頬をぎゅむ、と掴まれあらふねの鋭い視線が刺さる。喋ることも顔を逸らすことも出来ないので視線だけをぷい、とよそへ逃す「仲直りだって言ってんだろ」「てちゅじがあやまれ」「ふはっ」うまく喋れない彼女に吹き出すあらふね、思わず
2024-03-03 23:02:37頬への力を少し弱める「わりぃ、お前面白すぎ」「何笑ってんの、まだ喧嘩中だよ」「だからもういいだろ」もはやなんで喧嘩したのかも忘れてしまったし、それでも自分から謝るのは負けた気になる。お互いに悪くないのだと思いながら、もうこの喧嘩にも飽きてきている「わかったよ、俺が悪かったよ」
2024-03-03 23:02:38これで満足か、と言わんばかりのあらふねに「全然心がこもってない」「クソうぜえな」その言葉に彼女の眉がぴくり、と動く「うざいとか、言うんだね?」「ちっ」「うわ、舌打ち」もうこうなってくると二次被害、今この瞬間のやり取りで別の喧嘩が勃発する「ちょっと黙ってろ」言い終わらないうちに
2024-03-03 23:02:38彼女の口を塞ぐ。言葉が飲み込まれた彼女の口端から甘ったるい声が漏れる「仲直りでいいよな」「う…」中々首を縦に振らない彼女の唇をまた塞ぎ、そのまま彼女の服に手をかける。抵抗をしないのはイエスの合図
2024-03-03 23:02:39ぷりーずきすみー|ゆば #wtプラス ゆばのお気に入りのケーキ屋さんのパウンドケーキがキッチンに置かれている。すごくお腹が空いている彼女「ふわふわ〜…ひとくちだけならいいよね?…味見しちゃえ」ほどよい甘さのスポンジに多幸感が広がる「ん〜おいしい!」「おい、何してやがる」背中から
2024-03-06 20:02:45聞こえるドスの効いた声にゆっくり振り返れば鬼の形相のゆば「あ、これは、その」「うまかったか?」「は、はい…とても」さっきまでの幸せそうな顔は何処、冷や汗を流しながら俯く彼女に「顔を上げろォ」「はいっ」反射で顔を上げれば腕組みしたゆばがズォンと立っている「食うな、とは言わねェ」
2024-03-06 20:02:46そうですよね、はい、勝手にこっそり食べたのがまずかったですよね「食いてェときは俺に言え」「はい…勝手に食べてごめんね?」少しでも許してもらおうと首を傾げて謝ってみれば、仏頂面のゆばの眉がピクリと動く「…味見すんぞ」「ぅぇっ?!」クイ、と顎を掬われゆばが唇を寄せる
2024-03-06 20:02:46ぷりーずきすみー|すわ #wtプラス すわの口元をじっと見つめる彼女に気づき「?どうした」「タバコってどんな味?」その言葉だけでぎくり、とした表情になるすわ「吸ってみた」「やめとけ」食い気味で遮られるので、思わずムッとする「自分は吸ってるのに」「俺ァいいんだよ」「なんでだよ」
2024-03-11 12:04:46「なんでもだよ」言い合いながらすわの口元のタバコを取ろうと跳ねる彼女の手をペチペチと払いのける「一本だけ、その吸いかけのでいいから」「だーめーだ」頑なに折れないすわに不貞腐れる彼女、やれやれと頭を振って「しゃあねぇな」呟く彼にぱあっと顔が明るくなる彼女、咥えていたタバコを
2024-03-11 12:04:46手に取ったすわが、もう一方の手で彼女の顎を優しく持ち上げる。口を小さく開けた彼女を見たすわがニヤリと笑う、そしてそのままその唇にカプ、と食らいつく「っ!」口の中いっぱいにタバコの苦味と焦げたような辛みが広がる「どうだ、これがタバコの味だよ」「騙した…」「騙してねーよ、
2024-03-11 12:04:47吸うのはだめだって言ってんだろ」涼しい顔をしたすわがまたタバコを咥えなおす「いい味じゃなかったろ?」「それは確かに…」お世辞にもおいしい、なんて言える感じではなかったが「じゃあどうしてこうたろうはずっと吸ってんの」「あー…そうだな…」後ろ髪を掻きながら言葉を濁す彼に強い視線を送る
2024-03-11 12:04:47ぷりーずきすみー|とうま #wtプラス 不適切な身体だけの関係の二人、とうまは絶対にキスをしてくれない。行為中になし崩しに顔を寄せてみても「だーめ」ってふにゃふにゃの顔で笑う「彼女いるの?」「いねえよ?」それなのにキスしてくれないんだ?セフれ、だから?「腹減らね?飯いこうぜ」頷いて
2024-03-14 23:19:21深夜のファミレスで食べる熱々のドリア、正面に座るとうまはラーメンを啜っている「夜中のカロリー摂取、沁みるねぇ」「とうまっていつも同じの食べてるよね」「一途なのよ」確かにこの関係もえらく長く続いている。お互いにこの関係に満足しているからだろうけど「とうまに彼女できたら、
2024-03-14 23:19:21ちょっとやだな」「おー?なんでよ」「彼女にはキスするでしょ?私はしてもらえないのに」なんかやだ、って不貞腐れてみる「なに、俺告られてる?」「へ?」いつの間にかラーメンを食べ終わったとうまが頬杖をついてこちらを見ている「俺とちゅーしたいんだろ?」「えっち中はしたいじゃん」「今は?」
2024-03-14 23:19:22今は?考え込んでいるととうまが腰を上げ、ちゅ、と音が鳴る「どうよ」「…っ!今、キスした…?」「お〜」頑なにしてくれなかったのに急に口付けられてパニックに「なん、」「俺は恋人にしかキスしねえ主義なのよ」「私たち、付き合うの…?」「嫌なの?」「嫌じゃ…ない」もしかして私、とうまのこと
2024-03-14 23:19:22